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open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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ヌーヴェル・ヴァーグの世界劇場 映画作家たちはいかに演劇を通して映画を再生したか 矢橋透
¥3,410
発売日:2018年02月23日 四六判|324頁|定価:3,100円+税|ISBN 978-4-8459-1714-3 ドゥミ、リヴェット、レネ、ゴダール、ロメール、シャブロル、そしてトリュフォー……。 ヌーヴェル・ヴァーグの映画たちは、いかに演劇/劇場としての世界を生きたのか? 「新しい波」から60年、映画と演劇の交錯を問い直し、これまでにないヌーヴェル・ヴァーグ像を描き出す画期的評論! 1950年代末に始まったフランスにおける、ゴダール、トリュフォーら新しい世代の監督たちによる映画革新運動、ヌーヴェル・ヴァーグ(=ニュー・ウェイヴ/新しい波)。映画史における最もシンボリックな出来事のひとつであり、そこで生まれた数多くの傑作群は、すでにそのはじまりから六〇年が経過しようとしている今もなお、世界中の映画作家/観客たちに影響を与え、その余波は世界中に拡散し続けています。 本書は、ヌーヴェル・ヴァーグを代表する映画監督7名の作品群をめぐって、それら映画作品への「演劇」の及ぼした影響を考察するなかで、その全体像をこれまでにない形で描き出します。各章ごとに一人の映画作家が主題となり、作家たちの個々の作品を精緻に分析します。 「映画と演劇」あるいは「映画における演劇性」という、映画史における一大テーマをめぐる本格的な論集であるとともに、ヌーヴェル・ヴァーグの全体像を掴む上でも、最良の入口となる一冊。 (フィルムアート社商品ページより)
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夢みる部屋 デイヴィッド・リンチ、クリスティン・マッケナ
¥4,950
山形浩生=訳・解説 発売日:2020年10月24日 A5判・上製|704頁|本体:4,500円+税|ISBN 978-4-8459-1829-4 世界中で大反響! 名匠・デイヴィッド・リンチの自伝、待望の翻訳! 異能の映画監督デイヴィッド・リンチの創造的な人生を、リンチ自身の言葉と、身近な同僚、友人、家族の言葉の両面からひもといていく、 いまだかつてないユニークな自伝! 本書は、比類なきビジョンを追求し続けてきたデイヴィッド・リンチの、映画、アート、音楽その他さまざまな「創作人生」と、彼が直面してきた苦悩や葛藤も明かされる、リンチにとって初めての伝記と回想録を融合させる試みである。 共著者のクリスティン・マッケナによる評伝のセクションは、元妻、家族、友人、俳優、代理人、そして映画制作の多様な分野で協働する同僚たち、総勢100人以上の登場人物からなる驚くほど率直なインタビューによって、パーソナルな「人間・リンチ」を浮き彫りにする。リンチ自身の回想のセクションは、叙情的で親密、そして何事もタブーにすることなくすべてを赤裸々に語る──過激なユーモアももちろん忘れない──パーソナルな考察であり、リンチの美的感覚や人生哲学にあふれている。 最も謎に包まれた、最も独創的な一人の表現者の、 人生と心の中にアクセスする、すべてのリンチ信者必読の歴史的な一冊。 リンチ自身が全自作を語る決定版! 鮮烈なデビュー作『イレイザーヘッド』(1977)から、出世作『ブルーベルベット』(1986)、社会現象になったテレビシリーズ『ツインピークス』(1990-1991)、『ロスト・ハイウェイ』(1997)、そして最新作『ツイン・ピークス The Return(邦題:リミテッド・イベント・シリーズ)(2017)等々リンチの全映画作品、さらにはデビュー前の初期作品や、知る人ぞ知る短編作品、コマーシャル、企画が頓挫し実現しなかった作品まで、すべてを語り尽くす! (フィルムアート社商品ページより)
