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open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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伊丹十三の台所
¥2,860
SOLD OUT
発行所 株式会社つるとはな 発売日 2023/6/30 ISBN 978-4-908155-12-3 編者 つるとはな編集部 発行者 佐藤真 印刷・製本 株式会社シナノ 食いしんぼうですね、伊丹さん! 映画監督、俳優、エッセイスト、なによりひとりの生活者。 表紙のイエローの洋皿は、伊丹十三が独身時代から愛用し、カレーのCM出演の際も自ら持ち込んで使ったもの。子どもたちが小さな頃は納豆スパゲッティを盛る定番でもあったといいます。 若い頃から好みの器を揃え、吟味した道具を使い、家族はもちろん、来客にも料理の腕をふるっていた伊丹十三。 この本では、食にまつわるエッセイをひもときながら、いかに伊丹さんが食べること、作ることを楽しんだかをお伝えします。そして、伊丹さんに影響を受けたさまざまな方々のお話も。 スパゲッティのおいしい召し上り方――細川亜衣 伊丹さんと台所――中村好文 池内家、父の料理――池内万平 ぼくらの好きな伊丹さん――宮脇誠・吉田昌太郎 伊丹十三の料理本――高橋みどり 風邪のときにつくってくれた親子丼がほんとうにおいしかった――宮本信子 (登場順、敬称略) ほか、映画『お葬式』の舞台となった湯河原の台所の全景、愛用の器、道具類も多数紹介。
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Tamioo日記 Vol.5
¥2,145
リトルプレス 全430ページ フルカラー 文庫本サイズ(W10.5 X H14 X D2cm ) Printed in Thailand 2017年11月発売 1,950円(※税抜き価格です) 上海再印刷+メキシコ+ラダック+インドバイク旅 編 ・上海再印刷(台湾・ベトナム・香港・上海) ・メキシコ(ぶらり旅) ・インド(ラダック・ラジャスターン州・バイク旅) 「読むんじゃない、感じるんだ」のタミオー日記 な、なんと6年ぶりの第5弾。 あらすじ - - - - - - 2度目の海外印刷は、新天地を求めベトナムへ。紙質、印刷の質、印刷許可証などの問題により、1ヶ月半頑張ってみるも、ベトナムでの印刷を断念。 そして、前回印刷した上海に移動。印刷会社と戦いながら苦難を乗り越え何とか印刷にこぎつける。 合計約4ヶ月半の自分出版の旅。色々な方々に支えられて印刷した時の記録。 2度目のメキシコへ。1ヶ月間のぶらり一人旅の記録。 上海再び、N氏+A氏との奇妙な男達の共同生活を経て、単身インドへ飛び、憧れの地ラダックへ。 薄い空気・下痢と闘いながら秘境中の秘境ザンスカールをトレッキング。その後、どうしても押さえられない衝動に駆られ、スリナガルでYAMAHAの125ccのバイクを購入し、ムンバイを目指したバイク旅も収録。 - - - - - - 写真と旅の日記手帳を原寸大で再現! 筆者がタイ・チェンマイに滞在し印刷会社にて印刷。日本に逆輸入した本です! ※文字が極小なので虫眼鏡のご使用をおすすめします。 ※タイで印刷してきたため、ページによっては多少の製本ズレ、印刷ズレを起こしている場合がございます。それも「味」としてあらかじめご了承ください。
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いかれた慕情|僕のマリ
¥1,870
発行:百万年書房 四六変型判 縦118mm 横188mm 厚さ15mm 重さ 203g 224ページ 並製 価格 1,700円+税 ISBN978-4-910053-40-0 初版年月日2023年6月2日 『常識のない喫茶店』著者・僕のマリの、原点。 秘めながら漏れ出す激情の奔流。 こんなにドキドキするエッセイ、他にない。 わたしはずっと、君みたいになりたかった。 家族にも友人にも本音を言うのが苦手だった。何年生きても薄い関係しか築けないのが、ずっとコンプレックスだった。自分を晒すことにどうしても抵抗があり、踏み込むのも踏み込まれるのも躊躇した。そうやって生きてきたから、誰かの友情や愛情を目の当たりにすると、決まって後ろめたい気持ちになった。冷めたふりして飄々と生きているつもりだったけれど、本当はものすごく寂しかった。(本文より) 著者プロフィール 僕のマリ (ボク ノ マリ) (著) 文筆家。一九九二年、福岡県生まれ。著書に『常識のない喫茶店』『書きたい生活』(ともに柏書房)『まばゆい』(本屋lighthouse)がある。また、自主制作の日記本も発行している。
