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open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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つむじ風、ここにあります|木下龍也
¥1,870
出版:書肆侃侃房 監修:東 直子 四六、並製、144ページ 定価:本体1,700円+税 ISBN978-4-86385-111-5 C0092 6刷 装画:清水彩子
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うたうおばけ|くどうれいん
¥1,540
SOLD OUT
出版 書肆侃侃房 四六判、並製、192ページ 定価:本体1,400円+税 ISBN978-4-86385-398-0 C0095 4刷 装画:西淑 人生はドラマではないが、シーンは急に来る 『わたしを空腹にしないほうがいい』『氷柱の声』のくどうれいん、ロングセラーのエッセイ集 「東北の小さな歌人。鋭いと思いきや、その先は丸く、言葉たちは強く光っている」(植本一子) (出版社商品ページより)
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短歌タイムカプセル
¥1,650
SOLD OUT
出版 書肆侃侃房 東直子・佐藤弓生・千葉聡 編著 四六判、並製、248ページ 定価:本体1,500円+税 ISBN978-4-86385-300-3 C0092 4刷 装画 東直子 装幀 東かほり 葛原妙子・塚本邦雄・岡井隆から吉田隼人・大森静佳まで 今、読まれるべき現代歌人115人の作品二十首選。 さらに編者による一首鑑賞を収録。 戦後の現代短歌を見渡す決定版アンソロジーの完成です。 (出版社商品ページより)
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絶体絶命文芸時評|佐々木敦
¥2,200
出版:書肆侃侃房 四六判、並製、336ページ 定価:本体2,000円+税 ISBN978-4-86385-415-4 C0095 装幀 成原亜美 カバー作品 小山内梓希 批評から創作へ 映画の人、音楽の人、演劇の人、そして文学の人へ。多面体ゆえに球はどこからでも飛んでくる。しかもいつも真剣勝負だ。長年の批評者から創作者へと切り込んだ彼の時評は、核心を突く。創作の道で迷ったら読んでほしい。 佐々木敦、たぶん最後の文芸時評。 文芸時評をやるにあたっての私の方針は、とにかく愚直に(頑固に?)、なるべく小説を取り上げていこう、ということだった。まずは何を措いても「小説」を評さなくてはならない。文芸誌には文芸誌にしか載らないような、或る種の(この「或る種の」が問題なのだけど)小説が載っている。私はそれをとても興味深く、好ましいことだと考えている。 (著者あとがきより) (出版社商品ページより)
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二重のまち/交代地のうた|瀬尾夏美
¥1,980
出版:書肆侃侃房 四六判、並製、256ページ 定価:本体1,800円+税 ISBN978-4-86385-449-9 C0095 2刷 装幀:成原亜美 僕の暮らしているまちの下には、お父さんとお母さんが育ったまちがある 津波に流された町の地面の下に、静かに、しかし厳然として、 かつての町が横たわっているのだと語る瀬尾さんの文章に、 わたしは灯される明かりを見る思いがしたのでした。 ──小野和子(民話採訪者) (出版社商品ページより)
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回転草|大前粟生
¥1,650
