open 12-19|水木定休
11 fri. 17時閉店
18 fri. 16時閉店
20 sun. 店内イベント|笹久保伸
4/20(日) 笹久保伸
19:00/19:30 ¥3,500+1D
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その猫の名前は長い|イ・ジュへ
¥2,310
翻訳 牧野美加 発行 里山社 2024年6月21日・刊 定価:2,100円+税 288ページ ISBN: 978-4-907497-21-7 四六判並製/カバー帯あり 装画:前田ひさえ 装丁:服部一成/榎本紗織 見過ごされてきたけどよく知っている、中年女性の「ある感覚」を掬い取る短編集 「何がしきりにわたしたちを臆病者にさせるのだろう。わたしたちを絶えず孤立させ、ああはなりたくないと人に思わせ、軽蔑されやすい顔に変貌させ、何かを証明しなければと常にみずからを追い立てる。この病の名は何だろう。」(本文より) 子育てと家事の合間を縫って育んだ中年女性の友情に入る亀裂を描く「わたしたちが坡州に行くといつも天気が悪い」、妻の外見を愛し内面を見ない夫の視点で描く「夏風邪」、若くして家計を担い働く娘が先輩女性社員に抱く淡い恋心を描く「その猫の名前は長い」など、生活のリアリティが滲み出る繊細な物語9作品。 主婦をしながら英米文学の翻訳家となり、アドリエンヌ・リッチやエリザベス・ビショップらに影響を受け小説を書いた著者の初邦訳。牧野美加の美しい翻訳文、大阿久佳乃による英米文学作品と本書の関わりを解き明かす大充実の解説(20P)付。 海が隔てる隣同士の国に暮らすあなたはわたしじゃない、でも、あなたはわたしでもある。社会の常識や家父長制に押しつぶされる痛み、その中でだれかと視線を交わし手を取りあうことの心強さとありがたさ。確かな細部と繊細な記憶を積み重ね描かれる本書は、正気を保つのが難しい世界に生きるわたしたちのための1冊だと思う。 小山田浩子(小説家) 「わたしたち」は単純ではない。それどころか、差異を抑圧する危険性もはらむ。「わたしたち」にならなくては「あいだの差異」をなくすことはできないが、「内なる差異」を抑圧しないため、「内なる差異」を意識的に見つめることを怠ってはならない。リッチも、ビショップも、イ・ジュヘも私もそれぞれの「位置」をもつ。差異を探るため、そしてその上でなぜ「わたしたち」を「わたしたち」と呼べるのか、呼ばなければならないかを見極めるため、彼女たちを読まなくてはならず、知識以上のものに面と向かわなくてはならない。 大阿久佳乃(解説より) (版元より)
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ミニマル料理「和」 最小限の材料で最大のおいしさを手に入れる和食のニュースタンダード|稲田俊輔
¥1,980
発行 柴田書店 発行年月 2024年12月18日 判型 B5変 頁数 136頁 定価 1,980円(税込) ISBN978-4-388-06389-5 2023年レシピ本大賞【プロの選んだレシピ賞】を授賞し、「ミニマル料理」という新しい料理ジャンルを確立した令和の奇書がふたたび! 今作のテーマは和食。足し算に走りがちな現代和食の料理本界に引き算のおいしさという一石を投じます。だしを使わずにつくる1章「米」、2章「菜(おかず)」に続く3章は、心の負担を軽くしつつ日々の生活を充実させる日常の「だし」がテーマ。必要十分な材料と手間とは何かをつきつめ、結果として時短簡単レシピに帰着するのは前作同様。 浮いた時間でおかずを増やせば、それは「一汁三菜」という幸福が約束された時間への早道です。 (版元より)
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ミニマル料理 最小限の材料で最大のおいしさを手に入れる現代のレシピ85|稲田俊輔
¥1,760
発行 柴田書店 発行年月 2023年2月2日 判型 B5変 頁数 136頁 定価 1,760円(税込) ISBN978-4-388-06361-1 「そのレシピ、どこまでシンプルにできる?」 「以前は家で作るのがあたり前だったあのおかず、現代向けに作るなら?」 ──著者・稲田俊輔氏のそんな思考実験から生まれた85の「ミニマル料理」を、プロセス写真付きの「基本形」と、味付けや付け合わせを変えた「展開形」に分けて掲載。 「30分チキン」「ミニマル麻婆豆腐」「(ひとつの材料)だけスパ」など、Twitterで大きな話題を呼んだ料理もブラッシュアップした「決定版」として多数収録! 【掲載レシピ(抜粋)】 ◆究極にミニマルな、茄子の醤油煮 ◆学生ステーキ ◆ミニマルポテトサラダ ◆トマト卵炒め ◆ミニマル焼売 ◆しっとりサラダチキンと鶏スープ ◆東海林さだお式チャーシュー【改】 ほか (版元より)