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映画の言葉を聞く 早稲田大学「マスターズ・オブ・シネマ」講義録
¥3,080
SOLD OUT
安藤紘平、岡室美奈子、是枝裕和、谷昌親、土田環、長谷正人、元村直樹=編 発売日:2018年03月24日 A5判・並製|472頁|定価:2,800円+税|ISBN 978-4-8459-1710-5 「映画づくりは何を考えることから始まるのか?」 「良い脚本の条件とは?」「演技とは何か?」 「作品が世界を変えることはできるのか?」 名だたる巨匠から気鋭の若手まで、映画監督、俳優、テレビディレクター、プロデューサーなどの映像制作者たちが、実作をめぐって語る白熱の映画講義! 多彩な映像制作者たちをゲストに招き、制作にまつわる様々な事柄を語る早稲田大学の人気講義「マスターズ・オブ・シネマ」。本書は、2016年度、2017年度の全授業に加え、特に人気の高かった過去の講義の模様を収録。現場における知識や経験だけでなく、枠に囚われない考えや手法、作品の制作秘話などを、学生と対話しながら詳らかに明かしています。 より良い作品づくりのために、制作者たちは何を考え、実行してきたか。 その声に耳を傾けることで、映像をめぐる創作行為への入り口に立つことが出来ます。 学生のみならず、映像制作に関心のある方や従事者、それぞれの作品のファンにもおすすめしたい、映像業界にとって普遍的で実用的な一冊です。 [登壇者] 押井守/鈴木敏夫/古舘寛治/森達也/篠崎誠/山田キヌヲ/横浜聡子/李相日/真利子哲也/井上剛/杉野希妃/山崎貴/細田守/石井岳龍/荒木啓子/西川美和/是枝裕和/瀬々敬久/片渕須直/柄本明/北野拓/奥田庸介/熊切和嘉/石井裕也/池松壮亮/古谷敏/世武裕子/イザベル・ユペール/井浦新/濱口竜介/瀧本幹也/土井裕泰/佐野亜裕美/橋本忍/山田洋次/大林宣彦 (フィルムアート社商品ページより)
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Film Analysis 映画分析入門 マイケル・ライアン+メリッサ・レノス
¥2,640
SOLD OUT
田畑暁生=訳 発売日:2014年10月22日 A5判|256頁|定価 2,400円+税|ISBN 978-4-8459-1439-5 映画を多元的に読む── ワールド・スタンダードな「映画学の教科書」決定版 これまで映画の見方を指南する本は、技法の詳説に偏ったものや、高踏すぎる難解なものが多いのが現状でした。本書では、実際の映画作品を用いて「技法」と「批評」の両面から分析するテキストで構成されており、映画をトータルかつ客観的な視点から学習することができます。 第一部では、物理的な対象(カメラ、音、美術など)の「何を見ればいいのか」が語られ、第二部では、意味上の対象(歴史、政治、科学、思想など)を「どう見ればいいのか」が述べられており、豊富なスチルがそれらをさらに分かりやすく伝えます。 「映画を批評的に見るためには、どこから始めればいいか」という一歩進んだ映画に対する観点が、本書が伝えたいコアポイントです。「鑑賞のイージーさ」と「批評のハードさ」を繋ごうとする姿勢は、ただ単に映画を受容するだけではなく、鑑賞者や作り手に対して新しい視点や論点を与える1冊です。 (フィルムアート社商品ページより)
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映画を撮りながら考えたこと|是枝裕和
¥2,640
SOLD OUT
判型:四六判上製 頁数:416ページ 装丁:寄藤文平・鈴木千佳子(文平銀座) 発刊:2016年6月8日 ISBN:978-4-903908-76-2 C0074 『誰も知らない』『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』... 全作品を振り返り、探った、 「この時代に表現しつづける」 その方法と技術、困難、そして可能性。 構想8年の決定版 映画は百年の歴史をその大河にたたえながら悠々と僕の前を流れていた。(中略)「すべての映画は撮られてしまった」というような言説がまことしやかに語られていた八〇年代に青春期を送った人間にとっては、今自分がつくっているものがはたして本当に映画なのか? という疑いが常にある。しかし、そんな「うしろめたさ」も、そして血のつながりも越えて、素直にその河の一滴になりたいと僕は思ったのだ。 ――「あとがきのようなまえがき」より (ミシマ社商品ページより)
