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open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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愉快のしるし|永井宏
¥2,420
発行 信陽堂 発売日 : 2020/12/22 496ページ ISBN-10 : 4910387005 寸法 : 11.7 x 2.2 x 17.7 cm 愉快なことや楽しいことの意味を知ることができれば そこに雨が降っても風が吹いても、笑っていることができる エッセイでも詩でもない、季節のめぐり、思索のあと、日々の暮らしの中で五感を開いて拾いあつめた小さな欠片。 永井宏さんが、亡くなる直前まで書き続けたそれら「友人のような言葉」すべてを一冊にまとめました。 1995年4月20日、湘南・葉山のはずれにひっそりと“SUNSHINE+CLOUD”というショップが誕生した。 命名は「だれにでも表現は出来る。ひとりひとりの暮らしが表現になるんだ」と人を励まし、みずからも表現し続けたアーティスト永井宏さん。 ここに収められた言葉は、00年代初頭「クウネル」「天然生活」「アノニマ・スタジオ」など暮らし系の出版に大きな影響を与えた永井さんが、この店の通販カタログのために17年にわたり永井さんが書き続けた956もの断片の、そのすべて。
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新宿書房往来記|村山恒夫
¥3,080
発行 港の人 四六判/上製本/本文344頁 2800円(本体価格・税別) 2021年12月 ISBN978-4-89629-401-9 50年の歴史を持つ出版社、新宿書房の理念、その活動の源泉が、いま初めて明らかにされる。 人望が厚く、名編集者として声価が高い新宿書房代表・村山恒夫は、人との出会いから本を生み出し、辺境に生きる人々の暮らしや地道な活動に注目して、丁寧に活字にしてきた。海女の記録、「声なき声の会」の小林トミのこと、山尾三省の葬儀、如月小春の演劇、原爆の図丸木美術館学芸員との仕事……。故郷の紀伊半島、熊野を舞台として文筆活動を続け「山の作家」として知られる宇江敏勝との40年にわたる刊行事業は、出版界の金字塔とも誇れる価値を持つ。 自らが興味を持ち、尊敬する作家やデザイナーたち、編集者仲間とともに積み重ねてきた仕事を語る村山の文章は、本作りの喜びにあふれている。そしてそれは、編集とは何か、出版とは何か──村山自身が生涯をかけて実践してきた問いかけの答えともなっているように思われる。 出版に携わる人、編集や出版を志す人の必読の書。 ◎作家・黒川創による書き下ろし「「いま、これをやらないと後悔するから」–––村山恒夫さんのこと」 ◎巻末に「新宿書房刊行書籍一覧 1970 – 2020」収録 ■目次 百人社の三冊から始まる 百人社の三冊/清田義昭、田仲のよ/済州島から続くチャムスの海の道/自前のメディアをもとめて 明治両毛の山鳴りから/ガリ版印刷の歴史・文化を刻む/上野誠版画集『原爆の長崎』のこと 田村義也と、巡る人びと 一四〇〇冊の本を編集装丁した田村義也さん/古地図の地名が動いた/文字、色、人の輪……田村塾/ふたりの編集者/上野英信展余聞:谷川雁の影 杉浦康平山脈 谷村彰彦/踊る編集者 追悼 室野井洋子/岡留安則、『噂の眞相』、杉浦康平/駆けぬけて六十余年、杉浦康平と仲間たち…… 編集単行本主義 編集単行本主義/松本昌次さん/最強のクロニクル編集者の戦死/いつしか新しい灯台に向かっていた外回り社長/平野甲賀さんが残した描き文字/大木茂写真集『汽罐車—よみがえる鉄路の記憶 1963-72』のこと 空と声の記憶 山尾三省/如月小春/小林トミさん/見残しのひと/通り過ぎていった小沢信男さん/一冊の本を遺していった…… 映画・村山四兄弟 二つの事件と二〇六本目の映画/映画四兄弟/村山新治と佐伯孚治/記録映画『アメリカの家庭生活』と三冊の本/小さな映画会/梅宮辰夫と村山新治/村山新治、三鷹発二〇時二二分 山の作家・宇江敏勝とともに歩む 熊野へ/山の人生 山の文学 作家・宇江敏勝/文芸同人誌『VIKING』と宇江敏勝さん/山の作家が歩いてきた道/百年の物語・森の奥からかすかに響く音—そして、山びこ学校と大逆事件/街を歩く 新村、千歳…… 小さな美術館、未来へ サーカス博覧会が丸木美術館にやって来た/美術館学芸員の仕事/小さな美術館から未来へ、走る/美術館学芸員作業日誌、刊行/『未来へ』が未来へ運ぶ「ことば」 「いま、これをやらないと後悔するから」—村山恒夫さんのこと 黒川 創 あとがき 村山恒夫 新宿書房刊行書籍一覧 1970-2020 ■著者 村山恒夫(むらやまつねお) 新宿書房代表、編集者。1946年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部社会学科卒。70年平凡社に入社、世界大百科事典、百科年鑑の編集に携わる。80年平凡社退社後、百人社を設立。82年新宿書房に統合し、現職。98年から2001年までマイクロソフト社のエンカルタ百科事典日本版編集長を兼任。 (出版社商品ページより)
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八百屋とかんがえるオーガニック|warmerwarmer
¥1,760
SOLD OUT
発行 アノニマ・スタジオ ISBN-13: 978-4-87758-795-6 180×142×11mm 発売日:2019/6/13 定価 1760円(本体価格1600円) 「オーガニック」ってなんだろう? 種からはじまる、僕らの世界 「オーガニック」という言葉やイメージは、暮らしのいろんなところで「展開」されています。八百屋である著者の視点から食や農の姿を“感じる”ことで、もっと気持ちよく、思考が自由になります。自分自身の腑におちる「オーガニック」を見つけるための、一冊です。 warmerwarmer(ウォーマーウォーマー/高橋一也・高橋晃美) 「種から育った野菜」を「古来種野菜」と名付け、その野菜だけを紹介する八百屋。全国各地にいる、種採り農家さんの古来種野菜を販売しながら、いろんな角度をもって、トークショーや親子で楽しめるマーケットなどを企画。種のこと、野菜のこと、農のこと、その素晴らしい世界が、次の世代へ届くよう、語り継ぐ八百屋を目指している。著書に『古来種野菜を食べてください』(高橋一也/晶文社)。 