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5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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牛腸茂雄全集 作品編
¥8,800
SOLD OUT
発行:赤々舎 監修:三浦和人 執筆:冨山由紀子 Book Design:須山悠里 Size: H24mm × W255mm Page:248 pages Binding:Hardcover Published in November 2022 ISBN:978-4-86541-157-7 協力:山口県立美術館、新潟市美術館 編集協力:佐藤正子(コンタクト) 、松沢寿重、小倉快子 牛腸茂雄が生前に発表した作品全点を収載する決定版。 本書は『牛腸茂雄全集」全2巻のうち「作品編」に当たる(「資料編」は2023年11月刊行予定)。 近年、国内外で日本写真史、特に1960年代以降の写真史再考の機運が高まっており、中でも重要な作家の一人と位置づけられる牛腸茂雄の全体像を俯瞰できる書籍が現在入手しにくいことから、今回の全集刊行は企画された。 「作品編」には、生前に刊行された4冊の作品集『日々』『SELF AND OTHERS』『扉をあけると』『見慣れた街の中で』所収の全点と、生前に発表、もしくはまとめられた 2 つの連作〈水の記憶〉〈幼年の「時間 」〉全点を収録した。 1971年に自費出版された写真集『日々』は、桑沢デザイン研究所時代の同級生 関口正夫との共著である。各々24点ずつの写真が掲載された。牛腸がモノクロームで捉えた都市の日常には、そこに潜む歴史や政治を見出そうとする観察の眼がはたらいている。牛腸を写真へと導いた大辻清司の序文「写真をみる他人」を付す。 1977年に自費出版された写真集『SELF AND OTHERS』は全60点のシリーズ。すべての写真に人物が写っており、「自己と他者」の関係のありようをテーマとする。牛腸自身もセルフポートレートにおいて被写体のひとりとなっており、「自己と他者」はより複雑な奥行きを見せる。大辻清司による序文を付す。 1980 年に刊行された画集『扉をあけると』は、全14点のインクブロット作品を収載する。これらは1972年1月から断続的に制作された。「紙とインクの奇妙な交接」であるシンメトリーのしみ。それに反応する自己を見つめ、記憶や想念を探ることに牛腸はつよい関心を抱いていた。 1981年に自費出版された写真集『見慣れた街の中で』全47点は、カラー・ポジフィルムで撮られ、これまでのスタイルを大きく刷新した。「見慣れた街」の日常を過ぎる「人間存在の不可解な影」を、コダクロームの鮮やかな色調や、光と影のコントラストの中に写し出そうとする。 1980年11月から制作を開始したマーブリングによる連作〈水の記憶〉。牛腸は57 枚を選んで配列を決め、小さな箱に収めていた。 水面に偶然生じた模様を紙で写し取る作品は、鏡やレンズの円形をも連想させる。 牛腸が最後に発表した〈幼年の「時間 」〉の連作6点は、『日本カメラ』1983年6月号に掲載された。子どもは牛腸が最初期から撮り続けた被写体であり、生と死につながる眼差しを含みつつ、「老年」へとつづく構想を抱いていた。 本書は、上記の作品を制作された年代に沿って収載した。写真と写真以外の作品とが、外と内の一対のように現れる。刊行時の書籍に掲載されていたテキストも、その多くを再録した。 また、牛腸が遺したヴィンテージプリントやフィルム原板を印刷の指標とし、その制作意図を現代の技術によって能うかぎり再現した。シリーズによって用紙を切り替え、作品と余白の関係を意識する。 巻末に、冨山由紀子(写真史研究者)による論考「『きわ』を生きる― 牛腸茂雄の作品と時代 」、年譜、作品リストを収載する。これらは「資料編」においてさらに拡充され、今後の参照を俟つものである。 "牛腸の作品は何かと何かの境い目、つまり「きわ」がどのように在るのかを捉えようと試行錯誤してきたようにも思える。たとえばそれは、文化と文化、時代と時代の接する「きわ」である。人と人の出会いが生む「きわ」であり、都市を生きる若者が直面する「きわ」である。そうしたさまざまな「きわ」の経験が、人間のふとした表情や身振りのなかに見出せるということを、彼は示して遺したのではないだろうか。" 冨山由紀子(写真史研究者)『「きわ」を生きる― 牛腸茂雄の作品と時代 』より 私は意識の周辺から吹きあげてくる風に身をまかせ、 この見慣れた街の中へと歩みをすすめる。 そして往来のきわで写真を撮る。 『見慣れた街の中で』序文より Contents 日々 SELF AND OTHERS 扉をあけると 見慣れた街の中で 水の記憶 幼年の「時間」 論考と資料 「きわ 」を 生きる ―牛腸茂雄の作品と時代 冨山由紀子 年譜 作品リスト 謝辞
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修身録|水野南北
¥1,510
発行 土曜社 - 仕 様:四六判(190 × 129 × 6.6ミリ)98頁 - 番 号:978-4-86763-000-6 - 初 版:2022年11月29日 - 定 価:1,399円+税 ――立身出世あることをみずから知らんと欲せば、まず食を減じ、日々これを厳重にさだめ見るべし。文化文政期、浪速の市井に生きた相学の泰斗が五十路で達した「節食開運」の極意。 著 者 略 歴 水野南北〈みずの・なんぼく〉江戸期の相学者。1757年(宝暦7、一説に60年)大坂の鍛冶職の家に生まれる。『南北相法』を著し相術の大家となるが、研鑽を続け、1812年の『修身録』で「生涯の吉凶ことごとく食より起る」とする節食開運の極意を説いた。34年(天保5)11月11日没す。享年78。