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本屋、ひらく
¥1,870
SOLD OUT
発行 本の雑誌社 著者:本の雑誌編集部 定価1870円(税込) 2023年5月25日発売 ■四六判並製 ■280ページ ■ISBN978-4-86011-477-0 この町に、本屋があったらいいなと思った。 「書店が減っている」といわれる中で、新しい本屋を開く人たちがいる。そんな22人がリアルな言葉で綴る、本屋への想いと商いの日々。 [登場書店] 本屋・生活綴方 葉々社 本屋イトマイ ポルベニールブックストア UNITÉ 冒険研究所書店 BOOKNERD PEOPLE BOOK STORE つまずく本屋ホォル 小声書房 NAYABOOKS TOUTEN BOOK STORE 本のお店スタントン 本は人生のおやつです!! 本屋ともひさし 本と、珈琲と、ときどきバイク。 汽水空港 本の轍 BOOKSライデン aru TUGBOOKS バックパックブックス [コラム 本屋について知る] すずきたけし 渡辺佑一(一冊!取引所) 下田裕之(早春書店) 和氣正幸(BOOKSHOP TRAVELLER)
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憧れの住む東京へ|岡崎武志
¥1,980
SOLD OUT
発行 本の雑誌社 定価1980円(税込) 2023年1月24日発売 ■四六判並製 ■264ページ ISBN978-4-86011-475-6 上京の数だけ物語がある。 東京人が生まれてから真っ直ぐの道を歩くとすれば、「田舎者」は上京という分かれ道に立って、進路を大きく変えていく。複雑にならざるをえないのである。私はそこのところに魅力を感じてきたし、今も感じる。(本文より) 6人の作家が生きた東京とは── 赤瀬川原平、洲之内徹、浅川マキ、田中小実昌、山之口獏、耕治人 この街に住み、生きること。 岡崎武志氏のライフワークである「上京」をテーマに、『上京する文学 漱石から春樹まで』、『ここが私の東京』に続く、上京もの第3弾。 目次 まえがき 第一章 赤瀬川原平 前衛に押し流された東京の足跡 第二章 洲之内徹 銀座「気まぐれ美術館」への道 第三章 浅川マキ 雨降る新宿の黒の歌姫 第四章 田中小実昌 路線バスで知る東京のもう一つの顔 第五章 山之口貘 沖縄から池袋へたどり着いた放浪詩人 第六章 耕治人 野方に苦しみ生きた二人ぼっちの二人 あとがきに代えて
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カヨと私|内澤旬子
¥2,200
発行 本の雑誌社 定価2200円(税込) 2022年7月4日発売 ■A5判変型上製 ■256ページ ■二色刷イラスト多数掲載 ■ISBN978-4-86011-470-1 J.R.ヒメネスの『プラテーロとわたし』に憧れ、小豆島でヤギと暮らしはじめた内澤さん。内澤さんの元にやってきたのは真っ白な雌のヤギで、内澤さんはカヨと名付け、ふたりの生活が始まりました。 庭先の雑草を食べてくれればと考えていたものの、カヨは食べる草をえり好み。内澤さんはカヨの様子をじっくり観察し、カヨが欲しているもの、あるいはどういうことが苦手なのか、深くコミニュケーションして参ります。 気づけば「どっちが飼い主?!」と笑われるほど世話をし、ともに時間を過ごしますが、内澤さんは「それでいいの」と。なぜなら「私もヤギになって、一緒に美味しい草を食べて、頭突きしあって、日向ぼっこして暮らしたい」と願っているのでした。 果たして内澤さんとカヨの暮らしは、どうなっていくのでしょうか──。動物文学の傑作が、ここに誕生です!