http://warmerwarmer.net 目次 わたしの中のオーガニックを感じる、その前に 1章 古来種野菜と話をしよう 古来種野菜図鑑 古来種野菜の春夏秋冬/古来種野菜の造形美/種から育つ古来種野菜/古来種野菜の花/大根の一生/大根の多様性 八百屋のFeel and Talk ! オーガニックってなんだろう/僕らはwarmerwarmer という八百屋です/僕たちに、多くの学びを見せてくれる存在/記録せずにはいられなかった、その造形美/みんなの胃袋を満たすために/多様性という視点 work1 オーガニックってなんだろう? work2 食べもの・ことの「おいしい、きれい、ただしい」 work3 大根を真ん中にした相関図 work4 わたしを真ん中にした相関図 2章 古来種野菜が教えてくれること 最初に伝えておきたいこと 言葉は人の営みとともに変化し続けています/workを振り返ってみよう オーガニックかもしれないし、そうじゃないかもしれないけど そのはじまりは、メモ。メモで書き散らす、曖昧な言葉の群集/うずまく時間への多様性を感じている/自分の言葉で綴ってきたからこその、景色 生きとし生けるもの、の「願い」や「営み」 warmerwarmerを構築する、感じるオーガニックとは あれ? 種から育つ野菜ってなんだろう? /種が旅するスケールを感じよう/種はどんな方法で散布されているんだろう/人も自然の中で、種を運ぶ役目を担っています/自然界の「種」について「人」が決めていることがある/そのルールの中に、いない、僕ら/僕らがもちうる感覚を、自分自身が最大限に感じること/食い止めておく、という流通/僕らは、これしか言えないんです 「農と農業」「手仕事と機械化」 バランスを問い続ける/八百屋が議論すべきは「農」と「農業」/僕らが願う、手仕事から芸術へ/僕らの生活が自然界に影響を与えている/世界が憧れてきた日本人の暮らし、その小さな知恵や工夫の積み重ね/日本人の自然観が世界に影響を与えてきた時代 3章 未来に繋げるオーガニック だから、古来種野菜を食べてください EAT! EAT! EAT! 僕らはF1種の野菜を食べてきたのだから/古来種野菜と一緒に時を食べるおいしさを届けて/古来種野菜の旬 春夏秋冬/古来種野菜のおいしさは最強だよね、って食べるたびに思っている 僕らを動かすショートストーリー (1)もちきび/(2)坂本菊/(3)三島独活/(4)木引かぶ/(5)ピンクにんにく おわりに (出版社商品ページより)
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恥ずかしい料理|梶谷いこ/平野愛
¥1,980
SOLD OUT
著者:梶谷いこ / 写真:平野愛 / 発行:誠光社 / A4変型 / 86P / ソフトカバー みんな本当は何食べてるの? 忙しくても、貧しくても、調子悪くても、スマホがなくても、お腹はへる。決して人には見せることのない日常の食事にこそ、手触りのある物語は宿る。見栄えもしないし、今どきでもない、すべての家庭料理に愛を込めて。 SNSや雑誌メディアでは、華々しくスマートな「食景」が溢れているけれど、多くの人々にとってそのような華やかで洗練された食事はあくまで非日常のこと。称賛と羨望を集める食事は、数え切れないほどの「いつもの食卓」の上に成り立っている。忙しい日常の中で、限られた食費の範囲で、家族の好き嫌いの中間で、必然的に生まれる日々の家庭料理。それらの料理の数々を、「仕方がないから」、「これでいい」、という腰の引けた肯定ではなく、それが生まれた暮らしぶりや、感性ごと惜しみない賞賛を贈る一冊。 「うちにはなにもない」と片付けてしまわれがちな「ふつうの台所」をつぶさに観察、ケの美しさを的確に探り出す文章は、ZINE『家庭料理とわたし』が当店で静かな話題を呼んだ梶谷いこ。取り繕うことなくありのままを撮影しながらも、静かなストーリーを感じさせる写真は、2018年に当店にて開催した写真展&写真集『moving days』でもおなじみ平野愛。 ご登場いただくのは、これから家庭を持つ実家暮らしの女性に、ベテラン夫婦、食べざかりの男の子の空腹と晩酌のあてを同時に満たす働くお母さんに、嗜好を追求しながらもそれに束縛されない酒道楽、京都のど真ん中で「値打ちをこかない」美味しさを追求する季節料理店、ガソリンのように同じものを食し続ける銭湯経営者に、ぶれない「ちょうど良さ」を追求する一人暮らしの女性。 あなたの「いつものご飯」も、きっと本書が肯定してくれるはずです。 (出版社商品ページより)
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Sketches for Music|坂本慎太郎
¥6,050
SOLD OUT
発行 プレスポップ サイズ:縦31.5cm ×横22.5cm(厚さ3.5cm) 重さ:1.8kg 736ページ ISBN :978-4-903090-49-8 発売:2018年10月11日 1993年から2018年(25年間)までに坂本慎太郎が制作したスケッチ・アートワークの原画集。ヴィジュアル・アーティスト坂本慎太郎の根幹とも言える創作過程の作品群ほぼ全てを収めた贅沢な一冊。豪華736ページ!オールカラー!1.8kg! 本書は現存する約750枚の原画のほぼ全てを、選択、編集することなく実物大(キャンバスの作品等一部を除く)で写真撮影し並べたものです。坂本の絵は鉛筆、デザインペン、アクリル絵具、缶スプレーなど身近な画材を使い、手法はその時期によって変化しますが、一貫してそのほとんどがA4(210 x 297mm)のコピー用紙に描かれています。それは後にスキャンされ、PC上で彩色、編集、再構成することを前提として描かれているからです。今までレコードジャケット等で世に出たヴィジュアルの原型たちをこの一冊に集めました。 (出版社商品ページより)
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それも気のせいでありますように|岩城伸子
¥1,540
SOLD OUT
発行 フーコー 発売日 : 2002/4/1 ISBN-10 : 4434018221 屋上を解放してない学校が多すぎるから空も飛べない 押しつけた言葉も身体も無理してた長い睫毛をただ眺めてた なんとなく生まれてきちゃった私達なんとなく生きることには慣れてる 第3回フーコー短歌賞大賞受賞作品。 岩城伸子 1979年10月25日生まれ。17歳の時に短歌を書きはじめる。2000年夏、第3回フーコー短歌賞大賞受賞。2002年春、「それも気のせいでありますように」刊行 ● 関連書籍 カテゴリー:短歌、詩 https://honnosiori.buyshop.jp/categories/3710094
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天使日記|寺尾紗穂
¥2,420