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優雅な生活が最高の復讐である|カルヴィン・トムキンズ
¥2,200
ポケットスタンダード 青山 南 訳 発行 田畑書店 文庫判上製 縦156mm 横113mm 248ページ 定価 2,000円+税 ISBN978-4-8038-0388-4 2022年11月28日発売 1920年代のフランスに信じ難いほど素敵な生活を営むアメリカ人夫婦がいた。 ジェラルド・マーフィとサラ、二人はパリからアンティーブへ生活の舞台を移し、近郊に住むアーティストや作家、たとえばピカソ、レジェ、コール・ポーター、ヘミングウェイ、フィッツジェラルドとゼルダ夫妻など時代を画する才能をもてなし、その創作活動に多大な影響を与えた。そしてマーフィ自身も画家だった。活動期間はたった8年間であったが、わずかな、しかし素晴らしい作品がMoMAに遺されている。 本書はこのマーフィ夫妻の生活を見事に掬い上げ、ノンフィクションの分野に金字塔を立てたカルヴィン・トムキンズのテキストに、70点近くの家族アルバムとジェラルドの絵画を加えた。 雑誌「ニューヨーカー」初出から60年を経て放つ歴史的名著の決定版! 著者プロフィール カルヴィン・トムキンズ 1925年、ニュー・ジャージー州生まれ。48年、プリンストン大学卒業。雑誌「ニューヨーカー」のスタッフ・ライターとして活躍し、主にアート関係の文章を手がける。“カルチャー・シーン通”の異名を持ち、本書の他にも『マルセル・デュシャン』、『花嫁と独身者たち』、『ザ・シーン――ポスト・モダン・アート』などの著書がある。 青山 南 1949年、福島県生まれ。翻訳家、エッセイスト。訳書に、フィッツジェラルド『ゼルダ・フィッツジェラルド全作品』(共訳)、ケルアック『オン・ザ・ロード』、ディディオン『ベツレヘムに向け、身を屈めて』、ロス『ゴースト・ライター』など多数。著書に、『南の話』、『アメリカ短編小説興亡史』など多数。
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ユリイカ2022年12月号 特集=三宅唱
¥1,980
SOLD OUT
発行 青土社 定価1,980円(本体1,800円) 発売日2022年11月28日 ISBN978-4-7917-0424-8 -『やくたたず』から『Playback』『THE COCKPIT』『きみの鳥はうたえる』、そして『ケイコ 目を澄ませて』へ- 目を澄ませて、映画を発見する 「日本映画第三の黄金期」を牽引する存在として濱口竜介・小森はるか等と並び評され、活躍を続ける三宅唱。絶えず新しい楽しさ=差異を求める真っ直ぐな眼差しをもって探求を続ける三宅の作品は、常に鮮やかな発見に満ち溢れている。12月16日公開となる待望の最新作『ケイコ 目を澄ませて』を前に、いま三宅唱を再発見せねばならない。 【目次】 特集*三宅唱——『やくたたず』から『Playback』『THE COCKPIT』『きみの鳥はうたえる』、そして『ケイコ 目を澄ませて』へ ❖対談〈1〉 悦ばしき映画 / 三宅 唱×蓮實重彥 ❖詩 彼女は金の星 / 山岡ミヤ ❖インタビュー〈1〉 気付いたらケイコだった / 岸井ゆきの(聞き手=編集部) ❖その人と、日々を見る ひとつひとつの日々を追う / 小森はるか 今ここにあることのかけがえのなさの物語 / 川口敦子 目覚めよ死者たち / 樋口泰人 ❖インタビュー〈2〉 見ることと想像 / 小笠原恵子(聞き手=伊藤亜紗) ❖揺れる光 『ケイコ 目を澄ませて』とろう者の世界の接点 / 牧原依里 (訳=佐藤譲二) ケイコ・プラネタリウム / 木下知威 ❖賦活される媒質 建築映画2.0 / 鈴木了二 深さと距(へだ)たり / 平倉 圭 三宅唱、あるいは映画における手話の聴覚性について / 長門洋平 振動と咆哮──『ケイコ 目を澄ませて』の音と声 / 細馬宏通 ❖カラー口絵 in between / 高野ユリカ ❖座談会 流れをつなぐ──『ケイコ 目を澄ませて』のスタッフワーク / 三宅 唱×大川景子×月永雄太 ❖準備された映画──生存の技法 三宅映画との出会いに関する幾つかのこと / 四宮秀俊 The Art of Preparation / 濱口竜介 ❖対談〈2〉 Two Rode Together / 三宅 唱×松井宏 ❖アンケート わたしと三宅唱 〈1〉俳優 / 石橋静河・柄本 佑・渋川清彦・村上 淳・足立智充・渡辺真起子・森岡 龍・安光隆太郎 わたしと三宅唱 〈2〉劇場・映画祭関係者 / 小川直人・尾関成貴・志尾睦子・菅原睦子・角田真由美 ❖三宅唱を探して 映画身体の進化──三宅唱における接触をめぐって / 木下千花 見る(聞く)、書く、撮る──三宅唱の批評と創作 / 三浦哲哉 ❖日記のような記憶 「ほっといてくれ」あるいは「では始めましょう」と何度でもつぶやき続けるために / 平島悠三 セブン・イヤーズ・アフター / 井戸沼紀美 ❖Think Good! ホーム/ムービーの可能性──三宅唱『やくたたず 』をめぐって / 川崎佳哉 ディレクターズ・ディライト──『Playback』とヒップホップ / 冨塚亮平 「Think Good」に立ち会うために──『THE COCKPIT』論 / 成田雄太 ❖再録 何も見ない顔──『THE COCKPIT』『きみの鳥はうたえる』における眼差しからの解放 / 三宅 唱×廣瀬 純 ❖それぞれのコックピットから 三宅唱のフィーリング / OMSB+Hi'Spec 三宅唱の映画と音 / 荘子it ❖シンプルな倫理──穏やかで厳密な親密性 俳優と時間、そのシンプルな可能性──三宅唱『密使と番人』について / 堅田 諒 夜の果てに見えるもの──『きみの鳥はうたえる』 / 上條葉月 エッセイ映画としての『無言日記』──個人的なマッピングから「世界の記憶」へ / 東 志保 ❖スクリーンの外側への旅 旅する映画──拡張する三宅唱作品 / 田坂博子 スクリーンの外側で / 岩田拓朗 三宅唱を密輸する──『ワイルドツアー』をめぐって / 杉原永純 ❖石の肌目、幽霊の肌目 夢中の軌跡をなぞる──『ワイルドツアー』におけるまなざしの詩学 / 青山太郎 白い服と輝く太もも──『呪怨 呪いの家』における幽霊のテクスチュアについての覚書 / 川崎公平 ❖資料 三宅唱主要作品解題 / 原田麻衣 三宅唱作品リスト ❖忘れられぬ人々*14 故旧哀傷・清岡卓行 / 中村 稔 ❖物語を食べる*23 豚を飼う、豚を喰らう / 赤坂憲雄 ❖詩 プライベート・レクイエム / 岩倉文也 ❖今月の作品 小川芙由・五十嵐雨・たかすかまさゆき / 選=大崎清夏 ❖われ発見せり 言葉がほぐれる / 乾 真裕子 表紙・目次・扉……北岡誠吾 表紙・特集扉図版……©2022「ケイコ目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
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ダーシェンカ 新装版 -愛蔵版-|カレル・チャペック
¥1,540
伴田良輔 訳 発行 青土社 定価1,540円(本体1,400円) 発売日2020年12月18日 ISBN978-4-7917-7345-9 世界中の犬たち、そして犬に手を焼き、それでも犬がかわいくてたまらない全ての人たちのために――。愛犬家カレル・チャペックが犬好きの心をギューと掴んではなさない「幻の名著」を新・決定版として刊行。愛犬ダーシェンカのために書かれたおとぎ話8篇、エッセイ、イラスト、写真で構成された、読んで楽しい・見て愛くるしい愛蔵版です。
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胞子文学名作選
¥2,860
SOLD OUT
田中美穂 編 発行 港の人 四六判/ソフトカバー/本文364頁 2,600円(本体価格・税別) 2013年9月刊 ISBN978-4-89629-266-4 C0093 永瀬清子、小川洋子、太宰治、井伏鱒二、松尾芭蕉、小林一茶、伊藤香織、谷川俊太郎、多和田葉子、野木桃花、川上弘美、尾崎一雄、河井酔茗、栗本薫、宮沢賢治、佐伯一麦、前川佐美雄、内田百閒、尾崎翠、金子光晴 著 ◎苔、羊歯、茸、黴、麹、海藻……。町の片隅、山の奥や海の底にひっそりと息づき、鮮やかな花や大きな木々のように人間たちに注目されることもなく、ときには敬遠されがちな、これらの生物たちもまた、命の営みを日々活発に行ない、私たちの暮らしや環境を支えてくれる大切な存在です。本書は、これらの生物が登場する小説や詩を集めたアンソロジー。ふだん見落とされがちな、自然界の密やかな存在に目を向けた諸作品を「胞子文学」と名づけ、文学の新しい楽しみ方を発見します。 ◎2010年に港の人より限定部数刊行し、完売となった『きのこ文学名作選』(飯沢耕太郎編)の姉妹編。ブックデザインは、吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ)。 ■ 編者 田中美穂(たなか・みほ) 1972 年、岡山県倉敷市生まれ。古本屋「蟲文庫」店主。岡山コケの会会員、日本蘚苔類学会会員。著書に『苔とあるく』『亀のひみつ』(WAVE出版)、『わたしの小さな古本屋』(洋泉社)。 ■収録作品(全20作品) 永瀬清子「苔について」…[詩] 小川洋子「原稿零枚日記」抄…[小説] 太宰治「魚服記」…[小説] 井伏鱒二「幽閉」…[小説] 松尾芭蕉2句…[俳句] 小林一茶3句…[俳句] 伊藤香織「苔やはらかに。」…[小説] 谷川俊太郎「交合」…[詩] 多和田葉子「胞子」…[小説] 野木桃花1句…[俳句] 川上弘美「アレルギー」…[小説] 尾崎一雄「苔」…[小説] 河井酔茗「海草の誇」…[詩] 栗本薫「黴」…[小説] 宮沢賢治「春 変奏曲」…[詩] 佐伯一麦「カビ」…[小説] 前川佐美雄 3首 …[短歌] 内田百閒「大手饅頭」…[小説] 尾崎翠「第七官界彷徨」…[小説] 金子光晴「苔」…[詩] 解説 田中美穂
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● 特装版/Blu-ray付 女の園の星3|和山やま
¥4,884
● 特装版/Blu-ray付 発行 祥伝社 発売 2022年12月8日(木) 【コメント】 星野源(星先生役) 「新刊を心待ちにしていたので、オファーを頂いた時は驚きと同時にとても嬉しく思いました。さらに小林先生を演じるのが宮野くんだと聞いて、収録現場がとても愉快なものになりそうで今から楽しみです。星先生として、和山先生のアニメーション世界の歯車になれるよう、頑張ります。」 宮野真守(小林先生役) 「オファーをいただけてとても嬉しかったですし、星野さんとアニメで共演出来るとは思ってなかったので、とっても幸せです。 「女子校あるある」はさすがにわからないのですが(笑)、「日常ほっこりおもしろあるある」なので、「わかるー!」とか「ありそうー」とか、本当に本当に楽しく読ませていただきました。思わず、「ぶふっ」と吹き出してしまうところもありました(笑)。 星先生と小林先生の、独特な仲良し感も本当に素敵で、星野さんと最高のコンビネーションをお見せできればと思っています! 