open 12-19|水木定休
4 sat. 出店のため店舗お休み
12 sun. 店内ライブ|yohaku
16 thu. sabakutoumei 出張タトゥー
18 sat. 店内ライブ|坂口光央/元山ツトム
26 sun. 店内ライブ|沼尾翔子/山内弘太
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本の栞ブレンドティー 15g
¥2,600
本の栞の5周年を記念して、茶人・松原佳奈さんによるオリジナルブレンドのお茶をご用意しました。 金木犀の華やかな香りと甘みがありながらも、軽やかに抜けるような味わいの台湾烏龍茶をベースとしたブレンドティーは、二煎、三煎と淹れることで味の変化も楽しめます。 ◯ 以下、松原佳奈さんより お店へ伺った際に陳列している本や空間から本と訪れる人との間に生まれる距離感やふんわりと軽快で心地よい温度を感じました。 ブレンドティーも同じ心地よいトーンを意識して、本や読み手に近すぎず遠すぎず、読書の時間・静寂な時間に寄り添うブレンドに仕上げました。 ◯ 名称 ブレンドティー 原材料名 半発酵茶(台湾)/金木犀/桑の葉 内容量 15g 賞味期限 2026年9月30日 保存方法 高温多湿、直射日光を避け保存してください。 製造者 松原佳奈 ◯ 松原佳奈 / tohke(トーク) 一杯の茶湯から展開される茶の本質に意識を向け、目に見えない感覚や場を満たす中国・台湾茶を使用したお茶会を開催する。 また香りや余韻を愉しむことにフォーカスした日常に寄り添うオリジナルブレンドティーの他、ブランドとのコラボレーションブレンドティーを製作している。 https://www.instagram.com/kn_h28/ https://www.instagram.com/tohke__/
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●予約 傷病エッセイアンソロジー 絶不調にもほどがある!
¥1,540
予約商品
2025年10月下旬入荷予定です 発行 BREWBOOKS 2025年10月17日 初版第一刷発行 サイズ 165mm × 110mm イラスト・題字 堀 道広 装丁 飯村大樹 企画・編集 尾崎大輔 星野文月 印刷・製本 モリモト印刷株式会社 *ISBN無し 生きていれば、予期せぬ苦難に見舞われることがある。 心も体も、いつも健康でいられるわけじゃない。 孤独や不安、思わぬ心境の変化や、誰にも言えない気持ち―― 病気や怪我に直面したときの心模様のリアルを、15名の書き手が綴った。 生きることの痛みと希望を映し出す、傷病エッセイアンソロジー! 【目次】 上坂あゆ美 起きてしまったことはどうしようもないから 金川晋吾 繊細な私の胃 尾崎大輔 明るくなっただけだった 堀 道広 鎖骨の思い出(漫画) 鳥井雄人 血、恐い こだま せっかく病気になったので 星野文月 骨折と婚約 武田砂鉄 サボってるって思ってるみたいよ 碇 雪恵 1997年8月11日 中村一般 歯医者ビビリが外科手術で親知らずを抜いたレポ(漫画) 三田三郎 人間的な「悪意」の気配 小原 晩 ぬう 玉置周啓 玉置 いとうひでみ 心のゆくえ(漫画) 飯村大樹 おいしそうな怪我 (版元より)
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仕事の壁はくぐるのだ|川島蓉子
¥1,980
発行:ミシマ社 四六判 240ページ 並製 価格 1,800 円+税 1,980 円(税込) ISBN978-4-911226-23-0 発売日 2025年8月21日 乗り越えなくても大丈夫! ブランディングディレクター、ライターとして活躍し、 現役のままに急逝した著者が綴り遺した、仕事と、生きることの秘訣。 人が集まり働く、そこに起こるさまざまなトラブルや葛藤=壁。 その壁をくぐったり、ずらしたり、かわしたり……。 戦略的な手段ではなく、声高な権利の主張でもなく、真摯に楽しく仕事をするため、編み出された実践の数々。 柔らかでしなやかな、川島さんからのエールが、たくさんの方に届きますように。――編集部一同 目次 壁・その1 上司と部下…ああ永遠の壁 壁・その2 やりたいこととできること 壁・その3 女性であるということ 壁・その4 おカネ…糧でもあり毒でもあり 壁・その5 仕事も家庭も自分も 壁・その6 その仕事に愛はあるか? 壁・その7 休むって、どうやるの? 著者プロフィール 川島 蓉子 (カワシマ ヨウコ) (著) ジャーナリスト。1961年、新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科修了。伊藤忠ファッションシステム株式会社にて、さまざまな分野の商品開発・ブランド開発に携わり、2021年退社。フリーランスとして、伊藤忠商事をはじめ、企業のブランドを強くするプロジェクトにかかわる。一方、ジャーナリストとして執筆を続け、著書に『ビームス戦略』『伊勢丹な人々』、共著に『すいません、ほぼ日の経営。』などがある。2025年1月逝去。 (版元より)
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縄文 革命とナショナリズム|中島岳志
¥3,080