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現代調理道具論 おいしさ・美しさ・楽しさを最大化する|稲田俊輔
¥1,760
発行 講談社 発売日 2024年07月19日 定価 1,760円(本体1,600円) ISBN978-4-06-535988-4 判型 四六 ページ数 224ページ ”料理を作る楽しみ”を手放したくない人へ。 「丁寧に、雑に、暮らしたい」……ホットクックにストウブ、蒸籠、しりしりに100均グッズ。令和のキッチンに必要な調理道具は何か?を博覧強記で知られる料理人、稲田俊輔氏が解き明かします。 大は小を兼ねない。フライパンは20センチでいい 電気圧力鍋とは〈ほぼ完全にレシピを再現する〉調理器具 ストウブ派?ル・クルーゼ派?定番鍋を深堀り 包丁の切れ味を手軽に復活させる〈現在の最適解〉 ”蒸す”を日本の家庭に取り戻す 家で揚げ物をしたくなる6つの条件 ほか 「外食では得られない味。食卓上の風景。新しい味との出会い。側から見たら些細なこだわりかもしれませんが、自分にとってはとても大事なこと。徹底的に楽をしながら徹底的に楽しむ、そんな日々を僕は『丁寧な雑暮らし』と呼んでいます」(本書より) 世界で一番うまい「ミニマル焼売」/ホットクックで「なんでもグラタン化」/鍋で作る「本格ビリヤニ」/最高にシンプルな「バターチキン」/100均グッズで作る「正統派だし巻き卵」/ワンパンで作る「スパイスだしカレー」/かっこいい「豚しゃぶ」/野菜をたくさんおいしく食べたいなら「クタクタ煮」……など、永久保存版レシピも多数掲載! (版元より)
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キッチンが呼んでる!|稲田俊輔
¥1,650
発行 小学館 定価 1650円(税込) 発売日 2022.11.18 判型/頁 4-6/208頁 ISBN 9784093866613 おいしいの伝道師、初の小説! 訳あって一人暮らしを始めた女性が、調味料や食材を揃えていきながら自炊と一人のごはんを楽しむ様子を描く。引っ越して三日目、宅配便でオーブントースターが届く。仕事に没頭し、気が付けば夜八時。買い物に出かけた彼女が、夕飯として購入したのはハムレタスサンドと肉まんだった。帰宅した彼女は、新居で初めての「料理」をする──。食に対するストイックなまでのこだわりを見せる日もあれば、ファストフードを堪能する日もある彼女はいったい何者なのか。簡単でおいしいレシピや食の豆知識も身につくフード・ラブ・ストーリー。料理人、飲食店プロデューサーとして活躍しながら、さまざまな食情報を発信する“ナチュラルボーン食いしん坊”の初小説! (版元より)
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食いしん坊のお悩み相談|稲田俊輔
¥1,760
発行 リトルモア イラスト:obak 装丁:森敬太(合同会社飛ぶ教室) 仕様 B6判 並製 (天地182mm x 左右128mm x 束幅16mm) / 200ページ / 228g 発売日 2023年07月05日 ISBN / Cコード 978-4-89815-575-2 / C0095 定価 1,760 円(本体 1,600 円+税) 東海林さだおさん推薦!! 「この本を読むと、以後、食べ物が10倍おいしく感じられるようになります。10倍ですよ。1000円のラーメンが10000円の味になる。保証します。」(帯文より) 食いしん坊が結集! 食べる・飲む・料理にまつわるQ&Aに共感必至!! 南インド料理店「エリックサウス」総料理長、飲食店プロデューサー、大ヒット料理書も多数手がける…!飲食界きってのエンタテイナーがさまざまなお悩みやギモンに答えます。 エッセイを読むように楽しめる、粋な名回答64連発。 〈相談の例〉 冷たい食べ物/じゃがいものベストソリューション/納豆を混ぜない/パスタの具が余る/半熟卵問題/から揚げはご飯に合う?/ラーメンにナルトは要る?/絶対に怒られる蕎麦/毎日の料理が想定内にしかならない/自分の作るご飯が楽しめない/フードサイコパスの婚活/昔の味が恋しい/イナダさんにとって「おいしい」とはなんだと思いますか??…etc 四六時中食べ物のことばかり考えているイナダさんが、どんなお悩みにもブンブン頷き、想像の斜め上行くアンサーをひねり出す! 