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open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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生活と怒号|和田拓海
¥880
SOLD OUT
発行:本屋メガホン 判型:W200mm×H70mm 16P "差別や不条理に対して怒る自分と、それでも普段通り生活を続ける自分はどちらも自分だ。怒り担当、生活担当の二つの人格があれば便利だが、どちらも同一の自分が同時に引き受けなくてはならない。怒るにはそれなりにエネルギーが必要だし、怒りに振り回されて生活が疎かになっては元も子もない。怒る自分と生活する自分が乖離せず、ちょうどいい距離感を保つにはどうすればいいのか。本書では特に怒りや違和感について書く行為や、書いたものを綴じ、自分で売る行為を続けてみて感じたことを中心に考えてみたい。" ー「生活と怒号」より 社会的マイノリティについて書かれた本をメインに扱い、「小さな声を大きく届ける」ことをコンセプトに掲げる新刊書店「本屋メガホン」を運営する著者によるZINEの第2号。 自身もマイノリティとして生きる中でこれまで感じてきた違和感や、本屋を開業するきっかけなどについて書いた前作のZINE「透明人間さよなら」の制作・販売を通して考えたことを中心に書かれた今作は、「生活する自分と怒る自分のバランスのとり方」についてや、「無理せず我慢せず自分なりの抵抗の仕方で健康的に怒る方法を見つけること」などについて、著者の実践と体感をもとに書かれた一冊です。 [目次] 生活と怒号 効率の悪い怒り方 当事者性一本槍 綴じる閉じない 生き方としての本屋 政治を拡大解釈する あとがき
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私が30代になった|イ・ラン
¥1,430
発行 タバブックス 訳 イ・ラン/中村友紀/廣川毅 本体 1300円+税 四六判変形・並製・100ページ ISBN978-4-907053-31-4 C0079 2019年5月12日発売 装丁:惣田紗希 30代になる人へ、まっただ中の人へ、そして通りすぎた人へ。独特の存在感で今最も注目されるアーティスト、イ・ランが放つおかしくて切なくてほっとする30代女性の日常。韓国で大人気のコミックエッセイに、あらたに描き下ろし漫画を収録した日本版、ついに登場です! 「イ・ランさんの絵がうらやましい。こんな絵を描きたかった。こんな本も描いてみたかった。傑作を描こうなんて思ってないところが素晴らしい。 」 漫画家 いがらしみきお
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靄を漕ぐ - Row the Haze -
¥3,500
SOLD OUT
品番:FETE-007 タイトル:靄を漕ぐ - Row the Haze - アーティスト:Sakanoshita Norimasa, the sleeping beauty & Atsushi Hamada 植物標本:はいいろオオカミ+花屋 西別府商店 写真 & 映像:Akihiro Yamaguchi アートワーク:Akihiro Yamaguchi フォーマット:国内盤CD 特装版ブックレット仕様 (全32ページ) 人生は、まるで靄に包まれた舟のようである。 進むべき方向を見失い踠くかもしれないし、 その先で希望に満ちた未来が開けるかもしれない。 其々が静かに舟を走らせ、 今日もこの素晴らしき世界を彷徨う。 灯火のように寄り添う温かな調べを連れて、 自らの櫂で、靄を漕ぐ。 Text : 濱田 敦司 (MANSIKKA antiques) 〈 Track List 〉 01. through the mist 02. glacis 03. parts of imperfection 04. empty playground-part.1 05. ruiten 06. a rest
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7inch Vinyl RIVER|FOLKLORE
¥1,650
SOLD OUT
FOLKLORE: AOKI,hayato (guitar) haruka nakamura (piano) Akira Uchida (soprano sax) 品番:FETE-002 アーティスト:FOLKLORE タイトル:RIVER カバー・アート:Kazunori Hori アート・ワーク:Hayato Aoki フォーマット:国内盤7インチ仕様 特典音源ダウンロードコード付 < Track List > 01. RIVER 02. RIVER (Acoustic) < Bonus Track Down Load Only > 03. line (Live at evam eva yamanashi 20170408)
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CD FOLKLORE|AOKI,hayato と haruka nakamura [通常盤]
¥2,750
SOLD OUT
品番:FETE-001 アーティスト:AOKl,hayatoとharuka nakamura タイトル:FOLKLORE (フォークロア) アートワーク:Hayato Aoki フォーマット:国内盤2CD 特典CD『三月十六日』封入 幾つかのソングと旅から生まれた音楽。 FOLKLORE (フォークロア) ギターとギタ一時に ピアノとアンビエンスで 二人の音楽家が歩む旋律の旅路。 〈 FOLKLORE (DISC-1) 〉 01. 1 02. days 03. FOLKLORE 04. call 05. メア 06. fog 07. タベ 08. 水声 09. もうひとつの時間 10. TALKING 11. 灯り 12. XII 13. coda 14. g 〈 三月十六日 (DISC-2) 〉 01. ニ一時二0分 02. ニ一時五七分 03. 二ニ時三八分