発行:太田出版 四六変型判 432ページ 定価 2,800 円+税 3,080 円(税込) ISBN978-4-7783-1972-4 発売日 2025年6月26日 戦後日本は何につまずき、いかなる願望を「縄文」に投影したのか。 岡本太郎が縄文を発見し、思想家、芸術家たちのなかで縄文への関心が高まった。柳宗悦ら民芸運動の巨匠たちが縄文に本当の美を見いだし、島尾敏雄が天皇以前の原日本人の姿を託し、吉本隆明を南島論へと向かわせた。縄文は日本赤軍のイデオロギーにも取り込まれ、オカルトを経由しニューエイジ、スピリチュアリズムに至る。梅原猛が霊的世界を称揚する縄文論を展開し、「縄文ナショナリズム」を生み出すことになった。それは、一九九〇年代の右傾化現象のなかでさらに裾野を広げている。 戦後日本人の新たな精神史。 あらゆる「日本」が投影される縄文の現代史を網羅し、 その思想の体系を詳述した重要な一冊。 ――いとうせいこう アナーキストも保守思想家も、縄文には夢をたくしてきた。 その系譜を細大もらさずおいかける、超古代幻想の現代史。 ――井上章一 ◯ 目次 序章 戦後日本が「縄文」に見ようとしたもの 火起こし器に魅了される/線刻壁画と死者の世界/プリミティブへの憧憬――ルソーにおける「透明」と「障害」/縄文をめぐる戦後精神史へ 第一章 岡本太郎と「日本の伝統」 縄文発見 日本とは何か/国立博物館「日本古代文化展」/一九五一年十一月七日/日本の伝統とは何か/縄文vs弥生/縄文土器――「アシンメトリーと不調和のバランス」/「四次元的性格」/掲載された写真 対極主義と「日本の伝統」 闘いとしての芸術/人類博物館とマルセル・モース/バタイユとコジェーヴ/日本の「伝統」への失望と「対極主義」/縄文土器に見出したもの/縄文土器論の加筆/秋田の「なまはげ」――原始宗教の現われ/花巻の鹿踊り/民芸運動への懐疑 第二章 民芸運動とイノセント・ワールド 民芸運動と「原始工芸」 東京高等工業学校窯業科/図案家・杉山寿栄男と「原始文様」/芹沢銈介と芹沢長介/日本民藝館での「アイヌ民芸品大展観」 濱田庄司の縄文土器づくり 藤森栄一と白崎俊次/濱田庄司への依頼/縄文人は「日本の民芸の先祖」/古代土器複 製標本がもたらしたもの 最後の柳宗悦 イノセント・ワールド/古丹波の「灰被」/岩偶/「美の浄土」としての縄文 第三章 南島とヤポネシア 島尾敏雄の「ヤポネシア」論 南島論の興隆/大東亜戦争と南島経験/「治癒」と「救魂」/「ヤポネシア」論/古代 の生活が息づく南島 吉本隆明『共同幻想論』と「異族の論理」 吉本隆明『共同幻想論』/島尾敏雄×吉本隆明/「異族の論理」 ヤポネシアと縄文 谷川健一「<ヤポネシア>とは何か」/島尾敏雄の苦悩/縄文へ/縄文という「反体制的異端のバイタリティー」/「未来の縄文」 第四章 オカルトとヒッピー 空飛ぶ円盤と地球の危機 カウンターカルチャー/宇宙人との会見/超古代史へ/日本空飛ぶ円盤研究会と三島由紀夫/CBA(宇宙友好協会)と地球の危機/「古代宇宙人来訪説」と「宇宙考古学」/古代に現れた「太陽円盤」/古代太陽王国vs天皇/遮光器土偶は宇宙服を着ている/手塚治虫『勇者ダン』と「宇宙考古学」/北海道でのピラミッド建設 原始に帰れ!――ヒッピーとコミューン ヒッピーの誕生/新宿・風月堂/「われわれはいまだ知られざる文明の原始人である」 /部族と原始コミューン/「原始に帰れ」/コミューンの行き詰まり/列島改造論と南島/奄美大島の無我利道場/「原子化」から「原始化」へ 第五章 偽史のポリティクス――太田竜の軌跡 偽史と革命 華青闘告発/八切止夫の原住民史観/『日本原住民史』の出版/梅内恒夫「共産主義者 同盟赤軍派より日帝打倒を志すすべての人々へ」/八切史観からの影響とズレ/三人の世界革命浪人(ゲバリスタ)へ 「辺境」への退却 スターリンへの懐疑とトロツキーへの共感/辺境の最深部へ/そして、原始へ/日本帝 国主義の打倒/世界革命浪人(ゲバリスタ)と「反日本」/アイヌへの接近/「アイヌ革命論」と八切史観/梅内論文への応答/第二十六回日本人類学・民族学連合大会への乱入/シャクシャイン像台座削り取り事件から北海道連続テロ事件へ スピリチュアリティ・陰謀論・ナショナリズム 体調不良と「自然観の革命」/自然食=マクロビオティックへの傾倒/「原始の食」を取り戻す/桜沢如一の皇国主義をどう超えるか/再び日本原住民論へ/権藤成卿の社稷/UFO製作と一神教批判/日本人の使命と宇宙計画/家畜全廃論とエコロジー運動/ユダヤ陰謀論・縄文回帰・国粋主義/「縄文スメラミコト皇統」/縄文日本文明が世界を救済する 第六章 新京都学派の深層文化論――上山春平と梅原猛 上山春平の照葉樹林文化論 今西錦司の共同研究グループ/中尾佐助「照葉樹林文化論」の誕生/発想の元となった マナスル登山隊偵察隊/上山春平が探究した「日本文化の深層」/「山岳的」で「山棲み的」な日本文化/柳田國男と江上波夫への批判/盟友・梅原猛との対話 梅原猛――縄文とアイヌ 梅原日本学/「民族の基本的精神」/北海道へ/藤村久孝との出会い/金田一京助とい う壁/大野晋との対決――古代日本とアイヌ語/埴原和郎との出会い/東北への旅/呪術と精霊/「縄魂弥才」の日本/中曽根康弘首相との蜜月/「蘇る縄文」――狩猟採集文化の先進性/日本の精神が新しい世界の原理となる/国際日本文化研究センターへの批判/梅原日本学は国粋主義か/「森の思想」とエコロジー 終章 縄文スピリチュアルと右派ナショナリズム 「縄文」vs「弥生」/縄文左派――<天皇の超克>と<魂の救済>/一九八〇年代――精神世界とナショナリズム/西尾幹二『国民の歴史』と新しい歴史教科書をつくる会/スピリチュアルなナショナリズム あとがき 参考文献 著者プロフィール 中島 岳志 (ナカジマ タケシ) (著) 1975年大阪府生まれ。東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。大阪外国語大学外国語学部地域文化学科ヒンディー語専攻卒業。