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open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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窓の外を見てください|片岡義男
¥2,090
SOLD OUT
発行 講談社 発売日 2019年07月24日 価格 定価:2,090円(本体1,900円) ISBN 978-4-06-516675-8 判型 四六変型 ページ数 274ページ 江國香織さん、陶酔! 小説風に書くと、“「革新的? 確信犯的? なんといっていいかわからないわ、でも、すみずみまでほんとうにおもしろい」と香織は言った。「小説のなかで何度も発生するのね、小説が」そう続け、「それにしても、きび団子」と感に堪えたように呟いて、「こんな小説、片岡義男にしか絶対に書けないわ」と、幸福そうなためいきをついた”のでした。 デビューしたばかりの青年作家・日高は、勝負の2冊目執筆のため、かつて親しかった3人の美女を訪ねようと思い立つ。その間にも、創作の素材となる出会いが次々に舞い込んできて……。 小説はどのように発生し、形になるのか。めぐり逢いから生まれる創造の過程を愉しく描く。 瑞々しい感性を持つ80歳の “永遠の青年”片岡義男、4年ぶりの最新長篇。 ● 片岡義男 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=片岡義男
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くわえ煙草とカレーライス|片岡義男
¥1,980
発行 河出書房新社 単行本 46変形 ● 274ページ ISBN:978-4-309-02694-7 ● Cコード:0093 発売日:2018.06.18 昭和の喫茶店に誘われるように出会う男と女、漂う音楽、そして本と珈琲とカレーライス……滝口悠生氏推薦! 奇跡のような「日常」がここにはある。片岡義男が贈る、至極の7篇。 「カレーのおいしい喫茶店にははずれはない。そこにはいくつもの物語を通り過ぎてきた客や店主が待っていて、席に着けばすぐに小説がはじまる」 あの頃の、奇跡のような「日常」がここにある。 男と男/男と女を巡る7つの物語―― ● 片岡義男 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=片岡義男
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二十一世紀民藝|赤木明登
¥2,640
発売日 2018.03.08 造本・体裁 A5判 ページ数 248 ISBN/商品コード978-4568143720 定価2,400円+税 塗師、赤木明登が紡ぐ「民藝」新解釈。 柳宗悦の説いた「民藝」とは「美しいもの」とは何か。輪島塗りの職人(塗師)であり、 漆藝家でもある著者が、15年にわたり実践と 思索を続け、その本質に迫る長編エッセイ。いまの時代にものづくりにかかわる人、自然とのかかわりを生業にするすべての人の道しるべとなる一冊。 美しいモノやコトに少しでも興味を持つ者は、 柳宗悦の「民藝」に背を向け前へ進むことはできない。 漆工藝の実作者である著者が、柳の説いた「日本の美」の芯を噛みくだき、 食べつくし、その本質と次世代の工人が引き継いでゆくべきものを、私達に提示してくれる。・・・・・・坂田和實(古道具坂田) [帯文より]
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すぐそばの工芸|三谷龍二
¥1,980
発行 講談社 発売日 2018年05月20日 価格 定価:1,980円(本体1,800円) ISBN 978-4-06-221031-7 判型 A5 ページ数 168ページ 著者はみずから手を動かし、創作活動を行なっている木工作家。作り手としての経験に裏打ちされた文章で、生活工芸――私たちの暮らしによりそう器について考えています。生活工芸の持つ性質や特徴を9つのキーワードで論考、ときには他の作家たちに取材・対談し、生活工芸の輪郭が浮き彫りにする一冊。現在のうつわブームの底に流れる作家たちの想いをすくいとります。 目次 親密なるもの 素材感覚 弱さ へなちょこ工芸 誰かの暮らしに繋がっている 自然の声 対談ハタノワタル×三谷龍二 幾何学のイコン 写し 対談山本亮平×三谷龍二 作品、その背景 対談内田鋼一×三谷龍二
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長田弘全詩集
¥6,600
発行 みすず書房 判型 A5変型判 タテ205mm×ヨコ138mm 頁数 672頁 定価 6,600円 (本体:6,000円) ISBN 978-4-622-07913-2 Cコード C0092 発行日 2015年4月25日 最初の詩集から50年、18冊の詩集、471篇の詩を収める唯一の完成版。 硬質な抒情詩人、歩く人旅する人としての詩人、深い人生哲学に裏打ちされた成熟の詩人……その全貌を総覧するとき、社会も文化も変容する半世紀に、一筋の柔軟な線を貫いた、格別の「読み手」にして独特の「書き手」である、オサダヒロシという稀有な詩人の存在に目を開かれるに違いない。「場所と記憶」(書き下ろし35枚)を巻末に付す。 目次 われら新鮮な旅人 メランコリックな怪物 言葉殺人事件 深呼吸の必要 食卓一期一会 心の中にもっている問題 詩の絵本 世界は一冊の本 黙されたことば 記憶のつくり方 一日の終わりの詩集 死者の贈り物 人はかつて樹だった 幸いなるかな本を読む人 世界はうつくしいと 詩ふたつ 詩の樹の下で 奇跡—ミラクル— 場所と記憶(書き下ろし) あとがき抄 編集について 結び ● 長田弘関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=長田弘
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野生の思考|クロード・レヴィ=ストロース
¥5,280