飲食のプロの鋭い観察眼と、食いしん坊ならではの探究力を余すところなく発揮した、名文&面白エピソード多数。今日から使える画期的なアイデアも満載 「おいしいものについてあれこれ考える時間は、おいしいものを食べるのに匹敵する、充実したひとときです。」 食べる人・飲む人・作る人、みんながああでもないこうでもないと話し合い、現代の食の楽しみを探し当てる、至高の一冊です。 *本書は、インターネット上のサービス「質問箱」(https://peing.net/ja/)と「相談箱」(https://soudanbako.com)に掲載された文章を加筆修正してまとめたものです。 制作にあたり、各運営会社の合意のもと、二次利用をしております。 (版元より)
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ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版|梨木香歩
¥880
岩波現代文庫 刊行日 2022/05/13 ISBN 9784006023430 Cコード 0195 体裁 A6 ・ 並製 ・ カバー ・ 118頁 非常時というかけ声のもと、同調圧力が強まるなかで、この社会の「育む力」は失われつつあるのかもしれません。自分自身で考え、行動しようとする若い人たちと、かれらを取り巻く大人たち。誰もが自分のなかの埋もれた「リーダー」を掘り起こし、「育む力」を育むには……。村ぐるみの選挙不正を告発した一人の少女をめぐるエッセイを新たに増補。(解説=若松英輔)
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戸惑う窓|堀江敏幸
¥792
中公文庫 初版刊行日 2019/10/18 判型 文庫判 ページ数 224ページ 定価 792円(10%税込) ISBN978-4-12-206792-9 覗かずにはいられない。大聖堂の薔薇窓、木造家の古窓……マチスは闇を、プルーストは不思議な絵画を見いだした。世界を一変させた「窓」を訪ねる二十五篇。 (版元より)
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午前三時のサーチライト|豊田道倫
¥1,980
発行 ケンエレブックス 編集:五十嵐健司 装丁:山田拓矢 組版:孝学直、木原香苗 体裁:四六判変型 頁数:224頁 定価:1,800円+税 刊行日:2024年12月13日 ISBN 978-4-910315-47-8 大阪へ 東京からの転居、コロナ禍での先行きの見えない日々。寂寥感と欲望。 生活とイリュージョンの往還からうまれた20篇の物語。 消えた女、死んでしまった友人、家族、行きずりの出会いと別れ。生活をとりまく些細な出来事から湧き上がるエモーション。 パラダイス・ガラージ、豊田道倫&His Band!などの活動で知られるミュージシャン・豊田道倫によって、感傷的な現実と幻想のあわいを溶かすような文体でつづられる待望の短編小説集。
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失われた「実家」を求めて|飯村大樹
¥1,320
リトルプレス 装画 藤本将綱 値段 1200円 ページ数 120ページ サイズ B6 両親の離婚と父親の再婚によって突然失われることになった私の実家。 果たしてあの場所は、時間は、一体何だったのだろうか? なんとなく遠ざけていた「実家」という場所を振り返るべく、私は久しぶりに両親に会うことを決めた。 家族へのインタビューとエッセイをまとめた一冊。 (版元より)
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いしを拾う|きら
¥1,800
リトルプレス 発行 13 番館 税込価格:1800円 ページ数:344p 判型:B6 2023年9月~2024年9月の日記です。失業手当をもらい切り、一年で3つもバイトを変えて、生き延びるために勉強を始めるもこれで良いのかと悩みながら生活を送る。デモ、カウンセリング、パレスチナ、たまに制作、石拾い。拠り所を探す日々の日記。 ○ 日記抜粋 2024年8月13日(火)「感情をあんまり表に出さないタイプなのかもしれません。」とHさんに言ってみる。 出さないというか、出せないと言った方が正しいかもしれない。それから、今飲んでいる薬はADHDの注意散漫な思考をクリアにし、脳内が基本的に静かなので、さらに感情が平たくなって見えるのかもしれない。Hさんは今度は「趣味はなんですか?」と聞いてきた。「旅先の海とか川とかでは石拾ったりしますかね。」と答える。石を拾うことは人間らしいことだろうか。 ○ 著者紹介 きら 1996年生まれ。友達のほに、(ハム)スターのうるふちゃんと一緒に暮らしている。アートコンビ13 番館としてZINE の発行や作品展示を行う。これまで出した日記本に『ころがるいきもの』、『帰省日記』がある。石拾いが好き。 Instagram @kira_kanako