特典冊子つき 発行 スタンド・ブックス 2021年12月23日発売 税込2,420円(本体2,200円) 四六判上製 320ページ ISBN:978-4-909048-13-4 C0095 自分の中の子供。目に見えぬもの。聞こえない声。長女が天使に出会った日から始まった、まぼろしのようでいて、確かな日々の記録。 唯一無二の音楽家・文筆家による言葉の到達点。エッセイ49編。 「目に見えるもの以外あるわけない、という断定は、シュタイナーが説いたように理想主義の否定でもある。人が今あるもの、手でつかめるものしか信じられなければ、愛がいったい何であるかも捉えることはできないし、世界をより良く変えていくこともできない。自分には聞こえていない声があり、見えていない世界があるかもしれないと振り返ること、まっさらな心で自然に向き合い、人に向きあうこと。現代を生きる私たちがそれを忘れ、何かに流されるように生きているのだとしたら、立ち止まりたいと思う。そのことにすでに気づいた人々にならって、私は人と一緒に生きたい、と思う」(「あとがき」より) 『彗星の孤独』(スタンド・ブックス/2018年)以来の最新エッセイ集。 目次 Ⅰ 子供でいること 北へ向かう スーさんのこと 目に見えぬものたち 歌とジェンダー 遠くまで愛す 霧をぬけて 闇と引力 天使日記 Ⅱ あくたれラルフ 馬ありて タレンタイム モンゴル民謡 それでも言葉は優しくひびいて 聞こえざる声に耳を澄まして 市子さんとモランのこと おあずけの抒情 矢野顕子の童謡 異端者の言葉 ブラジル移民をめぐって――水野龍からブラジル版五木の子守唄まで パラオ再訪 Ⅲ 山形 カブのわらべうた/吉野 大蔵神社/飯塚 炭鉱の光/足柄 金太郎の周辺/赤穂 海を眺めて/札幌 父の残像/福岡 降り止まぬ雨/今村 キリシタンの教会にて/本郷 アイヌと大神/滋賀 「売国」という言葉/会津 たよりないピアノを前に/名古屋 再会/私への旅/周防大島 尊厳と能動性/東京 ここには居ない誰かについて/ソウル こんなところで子供を産めない/大阪 「あかるさ」へ向かう/阿賀 新潟水俣病/鎌倉 墓参り前後のこと/金沢 ローレンス/阿賀 富と貧しさ/パラオ ひとまずおく/札幌 奥井理ギャラリー/モンゴル シベリアマーモット/玉川上水 あるダンサーの話/長島 愛生園/東京 山谷ブルース/大阪 そのままを認める/東京 コロナ あとがき 寺尾 紗穂 (テラオ サホ) (著) 音楽家。文筆家。1981年11月7日東京生まれ。大学時代に結成したバンドThousands Birdies’ Legs でボーカル、作詞作曲を務める傍ら、弾き語りの活動を始める。2007年4月、ピアノ弾き語りによるメジャーデビューアルバム『御身』(ミディ)が各方面で話題になり、坂本龍一や大貫妙子らから賛辞が寄せられる。大林宣彦監督作品『転校生 さよならあなた』(2007年)、安藤桃子監督作品『0.5ミリ』(2014年/安藤サクラ主演)の主題歌を担当した他、CM、エッセイの分野でもなど活躍中。新聞、ウェブ、雑誌などで連載を多数持つ。2009 年よりビッグイシューサポートライブ「りんりんふぇす」を主催。坂口恭平バンドや、あだち麗三郎、伊賀航と組んだ3ピースバンド「冬にわかれて」でも活動中。2021年、「冬にわかれて」および自身の音楽レーベルとして「こほろぎ舎」を立ち上げる。 著書に『評伝 川島芳子』(2008年3月/文春新書)、『愛し、日々』(2014年2月/天然文庫)、『原発労働者』(2015年6月/講談社現代文庫)、『南洋と私』(2015年7月/リトルモア)、『あのころのパラオをさがして 日本統治下の南洋を生きた人々』(2017年8月/集英社)、『彗星の孤独』(2018年10月/スタンド・ブックス)、編著に『音楽のまわり』(2018年7月/音楽のまわり編集部)がある。 (出版社商品ページより) ● 関連書籍 寺尾紗穂 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=寺尾紗穂
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かめれおん日記|中島敦
¥1,870
SOLD OUT
発行 灯光舎 本のともしびシリーズ 3 監修 山本善行 縦180mm 横122mm 厚さ11mm 112ページ 上製 定価 1,700円+税 ISBN978-4-909992-52-9 初版年月日 2021年12月20日 小品をもって、作者や作品との出会い、本との出会いの場へと誘う「灯光舎 本のともしびシリーズ」第3弾は中国の古典世界を材にした『山月記』や『李陵』などを描いた作家・中島敦の作品3編をお届けします。 パラオ滞在中に出会った島民の女性をユーモラスに親しみあるまなざしで描いた「マリヤン」、ある南の島に伝わったとされる昔話を題材に描いた「幸福」、そしてタイトルとなった「かめれおん日記」を収録。自身の望まぬ環境と喘息の持病に悩むある教師が、突然生徒から渡されたカメレオンを飼育することになる。その珍奇な小動物の観察から、「自身への呵責と省察」が思索的に展開し、現実と内面の世界を往還する。環境に適応できずに衰弱する「かめれおん」と何とか今の状況から脱却を試みる人間が鮮明に描かれる。 南島の自然や人々への愛情あるまなざしと自身の内面をえぐる鋭い観察に加えて、時にシニカルとユーモアを漂わせて精彩をはなつ作品たちをお届けします。また、中島敦の妹・折原澄子氏によるエッセイ『兄と私』を収録。兄・中島敦との想い出と人柄をていねいに描くみごとな文章も必見。 内容紹介で書いたように、「山月記」とは少しちがった中島文学の魅力をお伝えできるのではないかと思います。 そして、中島敦の妹・折原澄子さんのエッセイ『兄と私』を収録させていただくことができて、より充実した書籍に仕上がったと思います。 兄・敦との想い出の断片と中島敦が亡くなるまでの数カ月、兄妹でともに過ごした日々が中島敦の人柄を想わせ心に響きます。 当時の雰囲気を優先し、漢字は底本通りに旧字体を採用しております。 読者にとって読みやすくなるように、難解と思われる漢字にはルビを付しました。 「灯光舎 本のともしび」創刊 人々の心に染み入る作品を取り上げ、小品仕立ての書籍にしてお届けする「灯光舎 本のともしび」。書物の愛好家はもとより、作者や作品ないしは読書そのものへの入り口にしてほしいという想いのもと、「小品」をコンセプトに素朴で味わいのある佇まいで、刊行いたします。 撰者には、書物エッセイストで京都銀閣寺に店を構える古書善行堂店主・山本善行氏を迎え、シリーズとしての発刊を目指します。 目次 ・マリヤン ・幸福 ・かめれおん日記 ・兄と私 ・撰者あとがき 中島敦 (ナカジマアツシ) (著/文) 東京都生まれ。1926年、第一高等学校へ入学し、校友会雑誌に「下田の女」他習作を発表。1930年に東京帝国大学国文科に入学。