LA PENSEE SAUVAGE 発行 みすず書房 訳者 大橋保夫 判型 A5判 タテ210mm×ヨコ148mm 頁数 408頁 定価 5,280円 (本体:4,800円) ISBN 978-4-622-01972-5 Cコード C3010 発行日 1976年3月30日 野生の思考La Pensee sauvageは、1960年代に始まったいわゆる構造主義ブームの発火点となり、フランスにおける戦後思想史最大の転換をひきおこした著作である。 Sauvage(野蛮人)は、西欧文化の偏見の凝集ともいえる用語である。しかし植物に使えば「野生の」という意味になり、悪条件に屈せぬたくましさを暗示する。著者は、人類学のデータの広い渉猟とその科学的検討をつうじて未開人観にコペルニクス的転換を与えsauvageの両義性を利用してそれを表現する。 野生の思考とは未開野蛮の思考ではない。野生状態の思考は古今遠近を問わずすべての人間の精神のうちに花咲いている。文字のない社会、機械を用いぬ社会のうちにとくに、その実例を豊かに見出すことができる。しかしそれはいわゆる文明社会にも見出され、とりわけ日常思考の分野に重要な役割を果たす。 野生の思考には無秩序も混乱もないのである。しばしば人を驚嘆させるほどの微細さ・精密さをもった観察に始まって、それが分析・区別・分類・連結・対比……とつづく。自然のつくり出した動植鉱物の無数の形態と同じように、人間のつくった神話・儀礼・親族組織などの文化現象は、野生の思考のはたらきとして特徴的なのである。 この新しい人類学Anthropologieへの寄与が同時に、人間学Anthropologieの革命である点に本書の独創的意味があり、また著者の神話論序説をなすものである。 著者は1959年以来、コレージュ・ド・フランス社会人類学の教授である。 目次 序 第一章 具体の科学 第二章 トーテム的分類の論理 第三章 変換の体系 第四章 トーテムとカースト 第五章 範疇、元素、種、数 第六章 普遍化と特殊化 第七章 種としての個体 第八章 再び見出された時 第九章 歴史と弁証法 付録 訳注 訳者あとがき 文献 人名・書名索引 事項索引 著訳者略歴 クロード・レヴィ=ストロース Claude Lévi-Strauss 1908年ベルギーに生まれる。パリ大学卒業。1931年、哲学教授資格を得る。1935-38年、新設のサン・パウロ大学社会学教授として赴任、人類学の研究を始める。1941年からニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで文化人類学の研究に従事。1959年コレージュ・ド・フランスの正教授となり、社会人類学の講座を創設。1982年退官。アカデミー・フランセーズ会員。著書『親族の基本構造』(番町書房1977-78、青弓社2000)『人種と歴史』(みすず書房 1970)『悲しき熱帯』(中央公論社1977)『構造人類学』(みすず書房1972)『今日のトーテミスム』(みすず書房1970)『野生の思考』(みすず書房1976)『仮面の道』(新潮社1977)『神話と意味』(みすず書房1996)『構造・神話・労働』(みすず書房1979)『はるかなる視線』(みすず書房1986、1988)『やきもち焼きの土器つくり』(みすず書房1990)『遠近の回想』(共著、みすず書房1991)『レヴィ=ストロース講義——現代世界と人類学』(平凡社ライブラリー2005)『みる きく よむ』(みすず書房2005)『ブラジルへの郷愁』(みすず書房1995)他。
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死者の贈り物|長田弘
¥1,980
発行 みすず書房 判型 A5判 タテ210mm×ヨコ148mm 頁数 88頁 定価 1,980円 (本体:1,800円) ISBN 978-4-622-07067-2 Cコード C0092 発行日 2003年10月23日 ロングセラー『一日の終わりの詩集』に続く最新詩集。この詩集『死者の贈り物』は、「いずれも、親しかったものの記憶にささげる詩として書かれた。親しかった場所。親しかった時間。親しかった人。近しかったが相識ることはなかった人。親しかった樹。親しかった猫。親しかった習慣。親しかった思念。親しかった旋律。親しかった書物。」(あとがきより) 「誰もが人生を目的と考える。ところが、/世界は誰にも、人生を手段として投げかえす。/彼女は思う。人生は目的でも、手段でもない。/ここから、そこへゆくまでの、途中にすぎない。」(「ノーウェア。ノーウェア」の一節) 読後にふしぎな明るさをのこす、あたたかな悲しみと静けさと透明な思念にみちた詩篇/無言歌20編。 目次 渚を遠ざかってゆく人 こんな静かな夜 秘密 イツカ、向コウデ 三匹の死んだ猫 魂というものがあるなら 草稿のままの人生 老人と猫と本のために 小さな神 サルビアを焚く 箱の中の大事なもの ノーウェア、ノーウェア その人のように あなたのような彼の肖像 わたし(たち)にとって大切なもの あらゆるものを忘れてゆく 砂漠の夕べの祈り 砂漠の夜の祈り 夜の森の道 アメイジング・ツリー あとがき ● 長田弘関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=長田弘
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話し足りなかった日|イ・ラン
¥1,980
発行 リトルモア 訳者:オ・ヨンア 装幀:名久井直子 装画:廣川毅 定価:本体価格1800円+税 ISBN 978-4-89815-546-2 2021年発行 仕様[四六判/248ページ/並製] 私たちの話には意味がある。 忘れないために、ゆっくり話しましょう。 シンガーソングライター、小説家、 コミック作家、映像作家、そしてエッセイスト。 韓日のカルチャーシーンで煌めく多才なアーティスト、イ・ラン。 大好評『悲しくてかっこいい人』に次ぐ、待望の新作エッセイ集! お金、労働、フェミニズム、コロナ禍……。 韓国大衆音楽大賞授賞式でトロフィーを売った話から、 創作の舞台裏、金銭事情、#MeToo運動、友との別れ、荒波の日々。 「芸術製造業者」と自称し、「ほんとうにそうすべきだろうか?」と問う。 あらゆる境界線を消して、ひたすら話し、ひたすら歌い、 記憶していくイ・ランの物語。 - - - 社会の基準が変わっていくのを見守り、勉強して食らいつき、 変わろうと努力しながら私がいちばん悩んでいることは 「これから私にどんな話ができるだろうか?」だ。(本文より) - - - イ・ランの問いが、痛みが、心に迫る。 ありのままの話が強く、悲しく、この時代を照らし出す。 [推薦コメント] ポストイット、花束、既読のメール、未読の本、請求書、たまらない写真。 デスクを痛み散らかしながら、私たちは少しだけ、昨日よりもよい風に、歌う。 ―― 折坂悠太(歌手) 働いて稼ぎ、身銭を切って約束を果たす。 化粧の前に手を止め、見えない傷に触れてみる。 火を熾すように日々を書き残す人がいて、 その灯りに応えるように我らもページをめくる。 ―― 岡田育(文筆家) [目次より] 第一部 芸術製造業者 第二部 自分をネタにしてストーリーを作る 第三部 ただの存在なだけです 第四部 今日も話せてよかった 第五部 私はどうして知らないの [プロフィール] イ・ラン 1986年韓国ソウル生まれ。ミュージシャン、エッセイスト、作家、イラストレーター、映像作家。16歳で高校中退、家出、独立後、イラストレーター、漫画家として仕事を始める。その後、韓国芸術総合学校で映画の演出を専攻。日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、歌手デビュー。音楽アルバムに『ヨンヨンスン』『神様ごっこ』『オオカミが現れた』(国内盤はスウィート・ドリームス・プレスより)。著書に『悲しくてかっこいい人』(呉永雅訳、小社)、『私が30代になった』(中村友紀/廣川毅訳、タバブックス)、『アヒル命名会議』(斎藤真理子訳、河出書房新社)など。 訳者 オ・ヨンア 翻訳家。在日コリアン三世。慶應義塾大学卒業。梨花女子大学校通訳翻訳大学院博士課程修了。同大学院講師、韓国文学翻訳院翻訳アカデミー教授。第7回韓国文学翻訳新人賞受賞。訳書にキム・ヨンス『世界の果て、彼女』(クオン)、ハ・テワン『すべての瞬間が君だった』(マガジンハウス)など。