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ふたつ編み日記|aiko hori+mei shimada
¥1,485
SOLD OUT
リトルプレス 文章・編集 島田芽衣/堀愛子 デザイン 春木美海 印刷・製本 レトロ印刷 発行部数 70部 ふたりの交換日記。日々のできごとから、言葉になる前のものを掬いとり、自由にノートに綴る。そして交換し、お返事を添える。親しい関係のなかで生まれる、個人と公共のあわいにある言葉や思考の痕跡。 (版元より)
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SETAGAYA MAGIC|品品(ex. 世田谷ピンポンズ)
¥1,320
シリーズ:sanchapbook 03 発行 ignition gallery 発行所 twililight 装画: waca デザイン:横山雄 判型:B7 ページ数:104ページ 本体価格:1200円 刊行日:2024年12月28日 自分が住む街の現在・過去・未来へのパスポートに。 twililightがある三軒茶屋をテーマにしたポケットブックシリーズ「sanchapbook」(サンチャップブック)。 03はtwililight web magazineで2024年6月から9月まで連載していたフォークシンガー・品品(ex.世田谷ピンポンズ)によるセンチメンタル連載小説を書籍化した『SETAGAYA MAGIC』。 “感傷より先に歌があるのか、歌より先に感傷があるのか、自分の情緒が時々分からなくなる” twililightがある世田谷区の三軒茶屋に長いあいだ住んでいたフォークシンガー・品品(ex.世田谷ピンポンズ)による初めての小説は、 三軒茶屋を舞台に、自身と重なる杵賀谷を主人公に迎え、選ばれなかった人々の心に真摯に寄り添う。 歌うこと、生きること、夢を見ること。 「もっともっと迷い惑うことだよ。君がこの街で出会った人たちがえっちらおっちらそうやって暮らしてきたみたいにね。茶沢通りの一本道でさえ迷う君さ。だからこそ、ひょんなことからまたいつかどこかで別れた誰かと再会できるかもしれない。誰も見たことのないような変な景色を見つけることができるかもしれない」 《目次》 「すずらん通りの定食屋」 「太子堂中央街のライブハウス」 「世田谷通り沿いのマンション」 「三軒茶屋中央劇場」 「地震の日」 「じしんの日」 「送別会」 「世田谷マジック」 あとがき (版元より)
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いっぽうそのころ|秦直也
¥1,870
SOLD OUT
発行 猋社 定価:1,700円(税込:1,870円) 判型:W170mm×H170mm 本文:32P(モノクロ) 上製、中ミシン、表紙PP加工あり、カバー帯なし 今年の、第45回講談社絵本新人賞を受賞した、秦直也さんの1冊目の絵本になります。人間の気配が介在しない動物たちの愉快な瞬間を、「いっぽうそのころ」という言葉だけでひとつなぎにしました。めくるたびに双眼鏡で地球上のあらゆる場所にいる動物たちを覗き見しているような気持ちに。シンプルながら想像の余地に溢れたモノクロの絵本です。 【著者プロフィール】 秦直也(はたなおや) イラストレーター。1981年兵庫県生まれ。大阪芸術大学建築学科卒業。2011年よりイラストレーションを描きはじめる。2011年「ザ・チョイス」入選。2024年、第45回講談社絵本新人賞受賞。主に動物をモチーフとし、人間の気配が介在しない瞬間を捉えたイラストが魅力。著作に塗り絵ポストカードブック『おしごとどうぶつ 編』(河出書房新社)、装画と挿絵の担当をした『教師としてシンプルに生きる 』(若松俊介、枡野俊明 著/東洋館出版社)などがある。 (版元より)
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風景のほうが私を見ているのかもしれなかった|飴屋法水/岡田利規
¥1,760
SOLD OUT
