open 12-19|水木定休
11 fri. 17時閉店
18 fri. 16時閉店
20 sun. 店内イベント|笹久保伸
4/20(日) 笹久保伸
19:00/19:30 ¥3,500+1D
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●訳者サイン本 シュルレアリスムと抒情による蜂起|アニー・ル・ブラン/アンドレ・ブルトン
¥3,168
翻訳・文 松本完治 表紙画 トワイヤン 発行 エディション・イレーヌ 四六版上製美装本 フルカラー24頁図版入、全232頁 <荒廃せる現代世界への叛逆のメッセージ> 2016年9月東京。ブルトンと行動を共にした最後の伝説的人物、アニー・ル・ブラン が、現代世界への<感性的不服従>を観衆に呼びかけた来日の全記録。 併せて、アンドレ・ブルトン最高の詩篇『三部会』(新訳)と、エッセイ(本邦初訳)を 紹介、《アンドレ・ブルトン没後50年記念展》於:画廊「LIBRAIRIE6」での展示作品を カラーで収録。 (版元より)
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●訳者サイン本 等角投像|アンドレ・ブルトン
¥4,686
翻訳・編集 松本完治 発行 エディション・イレーヌ 500部限定保存版 A4変形美装本 写真・図版約160点収録、156頁 定価4,260円+税 最晩年のブルトンの貴重な2篇のエッセイ『等角投像』、 『この代価を払えばこそ』ほか、インタビュー2篇と、彼の愛読書リストに加え、 彼が晩年に発掘した22名の画家の作品をカラー図版で紹介、 さらに克明・詳細な年譜を収録、没後50年を機とした画期的編集本。 (版元より)
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●訳者サイン本 マルドロールの歌――今は冬の夜にいる|詩 ロートレアモン伯爵/画 ナディーヌ・リボー
¥3,080
翻訳 松本完治 発行 エディション・イレーヌ B5判カバー装 ドローイング33点入、フルカラー92頁 定価 2,800円+税 人類への愛憎と悲哀、造物主そして物質文明への激しい呪詛…… 殺伐たる21世紀の現代世界に対して、ますます輝きを発する叛逆の歌から、貴重な33章節を精選。 木炭、インク、鉛筆、顔料、パステルを駆使した現代フランスの鬼才、ナディーヌ・リボーのドローイング33点と新訳を対に付し、雨と降る流星のように美しいポエジーを贈る! (版元より)
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●訳者サイン本 太陽王アンドレ・ブルトン|アンリ・カルティエ=ブレッソン/アンドレ・ブルトン
¥2,475
翻訳 松本完治 発行 エディション・イレーヌ B5変形美装本 造本/アトリエ空中線・間奈美子 本文78頁、カルティエ=ブレッソンによるブルトン写真13点入り 定価2,250円+税 石を拾い、太古の世界と交感するブルトン。 その姿をカルティエ=ブレッソンが写真と文で伝える表題作を本邦初紹介。 石をめぐる秘教的(エゾテリック)な心象を綴った 晩年の名篇『石のことば』とともに、ブルトンの魔術的宇宙観の精髄をみる。 (版元より)
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●ステッカーつき SPEAK 1|夜なのに朝日
¥1,430
発行:ケンエレブックス 発売:クラーケンラボ A5判 縦210mm 横148mm 厚さ15mm 重さ 210g 192ページ 定価 1,300円+税 ISBN978-4-910315-51-5 これは詭弁か? 哲学か? はたまた単なるおしゃべりか? かおる、秋、純の“いつメン”3人組による、脱力系クリティカル雑談ワールド、ここに開幕。曖昧と安心は両立しない? 雨は世界からのメッセージ? フェスでノレる自分になりたい! 純度100%の勇気とは? となりの席から聞こえてくるような何気ない日常会話や、ふとした疑問から、新たな世界が見えてくる。 メディアサイト「NeWORLD」での大人気連載に加え、単行本限定の書き下ろしも収録。漫画家・夜なのに朝日がおくる、ファン待望のコミック第1巻。 (版元より)