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hologram|伊藤紺
¥1,540
SOLD OUT
デザイン:脇田あすか 歌人 伊藤 紺がバレンタインにあわせて紡ぎ出した歌が、グラフィックデザイナー 脇田あすかのデザインによって、一冊の歌集『hologram(ホログラム)』になりました。ふとした時に揺れ動く、心の機微をうつしだした歌が、まるで“ホログラム”のようにきらきらと17首詰まっています。オレンジゴールドの箔押しが印象的な表紙に、栞としても使用できるブルーの糸が美しく、大切に持っていたくなるような一冊。歌集の最後にある、伊藤 紺による短歌の創作メモは必見! <掲載歌例> ーさわらせてくれるあなたがいる日々に100年たっても馴れたりしない ーその歌詞がわかるようになっていてわたしを待ってくれてたわたし ーからだあたためるだけで消える不安そういえばきみのいかれた平熱 ー「はい」とだけ送ってくるあなたのすごくきれいな「はい」を見ている
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ぞうのマメパオ|藤岡拓太郎
¥1,760
SOLD OUT
発行 ナナロク社 発売:2022年4月 定価:1600円+税 ハードカバー/A5サイズ(15×21cm)/196ページ 装丁:藤岡拓太郎 奇妙でかわいい、196ページの絵本 『たぷの里』の藤岡拓太郎、2作目の絵本。 小さな女の子ジュンちゃんと、小さな象のマメパオが、走って転んで、また走る。子どもも大人も読めば踊りたくなる。 <あらすじ> ある冬の日、たまごのおつかいを頼まれたジュンちゃんは、たまご屋さんに向かう途中で、迷い子らしき小さな象に出会います。 ダッ!小さな象は逃げてゆく。「まって!」 果たしてジュンちゃんはこの象と仲よくなって、お母さんとお父さんを見つけてあげることができるのでしょうか? <作者より> 「かわいすぎて笑ってしまう」ようなものが描いてみたくなって、この絵本を作りました。子どもが持つ愛らしい動きや言葉を描くことを軸に、シンプルでかわいい、そして変な、おもしろい絵本が描けたと思います。漫画っぽい要素もある絵本なので、自分でひらがなが読めるようになった子どもたちにとっては、この本が新しい世界の入口になってくれたらとても嬉しいです。いつものように手作り読者カードも入っています。子どもも大人も、ぜひ感想を聞かせてください。 ● 藤岡拓太郎関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=藤岡拓太郎
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言葉の人生|片岡義男
¥2,420
発行 左右社 装幀:鈴木成一デザイン室 装画:アンドーヒロミ 定価:本体2200円+税 四六判並製ビニールカバー/304ページ 2021年8月25日 第1刷発行 978-4-86528-041-8 C0095 言葉と作家の知的で愉快な関係を思う存分に味わえる、9年ぶりの語学エッセイ。 ブルースに登場する人々は、その後どんな人生を送ったのだろう。かつて高級で輝かしく特別だった「ケーキ」という単語は、「ケーキバイキング」に安住の地を得た。「青春」を本気で直訳すると「ブルー・スプリング」になるのか。そして珈琲はいまや「珈琲」のひと言では頼めない…… 新しい日本語、懐かしい英語。それらをつなぐ、カタカナ語。絶え間なく生まれ、変化し続ける言葉たちに驚いたり、楽しんだり、考えこんだり、時々ちょっぴりぼやいたり。 「サンデー毎日」連載に書き下ろしを加えた全88篇を所収、著者の新鮮な驚きと発見に満ちたエッセイ集が、ノスタルジックなビニールカバーの装幀で登場。 毎日の日常のなかで、時間を作っては、僕はなにほどか創造的な世界について、文章を書いてきた。六十年は続けてきたことだろう。時間を作っては、とたったいま僕は書いた。こににひとつの鍵があるようだ。日常の時間とは区別された、もうひと種類の時間のなかで、僕が使う日本語とは、なにか。『サンデー毎日』での連載の果てに、僕は新たな主題を見つけたようだ。日常とはすべてを異にするもうひとつの現実のなかで、僕が使う日本語とは、いったいどういうものなのか。これについて書くのは厄介なことだろうか。それとも、思いのほか簡単に、およそ千字ほども使えば、ことは足りてしまうものなのかどうか。やってみないことには、なにもわからない。やるほかない。新たな主題を僕が見つけたとは、こういうことだ。(あとがきより) [目次] バッテンボーからビル・ライス・テレビの国へ Zicoとジーコはおなじなのか ミーティングでペンディングとなる すべてが片仮名語になった国とは 千差万別という面倒くささをいっきに解決するには26 のっける気持ちはことのほか大きい 思い出は言葉をめぐって 「珈琲」のひと言ですべてが通じた時代 いまでは聞かないし見ない言葉 男性とは明確に区別された生き物がいる国 俺を中心にすべては堂々めぐり ブンブンでロカボにノスヒロ 僕には読めなかった漢字 酒にまつわる言葉について 僕はきまり文句を使わない人なのか 僕はそこに論理を感じない あまりにも素晴らしい出来事 そしてすべてを水に流しましょう コカ・コーラを飲みましょう 「最低限の会話能力」とはなになのか 彼らのその後の人生は 「インイチガイチ」の衝撃を受けとめる チャーリー・ブラウンは直球の投手だ 日本語にとって「三」とはなにか 国際都市で天麩羅定食を食べる 六十八年ぶりの日本と日本語 深い意味はない、しかし俗世間はよく見える 読んでみた。面白かった クヨクヨ、イキイキ、オイオイ、グッタリ お焼き加減はいかがなさいますか 甘からの汁を肴にして 男性の存在が前提にされている まもなくの発車となります 無邪気な直訳はホラーである 男子と女子に分かれてせいの順に わずか三画のなかに日本のすべてがある 外国人たちは日本語に接近している 豚肉の生姜焼きとポーク・ジンジャー その日本語は原語を超えている 大人たちが教えてくれなかった言葉 ノット・オンリー・バット・オルソー 手間は出来るだけ省きましょう 街を歩けば謎にあたる きまり文句ですべてが間に合う 日本語はけっして曖昧ではない 彼女を納得させるのは大変だからなあ こういう言葉には頭を抱えるほかない なんだ、そんなことも知らないのか 流れる川の水にすべてを託す 戦争の経済的負担はとてつもない額になる 日本語は滅びていくのだろうか 英語を学ぶ教材としての英字新聞 日本語にならない英語というもの 「俺」はしぶとく生きのびる 頭に「かね」のつく言葉を探してみた よろしかったでしょうか 丁寧さと正確さ、そしてご理解のはざまで 思っていないで答えをくれ 日本語能力試験N5に合格するか お前はネクタイがいつもゆるんでいる 空飛ぶ円盤の時代は過ぎ去ったか 歌のなかの女性たち 母親をめぐって話はつきなかった 「こころ」について学習する 進駐軍の残飯の日々 はるかに遠く子供たちが遊ぶ 受話器に飛びついたのは、いつだったか スヌーピーが果した役は大きい 犬も歩けば棒に当たる 花道はもはやどこにもない 曇りガラスに必ずこう書いた 知らなかった言葉を知るとき 人が生きるから人生なんだよ ライナスは眼鏡をかけている 未来への明かるい希望 サービスはまだ生きている 一拍子、二拍子、四拍子 かつてはよく使っていたはずなのに アカンベーにレロレロバー 失敗は七回まで許される 自分にとって面白い日本語とは 喋る人ではない、考える人なのだ 省略しなければやってられない バイリンガルはこんなふうに発展する 悲惨な現実と幸せな空想と 人の意志や態度を表す「腹」という言葉 彼女のコロッケ、彼のメンチカツ ギョウニンベン 片岡義男(かたおか・よしお) 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始める。