卒業後、横浜高等女学校勤務を経て、南洋庁国語編修書記の職に就き、現地パラオへ赴く。1942年3月に日本へ帰国。その年の『文學界2月号』に「山月記」「文字禍」が掲載。そして、5月号に掲載された「光と風と夢」が芥川賞候補になる。同年、喘息発作が激しくなり、11月入院。12月に逝去。 山本善行 (ヤマモトヨシユキ) (監修) 大阪府出身。関西大学文学部卒。書物エッセイスト。 2009年、京都銀閣寺近くに「古書善行堂」オープン。 著書に『関西赤貧古本道』(新潮社)、『古本のことしか頭になかった』(大散歩通信社)、『定本古本泣き笑い日記』(みずのわ出版)、編者として上林曉の『星を撒いた街』、『故郷の本箱』、『埴原一亟古本小説集』(以上、夏葉社)、黒島伝治『瀬戸内海のスケッチ』(サウダージ・ブックス)など。 (出版社商品ページより) ● 関連書籍 本のともしびシリーズ https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=本のともしび
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酒場っ子|パリッコ
¥1,650
発行 スタンド・ブックス 2018年5月18日 1,650円(本体1,500円) 四六判変形 320頁 装画:スケラッコ 装丁:木村奈緒子(PORT) ISBN:978-4-909048-03-5 C0095 読めば口がモツ煮、串カツ、おでんになり、ビールのことで頭がいっぱい! 魅惑の文章にクラクラ酔って夢見心地……やっぱり、パリッコさんは信用できる呑兵衛です。(夢眠ねむ) あっ、私の隠れ家が……! 紹介もほどほどに願います(笑)。(ラズウェル細木) 飲屋街の中心で愛を酒ぶ。現代の酒神(バッカス) パリッコ氏の書いた酒の本。そりゃ読みますというか、いっそ飲みます。(清野とおる) 今夜もパリッコさんがたまにうとうとしながらどこかの居酒屋さんにいると思うと、とても幸せな気持ちになる。(吉本ばなな) 酒場に貴賤(きせん)はない。伝統と格式を誇る名店も、場末の立ち飲み屋やそれこそチェーン居酒屋であったとしても、同じように酒と肴に向かい合えるのがいい酒飲みなんだと思う。パリッコはどこへ行っても楽しく酒を飲む術を知っている、そんな正しい酔っぱらいだ。安い居酒屋にちょっと美味しいつまみがあると「この飲み屋、東海林さだおさんならなんと評するかな?」と考えてしまうのだけど、この本を読めば「この店、パリッコならなんと評するかな?」と思うようになるだろう。パリッコこそ、酒場エッセイのニュー・スタンダードだ!(柳下毅一郎) 若手飲酒シーンの騎手・パリッコ、初の酒場エッセイ集!日本全国の大衆天国酒場100軒(超)どこでも楽しく飲むには (出版社商品ページより) ● パリッコ関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=パリッコ
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彗星の孤独|寺尾紗穂
¥2,090
発行 スタンド・ブックス 2018年10月16日 2,090円(本体1,900円) 四六判 仮フランス装 320頁 ISBN:978-4-909048-04-2 C0095 丁寧に書くことは、丁寧に生きること。ー いとうせいこう 親との関係、恋愛、恋愛以外の人間関係、出産、子育て。女が生きる、ということはそれだけで事故であり、病のようなものでもある。そしてまた、詩のように雄弁なものであるのだと思った。ー 鈴木涼美 「遠くて遠い」父、娘たちのぬくもり、もう会えない人と風景。日常を、世界を、愛おしく、 時には怒りにも似た決意を持って綴る。唯一無二の音楽家・文章家による待望のエッセイ集。 (出版社商品ページより) ● 寺尾紗穂 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=寺尾紗穂
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青春狂走曲|サニーデイ・サービス/北沢夏音
¥2,530
発行 スタンド・ブックス 2017年8月30日 2,530円(本体2,300円) 四六判並製函入 432頁 ISBN:978-4-909048-01-1 C0073 「そっちはどうだい うまくやってるかい」ー サニーデイ・サービス結成25年初の単行本 日本ロック史上屈指の名盤と名高いアルバム『東京』(1996年)を発表し、音楽ファンから絶大な人気を得たバンド、サニーデイ・サービス。2000年に解散するも、2008年に再結成を遂げ、2016年にリリースされた10thアルバム『DANCE TO YOU』は新しいリスナーにも熱狂的に迎えられた。そして2017年6月2日、全22曲トータル85分からなる最新アルバム『Popcorn Ballads』を突如ストリーミング配信オンリーで発表。Apple Music J-POPチャート第1位を獲得するなど、更なる狂騒を巻き起こしている。 デビュー当時から彼らと並走してきたライターの北沢夏音が、40時間に及ぶロングインタビューを敢行。メンバー3人、それぞれの25年間と波乱に満ちた人生を追う。音楽とは、バンドとは、生きることとは。かつての若者たちへ、今日を生きる若者たちへ。 (出版社商品ページより)
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いつか中華屋でチャーハンを|増田薫
¥1,760
発行 スタンド・ブックス 2020年12月11日発売 税込1,760円(本体1,600円) 四六変形判並製 256ページ ISBN:978-4-909048-10-3 C0095 −−いつからか中華料理屋で炒飯とかラーメンをほとんど食べなくなってしまった。中華屋のカレーとオムライスのせいだ−− 8人組ソウルバンド「思い出野郎Aチーム」の増田薫が、定番から一歩外れた「美味」を求めて描く、グルメ漫画エッセイの新たな金字塔!(?) WEBメディア「ジモコロ」の人気連載に、書籍限定の描き下ろしエピソードも加えて単行本化!! 増田さんのせいで、僕も中華屋さんのオムライスの虜です。精陽軒さんで、オムライスを食べたあの日から、中華屋さんに入ったら「オム」の文字を探してしまいます。 −−岡部 大(ハナコ)−− 岡部 大(ハナコ)、スズキナオ(『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』)、谷口菜津子(漫画家・イラストレーター) 推薦!! まえがき #01 大阪のあんかけカツ丼 #02 あなたの知らない中華うどんの世界 #03 広島の天津飯あんかけ多すぎ問題 #04 大陸系中華に潜む「酸菜」に気をつけろ! #04 酸菜と羊から読み解く中国食文化 #05 福岡の魔改造中華料理?