是非、楽しみにしていてください!」 和山やま(原作者) 「この度『女の園の星』をアニメにしてくださるということで、こんな夢のようなことがあっていいのでしょうか?みんな、どんな声をしているんだろう、どんな色で動くんだろう、と今からとても楽しみです!制作に関わってくださる全ての皆様に感謝いたします。」 【キャスト】 星先生:星野源 小林先生:宮野真守 【スタッフ】 原作:「女の園の星」和山やま(祥伝社フィールコミックス) 監督:畠山 守 脚本:内海 照子 キャラクターデザイン・総作画監督:小園 菜穂 色彩設計:佐野 ひとみ 美術監督:中村 千恵子(スタジオ心) CGディレクター:町田 政彌(スティミュラスイメージ) 撮影監督:田村 仁 編集:黒澤 雅之 音楽:羽岡 佳 音響監督:明田川 仁 アニメーションプロデューサー:渡部 正和 アニメーション制作:ラパントラック 【コンテンツ】 収録内容 1時間目―― 学級日誌の絵しりとり 『ほ□い』の謎 4時間目―― ポロシャツアンバサダー爆誕! 星先生&小林先生の飲み会 【アニメ尺】約20分予定 【アニメ音声】2ch 【アニメ字幕】無し 【『女の園の星』アニメ化特設サイト】 https://www.shodensha.co.jp/onnanosono_special/
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花と夜盗|小津夜景
¥2,090
SOLD OUT
発行 書肆侃侃房 四六判変形、上製、144ページ 定価:本体1,900円+税 ISBN978-4-86385-552-6 C0092 装丁:成原亜美 英娘鏖 はなさいてみのらぬむすめみなごろし 現世(うつしよ)のカオスにひそむ言葉の華麗な万華鏡(ミクロコスモス) ────谷川俊太郎 『いつかたこぶねになる日』などエッセイでも活躍する俳人・小津夜景。 田中裕明賞を受賞した『フラワーズ・カンフー』に続く6年ぶりの第二句集。 【収録句より】 漣が笑ふいそぎんちやくの朝 蟬生(あ)れて死んで愛してゐた時間 莨火(たばこび)を消して裸足の身を焦がす 香水のちがふ白河夜船かな パピルスや死後千年の音階図 君の瞳(め)を泳ぐおらんだししがしら かささぎのこぼす涙をおつまみに 露実るメガロポリスよ胸も髪も 逃げ去りし夜ほど匂ふ水はなく 後朝のキリマンジャロの深さかな 【著者プロフィール】 小津夜景(おづ・やけい) 1973年北海道生まれ。2013年「出アバラヤ記」で第2回攝津幸彦賞準賞、2017年句集『フラワーズ・カンフー』で第8回田中裕明賞を受賞。その他、著作に漢詩翻訳つきの随筆集『カモメの日の読書』『いつかたこぶねになる日』、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者・須藤岳史との共著『なしのたわむれ 古典と古楽をめぐる手紙』などがある。
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ランバーロール 05
¥1,650
発行 タバブックス 著 ながしまひろみ 矢部太郎 安永知澄 石山さやか 森環 森雅之 森泉岳土 おくやまゆか 池田澄子 小川楓子 津川絵理子 南十二国 鴇田智哉 神野紗希 小野あらた 榮猿丸 青羊 酉島伝法 編 ランバーロール編集部 装丁 セキネシンイチ 本体1500円+税 A5判正寸・並製・176ページ 2022年11月30日 ISBN978-4-907053-60-4 C0979 漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。年を経るごとにパワーアップして、このたび5号がついに完成! 主宰3人の描き下ろし作品のほか、ながしまひろみ、石山さやか、森環、森雅之の漫画、そして『大家さんと僕』で話題になった、矢部太郎による描き下ろし作品を収録。 池田澄子による9句の新作俳句を始め、小川楓子、津川絵理子、南十二国、鴇田智哉、神野紗希、小野あらた、榮猿丸、ベテランと新鋭を織り交ぜた豪華メンバーによる、色とりどりの俳句、酉島伝法による掌編小説、シンガーソングライター青羊による心染み入るエッセイなど、読みどころ満載の176ページ。 目次 【漫画】 ながしまひろみ 「さかさのゴンちゃん」 矢部太郎「おおきいおうち」 安永知澄「奕奕たる」 石山さやか「小さくなる話」 森環「6月の手紙」 森雅之「月の話」 森泉岳土「有紀と有紀」 おくやまゆか「空梅雨日記」 【俳句】 池田澄子 小川楓子 津川絵理子 南十二国 鴇田智哉 神野紗希 小野あらた 榮猿丸 【エッセイ】 青羊「父の味」 【小説】 酉島伝法「蛹室」
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1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい|小沼理
¥1,980
SOLD OUT
発行 タバブックス 2022年10月 装丁 潟見陽 装画 チョン・イヨン 四六版・ソフトカバー・272 頁 ISBN978-4-907053-57-4 定価 本体1800円+税 日記を書くことは、日本で生きているゲイ男性の1人としての「アクティヴィズム」でもあった‒‒ 新型コロナウイルス、東京オリンピック、元首相銃撃事件。著しい社会変化があった3度の夏、それでも生活は続いていく。 迷い、怒り、喜び、苦しみ、考え、先へ向かう、注目のフリーランスライターによる3年間の日記。 私はエラー。この感覚は今も続く。「自分がかかわると事態は必ず悪い方へ進む」というイメージも、やっぱり消えない。でも、それで構わない。身につけてきた生き抜く術に愛着をもっているから、人生をやり直したいとは思わない。そう思えるところまではたどり着いた。今は社会の構造や風潮に問題があると知っていて、変えていきたいと思う。個人的な実感から構造を問う文学や映画、音楽の存在に励まされている。ひどいニュースを見るたび、いい加減にしてくれ、と怒りたくなる。その力で、先へ向かおうとすることはできる。足取りに自信がなくても、進みたい方向ははっきりわかっている。(本文より) 小沼理 おぬま・おさむ 1992年富山県生まれ、東京都在住のライター。「好書好日」「リアルサウンド ブック」他で人文系の著者インタビューなどを行う。Webマガジン「アパートメント」管理人。