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カセットテープ Tuning to Hear|Iwamura Ryuta
¥2,200
SOLD OUT
品番:BRISE-06 / FETE-010 タイトル:Tuning to Hear アーティスト:Iwamura Ryuta マスタリング:Tanabe Gen (Studio Camel House) デザイン:Noritake フォーマット:Cassette Tape/ Digital Music DL付 [400個限定] Tuning to Hear 。 音楽とマッチングする周波数を探る彼の行為は、 ラジオとは別のもうひとつの回路、 彼の心の奥の内なる回路とコンタクトを取り、 精神の均衡を保つための作業のようにも思われる。 「雨音を背景に音楽を聴き取る。 そしてまた、音楽を背景に雨音を聴き取る」 をモチーフに制作し2020年にリリースした 作品" Raining to Hear "。 その" Raining to Hear " のスピンオフとも 言える作品が" Tuning to Hear " です。 ピアノの音楽にレイヤードされている 雨音のような、さざ波のようなノイズは、 短波ラジオのチューニングノイズです。 Iwamura Ryuta は、この作品で短波ラジオを 「ノイズ発生装置」として使用しています。 フィジカルリリースはカセットテープのみ。 ラジカセから聴こえるチューニングノイズに 耳を澄ますという、リスナーの奥ゆかしくも エキセントリックな行為を通して、 この作品は完結します。 ラジオの選局ダイヤルをランダムに回して 生まれる様々なバリエーションのチューニングノイズ。 ノイズは各周波数固有のものではなく、 再現可能なものではありません。 降雨や降雪、風などの気象条件、 時間帯、アンテナの方向、室内の雑音源、 身体とラジオの距離など、複雑な条件が相まって、 偶然に発生する" 音色" と 言ってもいいかもしれません。 デザインは、Iwamura Ryuta の作品を 数多く手掛けているNoritake が担当。 〈 Track List 〉 [Side : A] 1. Tuning to Hear / WAVE Ⅰ 2. Tuning to Hear / WAVE Ⅱ 3. Tuning to Hear / WAVE Ⅲ [Side : B] 1. Tuning to Hear / WAVE Ⅳ 2. Tuning to Hear / WAVE Ⅴ 3. Tuning to Hear / WAVE Ⅵ Tuning to Hear / WAVE Ⅰ (YouTube) https://youtu.be/IeBEnkkxSCI
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CD Reading to Hear|Iwamura Ryuta
¥1,980
SOLD OUT
品番:BRISE-003 アーティスト:Iwamura Ryuta タイトル:Reading to Hear アートワーク:Noritake フォーマット:国内盤CD 本を開く時、小説のはじめの一行に心ときめく時、 写真集を開いたビジュアルに釘付けになる時、 哲学書の一文に頭を悩ませる時、 古本屋の棚にあった背表紙にひっかかた時、 なにげなく入った書店で新たな本に出会った時、 僕たちの頭のなかではきっとステレオのスイッチを 押すようにそれぞれのBGM が流れ出す。 それぞれの文体にはつねに音があり、 音のなかにも物語があるからである。 〈 Track List 〉 01. Reading to Hear / 231.1 02. Reading to Hear / 557.6 03. Reading to Hear / 113.2 04. Reading to Hear / 908.5 05. Reading to Hear / 445.7 06. Reading to Hear / 383.3 07. Reading to Hear / 724.7
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CD Raining to Hear|Iwamura Ryuta
¥1,980
SOLD OUT
品番:FETE-005 / BRISE-04 タイトル:Raining to Hear アーティスト:Iwamura Ryuta アートワーク:Noritake マスタリング:Tanabe Gen (Studio Camel House) フォーマット:国内盤CD 東京に夜、雨が降る。 豊かな雨 やさしい雨 重たい雨 したたる雨 絶え間ない雨 途切れる雨 刺すような雨 恵みの雨 この曲集の標題にある雨の降りよう。 〈 Track List 〉 01. Blessed 02. Pouring 03. Intermittent 04. Heavy 05. Dripping 06. Abundant 07. Lulling 08. Stinging 09. Chilling 10. Constant
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LP/CD CITY|Iwamura Ryuta
¥3,000
