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2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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杉本博司 本歌取り 日本文化の伝承と飛翔
¥3,960
SOLD OUT
発行:くま書店 A4変型判 縦290mm 横230mm 厚さ25mm 304ページ 価格 3,600円+税 ISBN978-4-9912756-0-9 初版年月日2022年9月17日 和歌の伝統手法である「本歌取り」を日本文化の通奏低音と捉えた杉本は、時間の性質や人間の知覚、意識の起源といった長年追求してきたテーマを元に、千利休の「見立て」やマルセル・デュシャンの「レディメイド」を参照しつつ、独自の解釈を加えた発展的な「本歌取り」を試みる。圧巻の観音開きでみせる新作《天橋立図屏風》とその発想の源となった《三保松原図》、春日大社に関わりのある《金銅春日神鹿御正体》とそれを本歌とした《春日神鹿像》ほか、国宝を含むさまざまな名品を本歌に、杉本作品や杉本による名品の取り合わせとそこに添えられた試論から、現代美術作家・杉本博司の制作哲学が紐解かれていく。 目次 第一章 本歌取り 第二章 Noh Climax 第三章 書寫山圓教寺と性空上人 論考(神戸佳文、奥健夫、 増記隆介、 不動美里)ほか 著者プロフィール 杉本博司 (スギモトヒロシ) (著/文 | 写真) 1947年東京生まれ。1974年よりNY在住。活動分野は、写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理と多岐にわたる。2008年建築設 計事務所「新素材研究所」、2009年公益財団法人小田原文化財団を設立。1988年毎日芸術賞、2001年ハッセルブラッド国際写真賞、2009年高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)受賞。2010年秋の紫綬褒章受章。2013年フランス芸術文化勲章オフィシエ叙勲、2017年文化功労者。
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杉本博司 本歌取り 東下り
¥3,850
発行:くま書店 A4変形 226ページ 価格 3,500円+税 ISBN978-4-9912756-1-6 発売日 2023年9月28日 昨秋、西国の姫路で始まった杉本博司の本歌取り展は、東国である東京の地で「本歌取り 東下り」展と題され、新たな展開を迎える(2023年9月より、渋谷区立松濤美術館にて開催)。この間一年、杉本は数多くの新作を制作し、本来は和歌の作成技法である本歌取りについてもさらなる拡大解釈を進めていった。人類の歴史そのものが本歌取りの繰り返しであると捉えた杉本は、6つの章それぞれのテーマから、その歴史を遡行しながら考察を深めていく。本書では、前著『本歌取り――日本文化の伝統と飛翔』から一層の展開をみせた杉本流本歌取り論を100点以上の新作や蒐集品とともに集成し、人類の意識の本歌とは何かを探求するに至った、現代美術作家・杉本博司の思索の道程を辿る。 目次 序章 人類の曙 第一章 書における本歌取り 第二章 芸能における本歌取り 第三章 写真における本歌取り 第四章 富士山における本歌取り 第五章 記憶喪失的本歌の無意識的集合による本歌取り 第六章 海景から宙景へ
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戒厳令下の新宿 菊地成孔のコロナ日記 2020.6-2023.1|菊地成孔
¥2,200
発行 草思社 ISBN 978-4-7942-2675-4 定価 2,200円(本体2,000円) 判型 四六判 頁数 384頁 初版刊行日 2023年09月28日 神田沙也加、瀬川昌久、上島竜兵各氏への追悼、村上春樹氏との邂逅、コロナ感染記……。音楽業界を壊滅的状況に陥れたコロナ禍、その抑鬱と祝祭の二年半の記録。 菊地成孔 1963年、千葉県生まれ。音楽家、文筆家。菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、菊地成孔クインテット、ラディカルな意志のスタイルズ、新音楽制作工房を主宰するほか、ジャズ・ドミュニスターズ、Q/N/Kとしても活動。著書に『ユングのサウンドトラック』『時事ネタ嫌い』『レクイエムの名手 菊地成孔追悼文集』『次の東京オリンピックが来てしまう前に』『菊地成孔の粋な夜電波 シーズン13-16 ラストランと♂ティアラ通信篇』など多数。
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整体対話読本 こどもと整体
¥2,198
SOLD OUT
発行 土曜社 - 仕 様:四六判(190 × 129 × 12.3ミリ)208頁 - 番 号:978-4-86763-015-0 - 初 版:2023年9月30日 - 定 価:1,998円+税 「みんなこどもだったんだから」 ここに立ち返ってものを見れば、わかってくることがあるはずじゃないか。 子育て支援活動をライフワークとして続けてきた、整体指導者・川﨑智子と保育士らによる、こどもにまつわる対話集。赤ちゃんからイヤイヤ期、こどもの終わりと思春期まで、こどもの発育過程と子育てを、整体の観察技術でやわらかくひもといてゆく。こどもたちへ、またかつてこどもだった大人たちへおくる、人気の整体対話読本シリーズ第三弾。