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手紙を書くよ|橋本亮二
¥1,540
出版社:十七時退勤社 著者:橋本亮二+赤阪泰志、鎌田裕樹、佐藤裕美、佐藤友理、中田幸乃 「誰かのことを思うとき、風景がまず浮かぶ。出会ったときのこと、再会を喜んだこと、ともに涙したこと。そのとき流れていた音、まわりにあった本。そのことをそれ単体としても読めるものとしてエッセイのように書き、手紙をしたためる。呼応したり、しなかったりするだろう。そんなかたちの本を作りたいと思った」 エッセイから書き出され、二往復される手紙、 そしてエッセイで結ばれる。五人との交感。
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製本と編集者
¥1,320
SOLD OUT
出版社:十七時退勤社 編者:笠井瑠美子 話す人:加藤木礼(palmbooks)、友田とん(代わりに読む人)、森本美乃里(フリー編集者) 「これまでの出版業界にとって本を作るということは疑う余地もなく、紙の本を作るということだった。電子書籍が登場し、多くの人たちが当たり前にそれを読む端末を手にし、紙の本の価値を問われるようになって久しいが、それでもまだ紙の本のほうが商売になる(儲かる)という理由で、なんだかんだと紙の本は作られ続けている。けれど商売になるかどうか以前に、どうして紙の本をいいと思うのか説明できるようになりたい。それは自分がこの先もこの仕事を続けていく理由に繋がるはずだからだ」 製本の現場から、三人の編集者へ問いかける これからの本についてのインタビュー
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本屋の周辺Ⅰ AROUND THE BOOKSTORE|松永弾正
¥990
出版:H.A.B(ZINEシリーズ) 判型:A6(文庫)版、無線綴じ並製、116頁 本体:900円+税 旅をして、本屋に赴き、話を聞く。資料を探り、事実を整理し、書き残す。本屋の歴史を繋げていく。いずれ失われてしまうかもしれない遠い未来のために「そこに本屋があった記憶」を留める本屋訪問記。札幌・函館、松本、松山、熊本ほか、新進の書店から、創業一〇〇年を超える老舗古書店まで、全一八店舗を収録。 (訪問した書店) 高野書店(小田原) 雑貨と本 gururi(谷中) 三崎堂書店(三崎) 港文堂書店(横須賀) 愛媛堂書店(松山) 洲之内徹の古本屋(松山)*文献調査 古書リゼット(鹿児島) 天野屋書店(熊本) 古書汽水社(熊本) ポロポロ書店(宮崎) 大野書店(別府) 栄文堂書店(函館) 並樹書店(札幌) 書肆秋櫻舎(松本) 高美書店(松本) 有文堂書店(三崎町)
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世界に放りこまれた|安達茉莉子
¥1,430
発行:twililight B6変型判 縦182mm 横116mm 厚さ6mm 64ページ 並製 価格 1,300円+税 ISBN978-4-9912851-0-3 CコードC0092 初版年月日2022年11月19日 写真:成重松樹 挿絵:安達茉莉子 装幀:横山雄 「歩きながら、電車の中で、道端で、湧き上がる言葉を拾い上げた。何もかもが変わっていくような予感だけがあったが、現実的にはまだその前夜といったところで、身動きが取れないまま予感を感じ続けるような、もどかしい時間を過ごしていた。新しい世界はすぐそこにあり、放りこまれてみたい。とことん無防備になってみたい、というじりじりした気持ちは、そのまま言葉に転写されていった。」 言葉と絵による作品発表を続けている作家・文筆家の安達茉莉子が言葉だけで綴った初めての詩集。 著者の安達茉莉子さんが率直さを大事に、無防備に、剥き身になって、紡いだ詩17篇を収録しています。 人の目を気にせず、自分の暗い部分も含めて、勇気を持って自分を開いてみると、新しい世界が広がる。 安達さんの言葉は、そんな自由な地平に読者を連れていってくれると思います。 9篇の詩は、本屋twililightでの朗読会で読まれた詩です。だからでしょうか、書かれた言葉であると同時に、安達さんに語りかけられている声のようにも感じます。 声の震えを感じたとき、ひとりでいても、震えが伝わる同じ世界にいるということだと思います。 そんな暖かかで勇気をもらえる安達さんの詩集を開いて、世界に放りこまれてみてください。 著者 安達茉莉子 (アダチマリコ) 作家、文筆家。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関での勤務、限界集落での生活、留学など様々な組織や場所での経験を経て、言葉と絵による作品発表・エッセイ執筆をおこなう。著書に『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ』(ビーナイス)、『何か大切なものをなくしてそして立ち上がった頃の人へ』(MARIOBOOKS)、『毛布 - あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)ほか、2022年9月に新刊エッセイ集『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』(三輪舎)、『臆病者の自転車生活』(亜紀書房)を刊行。 Web mariobooks.com Instagram @andmariobooks Twitter @andmariobooks