発行 tiny palmbooks 刊行日 2024年12月1日 定価 1600円+税 B6判・日めくりカレンダー製本 86ページ 2010年に交わした往復書簡にはじまり、14年を経てふたたび交わされた対話と往復書簡、その言葉たち。 お互いの作品と自身の創作とを行き来しながら、演劇作品をつくること、小説を書くこと、さらにはよりひろく、ものをつくること、生きることにも繋がる言葉が時を経て、いつまでも古びることなく響いてくる往復書簡と対話。 目次 [往復書簡] 無神論者による神さまに向けたパフォーマンス [対話] 「個」と「種」を束ねる想像力 [往復書簡] 演劇、ものさしで測ることのできない夢 (文中に出てくる作品・一部紹介) 飴屋法水演出「転校生」「わたしのすがた」、小説「たんぱく質」 岡田利規作・演出「ゴーストユース」/チェルフィッチュ「三月の5日間」「わたしたちは無傷な別人である」「消しゴム山」、小説「わたしたちに許された特別な時間の終わり」「一月、生暖かい月曜日の午後のこと」ほか 著者紹介 飴屋法水(あめや・のりみず) 1961年山梨県生まれ、東京都在住。演劇、美術、文筆を中心に、領域を横断しながら一貫して、人間の「生」の根源を見つめる独自の表現をおこなう。高校在学中、唐十郎の「状況劇場」に音響担当として加わり、83年「東京グランギニョル」を結成、演出家として独立。90年代は主に現代美術の分野で活動。その後、動物商となり、2005年「バ ング ント」展で美術活動を、07年「転校生」で演劇活動を再開。以来、フェスティバル・トーキョー、国東半島芸術祭などに参加。東日本大震災後、いわき総合高校の生徒たちとともに校庭で「ブルーシート」を上演。主な著書に『君は珍獣(ケダモノ)と暮らせるか?』『ブルーシート』『彼の娘』がある。 岡田利規(おかだ・としき) 1978年神奈川県生まれ、熊本在住。演劇作家、小説家。主宰を務める演劇カンパニー・チェルフィッチュでの独特な言葉と身体の関係性による方法論や現代社会への批評的な眼差しが評価され、国内外で高い注目を集める。2005年「三月の5日間」で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。08年、初の小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』で第2回大江健三郎賞を受賞。海外での評価も高く、16年よりドイツの劇場レパートリー作品の作・演出を複数回務める。20年、タイの小説家ウティット・へーマムーンの原作を舞台化した『プラータナー:憑依のポートレート』で第27回読売演劇大賞 選考委員特別賞を受賞。近年は能・狂言の現代語訳や形式を用いた作品も手がけ、21年、戯曲集『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』で第72回読売文学賞戯曲・シナリオ賞、22年、同戯曲で第25回鶴屋南北戯曲賞を受賞。 (版元より)
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How to Book in Japan
¥1,980
SOLD OUT
発行 NEUTRAL COLORS 44ページ サイズ 215×140×4㎜ 2023年発行 『How to Book』は、NYのSmall Editionsが製作した、本をつくりはじめる人に向けての指南書。本書『How to Book in Japan』は、『How to Book in Berlin』に次ぐ世界3冊目としてNCが製作した。NY版の精神を引き継ぎ、各地で出版活動をする20のパブリッシャー、書店、アーティストの声で構成されている。NY版を下地にしながら、想定する制作物はより広がっている。アートブック、作品集はもちろんのこと、それにかぎらずともあなたが 世に「本」を出したいと決心したときに道標となることを目指した。 工夫やアイデアで、大量生産でもごく少部数でもない、他の人が手にとることのできる、広がる余地のある「一冊」になる。本当につくりたい人が諦める必要がないように、導き、励まし、ヒントを与える有用なツールになることを願っている。コントリビューターの活動のスタイルはさまざま。それは、なにを本にするか、なんのために本にするか、それぞれの信念があるからだ。さらなる一冊をつくるとき、あなたも自分の本のためのやり方を、自分なりに見つける必要がでてくる。その模索のときにも、この本がもう一度道標になるように。2023年の東京アートブックフェアで発表される。 ◉コンテンツ リサーチ 資金調達 制作 よく使われる用語集 流通 リソースガイド ◉日本版コントリビューター ・矢萩多聞/Ambooks ・相島大地/DOOKS ・edition kozo ・秋山 伸/edition.nord ・黒田義隆 黒田杏子/ELVIS PRESS ・小田晶房/hand saw press Kyoto ・Olivier Mignon/Keijiban ・潟見 陽/loneliness books ・大山光平/Newfave ・内沼晋太郎/NUMABOOKS ・中島佑介/POST ・高橋和也/SUNNY BOY BOOKS ・岡田和奈佳/when press ・米山菜津子/YYY PRESS ・山本佳奈子/オフショア ・中岡祐介/三輪舎 ・楢崎萌々恵・ウィリアム シャム/バーバリアンブックス ・濱田 晋 ・平山昌尚 ・ミヤギフトシ (版元より)