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棍棒入門
¥1,100
SOLD OUT
発行 全日本棍棒協会 @greatkonbou https://lit.link/greatkonbou B5判 フルカラー44頁 幹部 東樫/千茅(会長) 西田有輝(デザイナー) 間宮尊(経営者) 豊川聡士(ヒットマン) 10日間の大棍棒展で500部が完売した『棍棒入門』増刷したぞピエエエエエエエエエエエエエエエイ! 大棍棒展に展示した棍棒200本超の写真を掲載。代表的な棍棒にはコメント付き。他にも棍棒の作り方から棍棒飛ばしのルール説明までを収録。全日本棍棒協会が贈る人類史上初の棍棒入門書。 [目次] ・棍棒とは何か ・「大棍棒展」の棍棒たち ・棍棒を作る ・棍棒のある暮らし ・棍棒飛ばし概要 ・全日本棍棒協会の歩み
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こん棒飛ばし大会のしおり
¥1,100
SOLD OUT
発行 全日本棍棒協会 @greatkonbou https://lit.link/greatkonbou B5判 フルカラー40頁 2022年10月7日(金)棍棒の日に開催された 「ZNKK X CUP 第0回全日本棍棒飛ばし選手権大会」の大会のしおりですねんんんんん! 出場チームの選手名鑑はもちろん、大KONBOU宣言、観戦の手引き、チーム結成案内、棍棒飛ばし誕生秘話など、しおり史を覆す圧倒的密度フルカラー40頁でお前の脳髄にダイレクトアタックお見舞いしまっするスティック‼︎ 世界の終焉と生誕を記念する一冊、『棍棒入門』の次はこれ。一家に一冊どうぞよろしう。 大会に参加してなくても棍棒飛ばしに興味ある人は買っといたほうがええでっせ。 ※ 28‐29頁の「チーム結成案内」にミスがあったため、こちらに正確な内容を記すとともに、修正版の画像とpdfを掲載する。 https://greatkonbou.jp/2022/10/14/%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0%e7%b5%90%e6%88%90%e6%a1%88%e5%86%85/
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わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい|鴨居羊子
¥990
ちくま文庫 990円(税込) Cコード:0195 刊行日: 2007/01/10 ページ数:368 ISBN:978-4-480-42297-2 思い切って買った、ひとひらの花弁に似たピンクのガーター・ベルト。「買った翌日から洋服の下につけた。私の中身はピンク色に輝き、おなかは絶えずひとり笑いをした。とくにトイレへ行くときがたのしみである。ぱっとスカートをめくると、たちまちピンクの世界が開ける。おしっこまでピンク色に染まっているようであった」。たった一枚の下着による感動が、鴨居羊子の人生を変えた。
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お前らの墓につばを吐いてやる|ボリス・ヴィアン
¥1,012
翻訳 鈴木創士 訳 河出文庫 264ページ ISBN:978-4-309-46471-8 ● Cコード:0197 発売日:2018.05.08 定価1,012円(本体920円) 伝説の作家がアメリカ人を偽装して執筆して戦後間もないフランスで大ベストセラーとなったハードボイルド小説にして代表作。人種差別への怒りにかりたてられる青年の明日なき暴走をクールに描く暗黒小説。 著者 ボリス・ヴィアン (ヴィアン,B) 1920年フランス生まれ。作家・詩人・ジャズトランペット奏者。代表作に『うたかたの日々』『心臓抜き』など。アメリカ文化に精通し、ジャズと文学を融合させたような前衛的作品を多数遺した。1959年没。 鈴木 創士 (スズキ ソウシ) 1954年生まれ。著書に『アントナン・アルトーの帰還』『中島らも烈伝』『魔法使いの弟子』。訳書に『神の裁きと訣別するため』(共訳)『狂人の二つの体制』(共訳)『歓待の書』『ロデーズからの手紙』。
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東山道エンジェル紀行|町田康/寺門孝之
¥1,980
発行 左右社 定価 1,980 円(税込) 刊行日 2021年09月15日 判型/ページ数 四六判 並製 102ページ ISBN 978-4-86528-016-6 Cコード C0093 装幀・装画 秋山伸+宮原慶子/装幀、edition.nord/装幀 寺門孝之の絵画から、町田康が物語を紡ぐ。 絵画と物語の融合を体現した造本も美しい、奇跡のような一冊。 「俺は生涯、死ぬまで追放者だ」 郷里を追い放たれた《追放者》たる俺は、生涯続く、目的地のない不毛な旅路を行く。軽発や案内侍に監視されながら、止まることを許されない俺を待ち受ける奇妙な出会い──泣き女、人虎、水中舞踏家、音楽女王、etc. 不毛な旅路の果てに《追放者》が見出した光景とは──。 絵画から着想を得て誕生した傑作パンクファンタジー!