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●サイン本 品品写眞譚Ⅰ|世田谷ピンポンズ
¥1,100
SOLD OUT
● サイン本 リトルプレス ■¥1000+tax ■42p ■12cm×12cm ■中綴じ並製本 ■装丁・デザイン・DTP 輪佳 ■収録随筆 「地下道」「くれよん」「進学校のヤンキー」「Jリーグ1993」「獅子と虎」「友達」「さよならを言うがいい」 「コロナか」「桃の天然水」「歌手」「書泉グランデ」 くだらないことばかり思い出して、いつも切なくなったり、嬉しくなったりする。 世田谷ピンポンズが撮りためた写真と、そこから想起された記憶の断片を集めた随筆集。
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カセットテープ S・N・S・N・S|世田谷ピンポンズ
¥1,320
SOLD OUT
5月にデジタル配信リリースした『S・N・S・N・S』をカセットでリリース。B面の最後に新曲「明星珈琲館」をボーナストラックとして収録した完全版 収録曲 A面 1.自粛 2.SHIN KOIWA 3.さよならを言うがいい 4.歌手 5.一日 B面 1.小さな丸いくぼみ 2.S.N.S.N.S 3.黄昏 4.明星珈琲館(ボーナストラック)
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USO 4
¥1,650
● ステッカー付き 発行 rn press 「USO」シリーズ第4弾! シリーズで最厚・大ボリュームでお届けします。 「あなたの嘘を教えてください」をテーマに、漫画家、文筆家などさまざまな人がとっておきの嘘を書き下ろします。今回の特集は「YES・イエス ・肯定」。自己肯定感と嘘についてご執筆いただいています。 特集YESよりーーーーーーーーーーーーーーーー 「愛してる?」と聞かれたときにどうしても口ごもってしまったりします。「YES」ということばがどうしてもうまく出てこないのです。「YES」ということばがとてつもなく危険なことばに思えて、怖さが喉の奥からせりあがってきて、口がからからに乾いてしまいます。そのときあなたは必死でガードを固めようとしているに違いありません。なんとか自分を手放さずに済むよう、自分というものに必死にそれにしがみついているのです。 自分というものの一体何がそんなに大事なのか、と頭で考えることは簡単です。けれども、いざそれを手放せと言われたら、やはり、どうしたって、怖気づいてしまいます。そういう自分がダサいなと思ったりもします。そう思いながらも、「YES」ということばが、いつまで経っても怖いままなのです。(若林恵「あめん」より) 執筆陣: 今日マチ子、少年アヤ、大横山飴、岡藤真依、石山さやか、西島大介、佐久間裕美子、辻山良雄、旦悠輔、早坂大輔、年吉聡太、矢代真也、野口理恵、若林恵、他。 ガツンと頭が痺れる嘘シリーズ。今回はシリーズ最厚! ずっしり大ボリュームでお届けします。 目次ーーーーーーーーーーーーーーーー <特集:YES・イエス・肯定> 『今日も吉祥寺のルノアールで』野口理恵 『あめん』若林 恵 『きのうの私は「はい」と言った』石山さやか 『夜の散歩』今日マチ子 『ビールもう一本!』辻山良雄 『すべてがウソになる』年吉聡太 『それが答えだ』岡藤真依 『メガネと金髪と京都』矢代真也 『わたくしがYES』少年アヤ <USO・うそ・嘘> 『ストーリーテラー』佐久間裕美子 『ささやかな復讐』DJまほうつかい(西島大介) 『じいちゃんの死』早坂大輔 『再会する時間』大横山飴 『私と嘘』旦 悠輔 特別寄稿 西川勇大 特別寄稿 妹尾龍都 特別寄稿 nene 前書きーーーーーーーーーーーーーーーー USO うそ 嘘 「あなたの嘘を教えてください」 このテーマで二〇一九年にはじめたこの本には たくさんの嘘が載っています。 心の奥にしまいこんだ気持ちを引っ張り出して文章にすると、 抱えてきたものがいつの間にか一人歩きをして、 今度は知らない誰かの気持ちを引っ張り出します。 そんなことの連続で四号目までやってきました。 お気づきだと思いますが、 「嘘を教えてください」というのは嘘で 「本当のあなたを教えてください」というのが本当です。 あなたはどんな気持ちで嘘をつくのですか。 嘘をついてしまったあなたはどんな気持ちになりますか。 深く後悔しますか。 それとも、してやったり、ですか。 あなたはどんな人なのですか。 私はあなたのことが知りたいです。 あなたがどんな人なのか、ものすごく知りたいです。 上っ面で笑い合うのではなくて、 空虚なSNSで友達申請をするのではなくて、 あなたの心の中にある柔らかい部分に触れたいのです。 どんなことで笑いますか。 どんなことが悲しいですか。 どんなことで傷つき、 どんなことで幸せな気持ちになりますか。 私はむきだしのあなたが知りたいのです。 だからあなたの嘘を私に教えてくれませんか。
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雨に打たれて アンネマリー・シュヴァルツェンバッハ作品集
¥2,200