出版:書肆侃侃房 四六判、上製、216ページ 定価:本体1,500円+税 ISBN978-4-86385-321-8 C0093 装幀・装画 惣田紗希 楽しくてばかばかしくて切実な絶望で、今にも破裂しそう。 読んでる私も破裂しそう。せーのでいっしょに破裂したい! ――藤野可織 「たべるのがおそい」で衝撃的な話題を呼んだ「回転草」、冬休みに母と妹とともに亡き祖父の湖畔の家で過ごした恐怖の日々を描いた「夜」、キリンになったミカを解体する描写からはじまる「彼女をバスタブにいれて燃やす」、記録的な吹雪の夜に現れたユキとの氷の生活を綴った「海に流れる雪の音」をはじめとする、愛と狂気と笑いと優しさと残酷さとが混在した10の物語。 (出版社商品ページより)
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私と鰐と妹の部屋|大前粟生
¥1,430
出版:書肆侃侃房 四六判、並製、144ページ 定価:本体1,300円+税 ISBN978-4-86385-357-7 C0093 装幀・装画 惣田紗希 きもちのいい奇天烈。たぶん、きもちがいいのは、それが本能とか骨とかに刻まれた、文様のようなものだから。知らなかった世界なのに、自分を見つけた気もしてる。 ――最果タヒ 妹の右目からビームが出て止まらない。薔薇園にいくと必ず鰐がいた。眠たくて何度も泣いた。紙粘土で上司たちの顔をつくった。三人でヤドカリになった。サメにたべられて死にたいだけの関係だ。あたらしい名前がいる。おばけになっているときはなにも話してはいけない。肩車をした拍子に息子の股間が私の首にくっついてしまう。隠れ家的布屋さんは月に進出している。私は忍者で、すごいのだけれど、あんまりみんな信じない。……可笑しさと悲しみに満ちた53の物語
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きらめく拍手の音 手で話す人々とともに生きる|イギル・ボラ
¥1,980
出版:リトルモア 訳者:矢澤浩子 解説:斉藤道雄 装画・装幀:鈴木千佳子 定価:本体価格1800円+税 ISBN 978-4-89815-532-5 2020年発行 仕様[四六/288ページ/並製] 手話は言語だ。 [コーダ]=音の聞こえないろう者の両親のもとに生まれた、聞こえる子(Children of Deaf Adults)の話。 映画監督、作家であり、才気溢れる“ストーリー・テラー”、イギル・ボラ。 「コーダ」である著者が、ろう者と聴者、二つの世界を行き来しながら生きる葛藤とよろこびを、巧みな筆致で綴る瑞々しいエッセイ。 家族と対話し、世界中を旅して、「私は何者か」と模索してきた道のり。 ◆あらすじ 著者は、「手話」を母語とし、幼い頃から両親の通訳をまかされ、早くから社会と接することで、成熟していった。 21歳で自らが「コーダ」と呼ばれる存在だと知った彼女は、同じコーダの仲間と知り合い、彼らの声を集めて、「コーダ」がどんな存在かを見つめなおす。 ある時、ろう者の父とともに、ろう文化の天国であるアメリカを訪れ、「デフ・ワールド・エキスポ」、ろう者に開かれたギャローデット大学で新たな文化と出会った。 帰国後、聞こえない両親、聞こえる自分と弟からなる自身の家族をみつめたドキュメンタリー映画の製作を決意。インタビューを重ね、彼らと自分の葛藤を映像の力で伝えることに挑んだ。 = = = 私は、手で話し、愛し、悲しむ人たちの世界が特別なんだと思ってきた。正確に言うと、自分の父や母が誰より美しいと思っていた。 口の言葉の代わりに手の言葉を使うことが、唇の代わりに顔の表情を微妙に動かして手語を使うことが美しいと。しかし、誰もそれを「美しい」とは言わなかった。世間の人たちはむしろそれを「障害」あるいは「欠陥」と呼んだ。 (一章「私はコーダです」より) = = = ◆推薦コメント 読みながら胸が痛かった。けれどもこの痛みは、コーダが迎える未来を新しく切り開くものでもあった。 あなたとわたしの異なりからもたらされる喜び、そして、悲しみは、文化の出会いそのものだ。 ―― 齋藤陽道(写真家) ろう者の両親のもとで育った起伏に富んだ人生を表現することばの深さ、そして広がり。 この本は、ろう者とろう文化への格好の道案内として読むことができるだろう。 ボラさんのことばと思考は彼女のストーリーテリングにいくつもの輪郭を与え、多重露出のようなきらめきを与える。 ―― 斉藤道雄(ジャーナリスト/「解説」より) (出版社商品ページより)
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またここか|坂元裕二