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増補新装版 ライナスの毛布|高田ほのか
¥2,090
ユニヴェール6 発行 書肆侃侃房 ISBN978-4-86385-591-5 C0092 定価:本体1,900円+税 四六判、並製、144ページ 表紙イラスト イノウエマサル 第一歌集『ライナスの毛布』に新作短歌31首を加え、 イノウエマサルさんによる書き下ろしカバー装画と小沢真理さんによる新帯で刊行する増補新装版。 小沢真理『世界で一番優しい音楽』 たっぷりと未来が用意されている頰にそうっとおやすみなさい 【少女漫画の短歌化】チョコよりあまい恋があるってホントですか? より ほのかさんの一行は、なまえのない気持ちをとじこめた、一本の野の花のよう。この本は、大好きなひとに贈りたい花束です。 小沢真理(漫画家) 【収録歌より】 抱えると重みがふふふふふくらますふろくを包みふくらむりぼん しんにょうをスルリと描く祖父の手よ歩んできた道ぼくに聞かせて 絵付師が鳥に滑らす青色の羽の裏にはヘレンドの印 突然にながくなりたる祖母の名に生きた証の一字をさがす あの人の手紙を待っている夜がいつまでもいつまでも花束 【著者プロフィール】 高田ほのか(たかだ・ほのか) 大阪出身、在住。 関西学院大学文学部心理学科卒業。未来短歌会所属。小学生のころ少女マンガのモノローグに惹かれ、2009年より短歌の創作を開始。短歌の世界をわかりやすく楽しく伝えることをモットーに、短歌教室や講演、執筆活動を行う。『ライナスの毛布』(書肆侃侃房)、『基礎からわかる はじめての短歌』(メイツ出版) Instagram : @hono57577 URL : http://honokatanka.com Mail : honoka0730jp@yahoo.co.jp ユニヴェール 新鋭短歌シリーズ、現代歌人シリーズが生まれ、 短歌世界は思いもかけない方向にひろがりをみせている。 そして今、新しいレーベルが生みだされる。 ユニヴェールとは、短歌の壮大な宇宙。 これからもきっと、新しい歌人との出会いが待っているにちがいない。
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女人短歌 小さなるものの芽生えを、女性から奪うことなかれ|濱田美枝子
¥2,420
発行 書肆侃侃房 四六判/並製/320ページ 定価:本体2,200円+税 ISBN978-4-86385-581-6 C0095 装丁 成原亜美(成原デザイン事務所) わたしたちの短歌誌をつくろう! 女性のために女性自身の手によって編まれた歌誌『女人短歌』。第二次大戦の敗戦直後に創刊され、48年にわたって刊行された。 男性中心の歌壇のなかで結社を超えて女性たちが結束し、相互研鑽に努めた。女性歌人が活躍できる地平を切り拓いた功績は大きい。 五島美代子、長沢美津、生方たつゑ、阿部静枝、山田あき、葛原妙子、中城ふみ子、森岡貞香ら、『女人短歌』に集った歌人たちの熱き魂のリレーを追う。 歌誌『女人短歌』について初めての総合的研究書。 【本書に登場する発言の一部】 「私達を自由自在に詠わしてください。(中略)小さなるものの芽生えを、わが民衆から、女性から奪うことなかれ、と私は大きい声で叫びたい」(五島美代子) 「かつて女性は歌会の添え物でした」(森岡貞香) 「皆さん、男の人を頼っていてなにが出来ましょうや」(長沢美津) 「今までの古い殻をぬぎ、封建性をすて、ただひたすら作品の力による向上を目指す明るい集団を作りたいのが念願であります。ただ作品のみがものを言う正しい集りで終始したいと思います」(北見志保子) プロフィール 濱田美枝子(はまだ・みえこ) 1947年富山県生まれ。1973年日本女子大学修士課程修了後、私立フェリス女学院中学高等学校国語科教諭。在勤中、聴講生、客員研究員として二度母校に内地留学。2020年日本女子大学博士課程後期単位修得満期退学。同年4月より日本女子大学学術研究員として現在に至る。共著『祈り──上皇后・美智子さまと歌人・五島美代子』(藤原書店)など。
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多拠点で働く 建築・まちづくりのこれから
¥2,750
西田 司(編著)永田 賢一郎(編著)勝亦 優祐(編著)丸山 裕貴(編著)大沢 雄城(編著)藤沢 百合(著)石飛 亮(著)杉田 真理子(著)加藤 優一(著)中山 佳子(著)梅中 美緒(著) 発行:ユウブックス 4-6 縦188mm 横127mm 厚さ18mm 重さ 293g 256ページ 並製 価格 2,500円+税 ISBN978-4-908837-14-2 初版年月日2023年9月10日 建築家のための多拠点活動の手引き。人口減少・高齢化に伴う空き家の増加やまちの衰退などの社会問題を背景に、都市圏と地方を跨ぎ、活動する建築家が増えています。 出身地のまちづくりに関わる、いくつもの居場所をシェアする、二拠点で事務所を運営する、定期的に島に通うなど、9組のさまざまな働き方を紹介。縮小時代の建築家の可能性を探る一冊です。 はじめに 本書に登場する九組の建築・まちづくりの実践者は、たまたま同時代に多拠点で働く価値を見出し、自分なりの手法やプロセスを用いて、地域を移動しながら働くことを最大限に楽しんでいる。コロナ禍を経て在宅勤務やオンライン会議が一般的になったことで、住む場所を新たに選択したり、出社日を減らして自宅や気に入った場所で働く日数が増えている人も多いようだ。