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本屋なんか好きじゃなかった|日野剛広
¥1,430
SOLD OUT
発行 十七時退勤社 ページ数 152 判型 A6判 装丁 柏崎沙織 装画 大石トロンボ 12のエッセイ・6つの書評・5年間にわたる日記で構成された、文庫サイズの小さな本です。 書店員歴30年、千葉県佐倉市・志津の地で10年店長を務める著者が奮闘する日々の記録。 本屋として場を構えること。本を読むこと。音楽を聴くこと。文章を書くこと。 職業人としての矜持、政治に対しての怒り、店に足を運ぶお客への謝意、作家・出版社・同業者との連携の可能性。 真摯でありながら、ちょっと抜けていたり、それでも飽くなき向上心がある著者の文章に心打たれます。 著者プロフィール 日野剛広(著) 1968年生まれ。1993年有限会社ときわ書房入社。2013年よりときわ書房志津ステーションビル店店長。書店員歴30年。志津歴10年。酔っ払い歴●●年。
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漫画選集ザジ vol.1
¥1,320
発行 点滅社 発売日:2023/05/21 サイズ:21cm/171p ISBN:978-4-9912719-2-2 自分の描きたい漫画を自由に描いて、気軽に発表する。そんな場所を目指してつくられた漫画誌。Vol.1は、大橋裕之「ありがと」、亜蘭トーチカ「いいことはすべてなくなった」など全23作品収録。 何度でも衝動を。何度でも実験を。何度でも私たちのやりきれなさを。 参加者 大橋裕之 亜蘭トーチカ 無 日野健太郎 うみにく 森井暁正 松本剛 ヤシ 森井崇正 ゴム製のユウヤ ウィスット・ポンニミット Orion terayama 三本美治 沖永和架奈 yozorart ゐ忌レ 能町みね子 輝輔 すいそう HOSHI いましろたかし 杉作J太郎
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われわれの雰囲気|植本一子/碇雪恵/柏木ゆか
¥1,430
※帯の色はランダムです リトルプレス 装画 近藤聡乃 装丁 川名潤 校正 藤本徹 協力 柴山浩紀 2023年5月21日 第一版発行 ピコちゃんが倒れた! 約束の時間に友達が来ない。音沙汰もない。何かがおかしい。嫌な予感がする...... 。その予感は的中、友達はいまICUにいて、意識がないらしい。でも、コロナ禍では病院へかけつけることもできない。 目を覚まさない友達をめぐる日々の記録と、意識を取り戻してからの本人による日記を収録。 今振り返って印象に残っているのは、知っていたはずの「人間はみんないつか死ぬ」の中に自分が入っている自覚がなく、今回の怪我と入院でそれが「自分も死ぬ」になったことです。またうまく言葉にできませんが、スイッチがひとつ切り替わったかのようです。そしてそれを形に残せてすごくうれしい。 (おわりにより) 目次 はじめに 何をみてもピコを思い出す 植本一子 ピコちゃんが未読だった時のこと 碇雪恵 * おわりに 怪我と入院の雰囲気 柏木ゆか 植本一子(うえもと ・いちこ) 1984年広島県生まれ。写真家。2003年にキヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞。2013年、「下北沢に自然光を使った写真館 「天然スタジオ」を立ち上げる。著書に『かなわない』など。 碇雪恵(いかり・ゆきえ) 1983年北海道生まれ。ライター。2022年11月に自主制作本『35歳からの反抗期入門』を発売。新宿ゴールデン街のバー「月に吠える」金曜店番。 柏木ゆか(かしわぎ・ゆか) 1983年神奈川県生まれ。CINRA所属。人事・労務担当。国家資格キャリアコンサルタント。
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三人の日記 集合、解散!|植本一子/金川晋吾/滝口悠生
¥1,430
SOLD OUT
リトルプレス 装画 平木元 装丁 飯村大樹 校正 藤本徹 協力 柴山浩紀 2023年4月9日 第一刷発行 この本は、週に一度、同じ日に記録をつけた三人による、約二ヶ月間の日記です。 2023年1月1日 日曜日 2023年1月9日 月曜日 2023年1月18日 水曜日 2023年1月28日 土曜日 2023年2月2日 木曜日 2023年2月6日 月曜日 2023年2月16日 木曜日 2023年2月25日 土曜日 2023年3月5日 日曜日 今日の体調/今日の装い/今日のひとこと あとがきにかえて 植本一子 滝口悠生 小説家。1982年東京都生まれ。2011年「楽器」で新潮新人賞を受けデビュー。2015年『愛と人生』で野間文芸新人賞。