¥1,760
出版:リトルモア 装幀:葛西薫 定価:本体価格1600円+税 ISBN 978-4-89815-493-9 2018年発行 仕様[四六判/188ページ/上製] 5万部を突破した『往復書簡 初恋と不倫』の坂元裕二、待ち焦がれた最新刊! - - - 東京サマーランド近くのガソリンスタンド。 店長の男と風変わりなバイトの女。 そこにやってくる腹違いの兄だという男と、不貞腐れた看護師の女。 ガソリンの匂い、汚いタオル、大事なお客様にはマドレーヌ ハンドスピナー、つかないライター、シャープペンシル 常温のシャンパン、届かなかった葉書、不意に回る扇風機…… - - - 「カルテット」「最高の離婚」「anone」「東京ラブストーリー」……数々の名ドラマを生み出しながら今年3月、ドラマ脚本の執筆をしばらく休止することを発表。 その後の第一作として注目を集める舞台脚本を、緊急出版! 父はなぜ死んだのか ―― ドロリとした状況と、反比例する小刻みな笑いの波。 滑稽な愛の物語。 (出版社商品ページより)
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初恋と不倫|坂元裕二
¥1,760
出版:リトルモア 装幀:葛西薫 定価:本体価格1600円+税 ISBN 978-4-89815-461-8 2017年発行 仕様[四六判/192ページ/上製] 「カルテット」「最高の離婚」「Mother」の坂元裕二、最新刊! おかしいくらい悲しくて、美しく残酷な、心ざわめく2篇の恋愛模様。 - - - <不帰の初恋、海老名SA> 「わたしはどうしても、はじめのことに立ち返るのです。団地で溺れたわたしと同い年の女の子のこと。わたしだったかもしれない女の子のこと。」 初恋の人からふいに届いた手紙。 時を同じくして目にしたニュースでは、彼女の婚約者が運転する高速バスが横転事故を起こし、運転手は逃走中だと報じている――。 - - - <カラシニコフ不倫海峡> 「僕たちは捨てられた。問題は、さてどうしましょうか。ということですね?」 アフリカへ地雷除去のボランティアに行くと言い残し突然旅立った妻が、武装集団に襲われ、命を落とした。 一年後、後を追おうとしていた健一のもとに、一通のメールが届く。 “あなたの妻は生きていて、アフリカで私の夫と暮らしている” 同じ喪失を抱えた2つの心は、徐々に近づいていき――。 - - - メールや手紙、二人の男女が綴るやりとりのみで構成された、息を飲む緻密なストーリー展開。 生々しい感触と息遣いまで感じられる、見事な台詞術。 「台詞の魔術師」坂元裕二がおくる、忘れえぬ恋愛物語。 切なさに胸が痛む、ロマンティックの極北。 (出版社商品ページより)
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おいしいものでできている|稲田俊輔
¥1,760
SOLD OUT
出版:リトルモア 絵:田渕正敏 ブックデザイン:祖父江慎+脇田あすか(cozfish) 定価:本体価格1600円+税 ISBN 978-4-89815-538-7 2021年発行 仕様[B6判/240ページ/ソフト上製] 飲食界随一のエンターテイナー、稲田俊輔(イナダシュンスケ)による初のエッセイ集。 どんな食べ物にも喰いつき、「おいしさ」をトコトン暴きだす天才! 人気店「エリックサウス」創業者、飲食店プロデューサー、自称変態料理人=イナダシュンスケが、ど定番の「おいしいもの」一品ずつを語る。 これを読めば、食事は最高のエンターテインメントになる! 食べ物への偏愛が注ぎ込まれたエッセイ集。レシピ4点付き。 ■目次より 幸福の月見うどん / 一九六五年のアルデンテ / サンドイッチの薄さ / 手打ち蕎麦の困惑 / ヤマモトくんのおやつ、キリハラくんのおやつ / ホワイトアスパラガスの所在 / 菜っ葉とお揚げさんのたいたん / カツレツ贔屓 / コンソメスープの誇り / チキンライスの不遇 / 幕の内大作戦 / 史上最高のカツ丼 / ストイック宅配ピザ / 小籠包は十個以上 / カツカレー嫌い / 天ぬきの友情 / 食べるためだけの旅 / ビスクの信念 / お伽噺の醤油ラーメン / ポテトサラダの味 / ポトフとpot-au-feu / 麻婆豆腐の本質 / ミールスの物語 / 誰が為のカレーライス / かっこいいぬた / ミニサラダの永遠 / から揚げ稼業 ■収録レシピ ・東海林式チャーシュー「改」とチャーシュー麺 ・ミニマルポテトサラダ ・塩漬け豚のpot-au-feu ・ミニマル麻婆豆腐 (出版社商品ページより)