ただ本書で紹介する九組は、ほかのどの職種の人たちより、クリエイティブに、よりアクティブに、多拠点で働く意味や価値を引き上げ、建築・まちづくりの職種のポテンシャルを使い倒しているといえるのではないだろうか。 そもそも建築・まちづくり分野は、地域との関わりが強く、その土地にあるものや、その土地だから生み出せるものを形にしたり、その土地だからこそ活かせる環境や運用方法や仕組みを、リサーチしつつトライアンドエラーで実践していくことが多い。それにもかかわらず、実践を考えている若い建築・まちづくりのプレイヤーは、大学や企業が多い都市部に数多く存在し、地域にいくほど圧倒的に減少する。そのバランスの悪さは以前からいわれていたが、移住はハードルが高く、地域のプレイヤーを増やす方法論が待ち望まれていた。その方法こそ、地域に完全移住をするわけではなく、多拠点で働くことではないだろうか。コロナ禍によってオンラインでのコミュニケーションが一般的になったいまだからこそ、地域と都市の両方に関わることができる。仕事も辞めずに、副業的に、とりあえず思い立ったら、地域にある建築・まちづくりの実践フィールドに身を投げ出してみる。本書は、そんな地域に入っていく人が増えていく未来を見越してまとめられた。 ここに登場する実践者には自らつくり上げたメソッドを赤裸々に公開しながら、メリット・デメリットを整理し、多拠点で働く際に頭を悩ませる課題やリスク(会社に勤務しながらイレギュラーな働き方をすること、家の見つけ方、移動の費用をどう節約するかなど)をどうクリアしたのかできるだけ網羅してもらえるよう努めた。これら実践をまとめて一覧すると、読んだ人の頭のなかに、自分と近い部分や、真似したい感覚など、ピンとくる感覚がどこかで芽生え、自分好みの拠点で働くイメージが紡がれることだろう。 本書がそのような新しい働き方や地域活動の一歩を踏み出す一助になることができれば嬉しい。 西田司・永田賢一郎・勝亦優祐・丸山裕貴・大沢雄城 著者プロフィール 西田 司 (ニシダ オサム) (編著) 1976年神奈川県生まれ。1 999年横浜国立大学工学部建築学科卒業後、同年スピ ードスタジオ設立。2002~7年東京都立大学大学院助手。2004年(株)オンデザインパートナーズ設立、現在同代表。東京理科大学准教授、大阪工業大学客員教授、ソトノバパートナー。住宅・各種施設の建築設計や家具デザイン、まちづくりなどにて幅広く活動を展開。 永田 賢一郎 (ナガタ ケンイチロウ) (編著) 1983年東京都生まれ。横浜 国立大学大学院Y-GSA修了。 YONG architecture studio 代表。商店街の空き店舗を活用した設計事務所兼シェアキッチンの「藤棚デパートメント」を拠点に、空き倉庫を活用したシェアアトリエ「野毛山kiez」「南太田ブランチ」などエリア特化型のストックを活用した拠点づくりを横浜で展開。2020年より長野県北佐久郡立科町地域おこし協力隊を兼任。2023年長野県にて(同) T.A.R.P 設立。 勝亦 優祐 (カツマタ ユウスケ) (編著) 1987年静岡県生まれ。20 12年工学院大学大学院工学研究科建築学専攻修了後、2012年(株)日建設計。 2013~15年静岡にてフリ ーランスで活動。2015年勝 亦丸山建築計画事務所設立。2017年(株)勝亦丸山建築計画設立、現在同代表取締役。空間と使い手の持続可能な関係性を生み出し、新しいスタンダードを社会に実装することを目指す建築家チームとして、「その場所や前提の条件を探り(RESEACH)、そこに何が必要かを考え(DESIGN)、現場での実践を還元させる(OPERATION)」ことを指針とする。 丸山 裕貴 (マルヤマ ユウキ) (編著) 1987年埼玉県生まれ。20 12年工学院大学大学院工学研究科建築学専攻修了後、2012~16年(株)KUS一級建築士事務所。2015~18年工学院大学客員研究員。2017年に勝亦優祐とと もに(株)勝亦丸山建築計画を設立、現在同取締役。 大沢 雄城 (オオサワ ユウキ) (編著) 1989年新潟県生まれ。20 12年横浜国立大学卒業後、(株)オンデザインパートナ ーズ。まちづくりやエリア マネジメントなどの都市戦略の企画から実践まで取り組む。2021年より新潟市に(株)オンデザインパートナ ーズ新潟オフィスを開設。現在、横浜と新潟の2拠点にて活動を展開。 藤沢 百合 (フジサワ ユリ) (著) 1975年岡山県生まれ。1998年東京女子大学文理学部卒業後、不動産ディベロッパー勤務。2007~9 年工学院大学2部建築学科。2010~14年(株)ブルースタジオ。2014年(株)スタ ジオ伝伝設立、現在同代表。 2020年Art & Hotel 木ノ離開業。法政大学大学院兼任講師、名古屋造形大学非常勤講師。東京と岐阜の郡上八幡を拠点として「日本の伝統建築と生活文化を次世代に、世界に伝える」を目標に設計・不動産・宿泊業を柱に活動する。 石飛 亮 (イシトビ リョウ) (著) 1987年栃木県生まれ。2013年横浜国立大学大学院Y -GSA修了。2013-19年ノウサクジュンペイアーキテクツ。2019年WANKARASHIN 設立、現在同代表。2021年より横浜国立大学大学院Y-GSA設計助手。横浜と長崎県五島列島を拠点として、その場所の歴史や文化に接続するような建築をつくることを目指し、設計活動に取り組んでいる。 