「ダル麺」を追え! #06 長崎「パンメン」は福建省の夢を見るか #07 神戸中華の隠れ定番?「シチュー」とは #08 包みまくれ!思い出のレタス包み #09 メリークリスマス!中華オムライスを食え #10 なんとなく中華カレー #11 大盛りごはんと中華生姜焼きとわたし #12 チェーン店対抗 弁当にしてもうまい冷凍餃子選手権 #13 きみはラーメン屋で酒を飲んだことがあるか #14 京都のラーメン屋で誰が唐揚げを食べているのか? #15 野方ホープのチャーハン あとがき いつか中華屋でチャーハンを 【著者プロフィール】 増田 薫(ますだ かおる) 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒。児童向け絵画教室勤務。フリーランスで主に紙媒体のデザイン、イラストなどを制作。8人組ソウルバンド・思い出野郎Aチームのサックス担当。ウェブメディア『ジモコロ』の連載をきっかけにマンガを描き始め、本書が初の著書となる。 (出版社商品ページより)
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遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ|スズキナオ
¥1,870
発行 スタンド・ブックス ISBN:978-4-909048-12-7 C0095 2021年11月30日 1,870円(本体1,700円) 四六変形判並製 308ページ デザイン:戸塚泰雄(nu) カバーイラスト:ポッポコピー これがスズキナオ流「生活史」 遠い場所への旅や、友達とのせわしない飲み会がまるで夢のよう。出歩けるのは近所ばかりだけど、ひとり海に行き、焚き火を見つめ、オンラインで友達とゆっくり話す。それでも元気でいれば、あと何回かぐらいは今日みたいな素晴らしい日がめぐってくるだろう。 話題作『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』待望の続編。 【目次】 まえがき 第1章 元気でいれば、もう数回ぐらい今日みたいな素晴らしい日がめぐってくるだろう――近所 海を見に行くだけの午後 気軽に焚き火を楽しんでみる 友達の生い立ちから今までについてじっくり聞く 行ったことのない近所の喫茶店でコーヒーを飲む 近所の食堂で静かに昼ごはんを食べる 近所の中華料理店で贅沢してみる いつもの自分じゃないほうを選ぶ さっきまでいた場所を高いところから眺めてみる 憧れの“寿司折”を求めて散歩する 第2章 電車に乗った途端、さっきまで洋上にいたことがまるで嘘みたいに思える――旅 行くことができない山形に行った気分を味わう 山で汲んできた美味しい水で焼酎を割る 高尾山の山頂辺りで気楽にハシゴする 神戸・高取山は山茶屋の天国だった 「ちょっとそこまで」の気分で海を渡る せっかくUSJに行ったのに中に入れなかった人のために モリで突いて捕った魚をイカダの上で食べる「たきや漁」が夢のよう 熊本のセルフビルド温泉「湯の屋台村」は料理もうまいし温泉水もうまい 一軒の民宿を営むご夫婦だけが暮らす島――三重県志摩市横山へ 第3章 自分がいなかった場所のこと、自分がいなかった時間のことを、どうやったら今より身近に感じられるようになるんだろうか――調査 優しい味ってどんな味? ガチャガチャマシーンからつまみが出てくる飲み会を開催してみた 家の中のお気に入りポイント「俺んち絶景」を見せ合ってみる 私たちの7月20日――なんでもない日の夕飯の記録 4章 誰かが私に何かを話して聞かせてくれたことのありがたさと、私がそれをどれだけ聞こうとしてもひとりの人の内面には遠く及ばないという寂しさ――人 床に砂! 100年前の校舎で食べるジンギスカンの源流店 思わず通り過ぎてしまいそうな店ふくや串かつ店で1本70円の串かつを食べる 本当に美味しいホッピーを大阪で飲む 「家みたいな店」の店主にたっぷりと話を聞いた 90歳、いや89歳の字書き職人・松井頼男さんと最後に会ったときのこと あとがき (出版社商品ページより) ● スズキナオ 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=スズキナオ
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深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと|スズキナオ
¥1,892
特典ペーパーつき 発行 スタンド・ブックス 2019年11月1日 1,892円(本体1,720円) 四六判変形並製 324頁 ISBN:978-4-909048-06-6 C0095 若手飲酒シーンの大本命、「チェアリング」開祖、ウェブメディア界の真打ち、待望の初単著! 人、酒、店、旅……、現代日本に浮かび上がる疑問を調査し、記録する、ザ・ベスト・オブ・スズキナオ! 検索してわかった気になっていたけど、この世はこんなにいろいろだってことを教えてくれる。ー 林 雄司(「デイリーポータルZ」編集長) ただ座って飲んでるだけで、知らない人から話しかけられるひと、というのがいる。 スズキさんがそんなひとだ。ちょうどよい温度の風呂のようなひと。 その場に溶け込むくせに、意外に人の領域に入り込んでくる。 正直、羨ましい。 とにかく、これめっちゃいいので、みんなに読んでほしい。 これが生活史だ。ー 岸 政彦(社会学者) 【目次】 まえがき 第1章 さっきまで隣にいた人がまったく関係ない人になって消えていくその瞬間がいつも不思議だーー人 東京―大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと 並んでも食べられないラーメン! 友達の家の「家系ラーメン」を食べてきた あなたの知らない「昼スナック」の世界 銭湯の鏡に広告を出した話 第2章 今、自分が居心地いいと思える場所を探して、少しでも長くその空間を味わって記憶しておけるように、きっとこれからも歩き回るのだーー店 芝田真督さんと変わりゆく神戸の町を飲み歩く 71歳のおじいちゃんが作るハンバーガーは全国3位 本当に営業中なのかわからない食堂「伊勢屋」のラーメンがうまい 東京ラーメン遺産 「福寿」の店主に会いに行く 廃車になったバスの中で絶品の和歌山ラーメンを食べてきた 第3章 目的地まで移動してる時というのは、人間にとって一番の許された時なんじゃないかーー旅 “たこせんべい”の楽園 明石~淡路島たこせんの旅 六甲山系の登山道を自力で整備した「えっちゃん」のモダン焼きを山頂で食べる 三重の離島にある「ロンク食堂」で旬の魚とゆるやかな時間を味わう 瀬戸内の海小屋で漁&自炊「四つ手網」体験記 ジャンボフェリーはもはや海上の酒場だ 第4章 偶然の出会いを活かし、半額肉だけで焼肉パーティーをやってみたら楽しいのではないかと、ふと思ったーー調査 スーパーの半額値引き肉だけで半額焼肉パーティー 「お鍋キュー」のひそかな楽しみ カップヌードルに入れるとおいしい“漬け物”を検証 「唐揚げ何個食べた?」