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Neverland Diner 二度と行けないあの店で
¥3,630
発行 ケンエレブックス 編者:都築響一 編集:臼井悠 装丁:渋井史生(PANKEY) 体裁:四六判変形/並製/カバー装 頁数:640頁(カラー写真頁含) 定価:3,300円+税 刊行:2021年1月22日 ISBN 978-4-910315-02-7 C0095 僕をつくったあの店は、もうない――。 子供の頃、親に連れられて行ったレストラン、デートで行った喫茶店、仲間と入り浸った居酒屋……。誰にも必ず一つはある思い出の飲食店と、舌に残る味の記憶。 「どこにあるかわかんねー」とか「もうなくなっちゃったよ」とか「事情があっていけない」、あるいは「くっそまずくてもう行かねえ!」とか、そういう誰かの記憶に残るお店の数々を、人気芸人からアイドル、作家、ミュージシャン、映画監督、芸術家、マンガ家、イラストレーター、クレイジージャーニー、クリエイター、編集者に女王様まで、各界の著名人総勢100人が100通りの文体で綴る悲喜こもごもの人生劇場。 もう行けない店、味わえない味、酔っぱらえないカウンター。100人の記憶と100軒の「二度と行けないあの店」について、640頁の大ボリュームと都築響一による写真でお届けする追憶のグルメガイド――。
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取るに足らない大事なこと|ひとりごと(加藤大雅/星野文月/神岡真拓)
¥2,200
発行 ひとりごと出版(株式会社オンフ) 2,000円+税 ISBN:978-4-9913633-0-6 仕様:150p / B6変形(H148 x W100) 発行日:2024年5月19日 東京から地方へ移り住んだ3人が、それぞれの暮らしの中で感じたことをニュースレター《ひとりごと》で綴った1年間。 1年かけて書き溜めたエッセイ20編と、それらを読み直し振り返った対話のテキストを1冊の本にまとめました。 加藤大雅(かとうたいが) 編集と本屋的活動。秋田県北秋田市で暮らしています。 星野文月(ほしのふづき) 物書き。長野県松本市で暮らしています。 神岡真拓(かみおかまひろ) デザイナー。長野県諏訪市で暮らしています。
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●サイン本 反復横跳びの日々|岡本真帆
¥1,320
リトルプレス 本体価格:1,200円 ページ数:96P(ソフトカバー) サイズ:105mm × 148mm イラスト:クイックオバケ デザイン:松田洋和 わたしは日々、いろんなできごとの間で揺れている。 二つの点の間を行ったり来たりしながら、考えたこと。 東京と高知、会社員と作家。 二つの点の間を行き来しながら書いた、15編のエッセイを収録。 ささやかな気づきについての本です。 (版元より)
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●増刷特典つき 入院日記ZINE 病室、自分らしく|BIOMAN
¥1,320
リトルプレス 文庫判 112ページ ※価格改定した増刷分になります。価格改定に伴いおまけとして「高校の時バイトしてたとんかつ屋の鶏の唐揚げのレシピ」が付いてきます。 突発性難聴による入院日記のZINE 2024年10月に突発性難聴のため片耳が聞こえなくなり、治療のため2週間入院。入院に際して、暇つぶしのつもりでnote上にあげていた日記が思ったより反響があり、「何かしらの形にしてほしい」という声を沢山いただきました。トーフ君が同じような本出してるし気が引けるものの、noteの記事に投げ銭してくださった方もいらっしゃったし、自分でこの文の価値を卑下するのも良くないと思い、ZINEにする運びとなりました。 既にnote上に書き溜めた入院日記に加筆修正を行い、新たに退院後の1週間分の日記を書き加えた形になります。 ↓noteの入院日記 https://note.com/bioman_text/all (版元より)