杉田 真理子 (スギタ マリコ) (著) 1989年宮城県生まれ。2016年ブリュッセル自由大学アーバン・スタディーズ修了。2021年都市体験のデザインスタジオ(一社)for Citiesを共同設立、現在同共同代表理事、(一社)ホホホ座浄土寺座共同代表理事。出版レーベル「Traveling Circus of Urbanism」、アーバニスト・イン・レジデンス「Bridge To」運営。都市・建築・まちづくり分野における執筆や編集、リサーチほか文化芸術分野でのキュレ ーションや新規プログラムのプロデュース、ディレクションなど国内外を横断しながら活動を行う。 加藤 優一 (カトウ ユウイチ) (著) 1987年山形県生まれ。東北 大学大学院工学系研究科博士課程満期退学。(株) 銭湯ぐらし代表取締役 、(一社)最上のくらし舎共同 代表理事、(株)オープン・ エー+公共R 不動産パートナー、東北芸術工科大学専任講師。建築・都市の企画・設計・運営・研究を通して、実践的なまちづくりに取り組む。近作に「SAGA FURUYU CAMP /旧富士小学校の再生」(基本構想・設計)「小杉湯となり」(企画・計画・運営)「万場町のくらし」(設計・施工・運営)など。著作に『銭湯から広げるまちづくり』(単著・学芸出版社)など。 中山 佳子 (ナカヤマ ヨシコ) (著) 1987年茨城県生まれ。2011年横浜国立大学大学院Y-GSA修了後、設計事務所に入社、現在に至る。2020年~明星大学建築学部非常勤講師。建築・都市・グラフィックの横断的デザインとディレクションをとおし、事業課題・地域課題・社会課題解決を目指す。おもな受賞に、iF デザインアワ ード(ドイツ)、北米照明学会Lumen Award(アメリカ)、空間デザイン賞・銅賞(日本)、サインデザイン賞(日本)、都市計画実務発表会都市計画コンサルタント協会長賞(日本)ほか多数。 梅中 美緒 (ウメナカ ミオ) (著) 1982年北海道生まれ。2008年工学院大学大学院工学研究科建築学専攻修了後、(株)日建設計。2018年より勤務しながら『旅をしながら働く』実証実験。世界の働き方を観察するフィ ールドワークを続けながら、 多くの企業のワークスタイ ルデザインを手掛ける。日本全国を多拠点生活しながらアドレスホッパーサラリ ーマンとして働き、2021年静岡県函南町移住。20 22年Unknown Meets Ethno graphy 創業。建築エスノグラファー、世界100ヶ国以上を旅するバックパッカー。
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谷川俊太郎詩集
¥4,180
発行 思潮社 発売日 : 2002/1/1 775ページ ISBN-13 : 978-4783723158 新鮮な感受性を示した不朽の名詩集『二十億光年の孤独』をはじめ、『六十二のソネット』から『21』にいたる六冊の詩集全篇と、同時期の未刊詩篇を収める。現代詩にゆたかな風を吹きこんだ著者の青春期の全詩業を網羅。
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windows|奥山由之
¥11,000
発行:赤々舎 Book Design:葛西薫、安達祐貴 Size: H194mm × W205mm Page:752 pages Binding:Cloth hardcover Published in June 2023 ISBN:978-4-86541-171-3 ¥ 10,000+tax 寄稿:堀江敏幸(小説家)、五十嵐太郎(建築史・建築批評家) 窓を通して人々を描く、"東京"のポートレート 奥山由之の新作写真集『windows』は、2020年4月から2022年11月までの2年半にわたり、東京都内で、約 10 万枚の不透明なガラス窓を撮影したシリーズです。奥山が初めてデジタルカメラを用いて撮影したこれらの写真群から、本書は 724 点を収載しました。 コロナ禍にあったこの時期、海外に赴くことの少なくなった奥山は東京の街を歩きながら、窓の表情に目を留めました。路面に面した窓の多くは、すりガラスや型板ガラスなどの不透明なガラスで、屋内にあるさまざまな日用品が透けて見えます。キッチンや浴室の水まわり、フィギュア、花、洗濯物、貼り紙、傘、神棚、自転車......窓枠に沿ってトリミングされた内部の空間は抽象的な模様となり、外部の影や映り込みも宿しながら、そこに暮らす誰かの存在を想像させます。それは一枚一枚の窓が、東京の人々の肖像画となる瞬間でした。 カメラのファインダーという窓から窓を覗いたとき、外と内との隔たりと思えたものがスクリーンとなり、その平面は新たな奥行きをもち得たのです。 奥山は前作『flowers』(2021 年、赤々舎)において、花を媒介にした亡き祖母との対話を描き出し、そこでは内から外への窓越しの眼差しが、あるひとりと向き合うことに重なっていました。本作『windows』では、外から内への眼差しによって見知らぬ誰かと対話し、その個々にして不特定多数の肖像は、自ずと足もとの社会を映し出すでしょう。 それぞれ異なるものが密集して建てられている東京の、常に流動的で過剰に生成される街の姿。不透明なガラス窓は、そこで暮らす人どうしの間合いを反映し、歴史的には、閉じつつも外光を透かす障子を起源とするのではないかと奥山は考えます。窓をめぐって建築や文化へも接続する『windows』は、時代の貴重な記録でもあります。 