レベルまで飲み代を厳密に割り勘する飲み会はどうか 第5章 この店で過ごす時間は、新型のスマホと違って並べば手に入るものではないのだーー酒 大阪の瓶ビールはどこまで安い? 大人の休日、動物園飲み 見慣れた風景が違って見える「チェアリング」の楽しみ 野毛の名酒場「武蔵屋」の最後の姿を見に行く 店選びを自分の父親に完全に任せるハシゴ酒 第6章 私が知らなかったこの町は、こうしていつもここにあった。私がいなかっただけだったのだーー散策 誰も知らないマイ史跡めぐり チャンスがなければ降りないかもしれない駅で降りてみる としまえんに行ったけど入れなかった人のために ディズニーランドに行ったけど入れなかった人のために 終電を逃したつもりで朝まで歩いてみる 名前のないラーメンを探して あとがき (出版社商品ページより)
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のみタイム 1杯目 家飲みを楽しむ100のアイデア|パリッコ/スズキナオ
¥1,650
特典ペーパーつき 発行:スタンド・ブックス ISBN:978-4-909048-09-7 C0095 A5変形判 並装 132p カバーイラスト:石山さやか ロゴ:スケラッコ デザイン:戸塚泰雄(nu) こんな状況でも、楽しい酒の飲み方はあるはず。 若手飲酒シーンを牽引する人気ライターのパリッコ(『酒場っ子』)とスズキナオ(『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』)が編集、執筆を務める飲酒と生活の本『のみタイム』をはじめます。お酒と一緒に、とにかく楽しく、何からも自由に、小さくも確かで幸せな時間、風景の中にある本を目指して。 1杯目は100頁以上にわたり「家飲みを楽しむ100のアイデア」について考えました。日常を楽しくする、使えるアイデアが満載! 豪華執筆陣は、ラズウェル細木(『酒のほそ道』)、夢眠ねむ(「夢眠書店」)、清野とおる(『東京都北区赤羽』)、今野亜美(「スナック亜美」)、平民金子(『ごろごろ、神戸』)、香山哲(『ベルリンうわの空』)、イーピャオ(『とんかつDJアゲ太郎』)、METEOR(ラッパー)他! とにかく酒が好きということは、よりはっきりしました。 【目次】 家飲みを楽しむ100のアイデア パリッコ/スズキナオ/泡☆盛子/古賀及子/たけしげみゆき/玉置標本/山琴ヤマコ まえがき こんな状況でも、楽しい酒の飲み方はあるはず 1〜100 のアイデア あとがき とにかく酒が好きということは、よりはっきりしました ラズウェル細木 酒場の隅隅 唐辛子&山椒の容器 夢眠ねむ 夢眠ねむのミニ缶日和 最近ハマっている「チメク」で飲もう! 清野とおる 「アレ」でコロナに勝った(気がした)話 今野亜美 これ飲んだら本気出す。 最強のテイクアウト飲み。豚の珍味で一杯。 香山哲 将来の集落 その6割は水 平民金子 東出町の魯山人 平民金子味道 「サッ」と「ポロ一番」 イーピャオ 豆記事アソートパック メテオ 僕の腸 1杯目CONTRIBUTOR 【編著者紹介】 パリッコ(編著) 1978年東京生まれ。酒場ライター、漫画家/イラストレーター、DJ/トラックメイカー、他。酒好きが高じ、2000年代後半よりお酒と酒場に関する記事の執筆を始める。著書に『酒場っ子』(スタンド・ブックス)『つつまし酒 懐と心にやさしい46の飲み方』(光文社新書)『ほろ酔い!物産館ツアーズ』(ヤングキングコミックス)『晩酌百景 11人の個性派たちが語った酒とつまみと人生』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、スズキナオ氏との共著に『酒の穴』(シカク出版)『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)『“よむ”お酒』(イースト・プレス)など。 スズキナオ(編著) 1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。WEBサイト『デイリーポータルZ』『メシ通』などを中心に執筆中。テクノバンド「チミドロ」のメンバーで、大阪・西九条のミニコミ書店「シカク」の広報担当も務める。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』(スタンド・ブックス)、パリッコとの共著に『酒の穴』(シカク出版)、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)がある。 (出版社商品ページより)
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ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある|パリッコ
¥1,870
発行 スタンド・ブックス 2021年7月2日発売 税込1,870円(本体1,700円) 四六変形判並製 288ページ ISBN:978-4-909048-11-0 C0095 テレビや新聞でも話題の「チェアリング」を提唱、いまやお酒カルチャー界の最重要人物である酒場ライター・パリッコ。 毎夜、酒場の暖簾をくぐる……そんな生活がコロナ禍で一変してしまった!! 酒場の代わりに通う場所は、生活に密着した身近な存在。 そう、スーパーマーケット。 日常にひそむ胸騒ぎも、胸を締めつけるノスタルジーも、すべてがここにあった。 どんな状況でも、わたしたちの《生活》はこんなにも楽しい。 「やってみなければわからないことをやってみた」エッセイ集。 【目次】 はじめに ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある シウマイ弁当の「筍煮」をお腹いっぱい食べたい! スーパーのオリジナルトートバッグのかわいさ ふだんと違うスーパーで、ふだんと違う魚を買ってみる 大人の自由研究「焼酎採集」 「寿司チャーハン」と「チャーハン寿司」 下赤塚フレッシュ・トライアングルの謎 さよなら離乳食カレー ホットサンドメーカーで1週間昼食焼き固め生活 業務スーパーの力で家焼鳥を店の味に近づけたい “あの”フライドチキン味ふりかけでコンビニチキンに魔法はかかる? フリースローサラダ 失われゆくアーケード商店街と突然のバーベキュー わざわざやってみる ごはんのおかずになる駄菓子をひたすら探す レシピカードに見つけたコレクション性 お汁がじゅわっと染みこむ食材王座決定戦 黄身なしゆでたまごを作って白身に感謝したい 池袋の中華スーパーで売ってるものがほとんどわからない パリッコの「東屋放浪記」~東久留米編~ 新しいワンタン麺 フレッシュフルーツ×酒の世界に無限の鉱脈があった 朝ごはんを外食にしてみる1週間 焼鳥×みそ汁=インスタントコンビニ鍋 “溶け映え”食材を探せ! 