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了、博士(地域研究)。北海道大学大学院法学研究科准教授を経て、現職。専門は南アジア地域研究、日本思想史、政治学、歴史学。2005年、『中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義』(白水社)で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。同年、『ナショナリズムと宗教 現代インドのヒンドゥー・ナショナリズム運動』(春風社)日本南アジア学会賞受賞。主な著書に『秋葉原事件 加藤智大の軌跡』(朝日新聞出版)、『「リベラル保守」宣言』(新潮社)、『血盟団事件』(文藝春秋)、『アジア主義 その先の近代へ』(潮出版社)、『親鸞と日本主義』(新潮選書)、『保守と大東亜戦争』(集英社新書)、『保守と立憲 世界によって私が変えられないために』(スタンド・ブックス)、『自民党 価値とリスクのマトリクス』(スタンド・ブックス)『思いがけず利他』(ミシマ社)など多数。 (版元より)
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ATHÉ 2
¥1,100
※こちらの商品は食品ではありません リトルプレス 発行 PUY 袋の大きさ W135mm×H180mm 「ビール2杯分のアテ」になるZINE。ポテトチップスのような袋の中に、ZINEやノベルティのステッカーが封入されています。 2号のメイン企画は「お品書き探偵」。 画家のマメイケダさんによるお品書きの絵を、漫才師・金属バットのお二人に見てもらい、その酒場がどこにあるかを推理してもらいました。 マメイケダさんのお品書きポストカード、金属バットステッカー、オリジナルマッチ付き。
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ATHÈ 1
¥550
※こちらの商品は食品ではありません リトルプレス 発行 PUY 袋の大きさ W135mm×H180mm 「ビール2杯分のアテ」になるZINE。ポテトチップスのような袋の中に、ZINEやノベルティのステッカーが封入されています。 1号は、鳥の生態を研究する鳥類学者の川上和人さんに焼鳥屋での楽しみ方を教えていただいたり、SMの女王様に居酒屋にあるものだけでどういうプレイができるのかを披露していただいたり、専門家の酒場の楽しみ方を収録。読めば、こちらだってお酒が進むはず。 オリジナルステッカー付き。
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ダイブ・イン・シアター|柴田聡子
¥1,980
発行 青土社 価格 1,980円(本体1,800円) 発売日 2024年12月26日 ISBN978-4-7917-7693-1 はんぶん海に浸かって、 片目にたての水平線。 ——「ダイブ・イン・シアター」より 〈わたし〉の深層に潜り込んでいく、声から遠く離れて綴られた言葉たち。初の全篇書き下ろし詩集。 [目次] サイン会でもないのに Y字路 オカダヤ 相互代理抱擁哀愁 脚根関係 6月 憧れ 市庁舎 広場 鋭く深いなかなか無い 岬 冒険 さざ波 両手で受話器を Wanna be バス停 休憩、降車1 砂浜 チャンス 期待 うわさの天使 誓い 路上 ビルボード Holiday It's mine 休憩、降車2 死後初雑感 ひとりじめ 鷺 ダイブ・イン・シアター [著者]柴田聡子(しばた・さとこ) シンガーソングライター、詩人。2012年に1stアルバム『しばたさとこ島』をリリースして以降、歌うことを中心に据えながら、楽曲提供や映画・ドラマへの出演など幅広い活動を続ける。2024年2月に7thアルバム『Your Favorite Things』、10月に弾き語り盤『My Favorite Things』をリリース。2016年に刊行した第一詩集『さばーく』が第5回エルスール財団新人賞・現代詩部門を受賞してからは、詩、エッセイ、小説、絵本などの文筆活動も多数行う。『文學界』での7年にわたる連載をまとめたエッセイ集『きれぎれのダイアリー 2017~2023』を2023年に刊行。 (版元より)
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私のうた
¥1,980
企画 左右社編集部 発行 左右社 定価 1,980 円(税込) 刊行日 2025年08月29日 判型/ページ数 B6判変形 136ページ ISBN 978-4-86528-485-0 Cコード C0092 装幀・装画 装幀/脇田あすか 世界でたったひとつの歌集。 短歌を愛する人のための、手帳のようなノートブックです。 1ページにひとつずつ、全部で100のお題が記載されています。最初のページから毎日1首ずつ書いてみるもよし、ぱらぱらめくって開いたページのお題から書いてみるもよし、使い方はまったくの自由です。100首を書き終えたとき、あなただけのオリジナル歌集ができあがります。 自分では短歌をつくらない人もぜひ、アンソロジストとして、お題に沿った好きな短歌を集めて、作者名とともに書き留めてみてください。あなただけの特別な短歌アンソロジーができあがります。 お題はすべてシンプルなものですので、短歌だけでなく、詩や俳句や川柳、日記やイラストや歌詞など、使い方は無限大。どうか心のおもむくままに書き込んでみてください。 巻末にあるメモのページには、短歌になる前のアイデアや言葉や好きな短歌を書き留めたり、あとがきを書いたりするのもおすすめです。 