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須賀敦子の手紙
¥3,078
タイトル 須賀敦子の手紙 1975―1997年 友人への55通 定価 2,850円 + 税 発売日 2016/5/28 ISBN 978-4-908155-03-1 著者 須賀敦子 発行者 佐藤真 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社シナノ 雑誌「つるとはな」で大きな話題となった未公開書簡の完全収録版。 須賀敦子は1967年に夫ペッピーノを失い、70年に父を、72年に母を失った。 帰国してまもない須賀は、深まる孤独のなかで生涯の友人と出会う。 その友情はやがて、四半世紀にわたりつづくものとなっていった。 こころを許した友人への手紙には、須賀の迷いや悩みが率直につづられている。 ときにはさりげなく、恋の終わりが打ち明けられることもあった。 55通の手紙を、青インクの筆跡もリアルな高精度カラー写真で掲載。 須賀敦子の全集未収録のエッセイ「おすまさんのこと」。北村良子(須賀敦子・妹)へのインタビュー「姉の手紙」。スマ&ジョエル・コーン夫妻へのインタビュー「須賀敦子とのこと」。松山巖のエッセイ「コーン夫妻への手紙を読んで」も収録。 未公開のままだった40通も、本書に初めて掲載しています。 写真…久家靖秀 アートディレクション…有山達也 (出版社商品ページより)
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生きる はたらく つくる|皆川明
¥1,540
SOLD OUT
定価 1,400円 + 税 発売日 2020/6/27 ISBN 978-4-908155-07-9 著者 皆川明 発行者 佐藤真 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社シナノ 魚市場でアルバイトをしながら、たったひとりで始めたブランド「ミナ ペルホネン」。創業25周年を迎えて初めて明かす、これまでの人生と、はたらくことの哲学。 手描きの図案によるオリジナルのテキスタイル、流行に左右されない息の長いデザイン、生地をつくり、服を縫製する工場との二人三脚のものづくりの姿勢など、独自の哲学と方法により、比類のない服づくりをつづけているブランドは、いかにしてつくられていったのか。 幼い頃に両親が離婚。小学校時代はスポーツに夢中になり、中学高校時代は陸上選手を目指したものの、大きな怪我を負い、断念。目標を失い、ヨーロッパを旅行するなかで、偶然、ファッションの世界に出会う。やがて、人の仕事を手伝いながら、はたらくこと、つくることの価値を発見してゆく。 しかし、自分のブランドをスタートした当初は、とてもそれだけでは食べてはいけなかった。白金台に初めての直営店をスタートさせたとき、預金通帳の残高は五万円、しかも金融公庫からの借金は五百万円、という「崖っぷち」の状態だった。それでもなお、前を向くことを諦めなかったのはなぜか。 生きづらさ、未来への不安を覚える世代に、また、経済的にままならない状況におかれている多くの方々にも、ヒントとなることばが、考え方が、見つかるはずの一冊。 (出版社商品ページより)
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ぼくの伯父さん|伊丹十三
¥2,200