混浴温泉湯豆腐大作戦 家でも外でも「ポップアップテント」にとことんこもる 超フレッシュな縁起酒「立春朝搾り」を朝日とともに おわりに パリッコ (パリッコ) (著/文) 1978年東京生まれ。酒場ライター、漫画家/イラストレーター、DJ/トラックメイカー、他。酒好きが高じ、2000年代後半より酒と酒場に関する記事の執筆を始める。著書に『晩酌わくわく!アイデアレシピ』(ele-king books)『天国酒場』(柏書房)、『つつまし酒 懐と心にやさしい46の飲み方』(光文社新書)、『ほろ酔い!物産館ツアーズ』(ヤングキングコミックス)、『酒場っ子』(スタンド・ブックス)、『晩酌百景 11人の個性派たちが語った酒とつまみと人生』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、スズキナオ氏との共著に『のみタイム』(スタンド・ブックス)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『酒の穴』(シカク出版)。 (出版社商品ページより)
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みゃーこ湯のトタンくん|スケラッコ
¥1,650
発行 ミシマ社 定価:1500円(税別) 判型:A5判 頁数;160ページ 装丁:佐藤亜沙美 発刊:2021年12月10日 ISBN:978-4-909394-61-3 C0095 ●内容 いいお湯沸いてまっせ! ネコの街の銭湯「みゃーこ湯」を営む店主・トタンと、街で唯一の人間・ハラさん。銭湯のお客さんは……みんなネコ! 風呂掃除して薪で湯を沸かし、今日も明日も商売繁盛。 そんな銭湯での日々のおはなし。 『盆の国』『バーオクトパス』などで注目を集める漫画家・スケラッコの最新作は、ネコ×銭湯×小商い! ちょっと不思議でやさしい、心もからだもあたたまる銭湯ネコマンガが誕生です。 ◎滋賀にある銭湯「都湯」が監修を担当。銭湯お墨付き! ◎webマガジン「みんなのミシマガジン」で話題の連載を書籍化。描き下ろしも盛りだくさん! ●目次 第1話 街の銭湯 第2話 ウチで働いてみーひん? 第3話 みゃーこ湯の1日 前編 第4話 みゃーこ湯の1日 後編 図解!みゃーこ湯のしくみ 第5話 はじめての銭湯 第6話 サウナ事情 第7話 優しい態度には裏がある 番外編 スーパー銭湯 第8話 いちにちマルシェ 第9話 定休日は大忙し 第10話 なんで銭湯やってんですか? 第11話 年に一度の盆踊り 第12話 そんな日もある 番外編 電気風呂 第13話 絶景、煙突掃除 第14話 帰るべき場所 第15話 大晦日の夜 第16話 すごく暖かい日に 最終話 もうひとつのみゃーこ湯 ●著者プロフィール スケラッコ 京都在住。漫画家。著書に『盆の国』『しょうゆさしの食いしん本スペシャル』(以上、リイド社)、『バー・オクトパス』(竹書房)、 絵本『 マツオとまいにちおまつりの町』(亜 紀書房) など。銭湯では電気風呂と水風呂が好き。 (出版社商品ページより) ● 関連書籍 しょうゆさしの食いしん本スペシャル|スケラッコ https://honnosiori.buyshop.jp/items/54054787 USO3 https://honnosiori.buyshop.jp/items/55405743
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音楽|岡野大嗣
¥1,980
●初版の背の色は水色、二刷は黄色、三刷は白色です。色は選べません。 発行 ナナロク社 装丁:佐々木暁 価格: 1800円+税 仕様:上製 B6変形 ISBN:978-4-86732-007-5 発売:2021年12月 音楽は水だと思っているひとに教えてもらう美しい水 (収録歌より) 岡野大嗣さんの2年ぶりとなる歌集。 収録歌は300首を超えますが、ボリュームを感じるよりも、 読後感は、自分だけの名曲にふれたような高揚感に満ちています。 (出版社紹介より) ● 関連書籍 今日は誰にも愛されたかった|谷川俊太郎・岡野大嗣・木下龍也 https://honnosiori.buyshop.jp/items/39025242 新短歌教室の歌集 1 https://honnosiori.buyshop.jp/items/43420040 玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ|木下龍也・岡野大嗣 https://honnosiori.buyshop.jp/items/39025718 たやすみなさい|岡野大嗣 https://honnosiori.buyshop.jp/items/50483746 黒い雲と白い雲との境目にグレーではない光が見える https://honnosiori.buyshop.jp/items/43827950
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隣人、それから。|初沢亜利
¥1,650
発行 徳間書店 2018/5/16 176頁 角折れ、シミ、擦れあり
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東京、コロナ禍。|初沢亜利
¥1,100
出版社 : 柏書房 発売日 : 2020年8月10日 初版 159ページ 表紙シミ小、擦れあり
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まとまらない言葉を生きる|荒井裕樹
¥1,980
SOLD OUT