ニューヨーク、シカゴ、リオ、 リスボン、アムステルダム、ソウル、 台北、東京。 それぞれの街角に彼は立ち、歩き、耳を澄まし、 そしてピアノを弾く。 音楽と音楽でないものの境界、 楽音と騒音の狭間に、所在なくひっそりと佇み、 誰かに見つかるのをじっと待っている。 そんな愛おしい都市に捧げた音楽たちです。 ●LP 品番:FETE-006 タイトル:CITY アーティスト:Iwamura Ryuta マスタリング:Tanabe Gen (Studio Camel House) アートワーク:Triton Graphics フォーマット:国内盤12インチアナログ 〈 Side : A 〉 01. New York 02. Chicago 03. Rio 04. Tokyo 05. Amsterdam 〈 Side : B 〉 01. Lisbon (in the sun) 02. Lisbon (in the shade) 03. Seoul 04. Taipei 05. Around Tokyo 06. Somewhere ●CD 品番:FETE-003 タイトル:CITY アーティスト:Iwamura Ryuta マスタリング:Tanabe Gen (Studio Camel House) アートワーク:Triton Graphics フォーマット:国内盤CD 〈 Track List 〉 01. New York 02. Chicago 03. Rio 04. Tokyo 05. Amsterdam 06. Lisbon (in the sun) 07. Lisbon (in the shade) 08. Seoul 09. Taipei 10. Around Tokyo 11. Somewhere
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桃を煮るひと|くどうれいん
¥1,760
SOLD OUT
発行 ミシマ社 定価 1,600 円+税 判型 四六判並製変形 頁数 136 ページ 発刊 2023年06月14日 ISBN 9784909394880 装丁 脇田あすか 衝撃のデビュー作『わたしを空腹にしないほうがいい』から5年。 小説、エッセイ、絵本、児童書、歌集…多方面で活躍する気鋭の作家が、 満を持して、2作目の「食エッセイ集」を解禁。 日経新聞「プロムナード」(2022年7月〜12月)に掲載されたエッセイに、 書き下ろしをたっぷり加えた、珠玉の41編。 著者情報 著: くどうれいん(くどうれいん) 作家。1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書に、『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)、『うたうおばけ』(書肆侃侃房)、『水中で口笛』(左右社)、『氷柱の声』『虎のたましい人魚の涙』(以上、講談社)、『プンスカジャム』(福音館書店)、『あんまりすてきだったから』(ほるぷ出版)がある。
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わたしとあなた 小さな光のための対話集
¥3,850
SOLD OUT
発行:me and you 2022年8月20日 第1刷発行 編集:me and you(野村由芽・竹中万季) ブックデザイン:脇田あすか+小倉有加里 編集協力:羽佐田瑶子 校正:鴎来堂 印刷・製本:藤原印刷株式会社 本体価格:3,500円(税別) ISBN:978-4-9912677-0-3 C0095 サイズ:本文120mm×188mm チリ2mmずつ=122mm×192mm 背幅約25mm ページ数:372ページ me and youでは、2022年2月よりメディア・コミュニティ『me and you little magazine & club』を立ち上げ、この場所を耕すために考えを深めたいことを「6つの灯火」として掲げ、その内容を対話の形で掘り下げていく「i meet you」シリーズをつくっています。『わたしとあなた 小さな光のための対話集』は「i meet you」のなかから、次の13名との対話を収録しています。 ・清水晶子さん(東京大学大学院総合文化研究科教授) ・秋田祥さん(ノーマルスクリーン主宰) ・伊藤絵美さん(公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士、洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長) ・武田砂鉄さん(ライター) ・ドミニク・チェンさん(博士/学際情報学) ・小林エリカさん(作家・マンガ家) ・穂村弘さん(歌人) ・竹田ダニエルさん(ライター) ・ブライアン・ヒューさん(ライター・編集者・翻訳者・活動家・DJ・『New Bloom』創設者) ・ソン・スンリエンさん(「女書店」取締役会長) ・ジェイ・リンさん(『GagaOOLala』『Portico Media』創設者兼最高経営責任者) ・バイロン・デュヴェルさん(ミュージシャン、『Queer Trash Taiwan』創設者) ・イ・ランさん(マルチ・アーティスト) ほかにも、me and youの野村由芽・竹中万季が新しい場所の立ち上げに込めた思いを綴ったコラムや、13名とme and youによる作品案内などを掲載しています。 フェミニズムやクィアの表象、メンタルヘルス、マチズモ、戦争、差別……日本、台湾、韓国、アメリカを拠点に活動している方々との対話を収録 『わたしとあなた 小さな光のための対話集』は、一人ひとり異なる「わたしとあなた」が、個人的な想いや違和感をなかったことにせず、社会の構造にも目を向けながら、ともに生きていける関係性や場所について考えた一冊です。フェミニズムやクィアの表象、メンタルヘルス、マチズモ、戦争、差別……といったテーマをはじめとして、それぞれの分野で研究や発信をおこなっている日本、台湾、韓国、アメリカを拠点に活動している方々との対話を収録しました。 どのテーマも、歴史において複雑に絡み合った構造のなかにあり、時には自分ひとりの力でなにができるのか、立ち止まってしまうような場面もあるかもしれません。それでも、me and youが大切にしたいと考えている「個人と個人の対話」や「“わたし”と“あなた”という小さな主語」を立脚点とし、自分たちを含め、一人ひとりが自分の内側にもっている感情や経験を振り返りながら、個人的な想いをなかったことにしないまま、どう社会の構造と向き合い、関わっていくのかということについて、迷い、悩みながらも前身していくための光を見つけるような一冊になることを願っています。