奥付(最終ページ)の「著者」の欄には、あなたの名前を忘れずに。上段にはプロフィールの欄も設けましたので、そちらもぜひご活用ください。 【お題一覧】 花/声/触れる/手紙/コンビニ/未来/ぬいぐるみ/嘘/出会い/風/神様/猫/ゲーム/名前/雨/学校/瞳/眠る/都会/愛/亀/宇宙/遊び/血/扉/海/涼しい/七夕/笑い/友/透明/図書館/窓/走る/機械/誕生日/味/恐怖/旅/魚/クリーム/電話/山/おしゃれ/雷/つるつる/祭り/紙/車/揺れる/月/過去/ときめき/コーヒー/待つ/数字/街/欲/食べる/音/家/秘密/駅/忘れる/果物/苦い/飛ぶ/指輪/仕事/香り/お酒/クリスマス/森/甘い/川/雪/繋ぐ/犬/時間/火/正月/かわいい/棘/暮らす/チョコレート/草/休み/傷/星/遠い/歌/宝石/子ども/野菜/鳥/きらきら/信号/やわらかい/別れ/夢 (全100題) (版元より)
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夢のうた
¥2,200
編集 左右社編集部 発行 左右社 定価 2,200 円(税込) 刊行日 2025年08月29日 判型/ページ数 B6判変形 上製 136ページ ISBN 978-4-86528-484-3 Cコード C0092 装幀・装画 装幀/脇田あすか 夢の中では、光ることと喋ることはおなじこと。お会いしましょうーー穂村弘 どこから開いても〈夢〉につながる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 夢の入り口、いつもみる夢、叶わなかった夢、満ち足りた夢、夢のなかの街、夢から醒めるとき……100人の歌人がうたった、わたしだけの夢のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/天野慶/飯田有子/井口可奈/石川美南/伊舎堂仁/伊勢谷小枝子/伊藤紺/伊波真人/井上法子/今橋愛/上坂あゆ美/宇都宮敦/江戸雪/大田美和/大橋なぎ咲/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/尾崎まゆみ/小野田光/加賀田優子/笠木拓/加藤治郎/金田光世/椛沢知世/川谷ふじの/川野芽生/北山あさひ/木下龍也/工藤吉生/くどうれいん/黒瀬珂瀾/古賀たかえ/小島なお/斉藤斎藤/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹公人/佐藤弓生/菅原海春/菅原百合絵/鈴木加成太/鈴木ちはね/鈴木晴香/瀬戸夏子/染野太朗/谷川電話/谷川由里子/田村元/俵万智/千種創一/千葉聡/知花くらら/寺井奈緒美/堂園昌彦/橙田千尋/戸田響子/toron*/永井祐/永井亘/永田和宏/中村美智/中村森/ながや宏高/なべとびすこ/仁尾智/錦見映理子/野口あや子/初谷むい/服部真里子/花山周子/濱田友郎/早月くら/東直子/平岡直子/藤本玲未/穂村弘/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/水野葵以/水原紫苑/三田三郎/睦月都/望月裕二郎/盛田志保子/安田茜/山川藍/山崎聡子/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉川宏志/米川千嘉子/渡辺松男 (あいうえお順・敬称略、全100名) (版元より)
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セックス・ソバキュリアン|若鮎ひかり
¥1,500
リトルプレス B6 223ページ 1,500円 発行 2024年12月8日 2024年の年明け早々恋人に振られた30代女性が葉山莉子『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』を読んだ勢いでTinderをインストールし、葉山さんと同じようにマッチした人々と日記を交換、時には直接会ってみた日々の記録です。 タイトルにある「ソバキュリアン」は、飲めるけれども敢えてお酒を摂取しないライフスタイル「ソバーキュリアス」の実践者を指す言葉です。ソバキュリアンのように、セックスしないことを主体的に選択した半年間を端的に表すためこのタイトルにしました。 人との出会いや恋愛だけでなく、食べて飲んで仕事をする日常もたくさん盛り込んでいます。 日記を書いてみたい人、書いても続かない人、恋愛や結婚に焦りを感じている人、社会に対するモヤモヤに自分なりのアプローチをしてみたい人、おいしいものに目がない人、日々の暮らしにスパイスを加えてみたい人にぜひ読んでいただきたいです。 ○ 私が料理の準備に手間取っていてその13さんをひとりでお待たせする場面があったのだが、手持ち無沙汰からロールスクリーンで隠れている本棚を見たらしい。私は自分の本棚を見られるのに抵抗があるタイプで、思わず「セックスするより恥ずかしいんだけど」と口走ってしまった。彼は「僕はセックスするほうが恥ずかしいですよ」と真っ当なことを言ったあと、「本棚を見られるほうが恥ずかしいのはそういう遊びから〝あがった〟からじゃないですか」と続けた。 (5月×日) (版元より)
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20光年|INA
¥1,540