東京の街を丹念に歩きながら撮る奥山の足取りに、20 世紀前後のパリを撮影したウジェーヌ・アジェも思い浮かぶかもしれません。標本的にではなく、光や距離によって具象と抽象 のあいだを揺らぎ、立ち上がるイメージと生々しさが同居する『windows』。奥山作品の重要な転換点であるとともに、いまを、そして人々を写しとる独自の在り方は深い示唆を投げかけます。 "入り組んだ文化のレイヤーを持ち、建物がひしめき合う東京において、ある種のシンボルとも言える不透明な窓に、私は人々の表情を見た。 窓を見つめることは、見知らぬ誰かと見つめ合うことに等しいと感じた。 この静かな視線の行き交いが、「東京」という街で生きる人々の肖像画になり得ることを、心から強く願っている。" (奥山由之 前書きより) 装丁は、木や土の自然に由来する家の素材を イメージした黄土色の布装です。
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クリームソーダシティ 完全版|長尾謙一郎
¥1,980
SOLD OUT
発行 太田出版 価格 1,980円(本体1,800円+税) 判型 四六判 ページ数 560ページ ISBNコード 9784778322830 2017.6.12 鬼才・長尾謙一郎がおくる渾身の最高傑作、ここに堂々完結! “そこはある。きっとある。そこでは全てが完璧なんだ。” 雨の渋谷で政治家を襲撃したDr.皇とTAKO介は、気がつけば一瞬にして楽園「クリームソーダシティ」に立っていた。 謎の美少女に導かれ、楽園と日常とを行き来するTAKO介。 世界の真理に肉薄するDr.皇。 はたしてこれは現実なのか──? 2014年5月に「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)での連載が未完のまま突如終了し、長らくのあいだ漫画読みに語り継がれてきた幻惑の楽園譚『クリームソーダシティ』。 本当に描きたかった“結末”がここにある。
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渋谷音楽図鑑
¥2,640
著 柴那典/牧村憲一/藤井丈司 発行 太田出版 価格 2,640円(本体2,400円+税) 判型 A5判 ページ数 282ページ ISBNコード 9784778315757 2017.7.4 “渋谷には3つの坂がある。公園通り、道玄坂、宮益坂。 その坂と川、谷が時代の主役です。 流れ込む、蓄積する、淀む、噴き出す。 これこそが戦後史であり、日本のポップ、ロック音楽の産みの母体です。 やっと僕は自分史と音楽史を重ね合わせて定本を、 いや底本を創ることができました。” (牧村憲一) 牧村憲一は、大滝詠一、細野晴臣、シュガー・ベイブ、 山下達郎、大貫妙子、竹内まりや、加藤和彦、坂本龍一、 そしてフリッパーズ・ギターと出会った伝説の音楽プロデューサー。 その牧村が「坂と川と谷の街」である渋谷で生まれ暮らし、 巡り合った音楽たち、スタッフとして参加した伝説的プロジェクト、 幾多のミュージシャンとの交流やエピソードを加えて、 その50年をすべて語り下ろす! さらにサザンオールスターズ「KAMAKURA」、桑田佳祐「Keisuke Kuwata」、 布袋寅泰「GUITARHYHM」シリーズなどで知られる 音楽プロデューサー・藤井丈司が「夏なんです」「DOWN TOWN」 「RIDE ON TIME」「恋とマシンガン」「ぼくらが旅に出る理由」 「point of view point」に流れる都市型ポップスの系譜を 楽譜を元に徹底解析。それをまとめるのは「ヒットの崩壊」 「初音ミクはなぜ世界を変えたのか?」で知られる、 気鋭の音楽ジャーナリスト・柴那典。 ジェネレーションの異なる3人が集結し、 現在進行形で変わりつつある「2017年の渋谷」を舞台に語り尽くす。 なぜ、渋谷という街が日本の都市型ポップスの 一大潮流を生み出す拠点となったのか――。 その街が持つ“磁場”を、歴史、人、音楽、 そしてファッションから解き明かす。これぞ日本のポップス一大絵巻!!! 第1章 公園通り 1.公園通りと「パルコ文化」の誕生 それは一つの出会いから始まった 東京オリンピックが変えた渋谷の街/二人の鉄道王の因縁の戦い 坂道の先には、かつて米軍施設があった/新宿文化の爛熟 六九年、新宿から渋谷へ/ジァン・ジァンと「公園通り」の誕生 東京山手教会とサン・ジェルマン・デ・プレ 堤清二の都市文化戦略/街を劇場にした増田通二の野望 2.渋谷生まれの音楽プロデューサー 渋谷生まれ、渋谷育ち/映画三昧の幼少期 グリークラブが生んだ音楽業界の立役者たち 小室等と六文銭との出会い/フォークがメジャー化していく時代 フォークジャンボリーの伝説/『人間なんて』と『風街ろまん』 ユイ音楽工房へ/六文銭から始まるポップスの系譜 CMソングの世界へ/「サイダー'73」誕生 もう一つの拠点、桑沢デザイン研究所 第2章 道玄坂 1.日本のロックとポップスを育てた二つの拠点 BYGとヤマハが用意した七〇年代の出会い/道玄坂の栄枯盛衰 新宿ピットインから渋谷BYGへ/はっぴいえんどと風都市と道玄坂 桜丘町とニューミュージック・マガジン/はちみつぱいの誕生 『都市音楽』の証言/ひとつの時代の終わり 「ヤマハ中興の祖」川上源一が見た音楽の夢 2.