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me and you の日記文通 message in a bottle
¥1,900
発行:me and you 編集:me and you(竹中万季・野村由芽) 発行日:2023年5月14日 発行 価格:1900円(税込) ブックデザイン:小池アイ子 日記文通とは me and you のふたりの日記と、お互いの日記から考えたことや感じたことにお手紙をそっとそえた「日記文通」のこころみです。わかりやすい言葉を少し脇に置いておいて、誰に見せるでもない自分のためだけの言葉をまず書いてみること。その言葉を親密な場所ですこしだけオープンにすること。朧げな自分の思考の輪郭を朧げなまま認識し、それを共有することで、個人が個人のままでいながら誰かと生きる未知の豊かさに迷いながら辿り着けるのではないか? という実験の記録です。
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VACANCES バカンス 1
¥1,200
SOLD OUT
リトルプレス 編集・発行|原航平+上垣内舜介 デザイン|岸田紘之 A5変形(W135mm×H220mm)、本文86ページ 2022年11月20日発行 「心のバカンス」を追い求める独立系カルチャー雑誌。創刊号では編集発行人が好きな人や気になる人に寄稿を依頼し、エッセイから現代川柳、怪談、旅行記、マンガ、小説まで極めて多彩な表現が集まりました。今泉力哉さんによる短編小説や小説家・島口大樹さんのエッセイなど、貴重なテキストも収録しています。 また、定期的にイベントを開催しているミュージシャンの夏目知幸さん×高橋翔さんや、『M-1 2022』3回戦の動画でも話題の忘れる。へのインタビューを実施。巻末では私たちバカンス編集部が、「これぞバカンス」という映画や音楽をレビューしています。 せわしない日々の中で、一度立ち止まって物事を考えられるような「余白」を生む、そのきっかけとして存在する雑誌です。 ■目次 <インタビュー> 夏目知幸×高橋翔|つかずはなれずの距離感で 僕らのまんじがためは続く 忘れる。|伝染していくトランス状態 <寄稿> 島口大樹|僕の生活 [エッセイ] 暮田真名|仮着陸 [現代川柳] 深津さくら|つれかえる [怪談] kiss the gambler|沖縄旅行記 [旅行記] ナカムラミサキ|ハイ・シティ [マンガ] 今泉力哉|グレースケール [小説] <巻末コラム> 原航平|多幸感 起き抜けに 上垣内舜介|電気イルカはポルトヨーロッパの夢を見るか 森美和子|くらげ 僕らのバカンス特集(編集部がレコメンドする、バカンスを描いたカルチャーたち) 表紙イラスト|中山望 -------------------- ■はじめに せわしない心にバカンスを 「なる早でお願いします」。 仕事のメールの中にこの一文が紛れ込んでいるとき、僕はいつも数秒間フリーズし、そのあと何事もなかったかのようにメールを打ち返す。でも、その度に実はひどく気分が落ち込んでいる。急かされている。自分の時間の使い方に、この人は一方的に干渉しようとしてきている。そこに拒絶を覚えるから。でも、そもそも仕事というのはそういうものだ。時間を使ってお金をもらう。それに適応できないと、社会で生きていくことはできない。それは受け入れているのだけど、どんなときでも心に余裕を持って生きたいと望むのは、果たしてわがままなことなのだろうか。 フランスという国には「バカンス」という夢のような文化があるということを、僕はエリック・ロメール監督の『海辺のポーリーヌ』やギヨーム・ブラック監督の『女っ気なし』という映画を観ていく中で知った。みんながみんな、夏になると約1か月間の有給休暇を消化して、リゾート地などへ旅行に出かけるらしい。純粋に羨ましいと思いつつ、一方でそんな長い期間、一体何をして過ごすのだろう。そう思って調べてみると、彼らは観光をしたり海で泳ぎまくったりしているというよりは、「散歩」や「ただ海辺で寝そべる」ことを重要視して自分の時間を大事にしているという。フランス語のvacance(複数形がvacances)にもともと「空白」や「頭を空っぽにする」という意味があるように、そこには、何も特別なことをしないからこそ得られる豊かな時間があるのだろうと、僕は遠い国から勝手に想像している。そういう時間や心のあり方を、僕も日々の生活で大事にしたいと思う。僕にとっての心のバカンスは、休日に朝早く起きて映画館で一本映画を観て、おいしいごはんを食べてから昼下がりはカフェで本を読み、夕方になったら銭湯へ行って子どもを連れたお父さんを眺めながら身体を洗い、夜にはしっぽりお酒を飲む、そんななんてことない生活にこそ宿っている。フランスのバカンスからしたらいろいろやりすぎかもしれないが。 そんなことをぼんやりと考えながら、見切り発車で始めたこのZINE制作。僕たちがいま話を聞いてみたい人に取材をしに行き、心にバカンスをもたらしてくれそうなさまざまな分野の方々に寄稿を依頼しました。この小さな本が、あなたのささやかなバカンスになることを願っています。(原航平)
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Swimmers #1 休職
¥1,650
SOLD OUT