発行:リイド社 A5判 178ページ 定価 1,400円+税 ISBN978-4-8458-6786-8 CコードC0979 初版年月日 2025年4月3日 手のひらの中、思い出は星のように遠く光る。 『牛乳配達DIARY』や『つつがない生活』など、暮らしの中の豊かな情景が胸を打つ名エッセイ漫画を世に送り出してきたINAが描く、「記憶」と「思い出」にまつわる11の短編。 旧友との集まりで交わす忘れがたい別れの挨拶、もう会っていない友達との思い出、家が見届ける親子の40年、科学に導かれて考える小さくて壮大な記憶の旅――。 日々の生活から生まれた小さな物語は、過去から未来へと続く世界で生きる私たちの足元をやわらかく照らす。 トーチwebで公開した作品のほか、寄稿作品や自費出版のZINEでの発表作品などを収録。 ◉収録作品 「ATOMS FEELING」「Autumn Pageant」「川」「瀬戸の思い出」「北棟美術準備室横トイレ」「現在地」「歩道橋/少年」「路上」「KEEP THINKING」「K君」「20光年」 (版元より)
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うみべのストーブ 大白小蟹短編集
¥880
発行 リイド社 発売日 2022年11月25日(金) 判型 B6 ページ数 232ページ 定価 880円 (税抜本体 800円) ISBN 9784845861439 期待の新鋭、大白小蟹(おおしろこがに)・初単行本。生活から生まれた絵とことばが織りなす、珠玉の7篇。 俵 万智 「小蟹さんの澄んだ心の目。そのまなざしを借りて私たちは、忘れそうなほど小さくて、でもとても大切な何かを見つめなおす。たしかに降ってきたけれど、とっておけない雪のように。」 雪のように静か。冬の朝のように新鮮。 自分の気持ちに触れることができるのは、こんな時かもしれない。 [収録作品] ●「うみべのストーブ」 運命のように出会ったえっちゃんとスミオにも、ある日訪れた別れ。傷心のスミオを海に連れ出したのは、隣で彼を見守り続けていたストーブだった…。 「ふたりが…お互いに、好きだったこと 私はちゃんと覚えてる 何度だって思い出すよ」 連載時のカラーを再現し、2色刷で収録。 ●「雪子の夏」 トラックドライバーの千夏が雪の日に出会った、雪女の雪子。夏のあいだは消えてしまうという雪子に夏を見せてあげたい。忘れられない夏の物語。 「誰もあたしのことを 思い出してくれなくなったら こんなぼんやりしたまま 永遠に消えちゃうの? 」 ●「きみが透明になる前に」 ある日事故で透明になってしまった夫。彼の姿が見えないことにほっとしている自分はもう、彼を愛していないのだろうか…。見えないものに触れる、夫婦の絆のかたち。 「ねえ泉 ありがとう 僕を見つけてくれて」 ●「雪を抱く」 パートナーとの間の妊娠を知り、複雑な気持ちの若葉。大雪で家に帰れなくなったある日、偶然出会ったコウコと朝までの時間を過ごす。女性の身体をめぐる物語。 「わたしの身体が わたしひとりだけのものだったことなど 一度でもあっただろうか」 ●「海の底から」 仕事で忙しい毎日を送る深谷桃は、かつてのように小説を書くことができない。いまの自分はまるで海の底から上を見上げているようで…。創作に向き合うことができないでいる生活者の苦悩の物語。 「悔しい 書かなくても幸せでいられるのが」 ●「雪の街」 はなれていた親友の突然の死をきっかけに訪れた、昔住んでいた町。思い出のファミレスで出会った森田という男と、死んでしまったスーちゃんのことを思い出しながら、雪道を歩いていく。 夜の黒さと雪の白さは、彼らの弔いを静かに描き出す。 「鈴木さんがどこかで 元気でいてくれるといいなって ずっと思ってました」 ●「たいせつなしごと」 単調な仕事に明け暮れる毎日のなかで、いつのまにか自分の心は動かなくなっていた。いつかどこかのゲートが開いて、別の世界へ行けたなら…。暮らしのなかにある光を見つける小さな物語。 「何かを きれいだと思ったのは いつぶりだろう」
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るきさん 増補|高野文子
¥660
ちくま文庫 定価 660円(10%税込) ISBN 978-4-480-03211-9 Cコード 0179 整理番号 た-31-1 刊行日 1996/12/05 判型 文庫判 ページ数 128頁 のんびりしていてマイペース、だけどどっかヘンテコな、るきさんの日常生活って? 独特な色使いが光るオールカラー。ポケットに一冊どうぞ。
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もうすぐ絶滅するという煙草について
¥880
ちくま文庫 ち-15-3 編集 ちくま文庫編集部 発行:筑摩書房 文庫判 240ページ 定価 800 円+税 880 円(税込) ISBN978-4-480-44011-2 初版年月日 2025年5月8日 けむりにたゆたうひと時だった愛おしい――もはや絶滅寸前といわれる煙草飲みたちが、煙草への想いやあこがれ、禁煙の試みなどを綴ったユーモアとペーソスあふれるアンソロジー。「僕は体の健康よりも魂の健康や」「私は幼稚園に上がる前から煙草を吸ってゐる」などの名言も飛び出す、プカプカたのしい一服エッセイ。 目次 はじめに Ⅰ たばこすふ煙の垂るる夜長かな 芥川龍之介 人生は煙とともに 開高健 喫煙者の受難 中島らも タバコと私 遠藤周作 私とタバコ 高峰秀子 けむりの行衛 檀一雄 煙草 松浦寿輝 「文士と酒、煙草」 夏目漱石 煙草の人たち 久世光彦 仕事終わりに髪からたばこの香りが鼻をかすめるこの人生も気に入っている ヒコロヒー ぼくのたばこ 荒川洋治 喫煙者にとっても非喫煙者にとってもうれしいタバコ 米原万里 乞食時代 吉田健一 たばことライター 佐藤春夫 我が苦闘時代のたばこ 赤塚不二夫 煙草あれこれ(抄)丸山薫 パイプ 杉本秀太郎 パイプ礼讃 澁澤龍 パイプの話 安西水丸 憧れのパイプ、憧れの煙管 あさのあつこ 色里の夢は煙か 杉浦日向子 葉タバコの記憶 安岡章太郎 煙草ぎらひ 堀口大學 Ⅱ 煙草の害について 谷川俊太郎 嫌煙 なぎら健壱 けむたい話 山田風太郎 たばこ 常盤新平 喫煙 別役実 たばこ規制に考える 池田晶子 喫煙の起源について。 内田樹 煙管の雨がやむとき 柳家喬太郎 Ⅲ タバコをやめる方法 安部公房 禁煙の快楽 島田雅彦 非喫煙ビギナーの弁 東海林さだお 禁煙免許皆伝 小田島雄志 煙草との別れ、酒との別れ(抄)中井久夫 禁烟 斎藤茂吉 タバコと未練 赤瀬川原平 元煙草部 いしいしんじ 煙歴七十年 内田百閒 ののちゃん 7218 いしいひさいち 時の流れと煙草と 三國連太郎 (版元より)