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年発表した「スローなブギにしてくれ」で野性時代新人賞受賞。近著に『いつも来る女の人』『彼らを書く』『窓の外を見てください』『片岡義男COMIC SHOW』(共著)など。 ● 片岡義男関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=片岡義男
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人生で大切なことは泥酔に学んだ|栗下直也
¥1,980
SOLD OUT
発行 左右社 装幀:鈴木成一デザイン室 装画・カット:早川志織 定価:本体1,800円+税 46判並製/240ページ 2019年6月30日 第一刷発行 978-4-86528-239-9 C0095 酒癖がヤバいのにどう生きていくか。それが問題だ――。 酔人の星(?)栗下直也が描くアクの強い偉人の爆笑泥酔話27。福澤諭吉から平塚らいてう、そして力道山まで。 酔いがまわって師匠の妻を全裸で通せんぼ 日本開国の父・福澤諭吉 泥酔し大砲で住民を誤射、妻斬り殺しの容疑までかかる 第2代内閣総理大臣・黒田清隆 ウィスキーを呑みながら日本刀で素振り 世界のミフネ・三船敏郎 脅迫されされても飲酒をやめなかった 女性解放運動の先駆者・平塚らいてう 無銭飲食で親友檀一雄を置き去り、おかげで『走れメロス』を書けた 天下のナルシスト・太宰治 日本は失敗が許されない社会といわれ、一度、レールを踏み外すと再浮上が難しい。 しかし、悲しいかな、酒を呑んでしくじったところで人生は終わらない。 出世に通勤、上司、危機管理、宴会から健康。 笑え。潰れるな。バカにされても気にするな!!!! ――ありがとう。いい薬です。 (弊社担当営業 R・A) 彼らはしくじりながらも、それなりに成功を収めた。現代とは生きていた時代が違うと一刀両断されそうだが、彼らは彼らで当時は壮絶に叩かれたり、バカにされたりしている。プライバシーなど皆無な時代なのだから想像するに難くない。それでも前を向いて生きた。ーー「はじめに」より 著者:栗下直也(くりした・なおや) 1980年生まれ、東京都出身。横浜国立大学大学院国際社会科学研究科経営学専攻修了。経済記者のかたわら、書評サイト「HONZ」や週刊誌、月刊誌などでレビューを執筆。書籍構成も手がける。新橋系泥酔派を自認するが、酒場詩人は目指していない。Twitter:@naokurishita ❖目次 はじめに 第一章 リスク管理篇 ・太宰治(作家) お金がなくても、呑んでしまったら ・三船敏郎(俳優) ヤクザに殴りかかってしまったら ・小島武夫(雀士) お金がなくても、やっぱり呑んでしまったら ・梶原一騎(漫画原作者) 呑んでばかりいて、いきなり、逮捕されたら 第二章 通勤篇 ・横溝正史(作家) どうしても電車に乗れなかったら ・河上徹太郎(評論家) 目が覚めて警察に保護されていたら ・小林秀雄(評論家) 駅のプラットホームから落っこちたら ・永淵洋三(野球選手) 職場にはきたものの、二日酔いでしんどかったら 第三章 出世篇 ・白壁王(政治家) 派閥争いに巻き込まれたら ・源頼朝(武士) 今日は無礼講だぞといわれたら ・藤原冬嗣(政治家) 接待をひたすら頑張ってみたら ・力道山(プロレスラー) どうしても新事業をやってみたかったら 第四章 宴会篇 ・福澤諭吉 (思想家) 同僚が上司の奥さんに全裸を見せつけたら ・大伴旅人 (歌人) 同僚が酒を呑まない奴は猿だといい出したら ・中原中也(詩人) 同僚がビール壜で殴りかかりそうになったら ・平塚らいてう(思想家) 同僚が家に石を投げ込まれても飲酒をやめなかったら ・梶井基次郎(作家) 同僚が路上でねそべって駄々をこねはじめたら ・辻潤(作家) 同僚が屋根の上から飛び降りたら 第五章 上司篇 ・黒田清隆(政治家) 上司が大砲を誤射したら ・米内光政(政治家) 上司が解放してくれなかったら ・古田晁(経営者) 上司が永遠に解放してくれなかった ・泉山三六(政治家) 上司がいきなり女性に抱きついたら 第六章 健康篇 ・藤沢秀行(囲碁棋士) 大事な仕事を抱えながらアル中になったら ・梅崎春生(作家) メチルアルコールを呑んでみた ・葛西善蔵(作家) 何も考えずに呑み続けてみたら ・藤原敏男(キックボクサー) 一日八時間でも呑みたかった ・原節子(女優) やることがないのでとりあえず呑んでみたら おわりに 【誤記訂正】 本書にて、下記の箇所に誤りがございました。 皆様に心よりお詫び申し上げます。 〈234ぺージ 3行目〉 (誤)歩けるときがい作るかしら (正)歩けるときがいつくるかしら
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メイキング 人類学・考古学・芸術・建築
¥3,410
発行 左右社 著者:ティム・インゴルド 訳者:金子遊・水野友美子・小林耕二 装幀:松田行正+杉本聖士 定価:本体3100円+税 四六判上製/332ページ 2017年10月20日 第一刷発行 9784865281798 C0039 線を引くとき、ひもを綯うとき、凧をあげるとき、建物を建てるとき。わたしたちはいつだって、世界と手で対話し、応答しながら生きている。すべての〈つくるひと〉に送る『ラインズ 線の文化史』につづく待望の邦訳第2弾! 人類学と考古学、芸術、そして建築。 これら4つのAをすべて、世界を探究する技術として捉えなおしたならば、どんな風景が広がるだろう。そのために石器を試作し、浜辺を歩き、ある1体の彫像を1週間観察する。そんな授業を続けてきたインゴルドが送る、文化人類学の冒険の書! チェリスト・ロストロポーヴィチに弟子入りすることと、〈参与観察〉はどう違うのか? フランスからアフリカまで産出する石斧が、ほとんど同じ形状をしているのはなぜか? ゴチック建築の傑作、シャルトル大聖堂は、設計図なしにどうやってつくられたのか? デザインがあってプロダクトがある。では生物は〈デザイン〉されているのか? この物質世界のなかで、生きているとはどういうことか? それは風に吹かれる凧とどう違うのか? 無数の刺激的な問いから、インゴルドは人間の根本的な条件と可能性を見つけだす。 知るのではない、狩人になるのだ――。 『メイキング』とともに過したものだけが、その意味を知る! 