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校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる|牟田都子
¥2,200
発行 アノニマ・スタジオ 定価 2200円(本体価格2000円) 言葉のあるところには、すべて校正がある。 世の中には様々な校正・校閲の現場があるはずなのに、現場に関わる人以外にはなかなか中が見えづらい。本書は、校正者の牟田都子さんが11箇所の校正・校閲の現場で働く方々に取材をした対談集です。 マンガ、レシピ、テレビ、辞書、ウェブ、法律書、スクール、地図、新聞、商業印刷物、雑誌、それぞれの現場における特徴や進行の仕方、仕事の醍醐味や難しさを伺い、その現場特有の仕事道具や、どのような経緯で今の仕事に就いたのかなども教えていただきました。 校正・校閲に興味のある方、言葉そのものに関心のある方にぜひ手にしていただきたい内容です。 (版元より)
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暗闇に手をひらく|大崎清夏
¥1,980
発行 リトルモア 装幀:服部一成、榎本紗織 仕様 四六判変形 並製 (天地170mm x 左右116mm x 束幅9mm) / 136ページ / 110g 発行日 2025年01月01日 ISBN / Cコード 978-4-89815-599-8 / C0092 定価 1,980 円(本体 1,800 円+税) 人間の作った小さな場所では 言葉はときどき、信じることが 震えてくるほど難しい。 想像もつかなかった光景を見て 何も持たずに逃げてきたあなたを 下ろした両手は抱きしめる。 (巻頭詩より) 軽やかに言葉と遊び、現実を深く見つめる人気の詩人・大崎清夏。 『地面』、『指差すことができない』(中原中也賞受賞)、『新しい住みか』、『踊る自由』に次ぐ、待望の第五詩集! 自分の手で作ること、描くこと。 辞書にない私の言葉を持って生きること。 戦争も災害もある今を生きている私たちが口ずさむと力になる、歌のような詩。 (私の生活はこっちだ、)と標になる31篇。 帯の推薦コメント: わたしの中に詩の種が蒔かれ 日常に言葉の風が吹き始める (写真家・植本一子) 詩的散文+小説集『目をあけてごらん、離陸するから』でも 多くの読者の心を掴んだ詩人による最新作。 *視覚障害、読字障害、上肢障害などの理由で紙の書籍を読むことが難しい方には、書籍をご購入されたご本人の私的利用に限り、テキストデータを提供しております。 ご所望の場合は、下記までお申し込みください。 購入確認のため、領収書等の写真やデータの添付をお願いいたします。 メールアドレス:info@littlemore.co.jp 電話:03-3401-1042 (版元より)
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並行日記|丹野杏香/古屋郁美/嶋田幸乃
¥1,870
リトルプレス B6変形(122*182mm)/240p 絵を描く、本のデザインをする、デジタルプロダクトをつくる、をそれぞれ仕事にする3人が、2024年5月から8月までの三ヶ月間、共有しながら書いた日記集です。
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反省しない日々|碇雪恵
¥660
SOLD OUT
リトルプレス 装丁:飯村大樹 ページ数:26ページ(2段組) サイズ:A5(中綴じ) リソグラフ印刷 嫌なことばかりに目を向けず、明るい気持ちで暮らしたい。大切な人との関係を自分の手で壊さないようにしたい。 そう願った碇は、これまでの人生の失敗を「反省」して「もうしない」と誓うZINEを作ろうと思い立つが、一転して「反省」って本当に必要? を問い始めてしまう……。そんな日々を綴った「今ここにあるこの暮らしこそが宇宙だよ」的日記エッセイ。
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俺の文章修行|町田康
¥1,870