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中島らも短篇小説コレクション 美しい手|中島らも
¥968
編集 小堀純 ちくま文庫 968円(税込) Cコード:0193 整理番号:な-48-2 刊行日: 2016/03/09 ページ数:352 ISBN:978-4-480-43349-7 JANコード:9784480433497 未発表の珠玉作品「美しい手」「“青”を売るお店」をはじめとする名短篇15篇を厳選。男たちが商店街でくりひろげる「日の出通り商店街いきいきデー」、椰子の実を40年頭上にのせる高僧の話「ココナッツ・クラッシュ」、ロックファンならずとも感涙の「ねたのよい」、親子の情愛を描く「お父さんのバックドロップ」など笑いとホラーと抒情の傑作集! 中島らも 1952年4月3日〜2004年7月26日。兵庫県尼崎市生まれ。作家、ミュージシャン。1992年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞受賞。 目次 美しい手 “青”を売るお店 日の出通り商店街 いきいきデー クロウリング・キング・スネイク ココナッツ・クラッシュ 琴中怪音 邪眼 EIGHT ARMS TO HOLD YOU コルトナの亡霊 DECO‐CHIN ねたのよい―山口富士夫さまへ 寝ずの番 黄色いセロファン お父さんのバックドロップ たばこぎらい
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庭の話|宇野常寛
¥3,080
発行:講談社 四六変型判 368ページ 定価 2,800 円+税 ISBN978-4-06-537791-8 CコードC0010 発売日 2024年12月11日 『暇と退屈の倫理学』『中動態の世界』への刮目すべき挑戦が現れた。 情報社会論より発せられた「庭」と「制作」という提案から私は目を離すことができずにいる。(國分功一郎) プラットフォーム経済に支配された現代社会。しかし、そこには人間本来の多様性が失われている。 著者は「庭」という概念を通じて、テクノロジーと自然が共生する新たな社会像を提示する。(安宅和人) *プラットフォーム資本主義と人間との関係はどうあるべきなのか? ケア、民藝、パターン・ランゲージ、中動態、そして「作庭」。一見無関係なさまざまな分野の知見を総動員してプラットフォームでも、コモンズでもない「庭」と呼ばれるあらたな公共空間のモデルを構想する。『遅いインターネット』から4年、疫病と戦争を経たこの時代にもっとも切実に求められている、情報技術が失わせたものを回復するための智慧がここに。 ○ 「家」族から国「家」まで、ここしばらく、人類は「家」のことばかりを考えすぎてきたのではないか。しかし人間は「家」だけで暮らしていくのではない。「家庭」という言葉が示すように、そこには「庭」があるのだ。家という関係の絶対性の外部がその暮らしの場に設けられていることが、人間には必要なのではないか。(中略)/「家」の内部で承認の交換を反復するだけでは見えないもの、触れられないものが「庭」という事物と事物の自律的なコミュニケーションが生態系をなす場には渦巻いている。事物そのものへの、問題そのものへのコミュニケーションを取り戻すために、いま、私たちは「庭」を再構築しなければいけないのだ。プラットフォームを「庭」に変えていくことが必要なのだ。(本文より) 目次 #1 プラットフォームから「庭」へ #2 「動いている庭」と多自然ガーデニング #3 「庭」の条件 #4 「ムジナの庭」と事物のコレクティフ #5 ケアから民藝へ、民藝からパターン・ランゲージへ #6 「浪費」から「制作」へ #7 すでに回復されている「中動態の世界」 #8 「家」から「庭」へ #9 孤独について #10 コモンズから(プラットフォームではなく)「庭」へ #11 戦争と一人の女、疫病と一人の男 #12 弱い自立 #13 消費から制作へ #14 「庭の条件」から「人間の条件」へ 著者プロフィール 著者:宇野常寛(うの・つねひろ) 批評家。1978年生まれ。批評誌〈PLANETS〉編集長。 著書に『リトル・ピープルの時 代』『遅いインターネット』(ともに幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、『母性のディストピア』(集英社)、石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)、『砂漠と異人たち』(朝日新聞出版)、『ひとりあそびの教科書』(河出書房新社)など。 立教大学社会学部兼任講師も務める。 (版元より)
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●サイン本 水上バス浅草行き|岡本真帆