目次 序文、および謝辞 第1章 内側から知ること 第2章 生命の素材 第3章 石斧をつくること 第4章 家を建てること 第5章 明視の時計職人 第6章 円形のマウンドと大地の空 第7章 流れる身体 第8章 手は語る 第9章 線を描く 訳者あとがき 文献一覧 索引 ティム・インゴルド(Tim Ingold) 1948年英国バークシャー州レディング生まれ。社会人類学者、アバディーン大学教授。人間と動物、進化という概念、人間にとっての環境の意味など、従来の文化人類学の枠組みを大きく越える思索をつづけ、世界的に注目されている。主著『ラインズ 線の文化史』のほかにBeing Alive: Essays on Movement, Knowledge and Description, 2011(邦訳刊行予定)など多数。 金子遊(かねこ・ゆう) 1974年生まれ。映像作家、批評家。映像、文学、民族学を領域横断的に研究し、『辺境のフォークロア』(河出書房新社、2015)、『異境の文学』(アーツアンドクラフツ、2016)、『映像の境域 アートフィルム/ワールドシネマ』(森話社、2017)のほか、『フィルムメーカーズ』『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』『国境を超える現代ヨーロッパ映画250』『アピチャッポン・ウィーラセタクン』『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』などの編著や共編著、共訳書にマイケル・タウシグ『ヴァルター・ベンヤミンの墓標』(水声社、2016)などがある。 水野友美子(みずの・ゆみこ) 1983年生まれ。ロンドン大学ゴールスミス・カレッジ・メディア&コミュニケーション学部ならびに一橋大学大学院総合社会科学専攻人間行動研究科にて、アートの人類学・映画学を専攻。共訳書にマイケル・タウシグ『ヴァルター・ベンヤミンの墓標』(水声社、2016)などがある。 小林耕二(こばやし・こうじ) 1969年生まれ、東京外国語大学を経てチェコ政府給費留学生としてカレル大学留学。東欧文化研究(美学)、ヤン・ムカジョフスキー研究。総社土曜大学主宰。 ● ティム・インゴルド関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=ティム・インゴルド
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冒険する建築|伊東豊雄
¥2,750
発行 左右社 装幀:松田行正+杉本聖士 定価:本体2500円+税 46変並製/120ページ 2017年6月20日 第一刷発行 978-4-86528-175-0 C0052 伊東豊雄のアイデアの源流を探せ! 森、雲、うねり、踊る視線、身体…。漂うアイデアをすくいあげ、混ぜ合わせ、一つの建築が次の建築へとつながっていく様子を平易、かつ詩的な文体で綴る、伊東豊雄の書き下ろし。「せんだいメディアテーク」「台中国家歌劇院」から、まだ見ぬ建築へと続く、世界的建築家のアタマの中とは。アイデアを欲するすべての人に捧ぐ、フルカラー・ビジュアルブック!(訳:繁體中文/English) 〈はじめにより〉 流れている水の行き先が見えないように、自分の建築の行方も見えません。私にとって新しい建築を作ることはいつもワクワクする冒険なのです。 ❖目次 森の建築 Architecture-Forest 森林的建築 ・せんだいメディアテーク ・台湾大学社会学部棟 ・多摩美術大学図書館(八王子キャンパス) … 雲の天井 Ceiling of Clouds 雲般的天花 ・薬師寺食堂(内部) … まわる建築 Architecture Going Round 轉動的建築 ・台北世界貿易センター広場 … うねる建築 Undulating Architecture 波浪般的建築 ・みんなの森 ぎふメディアコスモス ・瞑想の森 市営斎場 … 揺れる壁 Swaying Walls 擺動的牆 ・バロック・インターナショナルミュージアム・プエブラ … 身体の中のような建築 Anatomical Architecture 如身體內部結構般的建築 ・中野本町の家 ・台中国家歌劇院 …他多数 作品データ Data on Works 作品簡介 伊東豊雄 建築家。1941年生まれ。主な作品に「せんだいメディアテーク」「みんなの森 ぎふメディアコスモス」「台中国家歌劇院(台湾)」など。ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、王立英国建築家協会(RIBA)ロイヤルゴールドメダル、プリツカー建築賞など受賞。2011年に私塾「伊東建築塾」を設立。児童対象の建築スクールや、地方の島のまちづくりなど、これからのまちや建築を考える建築教育の場としてさまざまな活動を行っている。 ─ Toyo Ito Architect. Born in 1941. Main works: Sendai Mediatheque, ‘Minna no Mori’ Gifu Media Cosmos, National Taichung Theater (Taiwan R.O.C.), etc. Awards: Golden Lion at the Venice Biennale, Royal Gold Medal from The Royal Institute of British Architects, The Pritzker Architecture Prize, etc. Established a private architectural school “ITO JUKU” in 2011 including Architecture School for Children and the activities for the development of an island to foster young and talented architects for the age and society to come. ─ 伊東豐雄 建築家。1941年出生。主要的作品為「仙台媒體館」、「大家的森林 岐阜Media Cosmos」、「台中國家歌劇院(台灣)」等。獲獎紀錄:威尼斯建築雙年展金獅子獎、皇立英國建築家協會(RIBA)Royal Gold Medal、普立茲克建築獎等。2011年成立「伊東建築塾」。以兒童為主要對象的建築私塾、以及地方小島的造街計畫等,做為思考城市、建築等建築教育活動的場所。
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お金本
¥2,530