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誰も必要としていないかもしれない、映画の可能性のために 制作・教育・批評|諏訪敦彦
¥3,300
SOLD OUT
発売日:2020年01月16日 四六判|496頁|定価:3,000+税|ISBN 978-4-8459-1913-0 「監督」はピラミッドの頂点に君臨するような 存在であってよいのか? 映画の制度に挑戦し、その独自のスタイルが 世界を驚かせてきた映画監督・諏訪敦彦、初の単著! 制作、教育、広島、批評……作家としての信念を さまざまな切り口から浮かび上がらせるとともに、 西島秀俊、三浦友和が諏訪敦彦について語る 録り下ろしインタビューも収録。 映画の可能性を信じさせてくれる唯一無二の本! カンヌ国際映画祭やロカルノ国際映画祭で賞を獲得するなど世界的に高い評価を受けてきた諏訪敦彦。監督としてのみならず映画教育者としても広く活動し、注目を集めている。 6章構成の本書では、自身の歩みを振り返る書き下ろしの随筆、監督作について語ったインタビュー、教育への思いをつづった文章、出身地・広島を軸にしたエッセイ、北野武やペドロ・コスタなどを扱った映画評、西島秀俊や三浦友和といったキャストから見た諏訪に迫るインタビューなどを収録。制作現場、大学の教室、広島、映画館……さまざまな場所で展開された諏訪の思考が凝縮されており、その全貌を知ることができる。 序章として執筆された書き下ろしの回想は7万字(400字詰め原稿用紙170枚以上)を超える諏訪渾身の随筆になっている。ほかにカロリーヌ・シャンプティエの未邦訳のエッセイや、諏訪がフランスで発表した『蜂の巣の子供たち』(清水宏監督)の映画評などこの本でしか読めない文章が複数収録。 監督が「自分の思い描く世界」をキャストとスタッフを使い、フィルムの上に構成していくトップダウンな撮影現場を拒否し、映画の制作方法それ自体を模索してきた諏訪。それは効率を思考のベースにした際、経済的にも組織運営的にも非効率的なものでしかないのだろう。しかし、だからこそ新しい可能性に開かれているはずだ。 映画を志している人たちのみならず、ひろく創作に関わる人や教育者の方々など、多くの人に新たな発見を与える決定的な1冊! (フィルムアート社商品ページより)
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映画はいかにして死ぬか[新装版] 横断的映画史の試み|蓮實重彥
¥2,420
四六判・並製|298頁|本体:2,200+税|ISBN 978-4-8459-1810-2 フィルムアート社創立50周年記念復刊 映画の楽天性を慎ましく肯定する 明晰かつ挑発的。大胆かつ精細。 映画史を奔放に横断し咀嚼する蓮實流映画講義集、ついに復刊!! 「未だ現在進行形の「映画の死」。あなたは間に合ってしまった。とすれば、本書を読む以外の選択肢はない。」 ――濱口竜介(映画監督) わかりやすい言葉と魅力あふれる語り口で展開する「映画講義」。 レイ、ロージー、フラー、サーク、小津、トリュフォーなど、輝かしき饗宴を担った幾多の映画人たちへ深い追憶を捧げながら、大胆な省略と繊細な手さばきで、映画史の風土を滑走する鮮やかな一書。 (フィルムアート社商品ページより)
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シネマの記憶装置[新装版]|蓮實重彦
¥2,420