リトルプレス edited by つちやりさ designed by 多田優香 Swimmersは、さまざまなスイマーたちの声に耳を傾けながら、この世界のきもちのいい泳ぎ方を探るマガジンです。 創刊号のテーマは休職。体調を崩して仕事を休んだ友人たちや、学校や部活を休んだ仲間たちにアンケートに答えてもらい、エッセイを寄稿してもらいました。それぞれが休職に至った経緯や、その前後で変化したこと・しなかったこと、「休むこと」の印象などについて聞かせてくれました。参加してくれた9人が、働くこと、休むこと、そして自分自身と向き合った記録が詰まっています。 休むってどんなことだろう?そんなふうに思いを巡らせながら、休みたい人、休めない人、休んでいる人が周りにいる人に読んでもらえるとうれしいです。
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温水日和 2021-22|つちやりさ
¥1,650
SOLD OUT
リトルプレス written by つちやりさ designed by 矢口莉子 会社員時代に体調を崩し、休職を経て退職をし、それからだいぶ回復してきたころに書き始めた日記です。げんきになったいまでは見落としてしまいそうな小さな心の動きを、生きていることをいちいち確かめるかのように、ひとつひとつ記録していた日々。まじめ通信のこと、もぐる会のこと、温水プール開放日のこと…。圧倒的な「世界の余白」だったあの頃のことを、この日記を読んではときどき、恋しく思い出しています。
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XD MAGAZINE VOL.7 ISSUE OF PLAY
¥880
SOLD OUT
発行 プレイド 2023/7/20 発行 144ページ ISBN-13 : 978-4991203169 1 x 21 x 28.2 cm 今号の特集テーマは「遊ぶ」。「遊ぶ」という言葉は〈好きなことをして楽しい時間を過ごす〉ことや 、〈仕事をしていない状態・暇な状態〉などを指す。そんな体験は、“楽しい・嬉しい”といったポジティブな感情とともに思い出されることも多いだろう。それだけではない。子どもが条件にとらわれずルールを勝手に更新していくように、「遊ぶ」ことは「既存のルールや物事・考え方にひねりを加 え、新しい見方をつくり出す」ことにもつながっていくのではないか。今号はそうした「遊びとルールの関係性」に重きを置きながら、「遊ぶ」行為を掘り下げていく。 2023年5月8日をもって、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行された。まだ終息には至っていないものの、個人も企業もアフターコロナを見据えて生活や働き方を見直している。これまで制限されたものが解禁され始めている現在、余暇や好きな時間をどう過ごそうか、胸を膨らませている方も多いのではないか。「働くこと」ひいては「生きていくこと」に接続しながら、人生の豊かさにつながるヒントを探っていく。 巻頭インタビュー YOU| “自分らしさ”を楽しむために PART1:定番の“遊ぶ”をひもとく 久保田雅人(わくわくさん)|大人こそ、遊ぶべき! 宇多丸(RHYMESTER)|道を外れると「遊び」が見つかる? 高橋慶太|ゲームはもっと“手前”にある JAKUETS|遊びはどんな未来をつくるのか 加瀬透 × 衣真一郎 × 田巻海|Perspective of Parks 青木淳|公園をつくること 新橋サイファー|ラップだからこそ 平井“ファラオ”光 in サンリオピューロランド|“カワイイ”がもたらす、癒やしのひととき パリッコ&スズキナオ|裏・世田谷線さんぽ PART2:“遊ぶ”を広げる 山下正太郎(コクヨ)|「 遊ぶように働く」の「遊ぶ」とは何か? 菅俊一 × 松永伸司|同じ道では帰らない 山口情報芸術センター [YCAM]|“ハッキング”可能な遊び場 安斎勇樹|コラム│組織を遊ぶ、ルールのデザイン論 金子由里奈 × 伊藤亜紗 × 青柳菜摘|会話のすきまから 松田恵示|遊びの意義とは「面白さ」にあり 遊びにまつわるアンケート|私と“遊び” 連載 THISNTHAT ART|原田裕規 BOOK|黒田杏子、黒田義隆 SPOT|編集部 器用貧乏|玉置周啓 × 長賢太郎|第1回ゲスト:養老孟司 自分を置いて、旅に出る|徳谷柿次郎|Vol. 01「移動の自由を使わないなんて損じゃない?」 はたらく言葉|吉岡乾|第1回「要らぬお世話になっております」 「映画」はある日、突然に。│金子由里奈|第6回ゲスト:イ・ラン(下) 対談連載「拾ってみる」|森岡督行 × 遠藤薫 第6回|往復書簡「港で拾った、建築とスイーツの思想」 冒険の書|植田りょうたろう
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XD MAGAZINE VOL.05 ISSUE OF MISTAKE
¥880
発行 プレイド 「私たちが今、選びたい価値」をテーマに創刊したXD MAGAZINE。消費者=顧客目線で日常やカルチャー、ビジネスの諸ジャンルを切り取ることを目標に、"日常の価値を問い直すビジネス・カルチャーマガジン"として、さまざまな動詞を特集テーマとして掲げていきます。 Vol.5の特集テーマは「誤る」。「誤る」ことは受け入れ難いことーー相次いで起こる行政や大企業の不正隠しは、そんな気持ちの最たるものだし、身近な人間関係でもその感は否めない。もちろん、同じ過ちを繰り返すことはよくない。しかし、「誤る」ことを恐れて無難な道をとってみても、どこか平坦な道筋しかイメージできない気がしてくる。それは今の社会の不寛容さを、鏡写しに物語っているのかもしれない。 だからこそ、緊張感とともに自分仕様のものさしを携えてチャレンジを続けていく。そこに「自由」が見えてくるのではないか。ミスや誤ちのなかでの気づきこそ、新たな視点や価値観の転換につながるはずだ。今号はそういった思いのもと、「誤る」ことを考えて肯定するために、様々な方々の思想や価値観を伺っていく。 (目次) 特集 誤る - 巻頭インタビュー|加護亜依 「誤り」とジャッジするのは、誰か - PART1 誤りの境界線 金田一秀穂|ことばの誤りは、“生きている”証しだ 環ROY×角銅真実|音を通してのコミュニケーション 高橋ユキ|コラム1|誤りに多弁な人びと ネルケ無方|風通しをよくしていくために 高橋桐矢|正誤の世界から離れて - Fashion Story|福士リナ|CORRECT ERROR - PART2 誤ったっていいじゃない 東浩紀|人は「誤る」生き物、だからこそ 渡邉康太郎|生物だって誤りから生まれた 荒木優太|コラム2|試行錯誤を、測るために 小国士朗|「誤り」が笑顔になる場のつくり方 立川談慶|あなたも、わたしも、しくじるものです 岩崎う大|小説|過ちのない世界 - PART3|「誤り」と向き合うために パンス|“誤り”のタイムライン 2000-2022 平林都|心より、まずは形でもてなすこと 阿部大樹|コラム3|妄想について 信田さよ子|加害と被害の関係性 鼎談|武田砂鉄×文月悠光×岸田奈美|思いのありかを問い、紡ぐ - Series 日常って何だろう? 日々の装飾は偏愛です|村田倫子 今日なにがあっても伸びる豆苗と必死で生きる僕たちのこと|上坂あゆ美 理解の領域への答え合わせ|片岡メリヤス Mixed Feelings モリテツヤ、深津さくら、苅田梨都子、吉田靖直、絶対に終電を逃さない女、植田りょうたろう 街を撮る 第4回|平松市聖 「映画」はある日、突然に。|金子由里奈 第4回ゲスト:super-KIKI(下) 「専門誌」に聞いてみた。 Vol.06『散歩の達人』 対談連載「拾ってみる」|森岡督行×遠藤薫 第4回|拾いものが、花開く。 だからボク、今日はもう、何もしない。Vol.4|西島大介
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泥縄日記 二〇二一年|杉並ペンギンズ
¥1,650
リトルプレス 2021年1月1日(金)から2021年12月29日(水)まで、一緒に暮らす二人の日記。 同じ日付の日記が二人分並べて収録されています。 ● 十月九日 (土) 仕事。家で焼肉をやろう、肉は買ってくるから、と言っていたけれどPから何も連絡がないので俄に苛立つ。ちゃんと肉は買ってくれていた。帰宅してホットプレートに電源を入れるも、温まらない。今度は明らかにPが苛ついているのが分かる。自分が事前に確認しておかなかった非を詫びる。努めて明るく振る舞う、次にとるべき手段について素早く提案する、の三点行動で喧嘩を回避。高円寺のjumpで買ってきてくれたハラミ、タン、カルビをカセットコンロの上に置いたフライパンで次々焼いて食べた。タンはものすごく分厚くカットされており、どうも焼肉用ではなさそうだったので焼きながらスライス。ウシを食べるのが久しぶりで高揚した。その夜、三時くらいにふと目が覚めると、妙な胸騒ぎと悪心。汗をかいて、横になっているのも落ち着かない。一瞬、救急車?と思うがPに背中をさすってもらって深呼吸していたら落ち着いた。ウシを食べたことが原因だろうか。不安。 _______________ 高円寺へ買い物をする。ひさしぶりに高円寺を歩き、いい街だと思うが、飽きたところがある。別に嫌いになったわけではないのだが、もはや住み続ける強い理由があまりなくなった、というのが正確だろう。寝かせておいた下書きメールを送ることに成功した。やはり、送付に一気にもっていかず、いちど寝かせて、「いまは書く時間」「いまは見直す時間」とわけることが重要なようだ。 ホットプレートは温まらないのであきらめてガスコンロとフライパンでやった。出したときにホットプレートのテストもやっておいてくれよ、ということが喉から出かかったが、この手の反省・反芻はエツに対してこのタイミングで言ってもよいことはないので胸のうちにとどめておく。ハラミがうまいことを知った。タンっぽさもあり、ほのかに臓物っぽさのある、奥深い部位だとおもった。タンは生のそれを切り分ける技術がないので、いったん表面を焼き、それからスライスして食べた。レタスがちょっとだけあったのでちぎって食べたらよかった。米はいらないから、レタスはかならず用意しようとおもった。
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ハダカだから|谷川俊太郎/下田昌克
¥2,420
発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:9784884186142 四六版 上製 80ページ 2023年4月15日発行 詩人・谷川俊太郎と画家・下田昌克によるジャムセッション。雑誌「Coyoye」の巻末連載が一冊に。2人の出会いは2009年の「Coyote」のアラスカ特集でのこと。その後、絵本や、下田の代名詞とも言えるキャンバス生地で作られた恐竜作品に、谷川が詩で応えた作品集『恐竜がいた』など、幾度もコラボレーション作品を生み出し続けた。その年来の知友である2人が、本作では「ハダカ」をテーマに生きることを時に熱く生々しく、時に静謐に表現する。連載時の作品に、書き下ろしを加えた20篇の詩を収録。谷川が紡いだ「性」と「詩」。下田が描いた「生」と「死」。 ただ、ありのままのいのちのかたちをここに。
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●訳者サイン本 アメリカン・マスターピース 準古典篇
¥2,640
SOLD OUT
柴田元幸翻訳叢書 発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:9784884186173 2023年7月11日刊行 価格:2,640円 (うち税 240円) アメリカ短篇小説の“名作中の名作”を直球で選んだアンソロジー、待望の第2弾。 【収録作品一覧】 ●シャーウッド・アンダーソン「グロテスクなものたちの書」 ●アーネスト・ヘミングウェイ「インディアン村」 ●ゾラ・ニール・ハーストン「ハーレムの書」 ●イーディス・ウォートン「ローマ熱」 ●ウィリアム・サローヤン「心が高地にある男」 ●デルモア・シュウォーツ「夢の中で責任が始まる」 ●コーネル・ウールリッチ「三時」 ●ウィリアム・フォークナー「納屋を焼く」 ● F・スコット・フィッツジェラルド「失われた十年」 ●ラルフ・エリスン「広場でのパーティ」 ●ユードラ・ウェルティ「何度も歩いた道」 ●ネルソン・オルグレン「分署長は悪い夢を見る」