発行 左右社 装幀:鈴木千佳子 定価:本体2300円+税 46判並製/336ページ 2019年10月30日 第一刷発行 978-4-86528-251-1 C0095 「キツト、キツト、お返しできます。」 「〆切」の次は「お金」! 累計5万部、話題の文豪アンソロジー最新作。友人に借金し、借りた金で酒を呑み、親の脛を囓り、執筆以外の金儲けを考える。現実と理想の間でもがきながら、今日を力強く生きるのだ。貯金は底をついても才能は枯渇しない。作家、実業家、ミュージシャンまで総勢96人、生きるか死ぬかのお金ばなし100篇。 ❖ 目次 渋沢栄一 効力の有無はその人にあり はじめに Ⅰ章 俺たちに金はない! 永井荷風 文士の生活 夏目漱石 文士の生活 内田百閒 貧凍の記 萩原朔太郎 手紙 昭和四年 泉鏡花 処女作談(一) 北原白秋 手紙 大正十四年 国木田独歩 日記 明治三十年 金子光晴 どくろ杯 横光利一 書簡 昭和五年 正岡子規 手紙 明治三十年 種田山頭火 日記 昭和十四年/十五年 小川未明 童話を作つて五十年 辻潤 催眠剤が必要だ/絶筆となった原稿 武者小路実篤 気まぐれ日記 室生犀星 日記 昭和二十三年 芥川龍之介 知己料 三好達治 貧生涯 草野心平 放浪時代 堀辰雄 はがき 大正十四年 高見順 日記 昭和二十一年 森茉莉 事実と空想の周辺 石ノ森章太郎 ぼくの部屋にはベートーベンのデス・マスクがあった 橋本治 男の仕事=作家の巻 有栖川有栖 私の駆け出し時代 Ⅱ章 お金 vs プライド 太宰治 もの思ふ葦(その四) 二葉亭四迷 予が半生の懺悔 夢野久作 古き日記より 加藤謙一 直木三十五 直木三十五 書け、書け、書く 吉川英治 書簡 昭和三十三年 稲垣足穂 わが庵は都のたつみ− やなせたかし 金がもうかる正しい原則 忌野清志郎 歌われていないことは山ほどある 羽仁説子・進 朝日新聞 身上相談 Ⅲ章 マネー、マネー、マネー 川端康成 私の生活 小泉節子 思い出の記 田山花袋 東京の三十年 内田百閒 質屋の暖簾 直木三十五 金儲けの秘伝 井伏鱒二 “本日休筆”にならぬよう 山村暮鳥 書簡 大正十二年 加藤謙一 尾崎士郎 柴田錬三郎 戦後十年 平林たい子 大晦日の夜逃げ 南伸坊 ケタ違いな話 つげ義春 散歩の日々 小松左京 威風堂々うかれ昭和史 戦後篇 赤瀬川原平 一円玉のパワーを調べる 村田沙耶香 算数苦手人間 山田詠美 まだ来ぬ春にソウルフル 町田康 死闘三日 下積みのチンジャオ 穂村弘 金額換算 Ⅳ章 出版社お金物語 野間清治 調査研究 下中弥三郎 平凡社の創立四十周年にあたり思い出を語る 佐藤義亮 出版おもいで話 石川武美 戦場雑話 菊池寛 文藝春秋・編集後記 立原正秋 《早稲田文学》編集後記 北杜夫 どくとるマンボウ青春記 Ⅴ章 借金の作法 石川啄木 ローマ字日記 金田一京助 啄木余響 吉屋信子 上海から帰らぬ人〈田村俊子と私〉 宇野千代 私の文学的回想記 壺井栄 お金のねうち 森敦 酒との出逢い 太宰治 手紙 昭和十一年 山田風太郎 日記 昭和二十六年 幸田文 一日一題 野間清治 借りたものは返す 坂口安吾 手紙 昭和十一年 Ⅵ章 男と女と金 谷崎潤一郎 佐藤春夫に与えて過去半生を語る書 芥川龍之介 書簡 大正五年 江戸川乱歩 妻のこと 小林多喜二 書簡 大正十四年 織田作之助 日記 昭和十三年 遠藤周作 人情物語る家計簿 池波正太郎 チップ 有吉佐和子 作家として、妻として、私の立場から 赤塚不二夫 今をハチャメチャに生きるのだ Ⅶ章 金と共に去りぬ 正宗白鳥 我老いたり 種田山頭火 白い路 葛西善蔵 愚痴とクダと嫌味 宇野千代 わたしの青春物語 白洲正子 自己に忠実であること 鶴見俊輔 苔のある日記 吉行淳之介 金の使い方に関する発想法 野坂昭如 野ダイコ風の流行 石原慎太郎 貧乏の魅力 佐野洋子 死ぬ気まんまん 魔夜峰央 本日も異常ナシ vol.8 北野武 関係の問題 村上春樹 貧乏はどこに行ったのか? 角田光代 一日(1995年の、たとえば11月9日)5964円 お金Q&A 1井伏鱒二 2中島らも 3山田風太郎 4山本周五郎 5石川淳 6田辺聖子 巻末付録 芥川賞・直木賞 賞金 「中央公論」価格表 文壇人所得番付表 当代文士一ケ月製産番付 著者紹介・出典 草野心平 火の車の歌
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〆切本
¥2,530
著者:夏目漱石、谷崎潤一郎、江戸川乱歩、川端康成、稲垣足穂、太宰治、埴谷雄高、吉田健一、野坂昭如、手塚治虫、星新一、谷川俊太郎、村上春樹、藤子不二雄A、岡崎京子、吉本ばなな、西加奈子ほか(全90人) 発行 左右社 装幀:鈴木千佳子 定価:本体2300円+税 46変並製/368ページ 2016年9月20日 第一刷発行 978-4-86528-153-8 C0095 「かんにんしてくれ給へ どうしても書けないんだ……」 「鉛筆を何本も削ってばかりいる」 追いつめられて苦しんだはずなのに、いつのまにか叱咤激励して引っ張ってくれる……〆切とは、じつにあまのじゃくで不思議な存在である。夏目漱石から松本清張、村上春樹、そして西加奈子まで90人の書き手による悶絶と歓喜の〆切話94篇を収録。泣けて笑えて役立つ、人生の〆切エンターテイメント! 〈本書まえがきより〉 しめきり。そのことばを人が最初に意識するのは、おそらく小学生の夏休みです――。 本書は、明治から現在にいたる書き手たちの〆切にまつわるエッセイ・手紙・日記・対談などをよりぬき集めた“しめきり症例集”とでも呼べる本です。いま何かに追われている人もそうでない人も、読んでいくうちにきっと「〆切、背中を押してくれてありがとう!」と感じるはずです。だから、本書は仕事や人生で〆切とこれから上手に付き合っていくための“しめきり参考書”でもあります。 ❖目次 締/切 白川静 はじめに Ⅰ章 書けぬ、どうしても書けぬ 机 田山花袋 文士の生活/執筆/読書と創作ほか 夏目漱石 はがき 大正二年/大正六年 島崎藤村 作のこと 泉鏡花 はがき 昭和六年 寺田寅彦 手紙 昭和二十一年 志賀直哉 私の貧乏物語 谷崎潤一郎 新聞小説難 菊池寛 『文藝管見』自序 里見弴 無恒債者無恒心 内田百閒 手紙 昭和二十六年 吉川英治 遊べ遊べ 獅子文六 はがき 大正十五年 梶井基次郎 三つの連載長篇 江戸川乱歩 書けない原稿 横光利一 日記 昭和十二年 林芙美子 友横光利一の霊に 稲垣足穂 日記 昭和三十一年 古川ロッパ 私は筆を絶つ 幸田文 人生三つの愉しみ 坂口安吾 日記 昭和二十五年/ 昭和三十五年 高見順 仕事の波 長谷川町子 手紙/はがき 昭和二十三年 太宰治 清張日記 昭和五十五年 松本清張 文士の息子 大岡昇平 手紙 昭和二十七年 小山清 身辺雑記 吉田健一 仕事にかかるまで 木下順二 私の小説作法 遠藤周作 ガッカリ 山口瞳 退屈夢想庵 平成四年 田村隆一 作家が見る夢 吉行淳之介×筒井康隆 吉凶歌占い 野坂昭如 なぜ正月なんかがあるんだろう 梶山季之 私の一週間 有吉佐和子 解放感 藤子不二雄Ⓐ 食べる話 後藤明生 作家生活十一年目の敗退 内田康夫 罐詰体質について 井上ひさし 著者校のこと 佐木隆三 自宅の黙示録 赤瀬川原平 書斎症候群 浅田次郎 作家の缶詰 高橋源一郎 おいしいカン詰めのされ方 泉麻人 怠け虫 大沢在昌 締切り忘れてた事件 新井素子 受賞の五月 吉本ばなな 肉眼ではね 西加奈子 Ⅱ章 敵か、味方か? 編集者 自著序跋 川端康成 編集中記 横光利一 『「近代文学」創刊のころ』のこと 埴谷雄高 〆切哲学 上林暁 手紙 昭和二十七年 扇谷正造 流感記 梅崎春生 歪んでしまった魂 胡桃沢耕史 編集者残酷物語 手塚治虫 似た者談義 憂世問答 深沢七郎×色川武大 編集者の狂気について 嵐山光三郎 〆切の謎をさぐれ!! 岡崎京子 パートナーの条件 阿刀田高 約束は守らなければなりません 永江朗 編集者をめぐるいい話 川本三郎 喧嘩 雑誌編集者の立場 高田宏 ドストエフスキー『賭博者』解説 原卓也 植字工悲話 村上春樹 Ⅲ章 〆切りなんかこわくない 私の発想法 山田風太郎 北国日記 三浦綾子 なぜ? 山口瞳 早い方・遅い方 笠井潔 早くてすみませんが…… 吉村昭 〆切り 北杜夫 「好色屋西鶴」書き始める 中島梓 何故、締切にルーズなのか 森博嗣 Ⅳ章 〆切の効能・効果 のばせばのびる、か 外山滋比古 勉強意図と締め切りまでの時間的距離感が勉強時間の予測に及ぼす影響 樋口収 子午線を求めて 跋 堀江敏幸 締切の効用 大澤真幸 〈ひとやすみ付録〉 締切意識度チェック まずは自分の性格を知ろう Ⅴ章 人生とは、〆切である イーヨーのつぼの中 小川洋子 自由という名の不自由 米原万里 書かないことの不安、書くことの不幸 金井美恵子 村の鍛冶屋 車谷長吉 大長編にも、数行の詩にも共通する文章の原則 轡田隆史 締め切りと枚数は守れ 池井優 締め切りまで 谷川俊太郎 作家の日常 星新一 明日があるのは若者だけだ。 黒岩重吾 時間について 池波正太郎 世は〆切 山本夏彦 作者おことわり 柴田錬三郎 著者紹介・出典 ❖『文章読本』発売遅延に就いて 谷崎潤一郎