四六判・並製|308頁|本体:2,200+税|ISBN 978-4-8459-1811-9 フィルムアート社創立50周年記念復刊 映画、その甘美な苛酷さについて 「映画に対する言葉の敗北のささやかな記念碑」として編まれた、最も《幸福な》蓮實重彥の映画論集、待望の復刊!! 「79年。来るべき80年代に向けて悠々と蜂起された一個人による五月革命。あらゆるメディアが、最悪の記憶喪失装置と化した現在からパースペクティヴされる、一文字残らず金言だけで編まれた、まるで非現実のような最良の記憶喪失装置。」 ――菊地成孔(音楽家 / 文筆家) 創世記の映画から現代の映画までの、その膨大な<フィルム断片>を思考の経験として享受し、その一片一片を記憶の彼方から呼び寄せながら、幾多の作家、スター、そして夢のリールを回る幾多のシークエンスを、豊かな批評言語のなかに鮮やかに甦らせる映画論集。
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映画はどこにある インディペンデント映画の新しい波
¥2,860
寺岡裕治・森宗厚子=編 発売日:2014年02月01日 四六判|448頁 定価 2,600円+税 ISBN 978-4-8459-1306-0 映画を再起動(リブート)させる、10年代の顔たちが見つめるものは……? 今、あたらしい世代によるあたらしい「インディペンデント」映画が面白い。監督をはじめ、撮影や録音等の現場スタッフ、プロデューサー、配給宣伝まで、自らの声の届く小回りの利くチーム編成を組み、しなやかにかつしたたかに、自立的な方法論を駆使して映画を撮り、上映している。制度や場に合わせて映画を撮るのではなく、自分たちで制度や場を作って映画を撮り、上映し、そしてまた撮り続ける。その方法論にひとつの固定した解答はない。 本書では、この新しい映画シーンの勢いを形成している映画監督や現場スタッフ、さらには劇場関係者の証言を通して、彼らの考え方、生き方を浮かび上がらせませす。そして、現在の日本映画の状況や今後の展望、ひいては「作りながら生きていくこと」について、それぞれの形を提示します。 〈本書登場の監督・執筆者たち〉 富田克也/相澤虎之助/深田晃司/山崎樹一郎/真利子哲也/濱口竜介/三宅唱/山戸結希/松林要樹/木村文洋/リム・カーワイ/柴田剛 桑原広考/大澤一生/高木風太/岩永洋/黄永昌/島津未来介/根本飛鳥/今村左悶/直井卓俊/加瀬修一/岩井秀世/高野貴子/北條誠人/吉川正文/千浦僚/岡本英之/橋本侑生/塩田時敏/菅原睦子/鈴木並木/平野鈴/野本幸孝/岩崎孝正/オーディトリウム渋谷/ユーロスペース[渋谷]/ポレポレ東中野/K’s cinema[新宿]/名古屋シネマテーク/シネマスコーレ[名古屋]/第七藝術劇場[大阪] /シネ・ヌーヴォ[大阪]/横川シネマ[広島]/シネマルナティック[松山]/森宗厚子 (フィルムアート社商品ページより)
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そして映画館はつづく
¥2,200
フィルムアート社=編 発売日:2020年11月26日 四六版 336頁 定価 2,000円+税 ISBN 978-4-8459-2016-7 ——あなたにとって映画館とはどんな場所ですか? 劇場スタッフ、配給会社、関連機関、映画人の言葉から、いま改めて「映画館」を再考する。 私たちの日常に接し、私たちの記憶に結びつき、私たちの人生を彩る幾多の感動を与えてくれるその場所は、今、何を考え、何を求め、何をしようとしているのか。 映画館の昨日、今日、明日を読み解く。 そこにしかない出会いを求めて、映画館に行こう。 新型コロナウイルスに伴う一連の混乱から、映画興業の状況は明白に変化を迎えました。それは映画館という場だけに限るものではなく、映画館へと作品を広げる配給会社や映画を世に送る制作者、そして私たち観客にとっても地続きの問題であると考えられます。映画の流通をめぐる技術的な変容がこれまでにない速度で進む今日において、改めて映画館という場所を私たちが必要とする理由を見つめ直します。 本書では「映画館」という場所のこれまでのあり方と今後のあり方や、広く「映画」と「上映」をめぐる現状について、多くの方々から言葉を集めました。 全国の映画館支配人、代表、番組編成担当者に映画館をめぐる「これまで」と「これから」について話をうかがい、さらには映画館という場所への映画人による思いや期待、「配給」「上映企画」といったかたちで映画館の外側からかかわる方々、そして今回のコロナ危機をめぐっていち早くその支援に乗り出したミニシアター・エイド事務局の皆様の思いと展望まで。映画館という場をめぐる歴史を踏まえ、その今日的な課題や現状を見つめ直し、いま改めて映画館について考える一冊です。 (フィルムアート社商品ページより)