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MONKEY vol. 30 渾身の訳業
¥1,540
発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:9784884186159 2023年6月15日刊行 価格:1,540円 (うち税 140円) 文芸誌「MONKEY」は2023年に創刊から10周年を迎え、6月15日発売の最新号は節目の第30号となります。 その記念すべき第30号は、「渾身の訳業」と題し、優れた文学を翻訳・紹介し続けてきた柴田元幸が、今あらためて“翻訳”に向き合い、今いちばん訳したい短篇をとことん選び、訳す、「柴田訳の作品のみで構成した翻訳小説特集」です。 また、特集外では、村上春樹の新訳によるトルーマン・カポーティの短篇「最後のドアを閉めろ」を特別掲載。さらに、柴田元幸を聞き手に、村上春樹がトルーマン・カポーティについて語ったロングインタビューも収録します。 表紙は画家・山口晃の描き下ろし作品です。 【CONTENTS】 特集 渾身の訳業 Cover Artwork by Yamaguchi Akira 2 猿のあいさつ(柴田元幸) 8 ポール・オースター 幻肢 訳―柴田元幸 絵―nakaban 28 アミアス・ノースコート 絵 訳―柴田元幸 絵―出口えり 34 ローラ・ヴァン・デン・バーグ 相続 訳一柴田元幸 絵―辰巳菜穂 52 ルイーズ・アードリック うつろな子供たち 訳ー柴田元幸 絵ーさかたきよこ 57 スティーヴン・ミルハウザー 影劇場 訳―柴田元幸 artwork―柿坪満実子 写真ーただ 68 シーリア・フレムリン 陽のあたる場所 訳―柴田元幸 絵ー見崎彰宏 72 ブレンダ・ペイナード 凧を作る者 訳ー柴田元幸 絵ー冨山太一 90 ジョナサン・スウィフト 箒の柄考 訳ー柴田元幸 絵ータダジュン 92 スチュアート・ダイベック トスカ 訳―柴田元幸 絵ー塩川いづみ 27, 51, 67, 89 アメリカ古典新聞漫画 109 坂口恭平 波止場 116 No Music, No Stories ブレイディみかこ 汚れた手 絵ー長崎訓子 126 百の耳の都市 古川日出男 焼跡のイエス artwork―*高田安規子・政子 写真―ただ 130 このあたりの人たち 川上弘美 山猫 写真―野口里佳 132 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 羽田 138 トルーマン・カポーティ 最後のドアを閉めろ 訳ー村上春樹 154 村上春樹 インタビュー カポーティは僕にとってとても大事な作家 聞き手ー柴田元幸 136 本号の執筆者/次号予告 166 猿の仕事
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MONKEY vol.23 ここにいいものがある。
¥1,320
特集 ここにいいものがある。 発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:978-4-88418-5572 2021年2月15日刊行 Artwork by Imai Ulala 価格:1,320円 (うち税 120円) 【CONTENTS】 特集 ここにいいものがある。 岸本佐知子+柴田元幸 短篇競訳 Cover and contents artwork by Imai Ulala 2 猿のあいさつ(柴田元幸) 14 レイチェル・クシュナー 大きな赤いスーツケースを持った女の子 訳―柴田元幸 絵―nakaban 23 ルイス・ノーダン 訳―岸本佐知子 絵―早瀬とび 34 競訳余話 ❶ 現実8割、幻想2割 39 アン・クイン 足の悪い人にはそれぞれの歩き方がある 訳―柴田元幸 写真―野口里佳 48 デイジー・ジョンソン アホウドリの迷信 訳―岸本佐知子 絵―都築まゆ美 56 競訳余話 ❷ 匂い、手触り、温度 4 新連載 No Music, No Stories Love Is a Losing Game × 3 ブレイディみかこ 絵―長崎訓子 96 イッセー・カバーズ イッセー尾形 エロスを乗せてデコイチ 128 百の耳の都市 古川日出男 堕落論 artwork―*高田安規子・政子 写真―ただ 132 このあたりの人たち 川上弘美 謎の死 写真―野口里佳 134 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 太陽の塔 138 猿の仕事 140 本号の執筆者/次号予告 142 バリー・ユアグロー スノードーム 訳―柴田元幸 絵―出口えり
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MONKEY vol.21 猿もうたえば
¥1,320