シュガー・ベイブ、山下達郎、大貫妙子 山下達郎との出会い/シュガー・ベイブ、誕生 偶然と必然が山下達郎と大滝詠一を結びつけた ナイアガラ・トライアングル/一五秒の世界から三分の世界へ 『SONGS』誕生/荒井由実という「時代の突破口」 アワハウスの設立/シュガー・ベイブの解散 『グレイ・スカイズ』と『サーカス・タウン』 坂本龍一と大貫妙子の出会い 第3章 宮益坂 1.ポップスの担い手を育てた坂の上の学校 『サーカス・タウン』完成/古い血と新しい血 「青い森」と忌野清志郎と井上陽水 青山学院大学が生んだ職業作家たち ブルーマウンテンボーイズと細野晴臣/ムッシュかまやつの好奇心 サザンオールスターズからピチカート・ファイヴ、オリジナル・ラブへ 2.七〇年代から八〇年代への橋渡し 七九年の地殻変動/一人のスターが時代を変える 竹内まりやと加藤和彦/『ポパイ』と西海岸ブーム プロデューサーの矜持/大貫妙子の「ヨーロッパ路線」 第4章 原宿 1.音楽と広告とファッションの蜜月関係 原宿セントラルアパートへ/そこはクリエイターたちのサロンだった ワシントンハイツが生んだ磁場/原宿がファッションの街となるまで 原宿とパルコ文化とセゾン文化 2.八〇年代の爛熟、そして狂騒の終わり 広告文化への接近/「い・け・な・いルージュマジック」ができるまで 本気の遊び心が時代の潮流を生んだ/八三年の疲弊感 MIDIレコードとノン・スタンダード/原宿の「解体」 ニュー・ミュージックのお葬式 第5章 渋谷系へ 1.新たなる都市型ポップスの奔流 渋谷の地下水脈/八九年という時代の変わり目 源流となった「ラフ・トレード友の会」/青山学院大学と『英国音楽』 八七年の出会い/パイドパイパーハウスとピチカート・ファイヴ カジヒデキとゼスト/アフター・パンクのロリポップ・ソニック 2.フリッパーズ・ギターがいた時代 ロリポップ・ソニックとの出会い/初のデモレコーディング フリッパーズ・ギター始動/最初に気付いたのは六本木WAVEだった 信藤三雄のアートワーク/交通事故から二人組に 渋谷クアトロでの初ライブ/『カメラ・トーク』でロンドンへ 「恋とマシンガン」の成果/ダブルノックアウトコーポレーション 日英同時進行のコンピ盤/出口の見えなかった『ヘッド博士の世界塔』 幻となった四枚目のアルバム/解散とその後/再始動 トラットリアの遊び心/重なり合う都市型ポップスの系譜 第6章 楽曲解析 なぜ楽曲解析が必要なのか/ポップスを作る七つの要素 メジャーセブンスの衝撃/選曲について 1.はっぴいえんど「夏なんです」 コードとメロディーが生み出す浮遊感/サウンドと歌の刷新 ドラッグ文化を幻想に転換する/インサイドノートとアウトサイドノート 隠された転調/アメリカの向こう側にあるフランス 2.シュガー・ベイブ「DOWN TOWN」 先駆者としてのブレッド&バター/シンコペーションが疾走感を生む ヴォーカリスト山下達郎の力量/「DOWN TOWN」と「上を向いて歩こう」 「うきうき」という言葉 3.山下達郎「RIDE ON TIME」 ディスコの時代/レイ・ブラッドベリの影響 大滝詠一「君は天然色」/八〇年代の爛熟 4.フリッパーズ・ギター「恋とマシンガン」 パンクとスウィング・ジャズと映画音楽 ハーフヴォイスとノンビブラート/ネオアコの手法 ポストモダン文学/はっぴいえんどとフリッパーズ・ギター 5.小沢健二「ぼくらが旅に出る理由」 ヒップホップの影響/ラテン音楽の鍵「クラーベ」 ラテンとNYと東京/一小節のループ サビのメロディーに潜むトゥンバオ/歌い方の「泣き」と「濡れ」 6.コーネリアス「POINT OF VIEW POINT」 三次元的な空間を指し示す言葉/転機となった『FANTASMA』 プロ・トゥールズ以降の断絶/音楽の円環 都市型ポップスの系譜学 第7章 二一世紀 インターネットとプロ・トゥールズ以降 横になった構造と“親殺し”の不在/ベッドルームと街の文化 星野源と一〇年代インディー・シーン/二〇二七年の渋谷
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minimal|谷川俊太郎
¥1,650
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発行 思潮社 発行年月:2002.10 サイズ:21cm/137p ISBN:4-7837-1323-5 潔く、そして限りなく優しい詩の恩寵が、ついに訪れる。終わることのない生への晴れやかなレクイエムと、たしかな刻を誌す、のびやかなことばのリズム。「世間知ラズ」以降、10年ぶりの詩集。詩文の英訳も併記。
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トルネイド・アレイ|ウィリアム・S・バロウズ
¥1,282
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翻訳 清水アリカ 発行 思潮社 発行年月:1992.6 サイズ:18cm/109p ISBN:4-7837-2738-4 略奪国家アメリカへの反逆精神、銃撃戦、突然変異体との闘いなど、バロウズ世界のエッセンスに満ち満ちた、彼の「原風景」ともいえる短篇集。1989年作品。
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パリの悟り|ジャック・ケルアック
¥1,980