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フランシス・フォード・コッポラ、映画を語る ライブ・シネマ、そして映画の未来
¥2,310
フランシス・フォード・コッポラ=著|南波克行=訳 発売日:2018年09月25日 四六判|236頁 定価:2,100円+税 ISBN 978-4-8459-1803-4 『地獄の黙示録』『ゴッドファーザー』の巨匠は、映画のデジタル時代にいったい何を模索しているのか? コッポラ最後のプロジェクトと喧伝される、未だ謎に包まれた「ライブ・シネマ」についての構想を通して、幼年時代における映画/テレビとの出会いから最先端技術との格闘に至るまで、コッポラ自身の私的な映像史をめぐる決定的な一冊。 「ライブ・シネマ」は、「映画/テレビ/演劇が混在し合ったもの」としての今日の映画の新たな可能性を押し広げようとするプロジェクト。現代を代表する巨匠が若者たちと共同で新たな方法を模索していることで話題になっています。 自身の生い立ちや、これまでの映画との向き合い方、そして映像制作における実践について語る本書は、20世紀アメリカにおける巨匠の人生を総括する一冊として、世代を越えて語り継がれるであろうバイブルです。 (フィルムアート社商品ページより)
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眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』 福尾匠
¥2,420
SOLD OUT
発売日:2018年07月26日 四六判・並製|304頁|定価:2,200+税|ISBN 978-4-8459-1704-4 20世紀最大の哲学者、ジル・ドゥルーズが著した芸術と哲学をめぐる二巻本『シネマ』。 本書は、『シネマ』にとって、映画は哲学の「フッテージ(footage)」、つまり「思考の素材=足場」であると捉えなおすことから議論を開始する。 その映画というフッテージに、もうひとりの重要な哲学者となるアンリ・ベルクソンの哲学が流しこまれる。そのとき映画はイメージ=映像による〈思考〉の実践として立ち現れてくるのだ。 『シネマ』と映画の関係、ドゥルーズとベルクソンの関係というふたつの問いは、哲学にとって「見る」ことと「読む」ことがいかにして概念の創造へと導かれるかということを指し示している。 映画という特殊な経験のシステムから立ちあがる、イメージがそれ以上でもそれ以下でもなく見たままで現れる地平、「眼がスクリーンになるとき」とはどのようなことか。 そのとき観客である私たちはどんな存在へと生成するのか。 また、「私は素朴な観客です」というドゥルーズの言葉どおり、「見たまま」を肯定する態度は、ドゥルーズの哲学の創造性とどのようなつながりがあるのだろうか。 映画から哲学へ、哲学から映画へ、まっすぐに『シネマ』の核心へとスリリングに論じぬく、新鋭のデビュー作 ! (フィルムアート社商品ページより)
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アピチャッポン・ウィーラセタクン 光と記憶のアーティスト
¥3,520
SOLD OUT
夏目深雪、金子遊=編著、執筆者:相澤虎之助、アピチャッポン・ウィーラセタクン、飴屋法水、綾部真雄、伊藤俊治、岩城京子、カレン・ニューマン、北小路隆志、キュンチョメ、佐々木敦、高野秀行、トニー・レインズ、中村紀彦、福島真人、福冨渉、福間健二、港千尋、四方田犬彦、渡邉大輔 発売日:2016年12月21日 A5判・並製|352頁|定価:3,200円+税|ISBN 978-4-8459-1617-7 映画ファンや映画研究者のみならず、全世界を注目させ続けているアピチャッポン・ウィーラセタクン。