定価1,870円(本体1,700円+税) 発売日: 2025.01.08 ページ数:264ページ ISBN:9784344043954 Cコード:0095 判型:四六判 ゴミカスみたいなおのれを命懸けで書いてきた。 町田康の文体に宿るその精神と技巧。はじめての告白 「お互い、ええ文章書こうで!」 ・千回読んだ『ちからたろう』がつくった文章の原型と世界観 ・ゴミ捨て場から持ち去った『ことわざ故事金言小事典』の活躍 ・筋道を見せる「プロレス」的文章と敵を倒すための「格闘技」的文章の違い ・文章のいけず――かさね、刻み、間引き、ばか丁寧、無人情/薄情、置換、時代錯誤、がちゃこ、国訛、半畳、ライブ、バラバラ――を使う ・「俺は」と書き始めるか? 「私は」と書き始めるか? その一瞬が次の内容を決める ・「書く姿勢」を取れるのは、いずれ此の世からいなくなる人間だけ この世にある、書くことでしか伝わらない現実。生きるための文章読本。 (版元より)
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たまごだいすき
¥924
発行:中央公論新社 文庫判 240ページ 定価 840円+税 ISBN978-4-12-207605-1 生卵は、王様みたいだった――西加奈子 ありふれているようで唯一無二の食材、たまご! 思い出の料理、忘れられない記憶、その姿が訴えかけてくる謎など、 多種多様なエッセイを読めば、 もっとたまごが好きになるはず。 収録作品 「卵」辰巳芳子 「玉子」高山なおみ 「極道すきやき」宇野千代 「プレーンオムレツ」阿川佐和子 「おうい卵やあい」色川武大 「卵焼きキムパプ」平松洋子 「ピータンのタン」新井一二三 「親子の味の親子丼」東海林さだお 「未観光京都」「続・卵焼きサンド」「卵サンド、その後のその後」「たどり着いたほんものの味!」角田光代 「幸福の月見うどん」稲田俊輔 「卵料理さまざま」阿川弘之 「鏡タマゴのクレープ」「神父さんのオムレツ」「タイの焼きタマゴ」玉村豊男 「残り物の白身を使ってフリアンを」甘糟幸子 「温泉玉子の冒険」嵐山光三郎 「たまごを数式で表した偉人たち」小林真作 「冷凍食品の話」西村淳 「たまごシールとわたし」ひらいめぐみ 「卵酒」小泉武夫 「ゆで卵」鎌田實 「フライパン問題と目玉焼き」江國香織 「ジャンクスイーツの旅」「迷路の卵」若菜晃子 「塗り椀の卵 微妙に重い」片岡義男 「オフ・ア・ラ・コック・ファンタスティーク―空想半熟卵―」森於菟 「鶏卵」矢野誠一 「ねェねェ私のこと好き?」佐野洋子 「茹玉子」水野正夫 「スポーツマンの猫」堀江敏幸 「やんなった」千早茜 「ゆでたまご」向田邦子 「カイロの卵かけごはん」西加奈子 (版元より)
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登場人物未満|文・くどうれいん/モデル・戸塚純貴
¥1,870
発行 KADOKAWA 定価: 1,870円 (本体1,700円+税) 発売日:2025年01月29日 判型:四六判 ページ数:160 ISBN:9784041155134 話題の俳優・戸塚純貴&作家・くどうれいんのコラボ企画が書籍化! 本とコミックの娯楽誌『ダ・ヴィンチ』で2023年から約1年連載された本企画。 都内の遊園地や釣り堀、ボードゲームカフェから、2人の出身地である岩手県の風景まで。 各所で撮影された戸塚さんの写真を元に、くどうさんが言葉で紡ぐ「この街のどこかにいるかもしれない人たち」の物語。 『ダ・ヴィンチ』誌面に掲載された15編に加え、写真家・小見山峻氏によるアーティスティックな世界観の中で撮影された戸塚さんの撮り下ろし写真、くどうさんによる書き下ろしエッセイ「戸塚さんを捕まえる あとがきにかえて」を収録。 戸塚さんの様々な表情と、くどうさんの描く色鮮やかな物語を存分に楽しめる1冊です。 (版元より)
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話の終わり|リディア・デイヴィス
¥1,980