翻訳 中上哲夫 発行 思潮社 発行年月:2004.7 サイズ:20cm/155p ISBN:4-7837-2861-5 ケルアック、フランスを行く。自らのルーツを求めてパリからブルターニュを巡る旅人がえた「サトリ」とは? 熱狂の底にある震えるまなざし、無作為の即興的文体が映しだす、1966年、ケルアックの裸の真実。 著者 ジャック・ケルアック 略歴〈ケルアック〉1922〜69年。マサチューセッツ州生まれ。「路上」でビート・ジェネレーションの旗手として一躍時代の寵児となる。他の作品に「禅ヒッピー」「孤独な旅人」など。
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ジュークボックスに住む詩人|友部正人
¥1,708
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発行 思潮社 発行年月:1993.4 サイズ:19cm/165p ISBN:4-7837-1553-X 言葉を重視するミュージシャン友部正人はどんな歌に心をふるわせたのか。ニック・ケイヴに衝撃を受け、テレビジョンに未来からきた懐しさを、たまの四人に物語を、金子光晴に旋律を感じる著者ならではの視点から捉えた歌詞の力。39人の音楽詩人たち。
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子どもの文化人類学|原ひろ子
¥1,100
ちくま学芸文庫 1,100円(税込) Cコード:0139 刊行日: 2023/01/10 ページ数:272 ISBN:978-4-480-51163-8 極北の雪原に生きる狩猟民ヘヤー・インディアンたちは子育てを「あそび」として性別、血縁に関係なく楽しむ。ジャカルタの裏町に住むイスラム教徒は、子どもの喧嘩を「本人同士のビジネス」と言って止めない。本書は、環境や習慣が異なる社会における親子、子どものありかたをいきいきと描き出した文化人類学的エッセイである。どのような社会に生まれても子どもは幅広い可能性を内包しながら成長していくことが、みずからのフィールドワーク経験をもとにつづられる。鮮彩なエピソードの数々が胸を打つ名著。 原 ひろ子(はら・ひろこ):1934-2019年。東京大学教養学部卒業。ブリンマー大学大学院修了。文化人類学、ジェンダー研究が専門。拓殖大学助教授、法政大学助教授、お茶の水女子大学教授などを歴任した。主な著書に『ヘアー・インディアンとその世界』、『極北のインディアン』、『人間はわかりあえるか』、『しつけ』(共著)などがある。
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読書からはじまる|長田弘
¥836
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ちくま文庫 792円(税込) Cコード:0195 刊行日: 2021/05/10 ページ数:240 ISBN:978-4-480-43742-6 「読まない本」にゆたかさがある。「たくさん読む」が正解ではない。「一生忘れない」なんて嘘?最も長く、最も深く人類と共に在り続けてきた「本」というメディアは、私たちの想像よりもずっと優しく、あらゆることを許してくれる友人だ。本はあなたを孤独にしない。読書が苦手、活字に疲れた―そんな本音にもあたたかに寄り添う、「人間」を楽しむ至高のエッセイ。 長田 弘 オサダ ヒロシ 1939年、福島県福島市生まれ。早稲田大学第一文学部独文専修卒業。詩人。65年、詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。98年『記憶のつくり方』で桑原武夫学芸賞、2009年『幸いなるかな本を読む人』で詩歌文学館賞、10年『世界はうつくしいと』で三好達治賞、14年『奇跡―ミラクル』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、詩のみならずエッセイ、評論、翻訳、児童文学等の分野においても幅広く活躍し、1982年、エッセイ集『私の二十世紀書店』で毎日出版文化賞、2000年『森の絵本』で講談社出版文化賞を受賞。15年5月3日、逝去。
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増補版 本屋、はじめました ── 新刊書店Titleの冒険|辻山良雄
¥836
ちくま文庫 刊行日: 2020年1月11日 本体: 720円+税 ISBN: 9784480436481 リブロ池袋本店マネージャーだった著者が、自分の書店を開業するまでの全て。文庫化にあたり、開業から現在までを書き下ろした1章「その後のTitle」を増補。「何かを始めようと思っている」すべてのひとの背中を押してくれる一冊。
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ブローティガン 東京日記|リチャード・ブローティガン
¥1,430
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翻訳 福間健二 平凡社ライブラリー 出版年月 2017/04 ISBN 9784582768541 Cコード・NDCコード 0398 NDC 931.7 判型・ページ数 B6変 208ページ 定価1,430円(本体1,300円+税) 1976年5~6月、ブローティガンは1ヶ月半日本に滞在し、日記のように日々の思いや観察を詩に著した。平易な言葉の中に深いペーソスがあふれる最後の詩集、待望の再刊。