定価 2,000円 + 税 発売日 2017/12/20 ISBN 978-4-908155-06-2 著者 伊丹十三 発行者 佐藤真 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社シナノ 1960〜70年代最高のエッセイスト、伊丹十三の単行本未収録エッセイ集。 食卓の作法、料理の秘訣、服選びに着こなし、日常に見るヨーロッパ文化、子育てから性教育、スポーツに社会問題、組織論……あらゆるテーマを見逃さず、調べて観察し、自分の頭で考えたすえに、わかりやすく、やわらかく、おもしろく書いた稀代のエッセイスト、伊丹十三。 没後20年を機に、単行本未収録の優れたエッセイを、伊丹十三記念館(松山市)の全面協力を得て、一冊にまとめた本書は、四半世紀ぶりの伊丹十三の新刊です。 どうしてこれが本に収録されなかったのか。 へえ、こんなこと書いてたんだ。 これはちょっとびっくりだな。 時の流れを感じて懐かしいものもあれば、時を経てもなお、その慧眼に驚かされるものもある。 父・伊丹万作が逝去したのち、13歳のときに、『映画藝術』誌の依頼で書いた「父の思い出」や、伊丹十三記念館の収蔵庫で発見された生涯をふりかえるような未発表の生原稿、4篇も収録。 雑誌連載時の伊丹十三によるイラストレーションを多数掲載。イラストレーター・和田誠氏との笑える共作「人生劇場 血笑篇」や、直筆の原稿用紙、愛用の文房具などもカラーページで紹介。 この一冊で、エッセイスト・伊丹十三に出会った方は、新潮文庫、中公文庫の伊丹十三の本も、ぜひチェックしてみてください。 (出版社商品ページより)
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Letter|皆川明
¥3,300
SOLD OUT
タイトル Letter 定価 3,000円 + 税 発売日 2020/8/20 ISBN 978-4-908155-08-6 著者 皆川明 発行者 佐藤真 発行所 株式会社つるとはな 印刷・製本 株式会社アイワード ミナ ペルホネンのウェブサイトで人気のページ「Letter」は、オンラインでの服の販売とともに2011年から始まった。皆川明の手書きの詩と写真を、週替わりで用意し、一枚の紙に印刷して、品物に同封するささやかな試み。ウェブサイトでの連載も同時にスタートした。 「Letter」は、文字通り皆川明からの短い手紙のようであり、詩のようであり、呟きのようでもある。服をつくる気持ちの底のほうにあるこれらの言葉は、わたしたちが暮らすこと、生きてゆくことの惑いを、静かに整えてくれる。 「Letter」は読む者のこころに触れる親密な言葉の集まりだ。どこを開いて読んでもかまわない。くり返し手が伸び、任意のページに惹きつけられる、こころの辞書。くり返し手が伸びるのは、装幀の手触りにも理由がある。 装幀はサイトヲヒデユキが担当。ミナ ペルホネンの印刷物を手がけ、2019年、ニューヨークの老舗リッツォーリが刊行したミナ ペルホネンの本『ripples』のアートディレクションも手がけた。本書『Letter』の装幀は、「クロス装、箔押し、天金、角丸、スピンつき」。刺繍やベルベット、レースなど、忘れられつつあった素材や手法を甦らせるミナ ペルホネンの服のように、本書は古き良き装幀の素材、手法を採用した、特別な仕上がりになっている。 (出版社商品ページより)
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自由というサプリ 続・ラブという薬|いとうせいこう・星野概念
¥1,650
出版 リトルモア 構成:トミヤマユキコ スペシャルゲスト:松本ハウス ブックデザイン:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ) カバーイラスト:朝野ペコ 定価:本体価格1500円+税 ISBN 978-4-89815-518-9 2020年発行 仕様[四六判/272ページ/並製] いとうせいこうと星野概念が参加者のお悩みに悩み続ける、人生相談トークショウ。 青山ブックセンター本店で4度開催され、全回超満員、ついには8時間越えの「フェス」にまで広がった異例の大人気イベント「青山多問多答」が本になりました! 仕事や恋愛、人間関係、心の保ちかた…寄せられる相談に、ああでもないこうでもないと悩み続ける“寄合所"的イベント。 ぱっと読み「ゆるい」のに、辛い心をほぐすコツや、思いもよらぬ視点にハッとさせられるはず。 精神科医・星野さんならではの、きちんとした精神医学のターム解説も入って、内容充実です。 