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なnD 11
¥1,430
SOLD OUT
リトルプレス 2024年12月20日発行/文庫サイズ/168頁 編集:森田真規(なんとなく、クリティック)、戸塚泰雄(nu)、(小林英治(DU)) 『なんとなく、クリティック』『nu』『DU』3人の編集者による、年一回発行のリトルプレス『なnD』最新号。 ○ 今回は人気連載陣(FALL三品輝起さん、ベルク迫川尚子さん、キデンセン)、近代ナリコさんによるアーティスト・藤本れなさんの紹介、ゾフィ・プシクール(粉川哲夫さん?)の深夜徘徊団のほか、小さなコラムも多数掲載。 今年亡くなられた本誌編集人・小林英治さんの連載「インスタ日記」は、ご友人やゆかりのある35名のみなさまが引き継いでくださいました。 Eunice Luk/菊池謙太郎/森山裕之/相田冬二/モノ・ホーミー/三品輝起/近代ナリコ/Lena Fujimoto/佐々木敦/ハーポ部長/こだまたけひろ/迫川尚子/山本佳奈子/竹田和也/折田侑駿/西村満/スギタモエル/竹田純/七里圭/キデンセン/管啓次郎/涌上昌輝/近藤恵介/櫻井亮太/ゾフィ・プシクール/田中元樹/正一/little fish/阿久津隆/アマヤフミヨ/碇雪恵/イワフチメグミ/内沼晋太郎/小田雄太/加藤木礼/北畠千枝里/グラスパーゆきこ/黒田玲子/香山聡/越川道夫/小島弘光/後藤知佳/小林エリカ/桜井雄一郎/猿田詠子/柴原聡子/島田潤一郎/高橋政宏/滝口悠生/谷口愛/樽本樹廣/檀上遼/千葉美穗/テンギョー・クラ/戸塚泰雄/BACCO/松村孝宏/三宅唱/宮田文久/森川晃輔/森田真規/山本アマネ/米山菜津子
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●特典CD・ステッカーつき CD 呪文|折坂悠太
¥3,300
SOLD OUT
通常盤 特典CD「折坂悠太 ツアー2024 あいず ライブ盤」、ステッカーつき 発売元:ORISAKAYUTA 2024年6月26日(水)発売 品番:ORSK-021 価格:定価¥3,300 (税抜価格 ¥3,000) 収録曲 1. スペル 2. 夜香木 3. 人人 4. 凪 5. 信濃路 6. 努努 7. 正気 8. 無言 9. ハチス
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CD めめ live recording H31.04.03-04|折坂悠太
¥1,650
通販限定販売ライヴEP 2020.03.27 発売 ORSK-009 / ¥1,650(税込) [収録曲] 1. take 13 2. 道 3. 揺れる 4. 荼毘 5. 茜 6. 夜学 7. よるべ
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空気が静かな色をしている ー日々ごはん2021.7→12ー|高山なおみ
¥1,760
発行 アノニマ・スタジオ 定価 1760円(本体価格1600円) ISBN-13: 978-4-87758-867-0 発売日:2024/12/10 デザイン 脇田あすか 寄稿 最果タヒ 毎日食べるごはんのように、今日を味わいながら、この世界を生きていく。 「なぜ日記を書くんですか?」と、よく聞かれる。 そういうとき私は、うーんと考え込んでしまう。なんでなんだろう。あったことがなくなってしまうのが淋しいから。そう答えたこともある。 でも、あったことはなくならない。今の私はそう思う。 ここまで書いて気がついた。もしかすると、あまりにたくさんのものごとが流れていってしまうからなのかも。しかも、流れているのはまわりだけでなく、自分自身もなのだ。 ー書き下ろしエッセイ“「日々ごはん」と私”より ○ 神戸に暮らす料理家・文筆家である高山なおみさんの日記エッセイが新装リニューアルです! 2016年に神戸へ拠点を移して6度目の夏から冬、2021年7月から12月の日記を収録。 この頃は神戸新聞の連載がはじまり、神戸での暮らしを特集したテレビ番組がNHKで放送され、大きな話題となった時期です。高山さんが撮影した写真のアルバムと、日々の暮らしから生まれた「おまけレシピ」、書き下ろしエッセイ“「日々ごはん」と私”を収録しています。巻末には、詩人・作家として活躍される最果タヒさんから「誰かの生活と私」を寄稿いただきました。 (版元より)