翻訳 岸本佐知子 白水Uブックス 発行 白水社 出版年月日 2022/12/26 ISBN 9784560072455 判型・ページ数 新書・298ページ 定価 1,980円(本体1,800円+税) 「アメリカ文学の静かな巨人」デイヴィスの長編。かつての恋愛の記憶を綴る〈私〉の思考を硬質な筆致で描き出す。
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MONKEY vol.18 猿の旅行記
¥1,320
特集:猿の旅行記 ISBN:978-4-88418-4261 2019年6月15日刊行 Artwork: タダジュン 2 猿のあいさつ(柴田元幸) ブルース・チャトウィン 訳―柴田元幸 絵―タダジュン 10 僕はいつだってパタゴニアに行きたかった ――作家の誕生 19 ティンブクトゥーに行ってます (Gone to Timbuctoo) 24 旅先で 写真―ブルース・チャトウィン 36 対談 池澤夏樹+柴田元幸 移動は文学の必須栄養素 絵―伊藤若冲 50 川上弘美 リズボン 二〇一八 夏 写真―うやまりょうこ 59 柴田元幸 奇妙な旅文学 二十選 絵―フィリップ・ワイズベッカー 70 四元康祐 連詩小説 偽詩人の見果てぬ旅 artwork―平松麻 写真―ただ 80 小沼純一 読むたび、聴くたび、みるたびに 絵―ル・コルビュジエ 90 猿からの質問 一番最初の旅 ブレイディみかこ 西川美和 谷崎由依 是枝裕和 宇多丸 96 池澤夏樹 1998 ムスタン日誌 写真―池澤夏樹 絵―謝孝浩 6,48,98 バリー・ユアグロー 路上で/ヒキガエル/宇宙で 訳―柴田元幸 artwork―桑原弘明 102 イッセー・カバーズ イッセー尾形 乳母の懺悔 絵―イッセー尾形 134 百の耳の都市 古川日出男 陰翳礼讃 artwork―高田安規子・政子 写真―ただ 138 このあたりの人たち 川上弘美 改鼠 写真―野口里佳 140 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 地表上のどこか一点 144 猿の仕事 146 本号の執筆者/次号予告 149 ゲヴィン・バリー 雨神の緑、情熱のごとく暗く 訳―柴田元幸 写真―Ciaran O Tuama (版元より)
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東京エレジー|安西水丸
¥814
ちくま文庫 定価814円(10%税込) ISBN 978-4-480-02330-8 刊行日 1989/07/25 判型 文庫判 ページ数 208頁 どこか影をひきずった女たちとの出会いと別れ。かけがえのない友との交遊。50年代の東京を舞台に描く自伝的連作長編漫画。 (版元より)
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プレーンソング|保坂和志
¥858
中公文庫 初版刊行日 2000/5/23 判型 文庫判 ページ数 248ページ 定価858円(10%税込) ISBN978-4-12-203644-4 猫と競馬とともに生きる、四人の若者の奇妙な共同生活。〝社会性〟はゼロに近いけれど、神の恩寵のような日々を送る若者たちを書いたデビュー作。 (版元より)
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい|大前粟生
¥748
河出文庫 200ページ ISBN:978-4-309-41935-0 ● Cコード:0193 発売日:2023.01.10 恋愛を楽しめないの、僕だけ? 大学生の七森は“男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手。こわがらせず、侵害せず、誰かと繋がりたいのに。共感200%、やさしさの意味を問い直す物語 (版元より)
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ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活
¥2,200