本年(2016年)は、全劇場長編作の特集上映が実施され、3月には新作『光りの墓』公開、さいたまトリエンナーレへの参加、そして12月には東京都写真美術館での個展が開催されるなど、各所から注目を集めている。 本書では、映画論に加え、アートと文化人類学を軸に、英語・タイ語論考の翻訳も交えながら、アジアのみならず世界の映画を代表する作家を多角的に解析。 精霊/幽霊や王室、または固有の民族などのタイ文化に着目する文化人類学の観点や、映画と並行して創作しているヴィデオ・インスタレーションを中心としたアピチャッポン作品のアート的側面を論じつつ、映画作品の特定のシーンを分析することで、彼の作品世界で何を描こうとしているのか、その全貌を明らかにする。 全長編作品を語る本人のインタビューと詳細な作品ガイドも収録! (フィルムアート社商品ページより)
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汽水|詩・若尾真実/写真・田野英知
¥4,070
SOLD OUT
詩 若尾真実 写真 田野英知 装丁 古本実加 装画 平岡瞳 印刷 藤原印刷 2021年4月7日 発行 A5変型 80頁 上製本 自然と人為が織りなす何気ない神秘、そしてそれらが気づかせてくれる普遍の真理を、写真と言葉で描写したアートブック。 (汽水商品ページより)
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たぷの里|藤岡拓太郎
¥1,320
SOLD OUT
対象年齢 赤ちゃんから君まで あの『夏がとまらない』のギャグ漫画家、 藤岡拓太郎の初めての絵本です。 何度読んでも笑える不思議なリズムです。 作者コメント 大げさじゃなく、赤ちゃんからおばあまで、おかんもおとんも浪人生も笑う絵本を作ろうと思いました。大人になって絵本から遠ざかっていた僕を笑わせてくれた長新太さんの絵本のように、この絵本も色んな人を笑わせてくれればうれしいです。たぷの里の腹を君にものせたい。 「たぷの里」特設ページでは試し読みのほか、藤岡拓太郎によるエッセイ「たぷの里のこと」を公開中! https://www.takutaro.com/tapunosato/ (ナナロク社商品ページより)
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もう一度 倫敦巴里|和田誠
¥2,420
SOLD OUT
デザイン協力:大島依提亜 仕様:A5判 上製 カラー多数 176ページ 発刊:2017年1月 ISBN:978-4-904292-71-6 C0095 和田誠、1977年初版の伝説的名著『倫敦巴里』が、 未収録作を加え、『もう一度 倫敦巴里』としてついに復活! 川端康成の『雪国』を、もし植草甚一が、野坂昭如が、星新一が、長新太が、横溝正史が書いたとしたら。(『雪国』文体模写シリーズ) イソップの寓話「兎と亀」をテーマに、もし黒澤明が、山田洋次が、フェリーニが、ヒッチコックが、ゴダールが映画を作ったとしたら。(「兎と亀」シリーズ) ダリ、ゴッホ、ピカソ、シャガール、のらくろ、ニャロメ、鉄人28号、星の王子さま、ねじ式、007、「雪国」……数々の名作が、とんでもないことに!? 谷川俊太郎、丸谷才一、清水ミチコ、堀部篤史(誠光社)の書き下ろしエッセイを収録した特製小冊子付(※丸谷才一さんのエッセイのみ、再録となります)。 ※本書は、1977年8月、話の特集より刊行された『倫敦巴里』に新たに「『雪国』海外篇」「雪国・70年2月号・72年11月号・73年12月号・75年2月号・77年2月号のつづき」を加え、再編集したものです。著者監修のもと、原画がカラーで描かれていた作品は、カラーで掲載しています。 (ナナロク社商品ページより)
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NEUTRAL COLORS 1
¥2,640
SOLD OUT