¥1,870
発行 ナナロク社 定価:1870円(本体1700円+税) 仕様:168ページ、B6変形 装丁・絵:鈴木千佳子 ISBN:978-4-86732-010-5 C0092 ほんとうにあたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし 平日の明るいうちからビール飲む ごらんよビールこれが夏だよ 3、2、1ぱちんで全部忘れるよって今のは説明だから泣くなよ 【あの短歌のひと、岡本真帆の初めての歌集刊行!】 Twitterで発表する短歌は、数万件のいいねを連発。話題の歌人がまる1年をかけて書き上げた第一歌集です。 【担当編集より】 いま、短歌に才能が集まっています。岡本真帆さんは、日常に紛れる「喜び」を31音のリズムで弾けさせる名手です。 【岡本真帆さんからのメッセージ】 浅草行きの水上バス。 どこかに急いで向かうための乗り物じゃない。 むしろ、乗らなくてもいい、そんな乗り物。 なくても、生きていけるもの。 でもそういう存在が、心に潤いや光を与えて、 わくわくさせてくれるのを知っている。 そんな歌集をつくっています。 岡本真帆(おかもと・まほ) 一九八九年生まれ。高知県、四万十川のほとりで育つ。未来短歌会「陸から海へ」出身。
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●サイン本 気がする朝|伊藤紺
¥1,870
発行 ナナロク社 装丁:脇田あすか 仕様:B6変形 並製 120頁 収録歌:102首 価格:1,870円(税込) ISBN:978-4-86732-025-9 C0092 『肌に流れる透明な気持ち』、『満ちる腕』(ともに短歌研究社刊)の伊藤紺さんの第3歌集。 【著者より】 12月、ナナロク社より 3冊目の歌集『気がする朝』を刊行します。 掲載歌は102首。 その半分以上がまだどこにも出ていないあたらしい歌です。 2023年はわたしにとって、 もっとも短歌と向き合う年になりました。 歌のひとつひとつに今までなかった発光を感じ、 これが、自分の光なんだと気付きました。 この本を書けたこと、一生誇りに思う。 わたしの最高傑作です。 伊藤 紺 【収録歌より7首】 夏が来る たまに忘れそうになる わたしがすごくやさしいことを 駅まではいつもぴったり8分であなたに会わなくなってから2年 この人じゃないけどべつにどの人でもないような気がしている朝だ さみしくはないけど一人暮らしのこんなにも小さな燃えるゴミ 海を見た日は胸に海が残ること ふつうに人を信じてること その曲が始まるとみんな喜ぶというよりすこし美しくなる 僕らいっせいに喜び合って生きものは愚かなほうがきれいと思う 【著者プロフィール】 伊藤紺(いとう・こん) 1993年生まれ。歌人。2019年『肌に流れる透明な気持ち』、20年『満ちる腕』を私家版で刊行する。22年両作を短歌研究社より新装版として同時刊行。23年脇田あすか、穂村弘、坂巻弓華との展示「ことばとえの4人」(OFS GALLERY)ほか、NEWoMan新宿ショッピングエリアでのコラボ特別展示「気づく」など。
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一年前の猫|近藤聡乃
¥2,200
発行元 ナナロク社 発売日 2024/08/29 ページ数 120p 判型(実寸) 148mm × 105mm ISBN 978-4-86732-026-6 『A子さんの恋人』『ニューヨークで考え中』で人気の漫画家・アーティストの近藤聡乃さん。 一緒に暮らす猫たちとの生活を描いたエッセイ7編と、魅力的なカラーイラスト約20点を、本文、巻末の蛇腹、特典シールなど随所に収録した小さな作品集です。 【仕掛けが盛り沢山!】 文庫サイズの上製本に、金の箔押し、巻頭と巻末にはそれぞれ、二つ折り、蛇腹(四つ折り)の別丁扉付き。 さらに、特典シールも全ての本に挿み込み。すてきな小箱のような一冊です。 【本文より】 ニューヨークはもう冬である。今日の猫たちは一年たったら一年前の猫になる。来年もたぶん私は猫たちの誕生日を祝うのを忘れてしまうけど、一年前の猫たちの小さな声やあたたかさを忘れることはないだろう。 著者略歴 近藤聡乃 1980年千葉県生まれ。2000年にマンガ家デビュー後、アニメーション、ドローイング、エッセイなど多岐にわたる作品を国内外で発表している。主な著書に、コミックス『はこにわ虫』(青林工藝舎)、『A子さんの恋人』全7巻(KADOKAWA)、『ニューヨークで考え中』1〜4(以下続刊・亜紀書房)、作品集『近藤聡乃作品集』、エッセイ集『不思議というには地味な話』(ともにナナロク社)など。
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記憶を食む|僕のマリ
¥1,760