編著=落合加依子、佐藤友理 エッセイ=100人の皆様 発行:小鳥書房 装丁・組版 佐藤友理 編集 落合加依子(小鳥書房)、佐藤友理 印刷・製本 シナノ書籍印刷株式会社 並製、B6、帯あり、240ページ ISBN978-4-908582-12-7 定価:2,000円+税 「部屋は、言葉を話すわけじゃない。でもありったけの息を吸って暮らすわたしたちを、静かに見守ったり叱ったりしているのかもしれない。 記憶も匂いもそこに残って、見慣れたはずの毎日の隙間に、あの恋やあの会話、さみしさ、まばゆさが染みついている。」 (「はじめに」より) きっと部屋にはそのひとそのものが表れる。意図した部屋でも、無防備な部屋でも。ほかの誰かと暮らす部屋ではない、ひとり暮らしの部屋ならなおさら。 そんな思いから、市井で生きる人たち100人に声をかけ、ひとり暮らしの部屋にまつわるエッセイを書いていただきました。部屋全体が写る写真と、お気に入りのものを写した写真も載せています。 私たちは、それぞれの部屋に流れる時間を想像しながら、この本を編集していました。 ひとり暮らしを始めたばかりの部屋、停滞と安堵が漂う部屋、その人の歴史が詰まった部屋、誰かの気配が残る部屋、これから先の長い時間が見えるような部屋…… それぞれの部屋の中に誰とも違う生活がある、ただそれだけのことなのに、100人分の暮らしの営みがこうして綴じられていることが、どうしてか心強く感じられます。 エッセイを書いてくださった方の中には、引っ越しをした人もいるし、今はひとりで暮らしていない人もいます。ひとり暮らしは突然始まったり終わったりする。ひとり暮らしでもそうじゃなくても、生活は形を変えながら続いていく。 だからこれは、とある時期に偶然そこにあった生活の、記録集のようなものです。 「ワンルームワンダーランド」といいながら、1Rのみならずさまざまな間取りの部屋を載せています。 小さなひとつの部屋(ワンルーム)から、限りない未来が広がっていきますように。 ■職業も住む場所もさまざまな100人の、ひとり暮らしの記録集 お笑い芸人/ 画家 / 大学生/ 喫茶店店主/ 会社員/ 学校職員/ 地方公務員/ D J/ デザイナー/ フリーター/ 編集者/ 研究員/ 詩人/ 本屋店主/ 事務職/ 書家/ 学芸員/ 文化施設職員/ 花屋/ ライター/ イラストレーター/ 映画監督/ 着付師/ NPO職員/ ラジオパーソナリティ / 縫う人/ 英語教員/ 映像作家/ ITエンジニア/ ピアノ講師/ ジビエ解体/ 料理家/ 医師/ カウンセラー/ 美容師/ 犯罪学者 ほか (版元より)
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犬の看板探訪記 関東編|太田靖久
¥2,090
発行:小鳥書房 表紙イラスト an ideal for living 装丁・組版 岩間佐和子、向阪伸一(ニシ工芸株式会社) 図版 是村ゆかり 編集 落合加依子(小鳥書房) 編集協力 佐藤雄一(小鳥書房) 印刷・製本 シナノ書籍印刷株式会社 並製、B6、帯・カバーあり、256ページ ISBN978-4-908582-15-8 定価:1,900円+税 「犬の看板」は簡単に見つかるときもあれば、何時間歩き回っても見つからないときもある。そのさじ加減が絶妙なのだ。そうやって出会いを重ねるほどに意外なつながりが見えてきて、ただのコレクションだけにはとどまらない奥深さに気づくことができる。 私は町を歩きながら、「ああ 日本のどこかに私を待ってる犬がいる」と、『いい日旅立ち』の歌詞を少し変えて小さく歌っている。「犬の看板」探訪がきっかけで初めて足を運んだ土地も多々あり、まさにディスカバー・ジャパンである。 (プロローグより) 犬の看板とは、「犬のフンを持ち帰りましょう」などといった文言とともに道に貼られている、美化啓発をうながす看板のこと。 犬看が好き、散歩も好き、そしてなにより犬が好き! これは、犬と犬看を愛してやまない小説家による渾身の犬愛(ワンワン・ラブ)偏愛録である。 大都会の真ん中から人里離れた山奥まで。史跡名勝などには目もくれず、ただひたすらにまだ見ぬ犬看を探し求める……。 関東地方を西へ東へ歩き回って発見した犬看は、なんと全412枚! その1枚1枚に対する愛を、著者のユニークな語り口とオールカラー写真で楽しめる1冊。 読み終わる頃にはきっとあなたも、町の犬看に自然と目が吸い寄せられるようになっているはず! 