2016年『死んでいない者』で芥川賞。他の著書に『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』『茄子の輝き』『やがて忘れる過程の途中(アイオワ日記)』『長い一日』『水平線』など。2022年『往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ』を植本一子と自費出版で刊行。近著に『ラーメンカレー』。 金川晋吾 写真家。1981年京都府生まれ。2016年『father』(青幻舎)、2021年『犬たちの状態』(太田靖久との共著、フィルムアート社)刊行。今春、『いなくなっていない父』(晶文社)、『長い間』(ナナルイ)を刊行。 また、夏には、長崎の平和祈念像や浦上のカトリック、自身の信仰をテーマにした『祈りと長崎(仮)』を書肆九十九より刊行する予定。 植本一子 写真家。1984年広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞。2013年、下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」を立ち上げる。著書に『働けECD わたしの育児混沌記』『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』『フェルメール』『台風一過』、写真集に『うれしい生活』がある。今春、トラウマ治療をテーマにしたエッセイ集『愛は時間がかかる』を刊行。
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三酒三様|浅沼シオリ/早乙女ぐりこ/武塙麻衣子
¥1,100
リトルプレス B6判 62頁 酒にまつわる本を作り続ける三人が集まってお届けする、至高の酒アンソロジー。 各々が、街と酒にまつわるフリーエッセイと、湯島・御徒町で三人で飲んだ日についてのエッセイを一本ずつ寄稿しました。 飲み方も文章も三者三様な三人が織りなす世界を、どうぞご賞味あれ。
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夢にも思わなかった|佐野豊
¥1,650
発行 七月堂 2023/05/26発行 四六判 仮フランス装 帯付 栞付 装画:秋山花/栞文:松下育男 「いちばんやさしい重み」 迷うことをする。 誰かといっしょに。 私といっしょに。 たとえ今日も答えにたどり着かなかったとしても、そんな日々が、いつしか帰る場所になっていく。 本作をお読みいただき、秋山花さんに描き下ろしていただいた絵を装画として使用しました。 栞文は、佐野さんが初期の頃より通われていた「詩の教室」主催の松下育男さんです。 ぜひたくさんの方にお手にとってご覧いただきたい一冊となりました。 どうぞよろしくお願いいたします。 【著者コメント】 この『夢にも思わなかった』という詩集を読んで、いきている切なさも、迷いながらの毎日もいいんだと、詩のことばっていいなと誰かに思ってもらえたら幸いです。 詩のすきな方だけでなく、本がすきな方、こころのことに関心のある方にも届いてくれたらいいなと思います。 「ただなか」 いつのまにか 洗濯物の干し方も覚え 自分で珈琲を淹れている 天気のいい休日に はりきって台所に立ち レモンケーキをつくる その傍らで僕は 詩を一つ つい何日か前 腕の中に 泣いているきみを包んだ夜があった べつに もう大丈夫になって けろっとしてるわけじゃない そのことを知っている あわだつ ただなかに ふたりまみれて まだ午前中 昼はチャーハンだったね かまぼこ マスターからもらったやつ まだすこしあるよね 一日三度 飯を食い 歯を磨く そうだよね と 思うんだよ 一日にたった三度でいい きみといるただなかのこと ちゃんと思っていたい 毛布のような マントだということが わかってくるから ほら こうばしい ただなかの香りが こちらへ伝ってきた
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26歳計画
¥2,200