装丁:加納大輔 編集:加藤直徳 発行:NEUTRAL COLORS 判型:B5正寸 257 x 182 x 15㎜ 項数:232ページ 価格 2,400円+税 ISBN 978-4-909932-03-7 NEUTRAL、TRANSIT、ATLANTISを生み出してきた編集者による集大成的な作品。世界初(?)、オフセット印刷とリソグラフ印刷を5000部融合させた、オルタナティブな雑誌です。創刊号の特集は「人生とインド」。タラブックスの絵本が生まれる現場密着取材や、伝説のインド料理店「砂の岬」の店主日記、ユザーンによるタブラ修行日誌……などなど、インドが人生に張り付いてしまった人の、“超個人的”な想いが迸る内容です。最新の印刷技術と手作業が混じり合ったとき、唯一無二の雑誌が生まれました。 (NEUTRAL COLORS 商品ページより)
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NEUTRAL COLORS 2
¥2,750
● ステッカー付 『NEUTRAL COLORS 2』 著者:加藤直徳 発売日:2021年4月25日 販売価格:2500円+税 ISBN:978-4-909932-06-8 C0400 NEUTRAL、TRANSIT、ATLANTISを生み出してきた編集者による集大成的な作品。世界初(?)、オフセット印刷とリソグラフ印刷を5000部融合させた、オルタナティブな雑誌です。創刊号の特集は「人生とインド」。タラブックスの絵本が生まれる現場密着取材や、伝説のインド料理店「砂の岬」の店主日記、ユザーンによるタブラ修行日誌……などなど、インドが人生に張り付いてしまった人の、“超個人的”な想いが迸る内容です。最新の印刷技術と手作業が混じり合ったとき、唯一無二の雑誌が生まれました。 2 号の特集は「学校」 編集長自ら数十年ぶりに小学校を訪ねる物語。 与謝の海支援学校で教育の原点を見つめ、 ドイツでシュタイナー教育の魔法を知る。 ミャンマーのヒップホップシーンの多様な色彩、 京大吉田寮のブラックホールに闖入する。 現役の先生によるぶっちゃけ話は 2 万字を超え、 移民の子孫が学校で踊る。 その他、アイスランド、鹿児島、ブラジル... どこまでも「超個人的な」が内容が続く。 (NEUTRAL COLORS 商品ページより)
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新短歌教室の歌集 1
¥1,760
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監修:岡野大嗣、木下龍也 装丁:名久井直子 刊行:ナナロク社 発売:2021年5月上旬 限定2000部 定価:1,600円+税 判型:B6変形 角背上製 200頁 ISBN:978-4-86732-003-7 C0092 歌人の岡野大嗣と木下龍也による「新短歌教室」から、一冊の「歌集」が生まれました。装丁は名久井直子さん。水色の紙クロスに銀の箔押しが光ります。60名の歌人による360首と、ふたりの講師による一首評120本を収録。歌人の輝きを凝縮させた、この世界に2000部のみの歌集です。 造本上の特徴について: 全面を一度に箔押しするためと、そもそも表紙の紙に凹凸があることで、写真(書籍写真のいちばん最後です)のように箔に穴のように欠ける箇所がどうしても生まれます。図柄のモチーフは5角形と7角形の鉱物なので、用紙は変えず、自然な傷としてデザイン上でも意図的に残しております。 (ナナロク社商品ページより)
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ソ連メロディヤ・ジャズ盤の宇宙
¥2,200
SOLD OUT
岡島豊樹 編纂 小B6判並製:288頁(うち、カラー口絵32頁) 発行日:2021年4月下旬 本体価格:2,000円(+税) ISBN:978-4-910065-05-2 いまだ全貌把握の困難なソヴィエト連邦の国営レコード会社=メロディヤ(Μелодия)。一説によると400枚近くあると言われるメロディヤ・ジャズ盤の主要タイトルをほぼ網羅し、充実の解説とともに紹介する世界初のソ連ジャズ・ディスクガイド。1964年メロディヤ設立から1991年ソ連解体までの四半世紀あまり、15の共和国を有する巨大な多民族共産主義国家ではどのようなジャズのレコードが作られていたのか。鉄のカーテンの隙間から覗き見る米国のスタイルを規範としながら、いまや世界音楽となったジャズは冷戦体制下の微妙な蠢きとして多様な発展を遂げていた。「ジャズはオデッサで生まれた」と豪語したレオニード・ウチョーソフから「ジャズは死んだ」と言い放ったセルゲイ・クリョーヒンまで、レコード盤に刻まれた知られざるジャズ史。 (カンパニー社商品ページより)