発行 カンゼン 2024年11月6日発行 サイズ 四六判 192ページ 商品コード 9784862557407 Cコード C0095 気鋭の文筆家・僕のマリが挑む、 「食」と「記憶」を繋げる珠玉のエッセイ。 思い出すことのかたわらにはいつも、食べものがあった。 大切な記憶も、ちょっとした記憶も、食むように紡いでいく。 noteの好評連載に書き下ろしを加えて待望の書籍化 全編書き下ろしの「自炊ときどき外食日記」も収録 ○ 長い間忘れていたことを突然思い出すと、狂おしい気持ちになる。 頭のなかで突風が吹いたような、満潮の海が荒れるような、 スノードームをひっくり返したような、 そんな風に全身の細胞が泡立つのを感じる。 頭で覚えていないようなことでも、 匂いや音で急に記憶の蓋がこじ開けられることもある。 忘れて、思い出して、また忘れて、そんなふうにあと何十年も 自分の内面と向き合っていくことになるのだ。 (本文より) ○ もくじ ⅰ チーズケーキの端っこ 朝食のピザトースト 真夜中の炭水化物 りんごを剝いたら 直樹の焼きうどん いつかマックで 退屈とコーラ 自炊ときどき外食日記 1 ⅱ 祖母と梅、メロンに焼肉、初夏の風 苺の効力 幻とコンソメスープ 先生となんこつ 社食の日替わり キッチンで缶ビール 炙ったホタルイカ 自炊ときどき外食日記 2 ⅲ サンタの砂糖菓子 考えるチョコチップクッキー 穏やかなフルーツサンド 不安と釜玉 酢シャンプーの女 食わず嫌い 明日のパン あとがき ○ 僕のマリ 一九九二年生まれ、福岡県出身。文筆家。二〇一八年頃から執筆活動を開始し、二〇二一年『常識のない喫茶店』(柏書房)を刊行。 ほかの著書に『書きたい生活』(柏書房)『いかれた慕情』(百万年書房)など。自費出版の日記集も作り続けている。犬とビールと喫茶店が好きで、料理はいつも目分量。
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●サイン本 毎日のことこと|高山なおみ
¥1,980
文・絵・写真 高山なおみ 発行 信陽堂 B6変形判 上製(170×116ミリ) 196ページ 協力 神戸新聞社 校正 猪熊良子 印刷進行 石橋知樹(アイワード) 編集+造本 信陽堂編集室(丹治史彦 井上美佳) 印刷 アイワード 活版印刷 日光堂 製本 加藤製本 ISBN978-4-910387-09-3 C0095 価格=1,980円(税込) 友だちに宛てた手紙のように、3年にわたり書きつがれた六甲での暮らし。 神戸新聞の好評連載のエッセイが書籍になりました。 料理家として、文章家として、レシピ集、エッセイや日記など多くの著書をもつ高山さんが生活の場を東京・吉祥寺から神戸へと移したのは2016年のこと。神戸での新しい暮らし、新しい友人との交流、コロナ禍での心象などを描いたエッセイ36編を収録。 文章のほか、イラスト、写真も高山さんによるものです。
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ここは安心安全な場所|植本一子
¥1,650
シリーズ わたしの現在地 2 リトルプレス 165ページ(カラー写真 16ページ) 2025年6月14日初版第一刷発行 発行者 植本一子 寄稿 徳吉英一郎 装丁 川名潤 校正 松井真平 協力 柴山浩紀 印刷 株式会社イニュニック 「自分自身で生きる」とは、どんなことだろう。 馬たちと過ごす静かな時間の中で、わたしは少しずつ自分を取り戻していった。葛藤を抱えながら生きてきた心と、変わっていく内面を見つめた、小さな旅の記録。 遠野で撮影された馬たちの写真と、書き下ろしのエッセイ8遍、詩を掲載。 ○ 偶然のように現れた、ギフトのような人や場所。この出会いがあったからこそ、わたしはひとりで歩き出す準備が整ったのだと思う。(本文より) ○ わたしの現在地とは わたしとあなたの現在地を見つめる 植本一子のエッセイシリーズです。
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日記集 柄シャツ以降|瀧本緑
¥1,300
写真:Ayumi Hina 装丁:瀧本緑 価格:1300円(税込) 全194ページ 『日記集 柄シャツ以降』は、2024年5月19日から2024年10月14日までの日記と、その日々に纏わる数編のエッセイ(note掲載済の作品については大幅に加筆修正)と映画にまつわる文章を中心にまとめた作品です。全194ページ。 よく出てくる要素 柄シャツ/文学フリマ/高円寺/小杉湯/小杉湯原宿/星野源/コーヒー/山本由伸/濱口竜介/TWICE/柴田聡子/ぼっち・ざ・ろっく!/Laura day romance/奇奇怪怪/都知事選/nephew/下北沢/佐藤ミケーラ倭子/くどうれいん
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集めずにはいられない|小谷実由
¥1,980
出版:ループ舎 本体:1800円+税 判型:120mm×185mm、184頁、仮フランス装 ISBN:978-4-9909782-9-7 C0095 収納は、まだギリいける。 モデル・ラジオDJ・エッセイストとして活躍する“おみゆ”の習性は「集めること」。そうして集まったTシャツ、ぬいぐるみ、猫の髭、ミンティアなど愛する物との日々を綴る、24篇のエッセイ。 写真家・島田大介による撮り下ろしの写真も多数収録。 ふと、手に届くところにあるのが大事なんだ。満足しないこの気持ちを、抱き集めた「モノ」が満たしてくれる。 それはきっと、自分を肯定してくれる"自分自身"だから。 ――ハマ・オカモト(OKAMOTO'S) 自分のことを話すときに、まず挙げてしまうのは「集めること」。どうしてものを集めちゃうんだろう。ずっと考えている。いいと思うものがあると集めずにはいられなくて、趣味というよりも習性のよう。(「はじめに」より) 著者 小谷実由(おたに・みゆ) 1991年東京生まれ。14歳からモデルとして活動を始める。自分の好きなものを発信することが誰かの日々の小さなきっかけになることを願いながら、 エッセイの執筆、ブランドとのコラボレーションなどにも取り組む。猫と純喫茶が好き。通称・おみゆ。 著書に『隙間時間』(ループ舎)がある。 J-WAVE original Podcast 番組「おみゆの好き蒐集倶楽部」ナビゲーター。 Instagram @omiyuno (版元より)