●3刷 リトルプレス 作者:椋本湧也 ブックデザイン:脇田あすか 印刷・製本:シナノ書籍印刷 W107×H174mm/ガンダレ製本/全212ページ ISBN : 978-4-600-01236-6 2021年8月15日 発売 2021年10月7日 二刷 2023年5月20日 三刷 (累計 2,500部) 【3刷に寄せて沢木耕太郎さんが「26歳と旅」をテーマにした文章を寄稿して下さいました。巻末に収録した新装版です!】 『26歳計画』 世界各地で暮らす26歳たちによる「26歳」をタイトルにしたエッセイ集。料理人から宇宙工学者、俳優から機動隊員まで、総勢48名の等身大の文章が掲載されています。 ーー 《「26歳」をタイトルにした文章を自由に書いてください。書き終えたら、あなたがいちばん魅力的だと思う26歳の知り合いにこの企画をつないでくださいー》 沢木耕太郎さんが乗合バスでユーラシア大陸横断の旅に出たのが26歳。高校生のときに『深夜特急』を読んでからというもの、「26歳」という年齢は自分にとって特別な響きを持ち続けてきました。 そしてやってきた26歳。奇しくも世界的なパンデミックが襲来し、渡航はおろか、家から出ることすらままならなくなってしまった。そんな「旅の適齢期」に、この世界の26歳たちは一体何を考えているのだろう。身体的な移動が制限される中で、この想いを言葉にのせて、彼らに会いに旅に出てみよう。そしてその出会いの足跡を一冊の旅行記にしてみよう。そう思い立ったのです。(「はじめに」より) ブックデザインはデザイナーの脇田あすかさんが担当しました。表紙はやわらかいグレーのざらりとした質感の紙に、きらりと光る美しい箔押し。さわやかな薄緑色の見返しに不思議な手ざわりの別丁…。たくさんのこだわりがつまった一冊です。
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OFF THE HOOK 3/5号
¥1,250
SOLD OUT
リトルプレス 22cm x 13,5cm 700部限定 同人誌『OFF THE HOOK』第3号目です。 釣りや魚や川や海。 水辺のある人生、悲喜交々。 5号目で完了する予定です 執筆者 平野太呂、中村圭介、村岡俊也 ゲスト執筆者 夢枕 獏 ジェリー鵜飼 澤田康彦 萬田康文
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すべての、白いものたちの|ハン・ガン
¥935
斎藤 真理子 訳 河出文庫 200ページ ISBN:978-4-309-46773-3 ● Cコード:0197 発売日:2023.02.07 定価935円(本体850円) アジア初のブッカー国際賞作家による奇蹟の傑作が文庫化。おくるみ、産着、雪、骨、灰、白く笑う、米と飯……。朝鮮半島とワルシャワの街をつなぐ65の物語が捧げる、はかなくも偉大な命への祈り。 生後すぐに亡くなった姉をめぐり、ホロコースト後に再建されたワルシャワの街と、朝鮮半島の記憶が交差する。 文庫化にあたり、訳者の斎藤真理子による「『すべての、白いものたちの』への補足」、平野啓一郎による解説「恢復と自己貸与」を収録。 著者 ハン・ガン (ハン ガン) 1970年生まれ。韓国の作家。邦訳著書に『菜食主義者』(李箱文学賞、ブッカー賞受賞)『少年が来る』『ギリシャ語の時間』『すべての、白いものたちの』『回復する人間』『引き出しに夕方をしまっておいた』等。 斎藤 真理子 (サイトウ マリコ) 翻訳家。著書に『韓国文学の中心にあるもの』がある。訳書にパク・ミンギュ『カステラ』、ハン・ガン『すべての、白いものたちの』、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』ほか多数。
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暗闇のなかの希望 増補改訂版 ─語られない歴史、手つかずの可能性|レベッカ・ソルニット
¥1,100
井上 利男 翻訳/東辻 賢治郎 翻訳 ちくま文庫 1,100円(税込) Cコード:0131 整理番号:そ-4-1 刊行日: 2023/04/10 ページ数:320 ISBN:978-4-480-43827-0 JANコード:9784480438270 イラク戦争下で「希望を擁護する」ために刊行され、二〇一六年に加筆された改訂版を文庫化。アクティヴィズムと思想を往還する名著。解説 小川公代 著者について レベッカ・ソルニット(Rebecca Solnit):1961年生まれ。作家、歴史家、アクティヴィスト。カリフォルニアに育ち、環境問題・人権・反戦などの政治運動に参加。アカデミズムに属さず、多岐にわたるテーマで執筆をつづける。主な著書に、『ウォークス歩くことの精神史』(左右社)、『オーウェルの薔薇』(岩波書店)がある。
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月と散文|又吉直樹
¥1,760
発行 KADOKAWA 定価: 1,760円 (本体1,600円+税) 発売日:2023年03月24日 判型:四六判 ページ数:360 ISBN:9784048971317 センチメンタルが生み出す爆発力、ナイーブがもたらす激情。 いろんなものが失くなってしまった日常だけれど、窓の外の夜空には月は出ていて、書き掛けの散文だけは確かにあった―― 16万部超のベストセラー『東京百景』から10年。又吉直樹の新作エッセイ集が待望の発売!