フェスにゲストで登場した、『統合失調症がやってきた』のお笑いコンビ・松本ハウスとのトークも貴重。 本でしか読めない語り下ろしの対談や、いとう・星野・松本キックによる書き下ろしも収録しています! - - - 星野:みんなで一人の人の話を聞いて、心配しているという形、すごくいいと思うんですよ。みんなで話を聞いて、みんなで考えると、いろいろな考え方がわいてきたり、ちょっとだけ孤独じゃなくなったりする。 いとう:俺、ものすごく落ち込んで、何をやってもダメだと思ってた時期に、なんでか知らないけど、人生相談をしたいっていうやつが来たのよ。そしたらさ、人って、誰か違う人のことを考えてるとき元気になるんだな、ってわかったの。 - - - * * * * * * * * * * 読めばほっとする。 ちょっとだけ 一人ぼっちじゃなくなる、といいな (出版社商品ページより)
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まとまらない人 坂口恭平が語る坂口恭平
¥1,650
SOLD OUT
出版 リトルモア ブックデザイン:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ) 帯写真:石川直樹 定価:本体価格1500円+税 ISBN 978-4-89815-514-1 2019年発行 仕様[四六判/272ページ/並製] 稀代の芸術家か? 革命家か? 誇大妄想狂か? 僕の小説は、1人の人間が書いてる感じじゃない。/なぜか僕はあらゆる人にシンパシーを感じたり、その人に対してかわいそうって思ったり、助けたいと思ったりする電気信号がある。/魔法は使えないけど料理ならできる/みんなからしたら、新政府が頂点だよね。でも、僕には通過点。/躁鬱病ゆえだと思うんだけど、大事なときは、ぜんぶ恐怖心が飛んでしまう。 (本文より) 坂口恭平が強さも弱さもすべてさらけ出した、3日間のインタビュー。 高速変幻自在男、矛盾に満ち溢れた矛盾のない全活動を語り尽くす。 〈本書はこんな人におすすめ〉 ◎ 坂口さんに興味はある。でも、著作が多すぎて何を読めばいいの? ◎ 気になっている、なんとなく ◎ 胡散臭い、なんとなく ◎ 大ファン!次にどの著作を読もうかワクワクしている(あるいは全部読んじゃった) ◎ 自分も新政府活動をはじめようと思っている(2代総理になりたい、違う政府を立ち上げる予定だ等) ◎ 坂口さんと同様「躁鬱病」だ ◎ 気分が落ち込んでどうしようもない ◎ 「いのっちの電話」をかけようか迷っている 「みんなだって、ちっちゃい頃、歌って踊って絵を描いてたでしょ? なんで今はしないの?」 悩みや不安で息が詰まりそうな毎日。 気持ちよく生きるために必要なのは、実はこんな言葉かも。 (出版社商品ページより)
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マリアさま|いしいしんじ
¥1,650
出版 リトルモア 装幀・装画:有山達也 定価:本体価格1500円+税 ISBN 978-4-89815-510-3 2019年発行 仕様[A5判/260ページ/並製] いしいしんじ 3年ぶりの小説集―― 『マリアさま』 2000年~2018年のあいだ、様々な媒体で書きためられた短篇・掌篇より、「新生」をテーマに、27篇、選りすぐりました。 - - - 森羅万象きらめく、 片隅で掬われた、って、 これは、そんなおはなし。 - - - 動かなくなったトビをぷいと吐きすて、私は再び身構えました。ばさばさとトビたちがはばたく気配がします。私は、もう見えない目でにらみつける。 ――「犬のたましい」 本日は、祖父、晴臣をしのぶ会にお集まりいただき、まことにありがとうございます。孫の新子と申します。 ――「とってください」 ごほり、ごほり、と濁った咳をティッシュペーパーでうけ、いいかい、と目線でたずね、こちらがうなずくとてのひらの上で紙をひらいてみせた。溶けたチョコレートのような粒々がそこにあった。「土だよ」 ――「土」 「こんばん、西の山へいってみないか」横顔をむけたまませせらぎは黙っている。ゴトリ、ゴトリ、水車がまわり、だんだんとそれは、足もとの地面がゆっくり回転する音にきこえだした。