発行 柏書房 出版年月日 2021/05/10 ISBN 9784760153497 判型・ページ数 4-6・256ページ 定価 本体1,800円+税 誰の人生も要約させない。 あなたのも、わたしのも。 ■推薦 「生きた心地」を求めていいんだ。 「ダメだ」の言葉に抗っていいんだ。 誰でも。言葉で。 ――望月優大(「ニッポン複雑紀行」編集長) 強くて安全な言葉を使えば、 簡単に見落とすことができる。 だけど取り零された隙間に、 誰かが、自分が、いなかったか? ――はらだ有彩(『日本のヤバい女の子』著者) ■内容 偉い人が「責任」逃れをするために、 「敵」を作り上げて憂さを晴らすために、 誰かを「黙らせる」ために言葉が使われるようになったこの世界で、 凝り固まった価値観を解きほぐし、 肺の奥まで呼吸しやすくしてくれるような…… そんな「言葉」との出会いは、まだ可能だろうか? 本書は、マイノリティの自己表現をテーマに研究を続ける文学者が、 いま生きづらさを感じているあなたに、そして自らに向けて綴った、 18のエッセイである。 障害者運動や反差別闘争の歴史の中で培われてきた 「一言にまとまらない魅力をもった言葉たち」と 「発言者たちの人生」をひとつひとつ紹介していくことを通して、 この社会で今、何が壊されつつあるのか、 人間としての尊厳をどのように守っていけるのかを考えていく。 ■目次 まえがき 「言葉の壊れ」を悔しがる 第1話 正常に「狂う」こと 第2話 励ますことを諦めない 第3話 「希待」という態度 第4話 「負の感情」の処理費用 第5話 「地域」で生きたいわけじゃない 第6話 「相模原事件」が壊したもの 第7話 「お国の役」に立たなかった人 第8話 責任には「層」がある 第9話 「ムード」に消される声 第10話 一線を守る言葉 第11話 「心の病」の「そもそも論」 第12話 「生きた心地」が削られる 第13話 「生きるに遠慮が要るものか」 第14話 「黙らせ合い」の連鎖を断つ 第15話 「評価されようと思うなよ」 第16話 「川の字に寝るって言うんだね」 第17話 言葉が「文学」になるとき 終話 言葉に救われる、ということ あとがき まとまらないを愛おしむ ■装画・挿絵 榎本紗香(しょうぶ学園) 【著者プロフィール】 荒井裕樹〈あらい・ゆうき〉 1980年東京都生まれ。二松學舍大学文学部准教授。専門は障害者文化論、日本近現代文学。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。著書に『隔離の文学――ハンセン病療養所の自己表現史』(書肆アルス)、『障害と文学――「しののめ」から「青い芝の会」へ』(現代書館)、『生きていく絵――アートが人を〈癒す〉とき』(亜紀書房)、『障害者差別を問いなおす』(筑摩書房)、『車椅子の横に立つ人――障害から見つめる「生きにくさ」』(青土社)などがある。 (出版社商品ページより)
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石ってふしぎ|市川礼子
¥1,980
発行 柏書房 出版年月日 2016/03/01 ISBN 9784760146949 判型・ページ数 4-6・224ページ 定価 本体1,800円+税 日本に残る石の文化、石の造形美を訪ね歩いてきた著者が、巨石や奇岩、石垣に石積み、石仏や石橋、大切に祀られてきた石など、各地に散らばる多彩な石の物語を写真とともに紹介。訪れたくなる場所が満載! (出版社商品ページより) ● 関連書籍 石の辞典 https://honnosiori.buyshop.jp/items/38799087
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WA B・O・O・G・I・E 1980s Japanese Boogie / Funk / Modern Soul / Fusion
¥2,750
発行 トゥーヴァージンズ 発売日 2019年07月24日 版型 A5 2010年代に入り、7インチを軸にした「発掘」にシンクロし、ダフト・パンクやブルーノ・マーズに代表される現行ブギー作品が登場し、盛り上がりを見せた(洋楽)ブギーの音楽的特徴を当てはめ、再発見された「クロい」80年代産・和モノを紹介するディスクガイド。 本書は、リアルタイム体験していない世代のDJやバイヤーが中心となってキュレーションしたことで、リリース当時流通していた評価やイメージに囚われない選曲にご注目頂きたい。たとえば「和モノ」「シティ・ポップ」であまり紹介されてこなかった、打ち込み「後」=80年代中盤以降産にもスポットライトが当たっているのも特色。 このジャンルは海外からも注目され、竹内まりや「プラスティック・ラヴ」のYouTube再生回数が2年弱で、約2500万回(概ね海外視聴)、シティ・ポップのレコードを探しに来日した外国人に密着したテレビ番組「YOUは何しに日本へ?」が反響を呼ぶ、などのトピックも記憶に新しい。 そこで、欧州のブギー・ブロガーAlbin(boogie80.com)によるセレクション、韓国の<フューチャー・ファンク>の旗手で<Fuji Rock Festival 2019>に出演するNight Tempoのインタビューなど、外国人目線の<和ブギー>も紹介。 表紙のイラストは、不朽の名盤・大瀧詠一『A LONG VACATION』をはじめ、2019年5月に米レーベルから発売されたジャパニーズ・シティ・ポップの編集盤『Pacific Breeze』のジャケットにも起用された永井博氏!
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しししし4
¥1,980
SOLD OUT
発売日:2021年12月 価格:1,800円+税 ISBN:9784910144047 判型:A5判、並製 頁数:272ページ 発行元 双子のライオン堂 出版部 「しししし」は、小さな本屋が年に1回だけ刊行する文芸誌です。 1年間の総まとめのようであり、次の年への抱負のようでもあります。 本屋は、なかなか場所を移動することができないので、 この雑誌に双子のライオン堂っぽさを詰め込みました。 第4号の特集は中原中也です。 特集以外にも創作やエッセイなど素敵な作品がこれでもかと詰まっています。 1年かけて、ゆっくり読んでいただければ嬉しいです。 <目次> 特集 中原中也 宮崎智之/大崎清夏/岸波龍/長尾早苗/川村のどか/遠藤雅司 コミカライズ くれよんカンパニー 読書会『山羊の歌』 本屋エッセイ賞 受賞作掲載 創作 鈴木晴香/佐藤yuupopic/横田創/伊波真人/浅生鴨/ 太田靖久/友田とん/宗澤香音/早助よう子/大前粟生 読み物 佐々涼子/伊井直行/皐月彩/荒木優太/尾崎世界観/ 上原裕美子/古賀及子/牟田都子/結崎剛/まつしたゆうり 山本貴光/吉川浩満 特別企画 「短編小説の愉楽」 早助よう子×大前粟生 司会:長瀬海 様々な書店の日常を綴った「本屋日録」 HOSHIDO/自由港書店/せんぱくBookbase ポルベニールブックストア/BOOKSHOP 本と羊/本屋プラグ 読者によるコラム「本と生活」 伊藤あきこ/うきくさ/大江祥子/大山アラン/ごちょう/小川純/川杉亮/倉津拓也 鈴木華織/高垣ぼす/竹田信弥/田中章久/中村圭佑/野村知一/廣瀬さとる/藤村忠 緑柱古書堂/松井祐輔/山中麻未 装画 大槻香奈 扉絵 大谷津竜介 デザイン 中村圭佑 (出版社商品ページより)