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目の見えない白鳥さんとアートを見にいく|川内有緒
¥2,310
発行 集英社インターナショナル 判型 四六判 装丁 佐藤亜沙美(サトウサンカイ) 装画:朝野ペコ ページ数 336ページ ISBN 978-4-7976-7399-9 ¥2,100(本体)+税 発売日:2021年09月03日 見えない人と見るからこそ、見えてくる! 全盲の白鳥建二さんとアート作品を鑑賞することにより、 浮かびあがってくる社会や人間の真実、アートの力。 「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」 友人マイティの一言で、「全盲の美術鑑賞者」とアートを巡るというユニークな旅が始まった。白鳥さんや友人たちと絵画や仏像、現代美術を前に会話をしていると、新しい世界の扉がどんどん開き、それまで見えていなかったことが見えてきた。 視覚や記憶の不思議、アートの意味、生きること、障害を持つこと、一緒にいること。 そこに白鳥さんの人生、美術鑑賞をする理由などが織り込まれ、壮大で温かい人間の物語が紡がれていく。 見えない人とアートを見る旅は私たちをどこに連れていってくれるのか。 軽やかで明るい筆致の文章で、美術館めぐりの追体験を楽しみながら、社会を考え、人間を考え、自分自身を見つめ直すことができる、まったく新しいノンフィクション!
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Bach/Mora: Architects
¥4,400
出版社 : Watson-Guptill Pubns 発売日 : 1998/8/1 英語 ISBN-13 : 978-8425216909 1.5 x 23.29 x 30.43 cm ヤケ
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Cruz/Ortiz 1975-1995
¥7,700
出版社 : Birkhauser Verlag AG 発売日 : 1996/5/31 ドイツ語 175ページ ISBN-13 : 978-3764353605 21.16 x 1.22 x 27.94 cm 美本
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アスリープ|森泉岳土
¥1,980
SOLD OUT
発行 青土社 定価1,980円(本体1,800円) 発売日2021年7月13日 ISBN978-4-7917-7388-6 深い闇に火を灯す珠玉のマンガ作品。 アスリープ(ASLEEP)=「眠って」。かつて首都だった大きな都市に、最後に残ったのはひとりの女性だった――。墨を用いた独創的な手法で高い評価を得るマンガ家・森泉岳土による、待望の描き下ろし新作。 姿、カタチに囚われることなく 本質に触れるには そのものの響きや色を実際に体感することだと思う。 森泉岳土の線には その画を見つめる私たちの目に 寄り添ってくれる優しさがある。 四角四面に収まらない、ものごとの濃淡や 丁寧に掬わなければこぼれてしまう、儚さをはらんでいる。 それは私たちが諦めかけた夢だったり 前に進もうとしたときに転んでできた傷だったりする。 いまわたしたちは 対話や共鳴が必要なのだと思った。 心の不安を絵にしてくれて ありがとう岳土さん。向き合うべきことが分かりました! ――一青窈(歌手) アスリープの意味は、世界の終わりと死を覚悟して眠りにすべりこむような受動的消極性から、眠りをくぐりぬけて世界の再生を望見する能動的積極性へと一八〇度転換します。 なんとも心憎いラストです。 果ての見えないコロナ禍のなかで、今をこえて未来を指さすような励ましを感じました。 ――中条省平(仏文学者) [著者]森泉岳土(もりいずみ・たけひと) 1975年東京都生まれ。マンガ家。墨を使った独自の技法で数多くのマンガ、イラストレーションを発表している。著書に『爪のようなもの・最後のフェリー その他の短篇』(小学館)、『セリー』『報いは報い、罰は罰(上・下)』(以上、KADOKAWA)、文学作品のマンガ化に『村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」』『カフカの「城」他三篇』(以上、河出書房新社)などがある。
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英雄なんかどこにもいない|チャールズ・ブコウスキー
¥3,520
未収録+未公開作品集 中川五郎 訳 発行 青土社 定価3,520円(本体3,200円) 発売日2020年7月21日 ISBN978-4-7917-7293-3 ブコウスキーのすべてが濃密につまった奇跡の一冊 つねに社会を挑発し、不穏なまでに暴力的で、あらゆることを嘲り、当然ながらおそろしく不敬。しかし、それはいっぽうで恐怖や孤独あるいはコンプレックスを抱えながら生きていくひとつの術でもあった。あらゆる小さなものたちへの愛を忘れずに生きたアウトローが私たちに遺した反骨と慈愛にみちた悲しくも美しい珠玉の39編。 [著者]チャールズ・ブコウスキー (Charles Bukowski) 1920年ドイツ生まれ。3歳でアメリカに移住。LAシティ・カレッジ中退ののちアメリカ各地を放浪、24歳で最初の小説を発表するも一度、作家の夢をあきらめ、適当な仕事にありつきながら安宿に泊まりながら酒とギャンブルにあけくれた放浪生活を送る。1960年頃から郵便局に勤務しつつ創作活動をつづけ、1969年、ブラック・スパロー・プレスのジョン・マーティンに認められ、郵便局を退職し作家に専念。100冊に及ぶ著作があるといわれている。94年白血病によって死去。邦訳書に『ありきたりの狂気の物語』、『町でいちばんの美女』(以上、新潮文庫)、『勝手に生きろ!』、『ブコウスキーの酔いどれ紀行』、『死をポケットに入れて』(以上、河出文庫)、『ワインの染みがついたノートからの断片 未収録+未公開作品集』(青土社)など。 [訳者]中川五郎 (なかがわ・ごろう) 1949年大阪生まれ。フォークシンガー、訳詞家、音楽ライター、小説家、エッセイスト、翻訳家。主な著書に『七〇年目の風に吹かれ:中川五郎グレイテスト・ヒッツ』(平凡社)、『ロメオ塾』(リトルモア)、訳書に『ボブ・ディラン全詩集』(ソフトバンククリエイティブ)、チャールズ・ブコウスキー『詩人と女たち』『くそったれ!少年時代』『死をポケットにいれて』(いずれも河出文庫)、ボブ・ディラン『追憶のハリウッド’60s もうひとつのディラン詩集』(青土社)など多数。