酒寄進一訳 発行 書肆侃侃房 四六判、上製、224ページ 定価:本体2,000円+税 ISBN978-4-86385-540-3 C0097 装幀 成原亜美 1930年代、ナチスに迎合する富豪の両親に反発し、同性の恋人と共に中近東を旅したスイス人作家がいた。 同じように世界に居場所を失い、中近東に流れ着いた人々がいた。 旅先で出会った人々を繊細な筆致で描いた、さすらう魂の吹き溜まりのような短編集。 シュヴァルツェンバッハは冷徹な観察者の眼差しと簡潔な文体で、 オリエントの国々を彷徨う異邦人の荒涼とした自由、追放者の勲章としての孤独、 そして過酷な運命を優美に描いてみせる。 ────山崎まどか 【著者プロフィール】 アンネマリー・シュヴァルツェンバッハ(Annemarie Schwarzenbach) 1908年スイスのチューリッヒ生まれ。作家、ジャーナリスト、写真家。大学では歴史学を専攻し、23歳で博士号を取得。レズビアンだったが、27歳のとき、同性愛者のフランス人外交官の男性と結婚。ナチから逃れるようにして中近東を旅し、帰国後創作活動に入るが、薬物依存症に陥る。1939年、ふたたび中近東への自動車旅行を試みるが、その途上、第二次世界大戦が勃発し、帰国。1942年不慮の自転車事故で34年の生涯を閉じる。 【訳者プロフィール】 酒寄進一(さかより・しんいち) ドイツ文学翻訳家、和光大学教授。主な訳書に、2012年第9回本屋大賞翻訳小説部門第1位のフォン・シーラッハ『犯罪』、2021年日本子どもの本研究会第5回作品賞特別賞受賞のコルドン「ベルリン三部作」、ヘッセ『デーミアン』、ブレヒト『アルトゥロ・ウイの興隆/コーカサスの白墨の輪』、ケストナー『終戦日記一九四五』、ノイハウス『母の日に死んだ』、コルドン『ベルリン1919 赤い水兵』、ザルテン『バンビ 森に生きる』などがある。
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ことばと vol.6
¥1,870
発行 書肆侃侃房 A5、並製、336ページ 定価:本体1,700円+税 ISBN978-4-86385-548-9 C0495 編集長/佐々木敦 ロゴマーク/石黒正数 表紙・本文デザイン/戸塚泰雄 装画・挿絵/近藤恵介 【巻頭表現】 谷川俊太郎「人と人」 【第4回ことばと新人賞】 受賞作 福田節郎「銭湯」 佳作 井口可奈「かにくはなくては」 選考座談会(選考委員:江國香織、滝口悠生、豊﨑由美、山下澄人、佐々木敦) 【特集 ことばと戦争 】 ◎インタビュー 高橋源一郎「戦時下のことば、最前線のことば」(聞き手:佐々木敦) ◎小説 北野勇作「戦争の夢」 高山羽根子「朝の喫茶店・内装」 早助よう子「風船爆弾をつくった祖母の話」 吉村萬壱「イチコロ」 ◎評論 小峰ひずみ「人民武装論 RHYMESTERを中心に」 水上文「聴き取られない声を聴く――『戦争は女の顔をしていない』と日本」 【創作】 小山田浩子「あさみぎよひだり トミヱさん(二)」 仙田学「雪ちゃんなんてだいっきらい!」 【翻訳】 ロシア――戦争に反対する詩人たち 解説・訳 高柳聡子 戦争について黙っていてはいけない タチヤーナ・ヴォリツカヤ 「ママ、ママ、戦争だ、戦争だよ!」 アーリャ・ハイトリナ 時の切断 エカテリーナ・ヒノフケル くち アレクセイ・ボロネンコ ロシアの民族料理 ヤン・クントゥール 「ブチャ」(罪なく殺されたすべての人びとの記憶に) エカテリーナ・ザジルコ 無題 【本がなければ生きていけない】 韻踏み夫「世界のなかに置かれた書物」 杉田協士「喫茶店」
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磯ZINE 最終号
¥1,200
リトルプレス 装丁:川名潤 干潮の助言:田中祥子 総ページ数/本文30ページ/モノクロ どうかと思うほどに磯のことばかり書いてある、『磯ZINE』最終号です。 ●執筆者 竹内佐千子 品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山) 平井まさあき(男性ブランコ) 藤岡みなみ 藤原麻里菜 宮田珠己 メレ山メレ子 モリテツヤ ヤマザキOKコンピュータ 山本さほ 妖精大図鑑 ワクサカソウヘイ ●装丁 川名潤 ●目次 P 1 声明文「全方位に告ぐ、まだ磯に目覚めていないのか」ワクサカソウヘイ P 5 随筆「ウメボシイソギンチャクは、ジーザスクラ磯」宮田珠己 P 7 奇譚「ともかづきの磯」メレ山メレ子 P 9 童話「フジツボの大冒険」平井まさあき(男性ブランコ) P11 研究「磯の真意を読み取る」ヤマザキOKコンピュータ P13 漫画「磯と私」山本さほ P15 小説「宿借」品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山) P17 無駄づくり「ふけるワカメ」藤原麻里菜 P19 随筆「畑の星」藤岡みなみ P21 漫画「磯と私」竹内佐千子 P23 貝談 宮田珠己×竹内佐千子 P27 ゲームブック「いそがしいあなたのいそあそび」妖精大図鑑 P29 小説「意味で心が磯がsea」モリテツヤ P30 辞典「磯用語解説」ワクサカソウヘイ
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磯ZINE 創刊号
¥1,000
SOLD OUT