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intimacy|森栄喜
¥4,180
SOLD OUT
装丁:森大志郎 仕様:A4判変型 上製 264ページ 発刊:2013年12月 ISBN:978-4-904292-39-6 C0072 一秒一秒が愛おしい 夏から新しい夏へ、 一年間の記録。 ただ空気と、その中に。 何気ない日常を切り取る この絶対の孤独と、この狂気は なんだ……. ―山本 耀司(ファッションデザイナー) 、帯文より 森栄喜の写真たちに潜在し 変容する「退屈さ」の充実した時間を、これまで誰が、 これほどの率直さと洗練において写真に撮りえただろうか。 ここには、かけがえのないまばゆい生の一瞬が息づいている。 ―新城郁夫(琉球大学教授)、巻末論考より (ナナロク社商品ページより)
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田村隆一詩集 言葉のない世界
¥2,420
SOLD OUT
A5判/上製本/カバー装/本文48頁/本文2色刷 2200円(本体価格・税別) 2021年4月14日刊 ISBN978-4-89629-390-6 C0092 詩人・田村隆一の第2詩集『言葉のない世界』は、全10篇、48ページの薄い詩集だが、1962年刊行以後、名詩集との評価を不動のものとしてきた。 本書は、この昭森社版のオリジナルを約60年ぶりに新装復刊。硬質な激しい言葉で詩の在り処と生の意味を問いかけるこの詩篇たちは、今の私たちの心をあつく揺さぶり、勇気と詩を読む喜びとを与えてくれる。 栞にミュージシャン曽我部恵一による「ぼくらには詩が必要だ」。 装幀は水戸部功。 (港の人商品ページより)
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時代劇聖地巡礼 春日太一
¥1,980
判型:四六判並製 頁数:256ページ(うち、カラーページ64ページ) 装丁:尾原史和(BOOTLEG) 発刊:2021年4月20日 ISBN:978-4-909394-50-7 C0095 あの江戸の景色は京都にあり。 時代劇研究家が京都・滋賀のロケ地41カ所を実際に巡り、うなり、歓喜し、記した文と写真。 ・「彦根城」は、「江戸城」「赤穂城(忠臣蔵)」「岐阜城(信長のシェフ)」などに変身 ・『鬼平犯科帳』のオープニング・タイトルバックは「下鴨神社」 ・「妙心寺」は『八丁堀の七人』『壬生義士伝』大河ドラマ『新選組!』などで、武家屋敷や寺町に変化…etc. 本書は、少しでも時代劇をご覧になった方なら「あ、ここ、時代劇で見た場所だ!」と思えるような、京都とその周辺のロケ地の数々を皆さまにご紹介。お馴染みの観光地から、何気なく通り過ぎてきた場所まで、「時代劇のロケ地」という切り口を差し込むだけで、「江戸の景色」に変貌するのです。(序章より抜粋) 現代にいながら時代劇の世界へトリップ! 時代劇ファン垂涎の一冊。 (ミシマ社商品ページより)
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空とぶ猫|北村太郎
¥1,760
四六判変型/並製本/カバー装/本文160頁 1600円(本体価格・税別) 2021年4月20日 ISBN978-4-89629-393-7 ミル、チャーコ、クロ、レッディ、ミンミン、 ミー、虎造、スー、サブロー、ゴロー、タラ、 そしてたくさんの名もなき猫たち……。 猫は来て、猫は去ってゆく。 猫を愛し、猫の観察者であり続けた 詩人・北村太郎が生涯にわたって書いた 猫の詩と猫のエッセー。 巻末に、晩年に同居した田村和子によるエッセー 「タローさんとサブロー」を収録。 著者と猫の写真、著者自身による猫の絵も多数収録。 (港の人商品ページより)