せせらぎの手は砧を撫でつづけ、俺はふうと息をつき、川辺を離れた。 ――「せせらぎ」 今日みたいにドライブがてら、「おそと」で音を拾って歩く姿を、わたしは物心ついたときから見なれている。十代半ばからは、京町家に泊まりにいった翌朝には、ほぼ決まってわたしを連れ、ケンチさんは「おそと」へでかけた。まるで、かたく閉じかけていたわたしの窓を、外いっぱいにひらくように。 ――「自然と、聞こえてくる音」 虎は身を揺らせながら銀座通りを歩いている。歩行者天国ならぬ虎天国である。さすが銀座通りだ、と思う。 ――「虎天国」 他、全27篇。「物語」の力、「物語」を読む時間を、大切に思える、一冊です。 (出版社商品ページより)
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文藝誌 園 第二号
¥880
SOLD OUT
発売日2018年7月21日 新書サイズ 全102頁 800円(税別) 創刊号の発売から一年、満を持し完成した第二号。寄稿募集を開始し、これまで以上に多くの人が集った。本号では、前回に引き続きエッセイや短編小説、詩、写真・絵画作品を掲載。 第二号はエッセイが充実し、多様な生活と着眼点、地域と境遇を垣間見るものとなった。現代のあたらしい民謡をつくる女性の"遊び心"と"探究心"や、"故郷"と"他所"、"自己の変化"や"挑戦"、ここに居るということへの"疑問"など、全ての人に微かな共感を残す。また本号は、不思議な力を持った男女の苦悩と出会いを描いたSF、嵐の夜に集った三人の男達の会話を描く物語、短編小説を二作品掲載。その他詩作品、偶然に着目した絵画作品や、誰もが持つ大切なモノについて語る新企画「手中好品」、テーマ別プレイリスト、湯巡り記。増枠した「円舞曲」、面識のない2組が手紙と推薦本を届け合う「はじめまして、おすすめです」。創刊号発売後から第二号完成までの経緯や反省等語った編集部の編集後記など。園が歩み出した"文藝誌"の旅の第一歩ともいえる、読み物としての要素がぎっしりと詰まった一冊。 (出版社商品ページより)
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ツナパハ・ヌワラエリヤ スリランカカリーをつくろう|前田 庸
¥1,760
出版 書肆侃侃房 A5、並製、208ページオールカラー 定価:本体1,600円+税 ISBN978-4-86385-302-7 C0077 スパイスとダシの効いた スリランカ(ヌードル)カリーの虜になって十数年。 間違いなく生涯で一番通っているお店。もはや中毒!? ――ブックスキューブリック 代表 大井実 福岡屈指の人気店が教えるスリランカ料理レシピ45 福岡で愛され続けて30年、スリランカレストラン「ヌワラエリヤ」「ツナパハ」の人気料理レシピを、読むだけで楽しい掛け合い対談で紹介。スパイスといつもの素材で簡単に本場のスリランカ料理が作れます。あのヌードルカリーのレシピも紹介!! (出版社商品ページより)
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文学ムック ことばと vol.3
¥1,760
SOLD OUT
出版 書肆侃侃房 A5、並製、288ページ 定価:本体1,600円+税 ISBN978-4-86385-455-0 C0495 編集長/佐々木敦 ロゴマーク/石黒正数 表紙・本文デザイン/戸塚泰雄 装画・挿絵/近藤恵介 【巻頭表現】 森栄喜「Die-in Tulips」 【創作】 青柳菜摘「フジミ楼蜂」 市原佐都子「蝶々夫人」 柴崎友香「知らない街のように」 水沢なお「生殖する光」 【特集 ことばと音楽】 ◎小説 柴田聡子「新曲・Best Friend」 町田康「むかし話」 ◎歌詞 イ・ラン「私はある女の生き様を想像してみる」(カン・バンファ訳) 小島ケイタニーラブ「帰ってきたシーラカンス」 崎山蒼志「時間」 澤部渡(スカート)「私が夢からさめたら」 さや(テニスコーツ)「その夢のなか」 澁谷浩次(yumbo)「歌の終わり」 寺尾紗穂「香水」 豊田道倫「海の街へ」 七尾旅人「元日の横須賀」 野口順哉(空間現代)「符牒」 蓮沼執太「フェイシズ」 山本精一「二度寝の子守唄」 諭吉佳作/men「から」 ◎対談 佐藤良明×細馬宏通「言葉と音楽、そのしくみをめぐって」 【第二回ことばと新人賞】 大沼恵太「ゾロアスターの子宮」 山縣太一「体操させ、られ。してやられ」 【翻訳】 胡遷「空気銃」(濱田麻矢訳) 【本がなければ生きていけない】 東千茅「言葉に呑まれる」 百瀬文「あのページで逢いましょう」 (出版社商品ページより)