特集:猿もうたえば 発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:978-4-88418-5374 2020年6月15日刊行 価格:1,320円 (うち税 120円) 文芸誌「MONKEY」21号目は「うた(詩・声・歌)」の特集。アメリカの近現代詩から、ロックやブルースの歌詞、アメリカ・インディアンの口承詩、日本の説話文学までを射程に、言葉にいかに生命が宿るのか、声にする/耳で聞く“うた”としての「詩」に焦点をあてる 【主なコンテンツ】 特集 猿もうたえば アメリカ近現代詩・選(選・訳 柴田元幸) エミリー・ディキンソン/ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ/アレン・ギンズバーグ/ウォルト・ウィットマン/チャールズ・ブコウスキー/スチュアート・ダイベック 【書き下ろし小説】ブレイディみかこ「Everyday is like Sunday, isn’t it?」 ザ・スミスのフロントマン、モリッシーの歌にインスパイアされて生まれた物語。 【評論】グリール・マーカス「消える、忘れる――“最後のやさしいことばブルース”ジーシー・ワイリー」(訳 柴田元幸) 【インタビュー】声の詩人 ジェローム・ローセンバーグ(文 宮尾大輔 写真 若木信吾) 【評論】金関寿夫『アメリカ・インディアンの口承詩』 特別対談①西崎憲+柴田元幸「音のいいバンドは歌詞もいい? ―『全ロック史』をめぐって」 特別対談②伊藤比呂美+柴田元幸「そこから聞こえてくる声 ―語り物、口承詩、翻訳、朗読」 連載 イッセー尾形「暗黙の深海」76枚一挙掲載 古川日出男 / 川上弘美 / 岸本佐知子 【CONTENTS】 特集 猿もうたえば artwork―平松麻 2 猿のあいさつ(柴田元幸) 8 エミリー・ディキンソン 無題 10 ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ 赤い手押し車/実は…… 12 ウォルト・ウィットマン 「ぼく自身のうた」より 14 アレン・ギンズバーグ カリフォルニアのスーパーマーケット 16 ブレイディみかこ Everyday is like Sunday, isn’t it? 絵―駒井哲郎 34 グリール・マーカス 消える、忘れる ジージー・ワイリー「最後の優しいことばブルース」 訳―柴田元幸 60 対談 西崎憲+柴田元幸 音のいいバンドは歌詞もいい? ―『全ロック史』をめぐって 70 チャールズ・ブコウスキー ボブ・ディラン 72 スチュアート・ダイベック ヴィヴァルディ 訳―柴田元幸 絵―三好愛 74 インタビュー ジェローム・ローセンバーグ 声の詩人 文―宮尾大輔 写真―若木信吾 84 金関寿夫 アメリカ・インディアンの口承詩 絵―下田昌克 92 対談 伊藤比呂美+柴田元幸 そこから聞こえてくる声 ―語り物、口承詩、翻訳、朗読 104 イッセー・カバーズ イッセー尾形 暗黒の深海 絵―イッセー尾形 128 百の耳の都市 古川日出男 それから artwork―*高田安規子・政子 写真―ただ 132 このあたりの人たち 川上弘美 無人島 写真―野口里佳 134 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 カノッサ 138 猿の仕事 142 バリー・ユアグロー 鯨 訳―柴田元幸 140 本号の執筆者/次号予告
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MONKEY vol.20 探偵の一ダース
¥1,320
特集:探偵の一ダース 発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:978-4-88418-4766 2020年2月15日刊行 価格:1,320円 (うち税 120円) 文芸誌「MONKEY」記念すべき20号目は「探偵小説」大特集!! ここ数年、国内外で「シャーロック・ホームズ」シリーズの度重なる映像化が注目を集める中、今年2020年はアーサー・コナン・ドイル没後90年目を迎えます。そのドイルによる「ホームズ」シリーズより、短篇「青いザクロ石の冒険」(The Adventure of the Blue Carbuncle)を柴田元幸が新訳。さらに柴崎友香、円城塔、片岡義男、西川美和ら豪華作家陣が「探偵」をテーマにした作品を書き下ろし。表紙イラストレーションは和田誠!! 【主なコンテンツ】 特集 探偵の一ダース 11名の豪華作家陣が「探偵」をテーマにした作品で競演!! 柴崎友香 / 円城塔 / バリー・ユアグロー / 片岡義男 / 西川美和 / 山村浩二 / 大竹伸朗 / 新井敏記 / fancomi / コナン・ドイル(柴田訳)/ ライ・クーダー(柴田訳) 対談 柴田元幸+西村義樹 「ホームズ語録」をテーマに、柴田元幸と言語学者・西村義樹が「シャーロック・ホームズ」シリーズの言葉を読み解く。 連載 イッセー尾形「クォーター・シャイロック」70枚一挙掲載 古川日出男 / 川上弘美 / 岸本佐知子 【CONTENTS】 特集 探偵の一ダース 絵―和田誠 2 猿のあいさつ(柴田元幸) 8 大竹伸朗 探偵 11 柴崎友香 帰れない探偵 絵―出口瀬々 21 アーサー・コナン・ドイル 青いザクロ石の冒険 訳―柴田元幸 絵―シドニー・パジェット 38 fancomi 「9.Nov. - 24. Dec. 1989」 40 バリー・ユアグロー 鵞鳥 訳―柴田元幸 絵―内田有美 43 片岡義男 半年だけ妹です 写真―森山大道 51 円城塔 男・右靴・石 絵―辰巳菜穂 61 新井敏記 偽者 絵―nakaban 69 山村浩二 探偵の光と影 80 西川美和 蕎麦屋ケンちゃん失踪事件 絵―出口えり 93 ライ・クーダー みんな仕事の一部 1940年 訳―柴田元幸 絵―サム・メッサー 109 対談 西村義樹+柴田元幸 ホームズの言葉――「もの」が解読可能な世界 絵―きたむらさとし 122 柴田元幸 ホームズ生みの親の父親 127 イッセー・カバーズ イッセー尾形 クォーター・シャイロック 絵―イッセー尾形 154 百の耳の都市 古川日出男 雪国 artwork―田安規子・政子 写真―ただ 158 このあたりの人たち 川上弘美 シモーヌ 写真―野口里佳 160 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 暗がり 164 猿の仕事 166 本号の執筆者/次号予告