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くもをさがす|西加奈子
¥1,540
発行 河出書房新社 単行本 46変形 ● 256ページ ISBN:978-4-309-03101-9 ● Cコード:0095 発売日:2023.04.19 カナダでがんになった。 あなたに、これを読んでほしいと思った。 これは、たったひとりの「あなた」への物語ーー 祈りと決意に満ちた、西加奈子初のノンフィクション 『くもをさがす』は、2021年コロナ禍の最中、滞在先のカナダで浸潤性乳管がんを宣告された著者が、乳がん発覚から治療を終えるまでの約8 ヶ月間を克明に描いたノンフィクション作品。 カナダでの闘病中に抱いた病、治療への恐怖と絶望、家族や友人たちへの溢れる思いと、時折訪れる幸福と歓喜の瞬間――。 切なく、時に可笑しい、「あなた」に向けて綴られた、誰もが心を揺さぶられる傑作です。 ●『くもをさがす』へ寄せられた声 思い通りにならないことと、幸せでいることは同時に成り立つと改めて教わったよう。 ――ジェーン・スーさん(コラムニスト) 読みながらずっと泣きそうで、でも一滴も泣かなかった。そこにはあまりにもまっすぐな精神と肉体と視線があって、私はその神々しさにただ圧倒され続けていた。 西さんの生きる世界に生きて いるだけで、彼女と出会う前から、私はずっと救われていたに違いない。 ――金原ひとみさん(作家) 剥き出しなのにつややかで、奪われているわけじゃなくて与えられているものを知らせてくれて、眩しかったです。関西弁のカナダ人たちも最高でした。 ――ヒコロヒーさん(お笑い芸人) 読み終わり、静かに本を閉じても心がわさわさと迷う。 がんの闘病記という枠にはとてもおさまらず、目指す先はまったく別にあることに気づかされた一冊。幸せいっぱいのときに、それを失う恐怖心が同時に存在するパラドックスに気づくと、上手くいったとしてもイマイチでも、自分なりに納得できる瞬間の積み重ねが人生なのだとあらためて知る。 ――高尾美穂さん(産婦人科医) 著者 西 加奈子 (ニシ カナコ) 77年生まれ。 2004年に『あおい』でデビュー。 07年『通天閣』で織田作之助賞、 13年『ふくわらい』で河合隼雄物語賞、15年に『サラバ!』で直木賞を受賞。 他著書に『ふる』『i』『夜が明ける』等
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ポール・ヴァーゼンの植物標本|ポール・ヴァーゼン/堀江敏幸
¥2,200
発行 リトルモア 企画:飯村弦太(ATLAS) 撮影:加瀬健太郎 装幀:黒田益朗 定価:本体価格2000円+税 ISBN 978-4-89815-561-5 2022年発行 仕様[四六変型/148ページ(うちカラー112ページ)/上製] 美しい標本と、 胸をしめつける堀江敏幸の 掌編との二重奏。 [ 堀江敏幸書き下ろし「記憶の葉緑素」所収 ] - - - 1世紀の時を経てなお残る、花々のかすかな色。 指先の気配――。 南フランスの蚤の市の片隅に置かれた小さな箱。 中には100枚ほどの花の標本がひっそりと収められていました。 まるで絵を描くように、枝葉や花片がていねいに台紙に配置され、ごく小さな薄紙で留められている、あまりに美しい植物標本の数々……。 遠い昔、見知らぬ異国の女性が、スイスとフランスの国境近くの山や草原で花を摘み、手を動かしてていねいに作った標本から、想像をめぐらせ、記憶を辿ること。 かつて生きていたものたちの息づかいが聞こえてくる奇跡――。 *植物標本95点収録 *採取地と学名、和名の索引つき [プロフィール] ●堀江敏幸(ほりえ・としゆき) 作家・フランス文学者・早稲田大学文学学術院教授。 著書『おぱらばん』『雪沼とその周辺』『河岸忘日抄』『なずな』『その姿の消し方』『音の糸』『曇天記』『定形外郵便』など多数。 ●飯村弦太(いいむら・げんた) 東京都文京区湯島の古道具店「ATLAS」店主。 → https://www.atlas-antiques.com/
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ギリシャ語の時間|ハン・ガン
¥1,980
SOLD OUT