【ゲストも道連れ珍道中!】 ・滝口悠生(小説家) ・田中さとみ(詩人) ・鴻池留衣(小説家) ・わかしょ文庫(作家) 【もくじ】 プロローグ 〈第一回〉埼玉犬・志木駅編 〈第二回〉東京犬・23区編 その1 番外編 東京・世田谷犬編 〈第三回〉群馬犬編 〈第四回〉東京犬・都下編 ゲスト:滝口悠生 〈第五回〉茨城犬編 〈第六回〉茨城犬と埼玉犬・おかわり編 〈第七回〉山静地方・静岡犬と山梨犬編 ゲスト:田中さとみ 〈第八回〉福岡犬・遠征編 〈第九回〉神奈川犬編 ゲスト:鴻池留衣 〈第十回〉千葉犬編 〈第十一回〉東京犬・23区編 その2とその3 ゲスト:わかしょ文庫 〈第十二回〉栃木犬編 〈第十三回〉関東犬・追憶編と参拝編 解説 嶋 浩一郎 エピローグ 【探訪した場所】 <埼玉県> 新座市/所沢市/朝霞市/志木市/狭山市/飯能市/さいたま市/戸田市/長瀞町/皆野町/秩父市/寄居町/小川町/嵐山町/滑川町/東松山市/坂戸市/三郷市 <東京都> 23区/青梅市/福生市/武蔵村山/西東京市/東村山市/清瀬市/東大和市/国分寺市/東久留米市/あきるの市/羽村市/小平市/小金井市/昭島市/三鷹市/武蔵野市/日野市/多摩市/府中市/調布市/瑞穂町/稲城市/八王子市/国立市 <群馬県> 前橋市/高崎市/桐生市/伊勢崎市/太田市/大泉町/邑楽町/千代田町/明和町/館林市/板倉町/渋川市/東吾妻町/長野原町 <茨城県> 水戸市/茨城町/大洗町/小美玉市/石岡市/かすみがうら市/土浦市/阿見町/牛久市/笠間市/古河市/北茨木市/高萩市/日立市/東海村/ひたちなか市/那珂市/常陸太田市/常陸大宮市 <神奈川県> 秦野市/厚木市/松田町/開成町/南足柄市/小田原市/大井町/藤沢市/二宮町/大磯町/綾瀬市/大和市/座間市/相模原市 <千葉県> 柏市/我孫子市/千葉市/習志野市/浦安市/流山市/白井市/印西市/船橋市/鎌ヶ谷市/松戸市/市川市/市原市/大多喜町/勝浦市/御宿町/いすみ市/一宮町/成田市 <栃木県> 栃木市/野木町/小山市/足利市/宇都宮市/下野市/上三川町/日光市/鹿沼市/さくら市/高根沢町/佐野市/矢板市/大田原市/那珂川町/茂木町/市貝町/芳賀町/益子町/真岡市 <そのほか> 京都府/静岡県/山梨県/福岡県 (版元より)
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「犬の看板」から学ぶ いぬしぐさ25選|太田靖久
¥660
発行:小鳥書房 写真(表2-4):金川晋吾 仕様:B6、26ページ、フルカラー 価格:660円(税込) 文学フリマ東京で好評、愛犬家必見! 小鳥書房のWEB連載「犬の看板探訪記」スピンオフ企画です。 "「犬のフンを持ち帰ろう」といった文言で美化啓発をうながす「犬の看板」は、各市区町村に掲示されており、種類も豊富なため、たくさんの犬に出会うような興奮がある――。犬の看板探訪の世界へようこそ!" 「たいていの時間、犬のことを考えている」という小説家・太田靖久さんが犬の看板のDOGモたちの「しぐさ」を読み解きます。プロローグでは、「いぬしぐさ」のたしなみ方を提案。そしてインタビューでは創作と犬の看板探訪の関係について触れています。そして、写真家・金川晋吾さんの犬写真を3枚収録。おそらく世界初のリアルワンちゃんと犬の看板のDOGの共演が楽しめます。 小説家の頭の中を覗き、日常の楽しみを発見する1冊、ぜひご一読ください。 目次: ・「いぬしぐさ」をたしなむ ・犬の看板から学ぶ いぬしぐさ25選 ・インタビュー 小説家はなぜ犬の看板を探し回るのか (版元より)
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●サイン本 トレーニング|木耳
¥1,100
SOLD OUT
シリーズ人間 1 発行元:秋月圓 ページ数 80p 判型 148mm × 105mm 2025/01/31 発売 これまで日記も書いたことのない70歳の著者による、はじめての私小説──。これは私小説か、随筆か、はたまた回想録か。 70年の生を振り返り、いまでも自分の存在を支えてくれる大切な断片を描く。姪っ子の「ユカちゃん」、母に料理を学ぶ「ワカメスープ」、中学生が働く「パチンコ屋」、定年を迎え最後の仕事となった「清掃員のパートナー」、表題作「トレーニング」のほか、長編「南房総富浦」など全9編。 (版元より)