リトルプレス 総ページ数/本文18ページ/モノクロ 編集協力:三宅花奈・黛木綿子 どうかと思うほどに磯のことばかり書いてある、『磯ZINE』創刊号です。 ●執筆者 竹内佐千子 品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山) 平井まさあき(男性ブランコ) 宮田珠己 ワクサカソウヘイ ●装丁 川名潤 ●目次 P 1 声明文「全方位に告ぐ、磯に興奮せよ」 P 5 童話「磯ップ物語」 P 7 解説「磯生物鑑賞術」 P 9 小説「磯の惑星」 P11 磯声人語「磯野家はどれほどに磯なのか」 P13 漫画「磯と私」 P15 仮想現実「リモート磯遊び」 P17 随筆「磯ガンダーラ(もしくはパラ磯)」
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ELEPHAS #1 生命の星
¥2,860
発行 PHILOSOPHIA ELEPHASは「美しいを哲学する」をテーマとする活動体「PHILOSOPHIA」が発行するインディペンデントマガジンです。 表層だけではない美しさの本質を探り、その抽象的な概念をさまざまな表現に乗せお届けします。 創刊号のテーマは「生命の星」。 創刊の想い-編集後記より "「美しい」は、視覚だけではないあらゆる全てを包括しているような言葉。「美しいとは何か」という問いに対する答えは人それぞれで正解がなく、定義のない曖昧なもの。一生をかけて追求するに値する概念だ。そんな果てしのない考え事を、私はより多くの人と楽しみたい。そんな想いでELEPHASを創刊した。" ー 編集長 稲数麻子 創刊号のテーマは「生命の星」にしました。 「美しい」という言葉は、敷居が高く自分とは遠い存在のような言葉にも思えますが、この本に登場するのは皆同じ、この星の生命なのです。 「自然には勝てない」などと自らを卑下せず、誰かを崇拝しすぎることもなく、この星に生きる生命はそれぞれに全てが美しいという想いを込めています。 表紙の絵は、北海道在住の絵描き 熊谷隼人さんに「生命の星」をテーマに、ELEPHASのために描いていただきました。巻末には熊谷さんのエッセイも。 写真は創刊記念の催しで展示させていただいた原画です。 ELEPHASとは ELEPHAS(エレファス)の名は、ELEPHANT(エレファント)の語源より。「象る(かたどる)」に由来します。 「象る」とは、決まった形を持たないものを言葉やアート、何かしらの形で表現すること。 この本は、PHILOSOPHIAの抽象的な概念を象った本になることから、ELEPHASと命名しました。 鳥の目、虫の目、魚の目のチャプターで構成されています。誌面は世界をこの三つの眼差しで捉えるように編んでいきました。 この三つの目、実はPHILOSOPHIAのロゴにも表現しているくらい、大切にしたい視点の一つなのです。 ELEPHASの内容 音楽家のOLAibi、山で放牧を行う酪農家幸山明良氏、 現代美術家 杉本博司氏が手がけた江之浦測候所、 都内有名花屋の代表から花農家に転身したYARI FLOWER FARM 花農家/フローリストの田中彰氏、 踊り手北村思綺氏、植物のお面を作る密林東京、 日本画家 栗原由子氏、 アメリカ在住の泥団子アーティスト、 阿蘇のカルデラで作陶を行う陶芸家 山下太氏など 多様な領域の方に「美しい」を切り口にお話を伺い、写真に収め、作品を作り、綴じ込みました。 世界に満ちた「美しさ」に気がつけるような、 触れることでインスピレーションを得られるような、 そんな時間をお届けできればという願いを込めて、1冊ずつ仕立てています。 お好きな時に、お好きな場所で、お好きなページから紙を捲ってみてください。 あなたとともに世界に在る美しさに思いを馳せられる時を愉しみにしています。
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李禹煥
¥3,630
国立新美術館 編 兵庫県立美術館 編 出版年月 2022/08 ISBN 9784582207255 Cコード・NDCコード 0070 NDC 702.07 判型・ページ数 A4 304ページ 定価3,630円(本体3,300円+税) 「もの派」を代表する世界的なアーティスト・李禹煥。 60年代の初期作品から、彫刻の概念を変えた 〈関係項〉シリーズ、最新の絵画作品を収録。 国立新美術館、兵庫県立美術館での展覧会公式図録。
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たもんのインドだもん|矢萩多聞
¥1,100
SOLD OUT
コーヒーと一冊 発行 ミシマ社 定価 1,000 円+税 判型 四六判並製(角丸) 頁数 96 ページ 発刊 2016年08月25日 ISBN 9784903908816 Cコード 0095 装丁 寄藤文平+鈴木千佳子(文平銀座) 14歳のころから、一年のうちの半分以上をインドで暮らしていた著者。 そんな著者にしか知りえない、生活者たちの飾らないインドを描いた、これまでにない味わいのインド本。 著者渾身の、インドの香りが伝わる挿絵も必見です。 この本にはインドの遺跡や観光名所はひとつもでてきません。そのかわり、ぼくがインドで暮らすなかで出会った人やできごと、忘れられないインドのかけらがぎゅっとつまっています。遠い日本に暮らしていても、彼らはすっとやってきて隣に座り、ぽんと肩を叩いてくれる気がします。――「はじめに」より 著: 矢萩多聞(ヤハギタモン) 1980年横浜生まれ。9歳のとき、はじめてネパールを訪れてから、毎年インド・ネパールを旅する。中学1年生で学校に行くのをやめ、ペンによる細密画を描きはじめる。1995年から、南インドと日本を半年ごとに往復し、銀座、横浜などで個展を開催。2002年、対談本『インド・まるごと多聞典』(春風社)を刊行。このころから本づくりの仕事をはじめ、これまでに400冊を超える本をてがける。2012年、事務所兼自宅を京都に移転。著書に『偶然の装丁家』(晶文社)がある。