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文学ムック ことばと vol.2
¥1,870
出版 書肆侃侃房 A5、並製、328ページ 定価:本体1,700円+税 ISBN978-4-86385-423-9 C0495 編集長/佐々木敦 ロゴマーク/石黒正数 表紙・本文デザイン/戸塚泰雄 装画・挿絵/近藤恵介 【巻頭表現】 いとうひでみ「生業」 【創作】 佐藤亜紀「性頑愚にして強訴を好む」 瀬尾夏美「押入れは洞窟」 滝口悠生「夜の電話のための戯曲」 【特集 ことばと演劇】 ◎戯曲 飴屋法水「スワン666」 岡田利規「THE VACUUM CLEANER」 ◎小説 綾門優季「唯一無二」 犬飼勝哉「住吉コーポ二〇一」 鳥山フキ「どこ行った」 中村大地「はなのゆくえ」 松原俊太郎「イヌに捧ぐ」 宮﨑玲奈「蟹いいよ」 本橋龍「植物の家」 ◎対談 山下澄人×佐々木敦「演戯の生成、小説の誕生」 【第一回ことばと新人賞】 佳作 金名サメリ「道ジュネー」 永井太郎「残って拡散する響き」 【翻訳】 アリ・スミス「本当の短編小説」(木原善彦訳) 【本がなければ生きていけない】 久保明教「あいだをさぐる」 児玉雨子「等身大九龍城」 (出版社商品ページより)
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文学ムック ことばと vol.1
¥1,650
出版 書肆侃侃房 A5、並製、240ページ 定価:本体1,500円+税 ISBN978-4-86385-396-6 C0495 2刷 編集長/佐々木敦 ロゴマーク/石黒正数 表紙・本文デザイン/戸塚泰雄 装画・挿絵/近藤恵介 【巻頭表現】 福田尚代「文房具たち」 【座談会】 柴田聡子×又吉直樹×佐々木敦「「言葉と何か」についての120分」 【創作】 阿部和重「Hunters And Collectors」 小笠原鳥類「エルガーを聞きながら書いた小説」 片島麦子「レースの村」 小林エリカ「緋色の習作 A Study in Scarlet」 佐川恭一「舞踏会」 千葉雅也「マジックミラー」 保坂和志「胸さわぎ」 マーサ・ナカムラ「帝都の墓/阿弥家の墓参り」 山本浩貴(いぬのせなか座)「pot hole(楽器のような音)」 【翻訳】 ウティット・へーマムーン「心焦がすサイゴン」(福冨渉訳) 【本がなければ生きていけない】 伊藤亜紗「二つの本棚」 堤雄一(古書 防破堤)「とともに考える」 (出版社商品ページより)
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ラブという薬|いとうせいこう・星野概念
¥1,650
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出版 リトルモア 構成:トミヤマユキコ ブックデザイン:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ) カバーイラスト:オオクボリュウ 定価:本体価格1500円+税 ISBN 978-4-89815-473-1 2018年発行 仕様[四六判/248ページ/並製] 患者=いとうせいこう + 主治医=星野概念(精神科医)による、対話のカタチをした薬。 本書は、いとうせいこうさんが普段から患者として通う、精神科の主治医・星野概念さんとの診療の模様を伝えたい、そんな思いから始まった対談集です。 いとうさんの悩みはもちろん、精神医療の基礎、診療のシステム、そして星野さんの悩み、さらにはネットにおけるスピード感への危惧、ふたりが抱える社会への不安へ話は進みます。 もう我慢を大切にするのはやめよう。 怪我をしたら外科へ行くような単純さで、つらいなら精神科へ行こう。 (出版社商品ページより)