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あの日の海|染野太朗
¥1,760
現代短歌クラシックス09 発行 書肆侃侃房 四六判変形/並製/168ページ 定価:本体1,600円+税 ISBN978-4-86385-497-0 C0092 装幀:加藤賢策 【収録歌より】 カーテンに春のひかりの添う朝(あした)はじめて見たり君の歯みがき 含み笑いをしながら視線逸らしたる生徒をぼくの若さは叱る さびしさを押しつけたから君はもう静かな海をぼくに見せない 掌(て)の中に燃ゆるさびしさ 点さんと花火さがせどさがせども闇 生徒らの脳に蛍があふれいて進学試験の教室ぬくし パキシルに統べられぼくの脳(なずき)にもセロトニン舞うゆあーんゆよーん 【著者プロフィール】 染野太朗(そめの・たろう) 一九七七年、茨城県生まれ。埼玉県に育つ。国際基督教大学教養学部卒、早稲田大学第二文学部卒。第一歌集『あの日の海』(本阿弥書店、二〇一一年)にて第十八回日本歌人クラブ新人賞、第二歌集『人魚』(角川書店、二〇一六年)にて第四十八回福岡市文学賞短歌部門を受賞。短歌同人誌「外出」「西瓜」同人。短歌結社「まひる野」編集委員。
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SAUNTER Magazine Vol.03
¥2,090
発行 kilty books 絵/イラスト 表紙:坂本慎太郎(ex. ゆらゆら帝国) 中面:佐藤剛 編集長・発行人: 国本真治 アートディレクター: 佐々木啓光 編集アドバイザー: 柴田隆寛 価格 1900円(税抜) ISBN 978-4991079238 旅のドキュメントマガジン、 日本屋久島発「サウンターマガジン」第3号! 特集「音楽で繋がる旅 / Music Takes Us on a Journey」 1. COVER STORY「音で繋がる屋久島」 その1) 「コムアイの屋久島 The Island Stays Alive」 旅人:コムアイ(水曜日のカンパネラ) 文:大石始 写真:中村力也 昨年、「Yakushima Treasure」というプロジェクトを立ち上げた、水曜日のカンパネラ。 ボーカリスト/主演であるコムアイは屋久島を訪れ、屋久島のさまざまなエッセンスを取り入れたサウンドと映像を作り上げました。 そのコムアイが屋久島を再訪。 彼女にとっての屋久島とは、そして音楽とは。 彼女が考えるニューノーマル時代、コロナ以降の音楽のあり方を見つめます。 その2) 「まぼろしの屋久島古謡「まつばんだ」を追って」 文:大石始 写真:中村力也 屋久島には「まつばんだ」と呼ばれる古謡があります。 ほとんど知られていませんが、屋久島はかつて琉球音階の北限でした。 どこからどうやって琉球音階が屋久島に伝わり、そして消えようとしているのか。 サウンターマガジンと、南西諸島の伝承歌を追いかけるライター大石始による壮大なプロジェクトとして、調査がスタートしました。 2021年発売予定の書籍のプロローグ的な内容となります。 2. Land with Divine Sound / 音と祈りの南インド 文・写真:井生明 タブラやシタールに代表されるインドの古典音楽。まず北インドのヒンドゥスターニー音楽と、南インドのカルナータカ音楽に分けられ、そこから先は研究者にしか分からぬほどに細分化されています。特にカルナータカ音楽に魅せられ、かつてチェンナイに住んでいたこともあるジャーナリスト/写真家の井生明が、南インド古典音楽の深淵なる世界を分かりやすく解説。 3. Delight In You / 偶然の庭(音楽フェスティバル紀行) 文・写真:長谷川祐也 クロアチア、ポルトガル、ハンガリー、ノルウェー、アメリカ、タイ、ネパール。世界のさまざまな場所で開催されるレイヴパーティ/音楽フェスティバルに足繁く通う写真家・長谷川祐也によるパーティフォト紀行。 4. haruka nakamura「旅の環/うたが何処かで」 文・写真:haruka nakamura haruka nakamuraの儚くも美しいピアノの音とリンクする自身撮影による写真と、心のうちが読み取れる詩/エッセイによる、音楽を巡る旅の記録/記憶。 エッセイ 宮沢和史(ex. THE BOOM) アン・サリー マヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN) 養老孟司
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SAUNTER Magazine Vol.02
¥1,760
発行 kilty books イラスト GOMA(ディジュリドゥアーティスト/画家) 三宅瑠人 編集長・発行人: 国本真治 アートディレクター: 佐々木啓光 編集アドバイザー: 柴田隆寛 価格 1600円(税抜) ISBN 978-4-9910792-2-1 特集1 「鹿児島アーキペラゴ」 COVER STORY 「鹿児島アーキペラゴ 屋久島から吐噶喇、奄美へ」 写真・文:石川直樹 屋久島南部にある私(編集長・国本)の自宅から海を眺めると、島影が見えます。 いつの頃からか、近くて遠いその島に行きたいと願うように。 それが吐噶喇列島の口之島と中之島であると知り、今回の特集企画がスタートしました。 世界自然遺産の屋久島から始まり、日本最後の秘境の一つ吐噶喇列島、そして近年観光地として注目を浴びる奄美群島へ。 それら鹿児島の島々を、ライフワークとして取材を続ける石川直樹が旅します。 石川直樹インタビュー:大石始 特集2 呼吸する旅「Journey of the Breath その1 「インド・マイソール ヨガのある暮らし」 文:更科有哉 写真:磯畑弘樹 インド南部の内陸にある小さな町マイソール。 アシュタンガヨガの聖地として知られ、世界中からヨギーやヨギーニたちが集まります。 日本人では数少ないアシュタンガヨガ正式指導者、更科有哉の2020年最新版滞在記です。 その2 「君が住む星 世界一周新婚旅行」 写真・文:中村力也 写真家・中村力也は長年付き合った彼女と結婚し、独立前の節目に1年間の世界一周の旅に出ました。 そんな旅先での妻を切り取ったプライベート旅日記。 この世界一周旅の写真集「NOTHING NEW」も同時発売します。 その3 「シャモニーモンブラン 山群の麓」 写真:加戸昭太郎 文:千葉妙 ヨーロッパアルプス最高峰モンブラン擁する、フランスのシャモニー。 ロープウェイは富士山より高い場所まで行くことができ、リフトや登山鉄道も整備されています。 ハードな登山をしなくても十分楽しめる山岳観光のメッカを歩いてみました。 エッセイ 養老孟司(解剖学者) GOMA(ディジュリドゥアーティスト/画家) 西畠清順(プラントハンター) 野口啓代(フリークライマー)