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納豆図鑑 50|村上竜一
¥2,200
リトルプレス 発刊日 : 2025年2月2日 ページ数 : 76p 価格 : 2000円+tax デザイン : tsumura design office 表紙イラスト : Hikaru Matsubara 発行所 : MURAKAMI PRO 印刷所 : 有限会社修美社 「全国各地にある地場の納豆を50個集めてみました!」 ついつい手に取りたくなるデザイン性の高い納豆を全国から厳選。北は北海道、南は九州まで。じっくり一つ一つ紹介しています。その他にもスタイリングやコラム企画なども混ぜ込んでいます。図鑑でありながらもアートな一面も垣間見れる一冊となっています。 (版元より)
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あの人の短歌
¥1,500
リトルプレス 著者・デザイン・発行者 森倉ヒロキ(NON) A6 22ページ 印刷・製本 ハグルマ印刷 2025年1月15日初版発行 幅広いジャンルで活躍する“あの人”の短歌が57首収録。 「あの人のつくった短歌をよんでみたいから、つくりました。」 芸人から版画アーティスト、エッセイスト、バンドマンまで、僕が普段から好きなたくさんのクリエイターさんたちに声をおかけしました。お気に入りの一首を見つけてみてください。 〈参加クリエイター〉 稲田 万里/作家・占い師 岡シャニカマ/プランナー 桂 九ノ一/落語家 戀田豊@あいうVo./建設業 齋藤 颯/デザイナーみたいなマーケッター 白川 烈/物書き 寺嶋 諒/イラストレーター 蓮根饅頭/コーヒー屋 店長 にぼしいわし・香空にぼし/芸人 譽良ベイビースターダスト/芸人 前田 小春/会社員 manamu/造形作家 森倉 悠希/グラフィックデザイナー ヤマケン/Re:name ドラム・作詞 山瀬 龍一/ライター 山田世紀末/グラフィックデザイナー、いろいろ 米田 ゆきほ/ライター レスポール田中/作曲家 若木 くるみ/版画家 (版元より)
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たまたま生まれさせられたあなたへ|垂井真
¥1,500
リトルプレス 発行 放課後 初版:2024年12月1日 装画:阿部りり音 装丁:domeki 印刷・製本:株式会社イニュニック この本は今年の1月31日、自分の誕生日にオンラインストアで行った企画で書いた掌編をまとめたものだ。 誕生日に本を購入くださった方へ「あなたの誕生日にまつわる掌編」を贈る、というこの企画には、22名の方が申し込んでくださり、およそ2ヶ月をかけて掌編と本を届けた。 実は掌編を書いている最中、幾らかの友人たちが「自分にも掌編を書いて欲しい」と言ってくれて、意気揚々と「もちろん!」なんて答えていたりしたのだけれど、22の掌編を書き終えた途端に書く原動力みたいなものがきれいさっぱりどこかに去ってしまって、結局書かずじまいになってしまった。 そもそも、なんでわたしはこの企画をやろうと思ったのだろう。不意にしよう、と思って、その勢いで応募の文章を書いてしまって、成り行きで22の話を書くことになったのだと思う。そう思うと、一つ一つはとても短いものだけれど、けれど、これは確かにあの時の自分じゃなければ書くことのなかったものだろうし、あの時の自分が取りかかる必要のあったなにかだったのだろう。 あえて言うまでもないことだけれど、生まれてきたことを祝われることが、誰にとっても嬉しいこととは必ずしも限らないと思う。ただ、わたしは「あなた」が生きつづけていること、それによって掌編を贈ることができたこと、あるいはこの本を手に取ってくださったという偶然を、大切に思いたいと思う。 あなたがたまたま生まれさせられたことについて、おめでとうと手放しに祝福することがわたしには出来ない。でも、その偶然に眼差しを向けていたい。掌編を書きながらずっと、そればっかりを思っていた気がする。 (本書「はじめに」より)