〈韓国文学のオクリモノ〉 斎藤真理子 訳 発行 晶文社 四六判並製 240頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-6977-4 C0097 〔2017年10月〕 アジア人初の英国ブッカー国際賞受賞作家、 ハン・ガンによる心ふるわす長編小説 ある日突然言葉を話せなくなった女は、失われた言葉を取り戻すために古典ギリシャ語を習い始める。ギリシャ語講師の男は次第に視力を失っていく。ふたりの出会いと対話を通じて、人間が失った本質とは何かを問いかけていく。 韓国の若い作家を紹介するシリーズ〈韓国文学のオクリモノ〉第1回配本。 「この本は、生きていくということに対する、私の最も明るい答え」 ――ハン・ガン ◇ハン・ガン(韓江) 1970年、韓国・光州生まれ。延世大学国文科卒業。1994年、短編小説「赤い碇」でデビュー。2007年に発表した『菜食主義者』で、韓国で最も権威のある文学賞李箱文学賞を受賞。また同作で2016年にアジア人作家として初めて英国のブッカー国際賞を受賞した。小説のほか、詩、絵本、童話など多岐にわたって創作活動を続けて、受賞作が多数ある。現在、ソウル芸術大学の文芸創作科教授を務めている。邦訳された作品に『菜食主義者』『少年が来る』(ともにクオン)がある。 ◇斎藤真理子(さいとう・まりこ) 翻訳家。訳書にパク・ミンギュの『カステラ』(クレイン)、『ピンポン』(白水社)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)などがある。『カステラ』で第一回日本翻訳大賞を受賞した。
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ある作家の日記 新装版|ヴァージニア・ウルフ
¥4,840
訳者 神谷美恵子 発行 みすず書房 判型 四六判 頁数 552頁 定価 4,840円 (本体:4,400円) ISBN 978-4-622-08920-9 Cコード C0098 発行日 2020年5月21日 「私はいま、『ダロウェイ夫人』をはじめから全部タイプし直して、大速力でやっている。これは『船出』でも多少ともやったことで、いい方法だと思う。なぜならこうすれば、いわば全体をしめった筆で書きなでて、ばらばらに作られ、乾いてしまった部分を融合させることになるからだ。じっさい、正直言って、これは私の小説の中でも最も満足すべきものだと思う(でも私はまだこれを冷たい眼で読んではいない)。」(1924年12月13日) いま読んでいる本、創作過程の実際、本の評判や売上げ、エリオットやフォースターとの交友など、1918年36歳の年から1941年自殺する直前までの日記。死後、夫レナードによって文学活動を中心に編纂された本巻は、創造の苦しみと楽しみを生き生きと伝える。 [初版1976年7月15日、『ヴァージニア・ウルフ著作集』第8巻として発行] 著訳者略歴 *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。 ヴァージニア・ウルフ Virginia Woolf 1882-1941。著名な文芸批評家レズリー・スティーヴンを父親として、ロンドンに生れる。父親の教育と知的な環境(ブルームズベリ・グループ)の中で、早くから文芸への情熱をはぐくむ。1915年、最初の長篇小説『船出』を出版し、ついで『夜と昼』『ジェイコブの部屋』を発表する。さらに、彼女の小説世界を十全に開花させた傑作『ダロウェイ夫人』『燈台へ』『波』が生れる。ここで彼女は、プルースト、ジョイスらによって示された「意識の流れ」を、独自の立場から追求している。『幕間』をのこして、1941年神経衰弱のため自殺。また、重要なものとして他に、『自分だけの部屋』『女性にとっての職業』『三ギニー』などの数多くのエッセイ、内面の記録である「日記」がある。 神谷美恵子 かみや・みえこ 1914-1979。1935年津田英学塾卒業、ブリンマー大学・コロンビア大学に留学。1944年東京女子医専卒業、同年、東京大学医学部精神科入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957-72年長島愛生園勤務。1960-64年神戸女学院大学教授。1963-76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没。著書『生きがいについて』(1966、みすず書房)『人間をみつめて』(1971、朝日新聞社)『こころの旅』(1974、日本評論社)『神谷美恵子著作集』(全10巻・補巻1・別巻2、1980-84、みすず書房)ほか。訳書にフーコー『臨床医学の誕生』(1969)『精神疾患と心理学』(1970、以上みすず書房)ほか。
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科学者の網膜 身体をめぐる映像技術論:1880-1910|増田展大
¥5,060
視覚文化叢書 5 A5判 338ページ 上製 定価 4600円+税 ISBN978-4-7872-7398-7 C1370 初版発行年月 2017年03月 19世紀末から20世紀初頭のフランスで、名もなき人々の身体を測定するために写真を中心とする映像技術を駆使した5人の科学者たち。彼らの荒唐無稽にも見える映像実践から、多様な映像環境に組み込まれた私たちの感性の変容をも照らし出す視覚文化論の成果。 解説 19世紀末から20世紀初頭のフランスで、名もなき人々の身体を測定するために写真を中心とする映像技術を駆使した5人の科学者たち。現代から見れば奇妙で荒唐無稽でさえある写真の使い方は、当人たちにとっては人間の感性を可視化する科学的な実践だった。 「写真から映画へ」という映像史からはこぼれ落ちてしまう科学者5人の熱狂的な実践――ポーズや歩き方を捉える連続写真やグラフ法、そしてかたどり――に光を当てる。そして身体をつぶさに観察するため、写真を人間の目=網膜と重ね合わせた「科学者の身ぶり」を掘り起こす。 19世紀末の忘却された映像実践から、多様な映像環境に組み込まれた私たちの感性の変容をも照らし出す視覚文化論の成果。貴重な図版を100点近く所収。 目次 序章 身体と映像技術 1 カドール岩の謎 2 ヒステリーと写真 3 規律訓練とスペクタクル 4 身ぶりの危機 5 五人の科学者 第1章 エドモン・デボネの身体鍛錬術――表層的なものとしてのポーズ 1 従順な身体鍛錬術 2 写真のなかの身体鍛錬 3 身体のカタログ化 4 身体のスペクタクル化 5 ポーズの作り方 6 表層的なものとしてのポーズ 第2章 ジョルジュ・ドゥメニーの歩き方――身ぶりを失うということ 1 写真のなかで消えた男 2 フランス体育教育の父 3 歩き方の理論 4 幾何学的連続写真とモーションキャプチャ 5 生命を吹き込まれた肖像、またはその声 6 身ぶりを失うということ 第3章 アルベール・ロンドの連続写真機――フォト/クロノグラフィの間隙 1 写真機と三つの身体 2 観察者と写真機 3 アマチュア写真家と神経科医 4 医学的連続写真 5 連続写真のナラトロジー 6 可視化と可視性 7 科学者の真の網膜 8 フォト/クロノグラフィの間隙 第4章 アルフレッド・ビネのグラフ法――心理を可視化すること 1 実験心理学とグラフ 2 成立しなかった実験心理学 3 グラフという自動機械 4 曲線の由来 5 反応時間の非決定性 6 身ぶりと自動機械 7 心理を可視化すること 第5章 ポール・リシェの型どり――世紀転換期のヴァーチャリティ 1 デカルトの頭蓋骨 2 最初の芸術家 3 デッサンと写真 4 複製技術の非決定性 5 写真と型どり 6 世紀転換期のヴァーチャリティ 結語 身ぶりの機械 1 科学者の身ぶり 2 身ぶりと機械 3 科学者の網膜 参考文献一覧 あとがき 事項索引 人名索引 著者プロフィール 増田 展大(マスダ ノブヒロ) 1984年、京都府生まれ。立命館大学・京都精華大学など非常勤講師。専攻は美学・芸術学、映像メディア論、視覚文化論、科学史。共著に『映像文化の社会学』(有斐閣)、『マンガ研究13講』(水声社)、論文に「微生物のメディア考古学」(「叢書セミオトポス」第10号)、「原形質のメディア考古学」(「美学芸術学論集」第10号)など。 上記内容は本書刊行時のものです。
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●サイン本 From Tokyo わたしの#stayhome日記 2022-2023|今日マチ子
¥1,760
こちらはサイン本です 発行 rn press B6判 並製 今日マチ子さんがコロナ禍の日常を描く「わたしの#stayhome日記」シリーズ完結編が、5月に発売されます。 これからもっともっと日々が過ぎ、私たちはいつか忘れてしまう。 二〇二〇年の異様さも、二〇二一年の慣れも、二〇二二年の倦怠も、 私たちの重要な瞬間も、きっと忘れてしまう。 だから私は今日マチ子さんのこの三冊を、ずっと持っていようと思う。 あのとき何をしていたっけ。 ページをめくれば、そこに私がいるし、私以外の全員がいる。 ひとしくおなじ時間のなかにいる。 この作品集は、だから私にとって、居場所みたいなものになるはずだ。 角田光代(別紙・解説より) コロナ禍の始まりとともに使い始めた「#stayhome」というハッシュタグも、現在ではすっかり見かけなくなりました。春の訪れとともに、マスク着用の義務化もなくなり、街には少しずつですが、日常が戻ってきました。今回発売される『From Tokyo わたしの#stahome日記 2022-2023』はコロナ禍「3年目」の街や人々の様子が描かれます。
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●サイン本 Essential|今日マチ子
¥1,650
こちらはサイン本です 発行 rn press 2022/5/18 B6判 縦182mm 横128mm 192ページ 並製 2020年4月の緊急事態宣言以降、ソーシャルディスタンスが当たり前になっていく人々の様子、街の様子を、丁寧に、静かに描き続けている今日マチ子さん。 2021年4月ー2022年4月までのイラストと日記を記録した作品集。 オリンピック、ワクチン接種など、大きく揺れた2021-2022年。普通の人の、何気ない1日を、美しい色彩で記録しています。